このドキュメントでは、イベントログメッセージが番号順で示されています。メッセージ番号はイベントログに表示されるメッセージの 2 行目の先頭に表示される番号です。このマニュアルでは、メッセージ番号の後にメッセージテキストが示され、これがイベントログメッセージに表示される最後の行になります。イベントログに表示される完全なメッセージの説明については、「メッセージの形式」を参照してください。
このマニュアルでの各メッセージの説明には、次の情報が含まれます。
メッセージ番号およびメッセージテキスト
メッセージの説明
メッセージに表示される変数の説明
メッセージに応答するために必要なアクション
すべてのイベントログエントリの形式には、一貫性があります。各エントリには、1 行の接頭辞が含まれ、モジュール情報と 2 行以上のメッセージテキストが続きます。
メッセージの最初の行には、次の 3 つの要素が含まれます。
mm-dd-yy hh:mm:ss はエントリの日付と時間です。
component_name は元のライブラリサーバーコンポーネントの省略形です。たとえば、ACSLM、ACSSA、CSI、ストレージサーバーなどがあります。
nn は角括弧で囲まれたリクエスト ID です。この ID は有効なリクエストを受信したときに、ACSLM を生成します。リクエスト ID で指定されたリクエストのステータスを確認するために照会リクエストコマンドを入力できます。
2 行目および後続の行には次の情報が含まれます。
message_number はメッセージ番号です。
classification はメッセージの 1 文字の分類です。これらの分類は次のとおりです。
N - 分類なし
I - 情報のみ
W - 警告
E - エラー
mod_id、mod_ver、mod_line は、それぞれメッセージ、モジュールバージョン、モジュールの行番号を生成した ACSLS モジュールのファイル名を示します。これらの識別子は Oracle Support の担当者が問題の原因を特定できるように含められています。これらはシステム管理者またはライブラリユーザーが使用することを意図していません。
function はメッセージを生成したコンポーネントの関数です。エラーメッセージ (E) には通常関数が含まれます。情報メッセージ (I) では通常関数は省略されます。(前のページに示されているすべてのエントリの一般的な形式の 3 行目を参照してください)。
message text はメッセージ本体です。メッセージはテキストの 1 行以上を占める場合があります。
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通して電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.html
にアクセスするか、または聴覚障害をお持ちの場合は http://www.oracle.com/accessibility/support.html
にアクセスしてください。
これらの Web サイトを使用してサービスリクエストを開き、問題を報告したり質問したりします。
開始するにあたり、問題が発生したコンテキストまたは質問について記録します。次の情報を準備しておきます。
ACSLS で実行されているリリースおよび保守レベル
ハードウェアプラットフォーム
オペレーティングシステム (OS) のリリースレベル
ACSLS がサポートするライブラリ
問題が発生したときに ACSLS で実行されていた操作
Oracle Support では、サービスコールの一部として診断ログのセット全体および分析用の他の診断情報を送信するよう依頼することがあります。このすべてのデータは単一のコマンドで収集できます。
get_diags
メモ: get_diags を実行するには root としてログインする必要があります。 |
このユーティリティーですべての情報が収集されると、データを電子メールで送信するか、手動転送を使用可能にするかを尋ねるプロンプトが表示されます。
データを直接 ACSLS サーバーから電子メール送信する場合は、ACSLS サーバーとインターネット間で電子メール通信が可能であることを確認します。企業によっては、ターゲットとの電子メールの送受信がファイアウォールによってブロックされることがあります。この場合は、情報を社内の自分宛に電子メール送信してから、Oracle に診断データを転送してください。
または、情報は手動で転送することも選択できます。get_diags
ユーティリティーで、転送待機中の tar パッケージが見つかる場所が通知されます。通常、診断データ用のステージング領域は /export/backup/diag/acsss
にあります。
0 I
message text.
説明: エラーが発生しました。メッセージテキストの変数によって説明が示されます。
変数: message text
変数はエラーを説明します。
ユーザーの対応: エラー状態を解決します。サポートが必要な場合は、必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。このエラーメッセージはボリュームが失われた状態を示している可能性があります。詳細は、ACSLS 管理者ガイドのトラブルシューティングにあるエラント (失われた) ボリュームの回復を参照してください。
1 E
unexpected status =
status
説明: ACSLS 関数は別の ACSLS 関数から予期しないステータスコードを受け取りました。
変数: status
変数は関数の間で渡されるコードです。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
4 N
LSM
lsm_id
: Access door closed
.
説明: LMU は、LSM アクセスドアが閉じられたことを示すメッセージを ACSLS に渡しました。
変数: lsm_id
変数はアクセスドアが閉じられた LSM を示します。
ユーザーの対応: なし。
5 N
LSM
lsm_id
: Access door opened
.
説明: LMU は、LSM アクセスドアが開かれたことを示すメッセージを ACSLS に渡しました。
変数: lsm_id
はアクセスドアが開かれた LSM を示します。
ユーザーの対応: なし。
6 N
ACS Identifier
acs_id
Invalid.
説明: ACS の識別子または変数は、形式が正しくないか、無効な値が指定されています。
変数: acs_id
は無効な ACS 識別子です。
ユーザーの対応: 正しい形式を入力します。ACS 識別子の正しい形式については、ACSLS 管理者ガイドのコマンドリファレンスの章にある一般的なコマンド構文の項のコンポーネントのタイプと識別子を参照してください。
9 N
LSM Identifier
lsm_id
Invalid.
説明: LSM の識別子または変数は、形式が正しくないか、無効な値が指定されています。
変数: lsm_id
は無効な LSM 識別子です。
ユーザーの対応: 正しい形式 (ACSLS 管理者ガイドのコマンドリファレンスの章にある一般的なコマンド構文の項のコンポーネントのタイプと識別子を参照してください) および正しい識別子の値を入力します。
20 N
Invalid exit
status
returned from PID
process-id
.
説明: プロセス ID (PID) から返された終了ステータスは有効な終了ステータスとみなされませんでした。
変数:
status
はプロセス ID から返された終了ステータスです。
process-id
はプロセス ID の値です。
ユーザーの対応: 必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
37 N
LMU READY received for ACS Identifier
acs_id.
説明: LMU がオンラインに設定されました。
変数: acs_id
は LMU が接続された ACS の識別子です。
ユーザーの対応: なし。
38 N
LSM NOT READY received for LSM Id
lsm_id
.
説明: LSM がオフラインに設定されました。
変数: lsm_id
はオフラインに設定された LSM の識別子です。
ユーザーの対応: なし。
40 N
LSM READY received for LSM Identifier
lsm_id
.
説明: LSM がオンラインに設定されました。
変数: lsm_id
はオンラインに設定された LSM の識別子です。
ユーザーの対応: なし。
43 N
PORT OFFLINE received for PORT Id
port_id
.
