リリースノート
リリース 8.3
E50966-01
2013 年 9 月
ACSLS 8.3 では、多様なプラットフォームおよびファイルシステムの設定により、カスタマにより高い柔軟性が提供されます。ACSLS パッケージは、最新の Solaris 10、Solaris 11、または Oracle Linux 6 プラットフォーム上の任意のファイルシステムにインストールされます。
その他の ACSLS ドキュメントについては、次にある OTN (Oracle Technical Network) を参照してください。
このセクションでは、プラットフォーム、オペレーティングシステム、システム、ブラウザ、および共同ホスティングの要件について説明します。
ACSLS 8.3 は、最新の SPARC または X86 サーバープラットフォーム上で正常に動作します。
ACSLS 8.3 を使用するには 2G バイト以上のメモリーが必要です。マウントおよびマウント解除操作時に同時に複数の要求が処理されるような高ボリュームライブラリ環境では、メモリーの追加 (最大 16G バイト) が望ましい場合があります。
ACSLS 8.3 がインストールされるファイルシステムでは、40G バイト以上の容量を使用できるようにしてください。これにより、ACSLS および WebLogic バイナリが格納され、進行中のロギングおよびデータベースバックアップのアクティビティーに対応するのに十分なストレージが確保されます。
クライアントとライブラリの通信用に、1 つ以上の 10/100/1000-base-T ネットワークポートが必要です。SL8500 および SL3000 ライブラリに接続する際は、専用の冗長ネットワークアダプタを使用することが推奨されています。冗長ネットワークは、冗長電子回路機能を使用して SL8500 または SL3000 ライブラリに接続するときに必要となります。
StorageTek SL500 や SL150 などのファイバ接続されたライブラリをサポートするには、ファイバチャネルイニシエータポートが必要です。
ACSLS がファイバチャネルクライアントアプリケーションに論理ライブラリを提供する場合は、ファイバチャネルターゲットポートが必要です。ターゲットモードの操作を行う場合は、4G ビット/秒 (以上) の QLogic HBA が必要です。
ACSLS 8.3 は次でテストされ、認定を取得しました。
Solaris 10 Update 10 for SPARC および Solaris 10 Update 11 for SPARC
Solaris 10 Update 10 for X86 および Solaris 10 Update 11 for X86
Solaris 11 Update 1 for SPARC
Solaris 11 Update 1 for X86
Oracle Linux 6.3 for X86
注: ACSLS 8.3 は Oracle Linux 6.3 でテストされました。ACSLS 8.3 は、Oracle Linux のその他のリリースおよび Linux のその他のバージョンではテストされていません。このドキュメントでは、Linux は Oracle Linux 6.3 を指します。 |
ACSLS では、ライブラリ制御用のデータベースサービスを管理する際に PostgreSQL が使用されます。
PostgreSQL 8.3 は、Solaris 10 に標準で付属されています。
Solaris 11 の場合、PostgreSQL 8.3 パッケージは、Oracle E-Delivery サイトから ACSLS 8.3 パッケージとともに提供されています。インストール手順は、ACSLS 8.3 インストールガイドに記載されています。
Linux の場合、PostgreSQL 8.4 は Oracle の yum リポジトリから簡単にインストールできます。手順は ACSLS 8.3 インストールガイドに記載されています。
WebLogic 10.3.5 は ACSLS 8.3 にバンドルされています。
ACSLS GUI、論理ライブラリサービス、lib_cmd
を使用するには、Java 1.6 または Java 1.7 が必要です。必要な Java ランタイム環境は、Solaris 10、Solaris 11、および Linux 6 に付属する標準パッケージです。
ACSLS 8.3 には、(オプションの) デバイスドライバが含まれています。
mchanger ドライバは、SL500 や SL150 などのファイバ接続されたライブラリを制御する際に使用されます。
qlt および stmf ドライバは、ファイバチャネルクライアントアプリケーションに論理ライブラリを提供する際に使用されます。
