Studioは、専用のWebLogicドメインにインストールする必要があります。競合を回避するために、そのドメインにはその他のアプリケーションを含めることはできません。Endeca Serverと同じWebLogic ServerのインスタンスにStudioをインストールしている場合でも、Studio用の別のドメインを作成する必要があります。
WebLogicドメインの作成と構成、およびそのドメインが使用中でないことを確認する手順は次のとおりです。
Windowsの場合:
C:\Oracle\Middleware\wlserver_10.3\common\bin
Linuxの場合:
$MW_HOME/wlserver_10.3/common/bin
Windowsの場合:
config.cmd
Linuxの場合:
./config.sh
構成ウィザードの「ようこそ」ページが表示されます。
パスワードは8文字以上にする必要があります。
「ドメインの作成中」ページで、「ドメインの作成が完了しました。」というメッセージが表示されると、ドメイン作成のプロセスが終了します。
このファイルは、ドメイン・ディレクトリのbinサブディレクトリ(<MiddlewareHomeDirectory>/user_projects/domains/endeca_studio_domain/bin/)にあります。
setDomainEnv.cmd(Windows)の場合、
set JAVA_OPTIONS=-DUseSunHttpHandler=true -Djavax.xml.transform.TransformerFactory=com.sun.org.apache.xalan.internal.xsltc.trax.TransformerFactoryImpl -Djavax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory=com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.DocumentBuilderFactoryImpl -Djavax.xml.parsers.SAXParserFactory=com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.SAXParserFactoryImpl
setDomainEnv.sh(Linux)の場合、
JAVA_OPTIONS="-DUseSunHttpHandler=true -Djavax.xml.transform.TransformerFactory=com.sun.org.apache.xalan.internal.xsltc.trax.TransformerFactoryImpl -Djavax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory=com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.DocumentBuilderFactoryImpl -Djavax.xml.parsers.SAXParserFactory=com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.SAXParserFactoryImpl" export JAVA_OPTIONS
このガイドからコピー・アンド・ペーストを行う場合は、ファイルにテキストをペーストした後で改行を削除してください。
<MiddlwareHomeDirectory>\user_projects\domains\endeca_studio_domainで、startWebLogic.cmd(Windowsの場合)またはstartWebLogic.sh(Linuxの場合)を実行します。
「ページが見つかりません」(404)というエラーが表示され、ドメインのルート・コンテキストにアプリケーションがない場合は、Studioのインストール・プロセスを続けることができます。
以前にデプロイしたStudioアプリケーションのログイン・ページが表示される場合は、そのアプリケーションをアンデプロイします。
別のアプリケーションが表示される場合は、WebLogic Consoleにログインして、そのアプリケーションを削除するか、WebLogic Serverインスタンスからそのターゲット設定を解除します。
たとえば、よく競合アプリケーションになることがあるOracle Enterprise Managerでは、アプリケーションが/emにデプロイされるだけではなく、ルート・コンテキストにもFMW Welcome Page Applicationがインストールされます。
StudioのWebLogicドメインの作成後は、Studioの.earファイルをデプロイできます。「WebLogicドメインへのStudioのデプロイ」を参照してください。