説明: サーバーシステムと LMU の間のポートがオフラインに設定されました。
変数: port_id
はオフラインに設定されたポートの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
53 N
cell
cell_id
- Reserved too long by another process
説明: データベース内のセルレコードは別のプロセスによって予約されています。適切な回数の再試行とタイムアウトを繰り返すと、監査でこのレコードにアクセスできなくなります。続けて次のセルで監査が実行されます。このエラーはシステムが負荷の高い状態にあることを示します。
変数: cell_id
はセルレコードの識別子です。
ユーザーの対応:
query request all
を発行し、セルに対してアクティブなリクエストがないか確認します。コマンドの発行については、ACSLS 管理者ガイドのコマンドリファレンスの章を参照してください。
アクティブなリクエストがない場合は、指定されたセルを含むサブパネルの監査リクエストを発行します。コマンドリファレンスの章を参照してください。
問題が持続する場合、ソフトウェア障害が発生しています。ライブラリサーバーを再起動する必要があります。コマンドリファレンスの章を参照してください。
54 N
Cell
cell_id
- Miss
ing cell detected
説明: LSM ロボットが LSM 内のストレージセルを検索できません。原因として L 型のターゲットが取り除かれ、セルまたはセルキャリアが LSM ウォールから切り離されていることが考えられます。これはライブラリの構成エラーで、ライブラリサーバーが終了する原因となります。
変数: cell_id
は失われたセルの場所です。
ユーザーの対応: エラーを修正し、ライブラリサーバーを再起動した後に、監査を再実行する必要があります。
55 N
Panel
panel_id
- Audit of panel completed
.
説明: ACS、LSM、またはサーバーの監査で、監査が実行された各パネルのイベントログにこのメッセージが書き込まれます。
変数: panel_id
は監査が実行されたパネルの場所です。
ユーザーの対応: なし。
62 N
Cell
cell_id
-
routine_name
returned unexposed status
=
status_code
説明: 監査中に単一のセルが検証され、呼び出されたルーチンから予期しないステータスが返されました。監査はこのセルの検査を終了します。
変数:
cell_id
は検査されたセルです。
routine_name
はそのセルに関する情報を検査するルーチンです。
status_code
は返された予期しないステータスコードです。ステータスの内容についてはステータスコードの章を参照してください。
ユーザーの対応: このセルのサブパネル監査を発行するか、SLConsole を含むセルを調べます。必要に応じて Oracle Support に連絡します。
65 N
Cartridge
vol_id
found at location
cell_id
.
説明: データベースにリストされていないテープカートリッジが ACS に見つかりました。カートリッジがデータベースに追加されます。
変数:
vol_id
はテープカートリッジの外部ラベルです。
cell_id
はカートリッジが見つかったストレージセルの場所です。
ユーザーの対応: なし。
66 N
Cartridge
vol_id
, new location
cell_id
説明: テープカートリッジがデータベースで定義された場所にありません。カートリッジは ACS では移動されません。代わりに、データベースが新しいストレージの場所を反映するように更新されます。
変数:
vol_id
はテープカートリッジの外部ラベルです。
cell_id
はカートリッジの割り当てられたストレージセルの場所です。
ユーザーの対応: なし。
67 N
Cartridge
vol_id
not found.
説明: データベースにリストされているテープカートリッジが ACS で見つかりませんでした。カートリッジがデータベースから削除されました。
変数: vol_id
はテープカートリッジの外部ラベルです。
ユーザーの対応: なし。
75 N
Unexpected Automatic Enter Request received: discarded.
説明: リクエストキューが空になった時点で CAP が閉じられました。CAP のクローズに関連付けられた一致するリクエストはありませんでした。CAP のクローズは無視されます。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因に関する手掛かりとなる関連するイベントログメッセージを監視します。
81 N
ACS
acs_id
configuration failed to verify
.
説明: ライブラリサーバーデータベースにおける ACS 構成が、LMU で定義された構成と一致しません。回復処理は終了します。
変数: acs_id
は ACS の一意の識別子です。
ユーザーの対応: 回復処理が終了した後、ライブラリサーバー acsss_config
プログラムを再実行して、データベース内のライブラリ構成を再定義します。
83 N
Drive
drive_id
: Configuration failed to verify
説明: 回復プロセスは LMU で定義された構成に照らし合わせてデータベースのドライブ構成を正常に検証できませんでした。この状態は LSM がオフラインであるか、実際の構成に不一致があることが原因である可能性があります。
変数: drive_id
はドライブの一意の識別子です。
ユーザーの対応: query lsm
リクエスト発行して LSM の状態を表示します。オンラインの場合、acsss_config
プログラムを実行し、ライブラリサーバーデータベースの構成を再定義する必要があります。その後、次の手順を実行します。
問題のドライブを確認します。
ドライブに問題があれば、それらの問題を修正します。
ドライブと LSM をオンラインに変更します。
問題が解決しない場合、またはドライブが新規であるか削除された場合は、acsss_config
実行します。ACSLS の再構成の手順については、ACSLS 管理者ガイドのライブラリハードウェアの構成の章を参照してください。
85 N
LSM
lsm_id
: configuration failed to verify
.
説明: データベースにおける LSM 構成が、LMU で定義された構成と一致しません。回復処理は終了します。このメッセージの後に、サーバーのシステム回復が失敗ことを示すメッセージが続きます。
変数: lsm_id
は構成が LMU で定義された構成と一致しない LSM を示します。
ユーザーの対応: この失敗に関する追加の情報がないか前のイベントログエントリを調べます。関連するエラーメッセージの推奨されるアクションに従います。
87 N
ACS
acs_id
: No ports online: marked offline
.
説明: サーバーシステムは指定された ACS のすべてのポートと通信できません。回復は続行されますが、ACS および LSM はデータベースでオフラインとしてマークされます。
変数: acs_id
は更新された ACS です。
ユーザーの対応: 回復が完了したら、次の手順を実行します。
ポートをオンラインに変更します。
問題は解決されましたか。
はい - ACS をオンラインに変更します。アクションは完了です。
いいえ - この手順の残りのステップに従います。
ポートに関する問題を見つけて修正します。その他の状態では、次を確認します。
LMU が停止していないか。
ケーブルが外れていないか、または間違って接続されていないか。
ポートが間違っていないか。
ポートをオンラインに変更します。
関連付けられた ACS をオンラインに変更します。
メモ: 複数の ACS が存在する場合、追加の ACS ごとに上記の手順を繰り返します。 |
88 N
No server ports online.
説明: サーバーシステムはすべての ACS と通信できません。回復は続行されますが、すべての ACS および LSM はオフラインとしてマークされます。
ユーザーの対応: ACS をオンラインに変更するには、少なくとも 1 つの ACS への通信ポートをオンラインにする必要があります。回復が完了したら、次の手順を実行します。
適切なポートへのオンライン変更リクエストを発行します。
関連付けられたすべての ACS をオンラインに変更します。
89 N
Port
port_id
: Failed to go online: marked offline
.