これらのドライバのいずれかが使用される場合は、ACSLS 8.3 はすぐにカーネルレベルの機能にアクセスできる必要があります。このような場合は、ACSLS を Solaris ゾーン環境にインストールできません。
ACSLS 8.3 のグラフィカルユーザーインタフェースは、次のブラウザを使用してテストされました。
Firefox 22.0
Chrome 28.0
Internet Explorer バージョン 8、9、および 10 の場合、特定の ACSLS サーバーのインストールで一意の公開鍵と非公開鍵のペアを使用して SSL 証明書を作成する必要があります。このような SSL 証明書の作成の詳細については、ACSLS 8.3 インストールガイドを参照してください。
中断なしのライブラリサービスを保証し、リソースの競合による予期しない問題を回避するために、一般に、ACSLS を専用サーバー上のスタンドアロン環境で実行することが推奨されています。ただし、一部のシステムは、複数のアプリケーションが相互に完全に分離されているように共同ホストされた方法で実行できるように特別に設計されています。具体的には、Solaris Containers および Oracle Solaris VM Server for SPARC では、ACSLS とともに使用するために条件付きの共同ホスティングが可能になっています。
次のセクションでは、ACSLS アプリケーションのさまざまな共同ホスティングオプションに関連する条件および制限について説明します。
Solaris Containers (またはゾーン) を使用すると、システム管理者が標準の低コストサーバーを 4 台の独立した Solaris システム (それぞれが独自の分離したファイルシステムと、Solaris の独自のインスタンスを持つ) にパーティション分割できます。同じプラットフォーム上のその他のゾーンにあるアプリケーションに影響を与えることなく、ネットワークリソースを各コンテナに割り当てたり、任意のローカル (非大域) ゾーンをリブートしたりできます。
ただし、複数のゾーン間でカーネルリソース (デバイスドライバなど) を共有する機能はほとんど役立ちません。カーネルドライバが必要なアプリケーションは大域ゾーン内に存在することが理想的です。ただし、アプリケーションが致命的な状態になると、その他のゾーン内で動作しているその他のすべてのアプリケーションが影響を受ける可能性があるため、一般に、大域ゾーンにアプリケーションをインストールすることは適切な運用ではありません。
ネットワークインタフェース以外のドライバが必要ない場合にかぎり、ACSLS 8.x を Solaris コンテナにインストールできます。論理ライブラリを使用するために必要なターゲットモードのファイバチャネルドライバ (qlt) を使用する予定の場合は、アプリケーションを Solaris コンテナにインストールしないでください。また、mchanger ドライバが必要なファイバ接続されたライブラリを使用する予定の場合も、アプリケーションを Solaris コンテナにインストールしないでください。
注: Solaris Containers での使用がサポートされている ACSLS-HA のバージョンは存在しません。 |
Oracle VM Server for SPARC (以前の Logical Domains または LDOM) は、Chip Multithreading (CMT) テクノロジを使用すれば技術的に SPARC T シリーズサーバーで使用可能です。このテクノロジには、各ドメインを独自の Solaris カーネルで制御できる範囲までは、Solaris Containers よりも大きな利点があります。
Solaris 管理者は、システム間でハードウェアリソースをパーティション分割することで、特定のリソースを特定のドメインに割り当てることができます。この仮想マシン上のネットワークリソースは、サーバー上の最大 128 個の任意の「ゲストドメイン」間で簡単に共有できます。ただし、PCIe バスから I/O デバイスへのアクセスが必要なアプリケーションは、特別な「I/O ドメイン」にインストールする必要があります。VM サーバー上に作成できる I/O ドメインの数は、SPARC プラットフォーム上にある個別の PCIe バスの数によって異なります。単一の PCIe バスが搭載されたシステムでは、2 つの I/O ドメインを持つことができます。このうち 1 つは制御ドメインにする必要があります。
ACSLS アプリケーションがライブラリ、およびクライアントアプリケーションへのネットワーク接続上にのみ依存する場合、このサーバー上のゲストドメインにインストールできます。仮想ネットワークの設定手順については、『Oracle VM Server for SPARC 2.1 管理ガイド』ドキュメントの「仮想ネットワークの使用」セクションに記載されています。
