Endeca Serverクラスタへのデータソースの接続

Endeca Serverでは、クラスタ構成を使用できます。Endeca ServerクラスタをStudioとともに使用するように構成する場合は、常にクラスタの前にロード・バランサを設置する必要があります。クラスタの前にロード・バランサを設定する方法など、Endeca Serverのクラスタ化の詳細は、『Oracle Endeca Serverクラスタ・ガイド』を参照してください。

クラスタに接続するためのデータソースの定義設定

Oracle Endeca Serverクラスタに接続するデータソースの定義を構成する場合の、関連する設定は次のとおりです。

データソース設定 説明
server 必須。ロード・バランサのサーバー。
port 必須。ロード・バランサのポート番号。
dataDomainName 必須。データ・ドメインの名前。
sslConfig オプション。ロード・バランサへの接続のSSL設定(該当する場合)。次の設定が含まれます。
  • caFile: トラストストア・ファイル
  • caPassword: トラストストア・パスワード

    「データ・ソース定義」ダイアログでは、データソースを保存すると、caPassword************とマスクされます。また、その値もStudioデータベースで暗号化されます。

  • certFile: キーストア・ファイルの名前。
  • certPassword: キーストア・パスワード。

    「データ・ソース定義」ダイアログでは、データソースを保存すると、certPassword************とマスクされます。また、その値もStudioデータベースで暗号化されます。

Endeca Serverクラスタに接続されたデータソースの例

次のデータソースはクラスタに接続するように構成されています。
{
 "server":"loadbalancer1.acme.com",
 "port":"7002",
 "dataDomainName":"acmeDB",
 "sslConfig": {
        "caFile":"truststore.ks",
        "caPassword":"************",
        "certFile":"keystore.ks",
        "certPassword":"************"
        }
  "name":"Sales Data",
}