説明: サーバーシステムは ACS へのポートと通信できません。ポートはデータベースでオフラインとしてマークされます。
変数: port_id
はオンラインへの変更に失敗したポートです。
ユーザーの対応: サーバーシステムと LMU の間の通信ラインを確認します。ラインに問題がない場合、指定したポートに対して vary online
リクエストを発行します。
94 N
Cell
cell_id
: Corrected cell
status
to
status
説明: セルレコードのステータスは ACSLS 処理に基づいて更新されました。
変数:
cell_id
は更新された特定のセルです。
status
はセルの新しいステータスを示します。
ユーザーの対応: なし。これは通知のみです。
95 N
Drive
drive_id
: Corrected drive
status
to
status
説明: ドライブレコードのステータスは ACSLS 処理に基づいて更新されました。
変数:
drive_id
は更新された特定のドライブです。
status
はドライブの新しいステータスを示します。
ユーザーの対応: なし。これは通知のみです。
96 N
Volume
vol_id
: Corrected volume
status
to
status.
説明: ボリュームレコードのステータスは ACSLS 処理に基づいて更新されました。
変数:
vol_id
は更新された特定のボリュームです。
status
はボリュームの新しいステータスを示します。
ユーザーの対応: なし。これは通知のみです。
100 N
LSM
lsm_id
: Hardware failed to vary offline/online: marked offline
説明: LSM をオフラインに変更するリクエストは完了まで処理されましたが、LSM は LSM をオフラインに変更することに失敗しました。
変数: lsm_id
はリクエストにおける LSM です。
ユーザーの対応: 問題の原因を特定するのに役立つライブラリ診断を実行します (手順については、適切なハードウェアメンテナンスマニュアルを参照してください)。必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
101 N
LSM
lsm_id
is full; volume
vol_id
cannot be recovered and is deleted
.
説明: ACSLS は LSM の回復中にプレイグラウンドか移動中のセルまたは PCP セルでこのボリュームを検出しました。この LSM 内の新しいホームセルにボリュームを移動することによってボリュームを回復しようとしました。しかし LSM がいっぱいだったためボリュームを回復できませんでした。ボリュームは、データベースで削除済みとしてマークされました。
変数:
lsm_id
は回復している LSM を識別します。
vol_id
は削除されたボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
LSM からボリュームを取り出します。
LSM をオフラインにしてからオンラインに戻し、ボリュームを回復します。
105 N
component component_id
: Overridden by another vary request
.
説明: 指定したコンポーネントは、リクエストが別の異なるリクエストによってオーバーライドされたため、指定した状態に変更されませんでした。
変数:
component
はライブラリコンポーネント (たとえば、ACS) です。
component_id
はライブラリコンポーネントの識別子です。
ユーザーの対応: なし。必要に応じて vary
リクエストを再送信します。
113 N
File
file
: operation
failed on \"%s\" (errno=
error_no
).
説明: イベントログファイルに対して実行された操作が失敗しました。
変数:
file
は操作が失敗したファイルです。
operation
は失敗した操作です。
error_no
はこのファイル操作の問題に関連付けられたシステムエラー番号です。
ユーザーの対応: 必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
115 N
Volume
vol_id
: Corrected volume type from
media_type1
to
media_type2
cartridge
.
説明: ACSLS 監査は不正なメディアタイプが使用されているボリュームを検出しました。監査は正しいボリュームメディアタイプで ACSLS データベースを更新しました。
変数:
vol_id
はボリューム ID です。
media_type1
は不正なボリュームメディアタイプです。
media_type2
は正しいボリュームメディアタイプです。
ユーザーの対応: なし。
122 E
surr_main (PID
#####
): Creating socket SURROGATE failed on "
#####
"
.
説明: サロゲートのメインルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイからのリクエストを待機するために socket()
システムコールを使用してソケットを作成しようとしました。実行中の各サロゲートプロセスには独自の一意のソケットが存在します。システムは応答として、acsss_daemon
を使用して IPC サロゲートを異常終了し、ACSLS を自動的に再起動 (最大 10 回) します。
変数: #####
は、ソケットを作成しようとするサロゲートのプロセス ID です。
ユーザーの対応:
socket()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。その後、ps | grep acs
を使用してその他の「ゾンビ」ACSLS プロセスを強制終了します。
ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
問題が解決しない場合は、UNIX システムの制限がソケット、ファイル記述子、またはその他のネットワークリソースで超えていないかどうかを確認します。
問題が持続する場合は、必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
125 N
Volume
vol_id
: Locked volume deleted, lock was
lock_id.
説明: ゼロ以外のロック識別子を含むボリュームが削除されました。
変数:
vol_id
はボリューム識別子です。
lock_id
はロックの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
126 N
Timed out waiting for message.
説明: プロセスが別のプロセスに内部リクエストを渡しました。後者のプロセスは指定されたタイムアウト期間内に応答しませんでした。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因に関する手掛かりとなる関連するイベントログメッセージを確認します。
130 E
surr_main (PID
#####
): Environment variable SURROGATE_QUEUE_AGE is not defined or has a null value: exiting.
説明: サロゲートのメインルーチンが SURROGATE_QUEUE_AGE
動的環境変数を取得できませんでした。あるいは変数が正しく設定されていません。IPC サロゲートは終了します。
変数: #####
は、エラーを発行するサロゲートのプロセス ID です。
ユーザーの対応: acsss_config
プログラムで SURROGATE_QUEUE_AGE
変数を定義します。
131 E
surr_main (PID
#####
): Environment variable SURROGATE_TIMEOUT is not defined or has a null value: exiting
説明: サロゲートのメインルーチンが SURROGATE_TIMEOUT
動的環境変数を取得できませんでした。あるいは変数が正しく設定されていません。IPC サロゲートは終了します。
変数: #####
は、エラーを発行するサロゲートのプロセス ID です。
ユーザーの対応: acsss_config
プログラムで SURROGATE_TIMEOUT
変数を定義します。
132 E
surr_main (PID
#####
): Environment variable SURROGATE_PORT is not defined or has a null value: exiting
.
説明: サロゲートのメインルーチンが SURROGATE_PORT
動的環境変数を取得できませんでした。あるいは変数が正しく設定されていません。IPC サロゲートは終了します。
変数: #####
は、エラーを発行するサロゲートのプロセス ID です。
ユーザーの対応: acsss_config
プログラムで SURROGATE_PORT
変数を定義します。
135 N
Unexpected ACSLH catalog status
status
detected
.
説明: カタログリクエストが ACSLS コンポーネントによって発行された後で応答を受信しましたが、リクエスト元のコンポーネントによって予期されていないステータスコードが含まれていました。
変数: status
は特定のステータスコードです。
ユーザーの対応: なし。詳細は、イベントログを参照してください。
141 N
Unexpected message detected, IPC identifier is
ipc_id
説明: 孤立した応答が 1 つのプロセスから未処理のリクエストに一致しない別のプロセスに返されます。
変数: ipc_id
はこのメッセージに割り当てられた識別子です。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因に関する手掛かりとなる関連するイベントログメッセージを監視します。
146 N
Unexpected status
status
detected
.
説明: ACSLS 関数は別の ACSLS 関数から予期しないステータスコードを受け取りました。
変数: status
は関数の間で渡されるコードです。
ユーザーの対応: 必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
148 N
Volume
vol_id
Unknown media type detected
.