ACSLS 8.x アプリケーションで論理ライブラリを使用する予定の場合や、SL500 や SL150 などのファイバチャネルライブラリに接続する予定の場合は、ACSLS を I/O ドメインにインストールする必要があります。『Oracle VM Server for SPARC 2.1 管理ガイド』の「I/O ドメインの設定」セクションを参照してください。
このリリースには、複数の拡張機能が含まれています。
ACSLS 8.3 は、Solaris 10 Update 10 および Update 11 のほかに、Solaris 11 Update 1 でもサポートされています。Solaris 11 へのポートには、Solaris 10 で使用可能な機能がすべて含まれています。このリリース時点では、Solaris 11 での ACSLS HA のサポートは使用できません。
ACSLS 8.3 は Oracle Linux 6.3 でサポートされています。Linux ポートには、ACSAPI クライアント操作の完全なサポートが含まれています。すべてのユーザーインタフェース (cmd_proc
、ACSLS GUI、lib_cmd
など) が含まれています。論理ライブラリをファイバチャネルクライアントに提供する機能は Solaris COMSTAR インフラストラクチャーに依存するため、Linux ポートには論理ライブラリのサポートは含まれていません。Linux では ACSLS HA がサポートされていません。
ACSLS パッケージは、ユーザーが定義したファイルシステムにインストールできます。デフォルトの基本インストールは /export/home
のままですが、インストーラは十分な容量がある任意のファイルシステムに基本インストールを再配置できます。詳細については、ACSLS 8.3 インストールガイドを参照してください。
install.sh
ルーチンは、より高い柔軟性を持つように再設計されているため、ユーザーは製品のその他のコンポーネントに影響を与えずに、製品の任意の部分をインストール、削除、または再インストールできます。詳細については、ACSLS 8.3 インストールガイドを参照してください。
probeFibre.sh
ユーティリティーでは、FC 接続されたテープライブラリに関するより詳細な情報が提供されるようになりました。-v
オプションを使用すると、FC HBA (Solaris と Linux の両方で使用可能) ごとに、関連するライブラリとともにイニシエータポートが出力に反映されます。
テープドライブの自動クリーンに失敗すると、ACSLS は別のクリーナーを選択して再試行しようとします。
クリーニングカートリッジの有効期限を延長します。使用済みのクリーナーの識別は、事前に定義された「max usage」値ではなく、テープドライブに依存します。
クリーンのクエリーを行うために応答で使用済みクリーナーを識別します。
失敗したクリーニングカートリッジのマウント解除を再試行します。
MOUNT_RETRY_TIME_LIMIT
は、5 分から上方に調整可能です。ユーザーは dv_config
ユーティリティーを実行することで、この変数を操作できます。ACSLS 8.3 の管理者ガイドの ACSLS 動作を制御する変数の設定に関する章を参照してください。
ステータスメッセージには、WebLogic および ACSLS の起動/停止ステータスに関する精度が表示されます (online/offline/stopping/starting)。
ACSLS SMF サービスの起動および回復により長い時間を必要とする例外的なライブラリ構成を調整するために、ACSLS 8.3 にはカスタマイズされた起動ポリシーが用意されています。詳細については、ACSLS 8.3 管理ガイドを参照してください。
このリリースでは、ACSLS 8.2 以前に報告された次のバグが修正されています。
ACSLS 8.3 では、論理ライブラリのサポートが次のように修正されています。
acsss_config
を使用して (drop_tables.sh を使用せずに) ライブラリ構成から ACS を削除する場合、管理者はその ACS でサポートされている論理ライブラリを最初に削除するようにしてください。これは、ACSLS GUI または lib_cmd
ユーティリティーを使用することで実現できます。この操作を行うとクライアントアプリケーションが悪影響を受ける可能性があることに注意してください。
推奨される手順は次のとおりです。
論理 ACS および関連する論理ドライブをオフラインに変更します。
任意のクライアント構成 (クライアント依存) から論理 ACS を削除します。
ACSLS 構成から論理 ACS を削除します。
acsss_config
を使用して、サポートしている物理 ACS を削除します。
