Windows用のTomcatバンドルのインストール

Tomcatバンドルをインストールするには、Studioアプリケーションを解凍してから、Studioコンポーネントを追加します。

Windows用のStudio Tomcatバンドルのダウンロード・ファイルには次のファイルが含まれています。

Studio Tomcatバンドルをインストールする手順は次のとおりです。

  1. 選択したディレクトリに、EID_3.0.x_Studio_portal.zipを解凍します。

    そのディレクトリ内にendeca-portalというディレクトリが作成されます。たとえば、C:で解凍すると、Information Discovery StudioはC:\endeca-portalにインストールされます。

    ファイルの解凍先として、C:\Oracle\Endeca\Discovery\3.0.0\ディレクトリを作成しておくことをお薦めします。

  2. EID_3.0.x_Studio_components.zipから.warファイルを解凍して、endeca-portal\deployディレクトリに置きます。

    .warファイルは、endeca-portal\deployのルートにあります。サブディレクトリは存在しないはずです。

    注意:このディレクトリには、ポータルに必要なフックとレイアウトがすでに含まれています。これらのファイルは、EID_3.0.x_Studio_Components.zip内のバージョン・ファイルで安全に上書きできます。
  3. 環境変数CATALINA_HOMEまたはJAVA_HOMEがすでに設定されている場合、新しくインストールしたTomcatディレクトリと有効な1.6 JREを指すように、それらを更新します。

    たとえば、CATALINA_HOMEC:\<path_to_endeca-portal>\tomcat-6.0.36に、JAVA_HOMEC:\<path_to_endeca-portal>\tomcat-6.0.36\jre1.6.0_21\winにそれぞれ設定します。

    これらの環境変数を設定していない場合は、設定しないでそのままにしておけます。

  4. ポータルのTomcatインスタンスを起動するには、endeca-portal\tomcat-6.0.36\bin\startup.batを実行します。
    注意: サーバーの起動には、数分かかる場合があります。ログ・メッセージを確認することで、このプロセスがいつ完了したかを調べられます。Studioの実行中は、Tomcatウィンドウを閉じないでください。
  5. アプリケーションが実行されていることをテストするには、ブラウザでポータル(http://localhost:8080/)に移動します。次のデフォルトの資格証明を使用してログインします。
    フィールド
    ログイン: admin@oracle.com
    パスワード: Welcome123
    パスワードの変更をすぐに要求されます。新しいパスワードには、次のものを含める必要があります。
    • 6文字以上
    • アルファベット文字以外を最低1つ
  6. オプションで、log4jロギングを設定できます。log4jには、オープンソース・ユーティリティを使用した、構成可能なJavaベースのロギング機能が用意されています。
    注意: Studioロギングの詳細は、Studio管理およびカスタマイズ・ガイドを参照してください。