説明: カートリッジ回復の実行中に、ボリュームレコードがデータベースに記録されていない、読み取り可能なラベルを持つカートリッジが検出されました。ボリュームレコードを追加するプロセスで、メディアタイプに基づいたボリュームタイプを決定しようとしました。メディアタイプが不明なためその試行が失敗しました。
変数: vol_id
はカートリッジの特定のボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
149 N
Removing file
file
: failed on
cause of failure
.
説明: イベントログファイルに対して実行された操作が失敗しました。
変数:
file
はイベントのログファイルの名前です。
cause of failure
は操作の失敗の原因です。
ユーザーの対応: 必要な情報および関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
152 N
Unsupported version
version
packet detected: discarded
.
説明: ACSLS CSI がリクエストでサポートされていないパケットバージョンを検出しました。
変数: version
はサポートされていないパケットバージョンです。
ユーザーの対応: サポートされるパケットバージョンを使用するようにクライアントアプリケーションを更新するか、関連する ACSLS データを収集します (Oracle Support の診断情報の収集を参照してください)。Oracle Support に問い合わせてください。
153 W
Volume
vol_id
: Found in
cell/CAP/drive/recovery
cell_id/CAP_id/drive_id/cell
added.
説明: 間違って配置されたテープが変更処理または CAP 処理によってライブラリで検出された場合に、このメッセージが発行されます。
変数:
vol_id
は見つからなかったボリュームの識別子です。
cell/CAP/drive/recovery
はボリュームが検出された場所のタイプです。
cell_id/CAP_id/drive_id/cell
はボリュームが検出された場所の識別子です。プレイグラウンド領域 (回復) で検出されるボリュームの場合、cell_id
ではなく cell
の語句のみが出力されます。
ユーザーの対応: なし。
154 W
Misplaced cartridge detected;
volume
vol_id
cannot be recovered and is deleted
.
説明: ACSLS は LSM の回復中にプレイグラウンド/移動中のセルまたは PCP セルでこのボリュームを検出しました。この LSM 内の新しいホームセルにボリュームを移動することによってボリュームを回復しようとしました。しかし、宛先セルにカートリッジが含まれていたため移動は失敗しました。ボリュームは回復されず、データベースで削除済みとしてマークされています。
変数: vol_id
は削除済みボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
間違って配置された 1 つのカートリッジが問題になっていないか確認します。
そうでない場合は、LSM を監査して、ライブラリの実際の内容に一致するように ACSLS データベースを更新します。
LSM をオフラインにしてからオンラインに戻し、ボリュームを回復します。
155 N
Volume
vol_id
: New home location is cell
cell_id
.
説明: ストレージセルのチェック中に、カートリッジ回復で間違って配置されたカートリッジがあることが検出されました。そのカートリッジの記録されたホームセルがチェックされ、その他のカートリッジで空またはフルであることが検出されました。
変数:
vol_id
はカートリッジの特定のボリューム識別子です。
cell_id
はカートリッジが見つかったセルです。
ユーザーの対応: なし。このカートリッジのボリュームレコードは、新しいホームセルの場所を反映するように更新されます。
187 N
Audit started.
説明: 監査処理が開始されました。
ユーザーの対応: なし。
239 N
calling_routine:id_type
indentifier called_routine()
unexpected status =
status_code
.
説明: 監査のルーチンは、呼び出されたルーチンから失敗のステータスを受け取りました。ルーチンの呼び出しが失敗のステータスコードで終了します。
変数:
calling_routine
は呼び出しルーチンです。
id_type
は識別子のタイプです (lsm、cap、panel、subpanel など)。
identifier
はコンポーネントの識別子です。
called_routine
は失敗のステータスコードを返した呼び出されたルーチンです。
status_code
は返された失敗のステータスコードです。ステータスの内容についてはステータスコードの章を参照してください。
ユーザーの対応: 前のメッセージに失敗に至った原因に関する説明がある場合があります。必要に応じて Oracle Support に連絡します。
240 E
Cartridge Recovery () unexpected status = STATUS_LIBRARY_NOT_AVAILABLE
説明: ストレージセルのチェック中に、カートリッジ回復はアイドル状態であった LSM を確認できませんでした。
ユーザーの対応: なし。
241 N
audit completed not all cartridges were ejected, messages lost status =
audit_completion_status.
説明: 生成された監査プロセスは親の監査プロセスに不完全または解読できないメッセージを送信しました。したがって、一部のエラントカートリッジが取り出されない可能性があります。
変数: audit_completion_status
は監査の完了時のステータスです。
ユーザーの対応: このメッセージに応答するには、次の手順を実行します。
前のイベントログエントリを確認し、失われたメッセージの理由を特定します。
audit_completion_status
が Audit canceled
または Audit failed
である場合、監査を再実行する必要があります。
監査が引き続き失敗する場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
243 N
Audit completed.
説明: 監査処理は正常に完了しました。
ユーザーの対応: なし。
244 N
audit canceled not all cartridges were ejected, messages lost status =
audit_completion_status.
説明: 生成された監査プロセスは親の監査プロセスに不完全または解読できないメッセージを送信しました。したがって、一部のエラントカートリッジが取り出されない可能性があります。
変数: audit_completion_status
は監査の完了時のステータスです。
ユーザーの対応:
前のイベントログエントリを確認し、失われたメッセージの理由を特定します。
audit_completion_status
が Audit canceled
または Audit failed
である場合、監査を再実行する必要があります。
監査が引き続き失敗する場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
audit_completion_status
が Audit complete
の場合、監査は正常に完了しているため、必要なアクションはありません。
245 N
Audit canceled.
説明: 監査処理が取り消されました。データベースに不一致があるか、エラントカートリッジが取り出されなかった可能性があります。
ユーザーの対応: なし。
246 N
Audit failed not all cartridges were ejected, messages loststatus =
audit_completion_status.
説明: 生成された監査プロセスは親の監査プロセスに不完全または解読できないメッセージを送信しました。したがって、一部のエラントカートリッジが取り出されない可能性があります。
変数: audit_completion_status
は監査によって返されたステータスです。
ユーザーの対応: このメッセージに応答するには、次の手順を実行します。
前のイベントログエントリを確認し、失われたメッセージの理由を特定します。
audit_completion_status
が Audit canceled
または Audit failed
である場合、監査を再実行する必要があります。
監査が引き続き失敗する場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
audit_completion_status
が Audit complete
の場合、監査は正常に完了しているため、必要なアクションはありません。
247 N
Audit failed.
説明: 監査処理は何らかのエラー状態のために終了しました。エラーの説明がコマンド領域に表示されます。データベースに不一致があるか、エラントカートリッジが取り出されなかった可能性があります。
ユーザーの対応: 前のイベントログエントリを調べて、失敗の原因を特定します。関連するメッセージの推奨されるアクションに従います。この手順を実行したら、監査を再実行します。
252 N
Audit failed not all cartridges were ejected, status =
status
説明: ACSLS 監査は中断されました (たとえば、idle force コマンドまたはハードウェア障害のため)。
変数: status
は監査を中断したイベントを示します。
ユーザーの対応: 監査を再送信します。
317 N
Lock request size incorrect.Req =
string1
, Exp =
number1
, Rec =
number2.