このような現在の変更では、手順の一部が実行されません。管理者が推奨される手順に従わなかった場合は、単に関連するデータベースレコードが削除されるだけです。ターゲットモードのファイバドライバに関する変更を反映させるために、リブートが必要な場合があります。
ACSLS では、ボリュームの論理的な場所が FC クライアントの操作によって移動された (クライアントがメディアの移動操作を使用した) あとに、予期しない場所が表示されることがあります。
FC クライアントが (マウント時の) 移動元以外の移動先スロットを指定してマウント解除操作を要求した場合、ACSLS では移動元要素が保持され、クライアントが指定した移動先要素が無視されました。
FC クライアントがインポート/エクスポート要素を指定して移動先を含む移動操作を要求した場合、論理ボリュームレコードに現在の場所が予期されたインポート/エクスポート要素ではなく、0 と表示されました。
現在は、これらの問題が修正され、影響を受けるボリュームの論理的な場所にはクライアントが指定した値が反映されるようになりました。
論理ライブラリ内のボリュームが存在しないとマークされているときの更新が改善されました。以前の動作では、ボリュームが使用不可であるにもかかわらず、ドライブおよびストレージスロットにボリュームが存在しないと FC クライアントに報告されました。現在は、存在しないボリュームはアクセス不可であると報告されるようになり、物理ボリュームが見つかるまでクライアントには表示されません。更新された fixVol.sh
スクリプトを使用すれば、潜在的なデータベースの不整合を修正できます (インポートされたデータベースに存在しない論理ボリュームが含まれる場合に役立ちます)。
ACSLS 8.3 では、マウントおよびマウント解除が次のように修正されています。
現在は、ドライブレコード内の vol_id
が保持されるようになりました。
特定の状況で自動クリーニングに失敗しても、マウントエラーの応答が acslm に返されませんでした。数週間後に、acslm のキュー内に何百ものマウント要求が報告されることがありました。現在は、可能なかぎり自動クリーニングが再試行され、回復不可能な場合は、マウントエラーの応答が acslm に返されるようになりました。
同じボリュームを同時に 2 つの異なるドライブにマウントしようとすると、カートリッジ回復によって、そのボリュームが存在しないとマークが付けられる可能性がありました。ボリュームのホームセルを予約しようとするまで、両方のマウントが同時に処理される可能性がありました。2 番目のマウント用に行なったセルの予約に失敗し、そのボリュームのためにカートリッジ回復が呼び出されました。カートリッジ回復によって、(1 番目のマウントが原因で) セルの空きが検出され、そのボリュームは存在しないとマークが付けられました。
ボリュームの access_date が 1 日以上古い場合にのみ、ボリュームを回復するためにカートリッジ回復が呼び出されるようにロジックを変更してください。(この場合、セルの RESERVED ステータスが無効になる可能性があります。)
ACSLS 8.3 では次の点が修正されています。
監査中に、誤ってライブラリで予約済みのセルが「no cell at this address」と報告された場合、正しく「inaccessible」に更新されませんでした。現在は、セルが ACSLS データベースで予約されている場合でも、ライブラリでセルが「no cell at this address」と報告されると、アクセス不可に更新されるようになりました。
アクセシビリティーに対する Oracle のコミットメントについては、Oracle Accessibility Program の Web サイト (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
) を参照してください。
Oracle Support へのアクセス
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通して電子サポートにアクセスできます。詳細については、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
にアクセスするか、または聴覚障害をお持ちの場合は http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
にアクセスしてください。
StorageTek Automated Cartridge System Library Software リリースノート、リリース 8.3
E50966-01
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