Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementサードパーティ・アプリケーション・サーバー・ガイド 11gリリース2 (11.1.2.1.0) B72797-01 |
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この付録では、Oracle Fusion Middleware用に構成されているIBM WebSphereセルを管理するときに表示されるFusion Middleware Controlページで使用可能な機能とオプションについて説明します。
この付録では、次の内容を説明します。
セル・ホームページは、次のリージョンに分かれています。
セル・ホームページの「Summary」リージョン
セル・ホームページの「Summary」リージョンには、対象セルの一般情報、およびIBM WebSphere管理コンソールへのリンクが表示されます。これらを使用して、セルを管理できます。
表A-1は、「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールドについて説明しています。
表A-1 「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールド
項目 | 説明 |
---|---|
Cell Name |
Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用してセルが構成されたときにセルに指定された名前。 |
Version |
セルの構成に使用されたIBM WebSphereのバージョン。 このバージョン番号によって、IBM WebSphereインストールに適用されているパッチ・セットを識別することもできます。 |
Administrative Console Port |
IBM WebSphere管理コンソールへのアクセスに使用される非セキュア・ポート。特に、これは、次のURLのWC_Adminhost_portによって特定されるポートです。 http://hostname:WC_Adminhost_port/ibm/console |
Administrative Console Secure Port |
IBM WebSphere管理コンソールへのアクセスに使用されるセキュア・ポート。特に、これは、次のURLのWC_Adminhost_secure portによって特定されるポートです。 https://hostname:WC_Adminhost_secure_port/ibm/console |
SOAP Connector Port |
Simple Object Access Protocol (SOAP)経由の管理サーバーとの通信に使用されるポート。 |
Bootstrap Port |
これは、管理サーバーのブートストラップ・ポートの値です。このポートは、IBM WebSphere Application Clientソフトウェアのインストール時およびIBM WebSphere |
Deployment Mode |
IBM WebSphereソフトウェアのデプロイメント・モード。 たとえば、このフィールドは、IBM WebSphere Application Server - Network DeploymentインストールとIBM WebSphere Application Serverデプロイメントのいずれであるかを示します。 |
セル・ホームページの「Deployments」リージョン
このリージョンには、セル内のサーバーにデプロイされているアプリケーションがリストされます。各アプリケーション・デプロイメントが、デプロイメント名、ステータスおよびデプロイメントが実行されているターゲット・サーバーとともにリストされます。
アプリケーション・デプロイメントの名前をクリックするとWebSphereアプリケーション・デプロイメント・ホームページが表示され、各アプリケーション・デプロイメントの詳細が示されます。
グラフによって、停止していて使用できないデプロイメントと対比して、現在稼働中のデプロイメントの割合が示されます。
内部アプリケーションは、Oracle Fusion Middlewareに必要なアプリケーションです。内部アプリケーションは、自動的にデプロイされ、セルにインストールして構成したOracle Fusion Middleware製品に必要です。
セル・ホームページの「Servers」リージョン
このリージョンには、セル内のサーバーがリストされます。グラフによって、停止していて使用できないサーバーと対比して、現在稼働中のサーバーの割合が示されます。
サーバーごとに、リージョンにはサーバー名、ステータス、およびサーバーがクラスタに属している場合はそのクラスタの名前がリストされます。
セル・ホームページの「Clusters」リージョン
このリージョンには、セル内に現在構成されているクラスタがリストされます。クラスタごとに、クラスタ名、ステータスおよびクラスタ内のサーバーのリストが表示されます。
WebSphereアプリケーション・サーバー・ホームページは、次のリージョンに分かれています。
WebSphereアプリケーション・サーバー・ホームページの「Summary」リージョン
WebSphereアプリケーション・サーバー・ホームページの「Summary」リージョンには、対象サーバーの一般情報、およびIBM WebSphere管理コンソールへのリンクが表示されます。これらを使用して、サーバーを管理できます。
表A-2は、「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールドについて説明しています。
表A-2 アプリケーション・サーバー・ページの「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールド
項目 | 説明 |
---|---|
Cell Name |
Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用してセルが構成されたときにセルに指定された名前。 |
Node Name |
対象のサーバーが含まれるノードの名前。 |
Version |
セルの構成に使用されたIBM WebSphereのバージョン。 このバージョン番号によって、IBM WebSphereインストールに適用されているパッチ・セットを識別することもできます。 |
WebSphere Home |
現在のIBM WebSphereソフトウェアがインストールおよび構成されているディレクトリのフルパス。 |
Host |
サーバーが現在実行されているホストの完全修飾名。 |
WebSphereアプリケーション・サーバー・ホームページの「Deployments」リージョン
このリージョンには、対象のサーバーにデプロイされているアプリケーションがリストされます。各アプリケーション・デプロイメントが、デプロイメント名とステータスとともにリストされます。
アプリケーション・デプロイメントの名前をクリックするとWebSphereアプリケーション・デプロイメント・ホームページが表示され、各アプリケーション・デプロイメントの詳細が示されます。
グラフによって、停止していて使用できないデプロイメントと対比して、現在稼働中のデプロイメントの割合が示されます。
内部アプリケーションは、Oracle Fusion Middlewareに必要なアプリケーションです。内部アプリケーションは、自動的にデプロイされ、セルにインストールして構成したOracle Fusion Middleware製品に必要です。
アプリケーション・デプロイメント・ページは、次のセクションに分かれています。
IBM WebSphereアプリケーション・デプロイメント・ページの「Summary」リージョン
WebSphereアプリケーション・デプロイメント・ホームページの「Summary」リージョンには、対象アプリケーションの一般情報、およびIBM WebSphere管理コンソールへのリンクが表示されます。これらを使用して、アプリケーションを管理できます。
表A-3は、「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールドについて説明しています。
表A-3 アプリケーション・デプロイメント・ページの「Summary」リージョンの「General」セクションで表示可能なフィールド
項目 | 説明 |
---|---|
Application Type |
アプリケーションのタイプ。たとえば、このフィールドには、対象のアプリケーションがエンタープライズ・アーカイブ(EAR)としてデプロイされたのか、それともその他のアーカイブ・タイプとしてデプロイされたのかが示されます。 |
Cell Name |
Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用してセルが構成されたときにセルに指定された名前。 |
Node Name |
対象のアプリケーションがデプロイされたサーバーが含まれるノードの名前。 |
Deployed On |
アプリケーションのこのインスタンスがデプロイされているサーバーの名前。 |