説明: 送信されたロックリクエストのサイズが予期されるバイト数と一致しません。
変数:
string1
はロックリクエストの現在のタイプです
number1
は現在のロックリクエストの予期されるバイト数です。
number2
は現在のロックリクエストの実際のバイト数です。
ユーザーの対応: リクエストに正しい情報を指定してロックリクエストを再送信します。
347 N
Initiation started,
acsss_version
.
説明: ライブラリサーバーの起動を開始しました。
変数: acsss_version
は ACSLS のバージョン番号です。
ユーザーの対応: なし。
351 N
Initiation completed (library server).
説明: 製品の起動は正常に完了しました。
ユーザーの対応: なし。
352 N
wait() return invalid PID
PID
説明: wait によって返された PID
は期待される PID ではありません。
変数: PID
は wait()
によって返されるプロセス ID です。
ユーザーの対応: 必要に応じて ACSLS を再起動します。ACSLS の再起動を 3 回試行した後に失敗した場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
354 N
exit status
(status_code
), status
, received from process_name
説明: ライブラリサーバーデーモンはライブラリサーバープロセスから予期しない終了ステータスを受け取りました。
変数:
status_code
は終了したため生成されたライブラリサーバーのステータスコードです。
status
はプロセスからの数値終了ステータスです。
process_name
はライブラリサーバープロセスです。
ユーザーの対応: ACSLS を停止していない、または idle force コマンドを発行していないにもかかわらずこのエラーが発生する場合、次の状態を確認します。
処理は続行し、それ以上エラーは発生しない。
アクションなし。メッセージは情報のみ。
処理は続行するものの、同じエラーが数日間、数週間、または数ヶ月にわたって継続する。
関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
処理が続行しない。
関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
355 N
signal
(signal_num
) terminated
process_name.
説明: ACSLS プロセスは指定されたシグナルから終了しました。ACSLS は、終了したプロセスに応じて、プロセスを再起動するか終了します。このメッセージは、ACSLS の停止時に受信した場合は、情報のみのメッセージです。
変数:
signal_num
はプロセスを終了した受信したシグナル番号です。
process_name
は終了したライブラリサーバープロセスです。
ユーザーの対応: 必要に応じて ACSLS を再起動します。ACSLS の再起動を 3 回試行した後に失敗した場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
356 N
Termination invoked,
termination_status.
説明: ライブラリサーバーの終了を開始しました。
変数: termination_status
は終了の理由を示すライブラリサーバーのステータスコードです。
ユーザーの対応: 適切な termination_status
の推奨されるアクションに従います。
termination_status
が STATUS_TERMINATED
である場合、acsss
ユーザーによってソフトウェアの終了が手動で呼び出されたことを示すため、アクションはありません。
termination_status
が STATUS_DATABASE_ERROR
の場合、次の手順を使用します。
rc.acsss
コマンドファイルを使用してライブラリサーバーソフトウェアの再起動を試行します。
acsss
ユーザーのパスワードの入力を求められることがあります。acsss
または root
である場合、求められることはありません。
ライブラリサーバーは正常に再起動しましたか。
はい - ステップ 3 に進みます。
いいえ - ステップ 4 に進みます。
データベースの回復ユーティリティー rdb.acsss
を実行します (acsss
ユーザーとして)。
rdb.acsss
コマンドによって、テープの挿入が求められます。このユーティリティーは既存のデータベースに書き込むため、ユーザーが持つ最新のバックアップテープを挿入します。(現在のバックアップテープがない場合は、Control+c
を入力してこの手順を終了します。)
rdb.acsss
が正常に完了したら、rc.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーソフトウェアの再起動を試行します。
監査を実行し、データベースをライブラリの物理コンテンツと一致させます。
前述の手順がどちらも正常に完了しない場合は、関連する ACSLS データを収集します。
termination_status
が STATUS_CONFIGURATION_
ERROR
の場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。サポートの担当者は、ライブラリの物理構成と一致するように LMU 構成を調整します。この手順を実行したら、ライブラリサーバー構成プログラムを再実行し、データベースのライブラリ構成を再定義します。
termination_status
が STATUS_RECOVERY_FAILED
の場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
357 N
wait failed, ret =
wait_return_code
, errno =
error_no
.
説明: UNIX システムコール wait()
は失敗しました。
変数:
wait_return_code
は wait によって返されるコードです。
error_no
はシステムエラー番号です。
ユーザーの対応: 必要に応じて ACSLS を再起動します。ACSLS の再起動を 3 回試行した後に失敗した場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
361 N
process_name
restarted
, pid
process_id
.
説明: ライブラリサーバープロセスは自動的に再起動されました。
変数:
process_name
は終了したライブラリサーバープロセスです。
process_id
はライブラリサーバープロセスの識別子です。
ユーザーの対応: このメッセージが数日間、数週間、または数ヶ月にわたって繰り返される場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
368 N
Unreadable Label
cell_id
.
説明: ロボットがボリュームの外部ラベルを解読できませんでした。
変数: cell_id
はボリュームが存在するストレージセルの場所です。
ユーザーの対応: ボリュームを取り出し、ラベルを調べます。取り出す必要のあるボリュームを特定できない場合は、次のコマンドを送信します。
sql.sh "select volid from volumetable where acs=v and lsm=w and panel=x and row=y and column=z."
この例の v、w、x、y、および z は、ACS、LSM、パネル、行、および列に対応する値です。
このエラーが問題のないラベルで頻繁に発生する場合は、ロボット視覚システムを検査するために、カスタマーサービスエンジニア (CSE) に連絡します。
371 N
Destination location full:
cell_id
/drive_id
説明: データベースには空であると示されていますが、カートリッジをマウント解除する予定だったストレージセルがいっぱいです。ロボットは使用可能なセルを検出するまでマウント解除を再試行します。このエラーのもっとも可能性の高い原因として、だれかが LSM を挿入してカートリッジを手動で移動したことが考えられます。
変数:
cell_id
はデータベースに示されたストレージセルの場所です。
drive_id
はテープドライブの識別子です。
ユーザーの対応: LSM で監査を実行して、データベースを LSM の物理コンテンツと一致させる必要があります。
372 N
Source location empty:
cell_id
説明: ロボットが CAP に移動しようとしたときに、取り出しとしてマークが付けられたカートリッジがストレージセルで検出されました。監査は終了します。これはロボットのハードウェア障害による結果である可能性が高いエラーです。
変数: cell_id
は取り出しとしてマークが付けられているカートリッジが配置されている必要があったセルの識別子です。
ユーザーの対応: エラーに関する追加の情報がないか前のイベントログエントリを調べます。適切な LSM 挿入手順を使用し、移動中のカートリッジがないかロボットのハンドを確認します。そこにカートリッジがあれば除去します。LSM をオンラインに戻した後、監査を繰り返します。
376 N
Drive
drive_id
: No cleaning cartridge available
説明: 指定されたドライブはクリーニングする必要がありますが、クリーニングカートリッジが使用できません。マウントが開始されます。
変数: drive_id
はテープドライブの識別子です。
ユーザーの対応: ドライブタイプと互換性があることを確認して、クリーニングカートリッジを追加します。クリーニングカートリッジの追加については、ACSLS 管理者ガイドのカートリッジ管理の章にあるトランスポートのクリーニングの項のクリーニングカートリッジの定義を参照してください。
377 N
mc_mo_error: Cleaning failed.Drive
drive_id
説明: クリーニングカートリッジを含むマウント操作が失敗しました。
変数: drive_id
はクリーニング操作をリクエストするドライブの識別子です。
ユーザーの対応: イベントログで関連するエラーメッセージについて調べ、失敗の根本的な原因を特定します。
383 N
Cleaning cartridge
vol_id
: Usage limit exceeded.
