Linux用のTomcatバンドルのインストール

Tomcatバンドルをインストールするには、Studioアプリケーションを解凍してから、Studioコンポーネントを追加します。

Linux用のStudio Tomcatバンドルのダウンロード・ファイルには次のファイルが含まれています。

StudioのLinux用のTomcatバンドルをインストールする手順は次のとおりです。

  1. 選択したディレクトリに、EID_3.0.x_Studio_portal.tgzを解凍します。

    そのディレクトリ内にendeca-portalというディレクトリが作成されます。

    ファイルの解凍先として、Oracle/Endeca/Discovery/3.0.0/ディレクトリを作成しておくことをお薦めします。

  2. EID_3.0.x_Studio_components.zipから.warファイルを解凍して、endeca-portal/deployディレクトリに置きます。.warファイルは、endeca-portal/deployのルートにあります。サブディレクトリは存在しないはずです。
    注意:このディレクトリには、ポータルに必要なフックとレイアウトがすでに含まれています。これらのファイルは、EID_3.0.x_Studio_components.zip内のバージョン・ファイルで安全に上書きできます。
  3. 環境変数CATALINA_HOMEがすでに設定されている場合、新しくインストールしたTomcatディレクトリを指すように更新します。
  4. JAVA_HOME環境変数が、有効な1.6 JREを指すように設定されていることを確認します。
  5. ポータルのTomcatインスタンスを起動するには、endeca-portal/tomcat-6.0.36/bin/startup.shを実行します。
    注意: サーバーの起動には、数分かかる場合があります。ログ・メッセージを確認することで、このプロセスがいつ完了したかを調べられます。
  6. アプリケーションが実行されていることをテストするには、ブラウザでポータル(http://localhost:8080/)に移動します。次のデフォルトの資格証明を使用してログインします。
    フィールド
    ログイン: admin@oracle.com
    パスワード: Welcome123
    パスワードの変更をすぐに要求されます。新しいパスワードには、次のものを含める必要があります。
    • 6文字以上
    • アルファベット文字以外を最低1つ
  7. オプションで、log4jロギングを設定できます。log4jには、オープンソース・ユーティリティを使用した、構成可能なJavaベースのロギング機能が用意されています。
    注意: Studioロギングの詳細は、Studio管理およびカスタマイズ・ガイドを参照してください。