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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementサードパーティ・アプリケーション・サーバー・ガイド
11gリリース2 (11.1.2.1.0)
B72797-01
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12 IBM WebSphereでのOracle Identity Navigatorの管理

この章では、IBM WebSphereでのOracle Identity Navigatorの管理について説明します。この章には次の項が含まれます:

12.1 IBM WebSphereでのOracle Identity Navigatorの管理の相違

ここでは、Oracle Identity NavigatorをIBM WebSphere上で管理する際の相違について説明します。

12.1.1 ニュース・フィードにアクセスするためのプロキシの構成

Oracle Identity Navigatorがファイアウォール内からOracleニュース・フィードにアクセスできるように、プロキシを指定する必要がある場合があります。Identity Management Discussion ForumsはSSLを使用しています。

プロパティを構成するには:

  1. WebSphere管理コンソールで「Servers」→「Server Types」→「Application servers」→「OracleAdminServer」→「Java and Process Management」→「Process definition」→「Java Virtual Machine」→「Custom properties」に移動します。

  2. 次を追加します。

    -http.proxyHost=proxy_server_host
    -http.proxyPort=proxy_server_port
    -http.nonProxyHosts=non_proxy_hosts
    -https.proxyHost=ssl_proxy_server_host
    -https.proxyPort=ssl_proxy_server_port
    

次にセルのトラスト・ストアにフォーラムの証明書をインポートします。

フォーラムの証明書をインポートするには:

  1. Internet ExplorerブラウザまたはChromeブラウザを使用して、証明書をhttps://forums.oracle.com/forums/rss/rssthreads.jspa?forumID=47にエクスポートします。

  2. IBM WebSphere管理コンソールにログインします。

  3. 「Security」→「SSL certificate and key management」→「Key stores and certificates」→「CellDefaultTrustStore」→「Signer certificates」→「Add」に移動します。

  4. 別名をforums.oracle.com_certに設定します。

  5. ファイル名を、手順1で取得したエクスポートされた証明書に設定します。これは、IBM WebSphereを実行しているローカル・ファイル・システム上のファイルを指している必要があります。

  6. データ型を証明書と同じファイル形式に設定します。

    • Base64でコード化された証明書: 「Base64-encoded ASCII data」を選択します。

    • DERでコード化されたバイナリ形式の証明書: 「Binary DER data」を選択します。

サーバーを再起動する必要はありません。

12.1.2 シングル・サインオンの構成

IBM WebSphere環境でのシングル・サインオンの構成方法の詳細は、第6章「IBM WebSphereでのOracle Access Manager IDアサーションの管理」を参照してください。

12.2 IBM WebSphereでOracle Identity Navigatorを使用するうえでの制限事項

次の機能はこのリリースでサポートされていません。