説明: テープドライブのクリーニングを実行したら、クリーニングカートリッジで指定された最大使用回数を超えました。クリーニングカートリッジはこれ以上自動クリーニングに選択できません。
変数: vol_id
はクリーニングカートリッジの識別子です。
ユーザーの対応: クリーニングカートリッジを取り出します。
386 N
Source location empty:
cell_id
説明: LSM ロボットがデータベースによって指定された場所でテープカートリッジを見つけられませんでした。リクエストは失敗します。
変数: cell_id
はデータベースに示されたストレージセルの場所です。
ユーザーの対応: このエラーのもっとも可能性の高い原因として、だれかが LSM を挿入してカートリッジを手動で移動したことが考えられます。LSM で監査を実行して、データベースをライブラリの物理コンテンツと一致させる必要があります。
387 N
Cartridge in
cell_id
, unreadable label
説明: LSM ロボットは指定したドライブで見つかったカートリッジのラベルを読み取れませんでした。リクエストは失敗します。
変数: cell_id
はデータベースに示されたストレージセルの場所です。
ユーザーの対応: カートリッジを取り出します。ラベルの問題を修正して、カートリッジを再度挿入します。
400 N
Volume record created for
vol_id
説明: データベースに存在しないテープカートリッジを格納するために予約済みとしてマークされたセルまたはドライブが見つかりました。レコードが新しいボリュームに対して作成されます。このメッセージは通常、読み取り可能なドライブ (drive_id
) とともに表示され、使用中のメッセージとしてマークされます。
変数: vol_id
は作成されたボリュームレコードです。
ユーザーの対応: LSM の監査を実行して、データベースをライブラリの物理コンテンツと一致させることをお勧めします。
405 N
Table lookup failure
m_id: m_id
説明: メッセージ処理エラーがマウントリクエストに対して発生しました。マウントは一部の障害のために不完全として識別されます。
変数: m_id
はマウントリクエスト ID です。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
435 N
Volume:
vol_id
may be jammed in drive:
drive_id
説明: 指定されたボリュームは、指定されたトランスポートでいっぱいになりました。
変数:
vol_id
は、いっぱいになったボリュームです。
drive_id
はいっぱいになったボリュームを含むドライブです。
ユーザーの対応: いっぱいになったボリュームをドライブから手動でアンロードする必要があります。必要に応じて Oracle Support に連絡します。
436 N
Cartridge
vol_id
, new location
cell_id
.
説明: このメッセージは ACSLS データベースのカートリッジに関する新しい場所の記録を報告します。
変数:
vol_id
は移動されたボリュームのボリューム識別子です。
cell_id
は移動されたボリュームの新しい場所です。
ユーザーの対応: なし。
437 N
volume
vol_id
not in drive
drive_id
, deleted
.
説明: テープカートリッジを含んでいるとマークされたドライブが空であることが検出されました。ボリュームレコードがデータベースから削除されました。
変数:
vol_id
は削除されたボリュームレコードです。
drive_id
はデータベースがカートリッジを含んでいたと示したテープドライブです。
ユーザーの対応: LSM の監査を実行して、データベースをライブラリの物理コンテンツと一致させることをお勧めします。
439 N
Unknown packet received,
command
command
, identifier
ipc_id
説明: ACSSA はリクエストキューで検出されない IPC 識別子を持つメッセージパケットを受信しました。ACSSA はメッセージを処理できません。
変数:
command
は、MESSAGE_HEADER 内のエントリです。
ipc_id
はこのメッセージに割り当てられた識別子です (リクエストと応答を同期するために使用されます)。
ユーザーの対応: メッセージが頻繁に発生する場合は、次の手順を使用して、できるだけ早くライブラリサーバーソフトウェアの停止および再起動を実行します。
コマンドプロセッサのウィンドウから、ライブラリサーバーを静止状態にする idle
リクエストを発行します。
acsss
ユーザーとしてログインし、kill.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを停止します。
rc.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを再起動します。
441 N
cl_ipc_read() byte count < sizeof(REQUEST_HEADER) =
bytes
説明: 内部 ACSLS 障害が発生しました。
変数: bytes
は障害が発生する前に読み取られたバイト数です。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
485 N
ipc_read: shared_block_read failed, errno =
error_no
説明: 内部 ACSLS 障害が発生しました。
変数: error_no
は障害を示します。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
486 N
cl_ipc_read: accept() failed, errno +
error_no
.
説明: ACSLS プロセス間の通信の確立中に、受信側で送信側からの受信接続を受け入れることができませんでした。
変数: error_no
はシステムコールから accept()
に返されるエラーコードです。
ユーザーの対応: なし。イベントログの追加のメッセージは、プロセス間通信 (IPC) での失敗を報告する場合があります。エラーが繰り返される場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
487 N
cl_ipc_read: invalid byte_count detected
.
説明: 無効なデータが含まれていると思われるパケットを ACSLS プロセス間の通信中に受信しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。イベントログの追加のメッセージは、プロセス間通信 (IPC) での失敗を報告する場合があります。エラーが繰り返される場合、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
528 N
Invalid
type
type
identifier
.
説明: type
識別子は、形式が正しくないか、無効な値が指定されています。
変数: type
識別子は、ネットワークまたは ACSLS の間の操作によって使用される識別子の無効なタイプを指します。
ユーザーの対応: 正しい形式 (ACSLS 管理者ガイドのコマンドリファレンスの章にある一般的なコマンド構文の項のコンポーネントのタイプと識別子を参照してください) または正しい識別子の値 (あるいは両方) を入力します。
530 N
Invalid tag count file=
number1
vs. code=
number2
.
説明: 正しくないエントリ数が動的変数ファイルで検出されました。
変数:
number1
はファイルで検出されたエントリ数です。
number2
は ACSLS によって予期されるエントリ数です。
ユーザーの対応:
acsss
としてログインします。
dv_print > filename
を実行します。
Oracle Support に送信するため動的変数ファイルを保存します。
関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
536 N
cl_ipc_read: read() failed, errno =
error_no
.
説明: 受信側は、ACSLS プロセス間の通信中に、送信側からの入力を正常に読み取れませんでした。
変数: error_no
はシステムコールから read()
に返されるエラーコードです。
ユーザーの対応: なし。イベントログの追加のメッセージは、プロセス間通信 (IPC) での失敗を報告する場合があります。この問題が繰り返される場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
546 N
LH error type =
status
.
