Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementサードパーティ・アプリケーション・サーバー・ガイド 11gリリース2 (11.1.2.1.0) B72797-01 |
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この章では、IBM WebSphereでのOracle Identity Navigatorの管理について説明します。この章には次の項が含まれます:
ここでは、Oracle Identity NavigatorをIBM WebSphere上で管理する際の相違について説明します。
Oracle Identity Navigatorがファイアウォール内からOracleニュース・フィードにアクセスできるように、プロキシを指定する必要がある場合があります。Identity Management Discussion ForumsはSSLを使用しています。
プロパティを構成するには:
WebSphere管理コンソールで「Servers」→「Server Types」→「Application servers」→「OracleAdminServer」→「Java and Process Management」→「Process definition」→「Java Virtual Machine」→「Custom properties」に移動します。
次を追加します。
-http.proxyHost=proxy_server_host -http.proxyPort=proxy_server_port -http.nonProxyHosts=non_proxy_hosts -https.proxyHost=ssl_proxy_server_host -https.proxyPort=ssl_proxy_server_port
次にセルのトラスト・ストアにフォーラムの証明書をインポートします。
フォーラムの証明書をインポートするには:
Internet ExplorerブラウザまたはChromeブラウザを使用して、証明書をhttps://forums.oracle.com/forums/rss/rssthreads.jspa?forumID=47
にエクスポートします。
IBM WebSphere管理コンソールにログインします。
「Security」→「SSL certificate and key management」→「Key stores and certificates」→「CellDefaultTrustStore」→「Signer certificates」→「Add」に移動します。
別名をforums.oracle.com_certに設定します。
ファイル名を、手順1で取得したエクスポートされた証明書に設定します。これは、IBM WebSphereを実行しているローカル・ファイル・システム上のファイルを指している必要があります。
データ型を証明書と同じファイル形式に設定します。
Base64でコード化された証明書: 「Base64-encoded ASCII data」を選択します。
DERでコード化されたバイナリ形式の証明書: 「Binary DER data」を選択します。
サーバーを再起動する必要はありません。
IBM WebSphere環境でのシングル・サインオンの構成方法の詳細は、第6章「IBM WebSphereでのOracle Access Manager IDアサーションの管理」を参照してください。
次の機能はこのリリースでサポートされていません。
製品の検出。「管理」タブの「製品登録」の「製品の検出」オプションは使用できません。