サービス・インストールのトラブルシューティング

サービスが正常にインストールされたのに起動しない場合は、ここでの手順でトラブルシューティングできます。

Tomcatサービスおよびサービス・モニターの使用方法の詳細は、 http://tomcat.apache.org/tomcat-6.0-doc/windows-service-howto.htmlを参照してください。

トラブルシューティング中には、ログ・ファイル(endeca-portal\tomcat-6.0.36\logs\jakarta_service*.log)内の該当するメッセージを確認してください。

サービスが起動しない場合は、次の手順を実行します。

  1. サービス・インストーラとモニター・ファイルを手動でダウンロードした場合、次の適切なバージョンのTomcatダウンロード・ファイルを使用していることを確認します。
    • Tomcatバージョン6.0.x
    • 32ビットJVM(バンドルされたJVMを含む)の場合、apache-tomcat-6.0.x-windows-x86.zip
    • 64ビットJVMの場合、apache-tomcat-6.0.x-windows-x64.zip
  2. バンドルされたJVMを使用していない場合は、JAVA_HOME環境変数がJDKの場所に設定されていることを確認してください。

    デフォルトでは、service.batによって%JAVA_HOME%\jre\server\jvm.dllが検索されます。

    サービスをインストールした後にJAVA_HOMEを変更する手順は次のとおりです。
    1. サービスをアンインストールします。サービスをアンインストールするには、service.bat removeコマンドを実行します。
    2. JAVA_HOMEを更新します。
    3. サービスを再インストールして再起動します。
  3. JVMの場所を指すように、Tomcatサービス・モニターが構成されていることを確認します。
    1. モニターの実行可能ファイルをダブルクリックします。
    2. プロパティ・ダイアログで、「Java」タブをクリックします。
    3. 「デフォルトを使用」の選択を解除します。
    4. Java仮想マシンフィールドで、jvm.dllへのパスを指定します。

      バンドルされたJVMでは、このファイルはendeca-portal\tomcat-6.0.x\jre1.6.0_x\win\bin\client\jvm.dllになります。

      バンドルされたJVMを使用していない場合は、JVMへのパスを設定します。

    5. 「OK」をクリックします。
  4. Tomcatサービス・モニターを使用して、Javaの起動モードと停止モードを設定します。
    1. モニターの実行可能ファイルをダブルクリックします。
    2. プロパティ・ダイアログで、起動タブをクリックします。
    3. 「モード」ドロップダウン・リストで、「Java」を選択します。
    4. 「停止」タブをクリックします。
    5. 「モード」ドロップダウン・リストで、「Java」を選択します。
    6. 「OK」をクリックします。