説明: このメッセージは ACSLS がライブラリハードウェアから異常終了のステータスコードを受信したことを示します。
変数: status
は関数の間で渡されるコードです。
ユーザーの対応: 付随する LH エラータイプを確認して、このメッセージの根本的な原因を特定します。
568 E
EXEC SQL Lock timeout: insert into acstable * values
(acs, partition_id, acs_state acs_desired_state
).
説明: テーブルにレコードを挿入しようとして失敗しました。
変数:
acs
は ACS 識別子です。
partition_id
は ACS のパーティション ID です。
acs_state
は ACS の実際の状態です。
acs_desired_state
は ACS の期待される状態です。
ユーザーの対応:
ACSLS を再起動します。
問題が続く場合は、データベースサーバーを再起動します。
569 E
EXEC SQL Error on insert into acstable * values
(acs, partition_id, acs_state acs_desired_state
).
説明: テーブルにレコードを挿入しようとして失敗しました。
変数:
acs
は ACS 識別子です。
partition_id
は ACS のパーティション ID です。
acs_state
は ACS の実際の状態です。
acs_desired_state
は ACS の期待される状態です。
ユーザーの対応:
ACSLS を再起動します。
問題が続く場合は、データベースサーバーを再起動します。
713 E
EXEC SQL unable to delete volume
vol_id
because of database error
.
説明: ACSLS はライブラリのボリュームを検出できませんでした。削除済みとしてマークを付けようとしましたが、ACSLS データベースインタフェースは volumetable
更新に異常ステータスを返しました。データベースの更新に失敗しました。
変数: vol_id
は存在しないボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
ACSLS を停止します (kill.acsss
)。
データベースを停止します (db_command stop
)。
ハングしている ACSLS プロセスを停止します。
ACSLS を再起動します (1 回)。
問題が解決しない場合は、テーブル volumetable
が存在し、「acsss」ユーザーにそのテーブルを更新するための適切な権限があることを確認する必要があります。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
886 N
byte count
(byte_count
) too small for min packet size
(min_size
) ignored
.
説明: ACSLM は CSI または ACSSA から小さすぎるメッセージを受け取りました。ACSLM は、十分な情報が含まれていなかったため、メッセージの解釈を試行しませんでした。これは、ネットワークまたはソフトウェアのいずれかに問題がある可能性があります。
変数:
byte_count
はメッセージのバイト数です。
min_size
は有効な読み取り可能なメッセージの最小サイズです。
ユーザーの対応:
ネットワークまたは ACSAPI クライアントが問題の原因ではないことを確認します。
ネットワークまたは ACSAPI クライアントに問題がない場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
890 N
Severe Error
(status
), Exiting to ACSSS
.
説明: ACSLM でデータベース障害またはライブラリ構成における不整合など回復不能なエラーが発生しました。ACSLM は可能であれば回復処理を自動的に開始します。回復が失敗し、かつ問題がネットワークまたは ACS API クライアントソフトウェアによって引き起こされていないと判断する場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。不完全な回復ステータスで回復が完了した場合は、コールする必要はありません。ただし、できるだけ早くライブラリを監査してください。
変数: status
は重大なエラーの性質を示すメッセージです。
ユーザーの対応: 前のイベントログエントリを調べて、失敗の原因を特定します。関連するメッセージの推奨されるアクションに従います。
923 N
Drive
drive_id
lookup failed.
説明: カートリッジ回復の実行中に、ドライブ、マウント、マウント解除のアクティビティーなどでのドライブの関連性を示すステータスがボリュームレコードで検出されました。ボリュームレコードに記録されていたドライブのデータベースでレコードが見つかりませんでした。
変数: drive_id
はボリュームレコードに記録された特定のドライブ識別子です。
ユーザーの対応: なし。カートリッジ回復は、ドライブがそのボリュームに記録されていなかったかのように処理を続行します。
928 N
XDR message translation failure.
説明: 1 つのバージョン (1、2、3、または 4 パケット) から別のバージョンにデータのパケットを変換している間に、XDR (外部データ表現) トランスレータでエラーが検出されました。
変数: なし。
ユーザーの対応:
サーバーシステムを再起動して、問題が持続するか確認します。
問題が続く場合、障害発生時の CSI トレースと CSI トレース中の完全なイベントログを用意して Oracle Support に連絡します。
935 N
Initiation Started
.
説明: CSI の初期化が開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
936 N
Creation of connect queue failed
.
説明: cl_qm_init()
または cl_qm_create()
共通ライブラリ関数のコールが、内部 SSI アドレス接続キューの作成時に失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応:
コマンドプロセッサのウィンドウから、ライブラリサーバーを静止状態にするアイドルリクエストを発行します。
acsss
ユーザーとしてログインし、kill.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを停止します。
rc.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを再起動します。
エラーが再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
937 N
Creation of network output queue failed
説明: CSI は、CSI と SSI の間のメッセージに使用するネットワーク出力キューを作成できませんでした。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
938 N
Initiation completed.
説明: 指定したプロセスは開始手順を完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
941 N
Undefined message detected: discarded
.
説明: CSI で、不正なメッセージフォーマットまたは CSI の障害により ACSLM またはネットワークインタフェース (NI) から配信できないメッセージが発生しました。メッセージは破棄されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
943 N
Cannot delete Q-id
queue_id
, Member
: member_id.
説明: CSI は内部キューのメッセージを削除できません。
変数:
queue_id
は CSI 接続キューの識別子です。
member_id
は削除しようとしているキューのメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データを収集します。Oracle Support の診断情報の収集を参照してください。Oracle Support に問い合わせてください。
945 N
Invalid communications service.
説明: このエントリは 2 つの使用可能な通信サービスのいずれの環境変数も定義されていないことを示している可能性があります。これらの変数は CSI_TCP_RPCSERVICE
と CSI_UDP_RPCSERVICE
で、acsss_config
を介して定義できます。acsss_config
の使用については、ACSLS 管理者ガイドのライブラリハードウェアの構成の章を参照してください。このメッセージは、SSI から受信したリクエストで、正しくない値が CSI_HEADER
のプロトコルに依存する部分に指定されていることを示す場合もあります。
変数:
CSI_TCP_RPCSERVICE
は TCP 通信サービスの変数です。
CSI_TCP_RPCSERVICE
は UDP 通信サービスの変数です。
acsss_config
は ACSLS 環境を構成するために使用されるプログラムです。
CSI_HEADER
は CSI プロトコルと値を指定する変数です。
ユーザーの対応:
通信サービスが acsss_config
を使用して定義されていることを確認します。
問題が再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
947 N
Cannot send message message: discarded.
説明: CSI はクライアントと通信できません。CSI は、タイムアウトを伴う適切な回数の再試行の後にメッセージを廃棄します。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
948 N
Cannot get queue status Errno:
error_no
Q-id
: queue_id
, Member
: member_id
.
説明: CSI はステータス情報を取得できません。
変数:
error_no
はシステムエラー番号です。
queue_id
は CSI 接続キューの識別子です。
member_id
は、CSI がステータス information
を検索するキューのメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
949 N
Queue cleanup Q-id:
queue_id
, Member
: member_id
removed
.
説明: CSI が接続キューから古いプロセスのパージ処理を開始しました。CSI は CSI_CONNECT_AGETIME
よりも古いプロセスを定期的に検索し、それらをパージします。
変数:
queue_id
は CSI 接続キューの識別子です。
member_id
は削除しようとしているキューのメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
950 N
Cannot locate queue Q-id:
queue_id
, Member
: member_id
説明: CSI は内部キューの特定のメンバーを検出できません。
変数:
queue_id
は CSI 接続キューの識別子です。
member_id
は検索しようとするキューのメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: キューのメンバーが接続キューのエージング時間 (CSI_CONNECT_AGETIME
環境変数で定義) より古いために削除されている場合は、必要なアクションはありません。接続キューのエージング時間が経過する前にこのエラーが発生する場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
951 N
Queue creation failure
.
説明: CSI は接続キューを作成できません。
変数: なし。
ユーザーの対応:
ACSLS を再起動します。
このエラーが発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
952 N
Cannot add member to queue Q-id:
queue_id
説明: CSI はクライアントのリターンアドレスをキューに配置できませんでした。
変数: queue_id
は CSI 接続キューの識別子です。
ユーザーの対応: このエラーが発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
953 N
Invalid procedure number.
説明: プログラムは CSI を使用しようとしていますが、2 つの有効なプロシージャー番号のいずれかを使用していません。これは、クライアントアプリケーションのプログラミングエラーです。
変数: なし。
ユーザーの対応: このエラーが発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
954 N
Unsupported module type
module_type
detected:discarded.
説明: ACSLM は、TYPE_CSI
または TYPE_SA
に設定されていない IPC_HEADER
module_type
を含むリクエストを検出しました。ACSLM は、CSI を介したクライアントアプリケーションまたは ACSSA を介したユーザーから受信したリクエストのみを処理します。
変数: module_type
は無効なエントリです。
ユーザーの対応: このエラーが発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
955 N
RPC TCP client connection failed
, rpc_error_msg
Errno
= error_no
Remote Internet address:
Internet_add
, Port
: port_id
.
説明: 試行した TCP 接続には接続できません。これは、クライアントシステムのネットワークエラーです。
変数:
rpc_error_msg
は RPC サービス自体によって生成された詳細なエラーメッセージです。多くの場合、このメッセージは登録されていないプログラム番号になり、CSI または SSI のいずれかが実行していないことを示します。
error_no
はシステムエラー番号です。
Internet_add
は応答が送信されるクライアントシステムのアドレスです。
port_id
はポート識別子です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
956 N
RPC_UDP client connection failed,
rpc_error_msg
, Remote Internet address:
Internet_add
, Port: port.
説明: 試行した UDP 接続には接続できません。
変数:
rpc_error_msg
は RPC サービス自体によって生成された詳細なエラーメッセージです。多くの場合、このメッセージは登録されていないプログラム番号になり、CSI または SSI が実行していないことを示します。
Internet_add
は、クライアントホストのアドレスで、符号なし長整数型として表現されます。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
957 N
Invalid network protocol.
説明: サポートされていないネットワークプロトコルが渡されました。これは、クライアント SSI のプログラミングエラーです。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
960 N
Cannot reply to RPC message.
説明: svc_sendreply()
関数のコールが失敗したため、CSI は RPC メッセージに応答できません。これは、クライアントシステムのネットワークエラーです。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
964 N
Unmapped previously registered RPC service
.
説明: CSI が開始されました。CSI に以前に割り当てられた RPC 番号が引き続き存在していることを通知します。CSI はこの番号をマップせず、svctcp_create()
が開始の一部として新しい番号に再マップします。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
965 N
Create of RPC TCP service failed.
説明: svctcp_create()
関数の RPC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
966 N
Can't register RPC TCP service
.
説明: svc_register()
関数のコールが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
967 N
Create
of RPC UDP service
failed
.
説明: svctcp_create()
関数の RPC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
968 N
Cannot register RPC UDP service
.
説明: svc_register()
関数のコールが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
969 N
Termination Started.
説明: CSI の終了が開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
970 N
Termination
Completed
.
説明: CSI の終了が正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
971 N
LH error type = LH_ERR_TRANSPORT_BUSY
drive_id
説明: 識別されたドライブはビジー状態です。
変数: drive_id
はビジー状態のドライブを識別します。
ユーザーの対応: なし。
975 N
Invalid command.
説明: CSI は、認識できないコマンドが CSI_REQUEST_HEADER
の MESSAGE_HEADER
部分に指定された SSI からのリクエストパケットを受信しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
976 N
Invalid location type
.
説明: CSI は、認識できないタイプがリクエストの message_data
部分に指定された SSI からのリクエストパケットを受信しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
977 N
Invalid type
.
説明: CSI は、CSI_REQUEST_HEADER
の IPC_HEADER
部分に認識できない TYPE
が指定された、またはメッセージパケットに認識できない IDENTIFIER
タイプが指定された NI からのパケットを受信しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
980 N
Cannot read message from ACSLM: discarded
.
説明: CSI は ACSLM からメッセージを検出しましたが、そのメッセージを読み取れません。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
981 N
Operating system error
error_no
.
説明: CSI でオペレーティングシステムエラーが発生しました。このメッセージは、CSI またはライブラリサーバーにではなく、オペレーティングシステム自体に問題があることを示しています。
変数: error_no
はシステムエラー番号です。Oracle OS ドキュメントを参照してください。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
982 N
Duplicate packet from ACSLM detected:discarded.
説明: CSI は重複した IPC パケットを受信しました。重複したパケットを自動的に削除します。
変数: なし。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1005 N
Insufficient packet size =
bytes
.
説明: 内部 ACSLS 障害が発生しました。
変数: bytes
はパケットサイズです。
ユーザーの対応: エラーが繰り返される場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1006 N
line
line_number
, Unknown packet received, command =
command
.
説明: ACSLM (ライブラリマネージャープロセス) は別の ACSLS プロセスから予期しない IPC パケットを受信しました。これは通常、リクエストコマンドが完全にクリーンアップされる前に未処理のリクエストプロセス (コマンドに関連付けられた) が ACSLM にパケットを送り返したため、コマンドが取り消された場合に発生します。
変数:
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
command
は受信した ACSLS コマンドパケットのタイプです。
ユーザーの対応: なし。
1017 N
CAP
cap_id
: Enter succeeded
status.
説明: 挿入操作は正常に終了しました。
変数:
cap_id
は CAP の識別子です。
status
は挿入コマンドの最終ステータスコードです。
ユーザーの対応: なし。
1021 N
Initiation of CSI Failed
説明: CSI の開始に失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1022 N
Cannot send message to NI:discarded,
failure_msg
.Errno =
error_no
(none
) Remote Internet address:
Internet_add
Port
: port_id
.
説明: NI の通信メカニズムは CSI からのメッセージを受け入れられません。CSI は、タイムアウトを伴う適切な回数の再試行の後にメッセージを廃棄します。
変数:
failure_msg
は失敗の原因を識別するメッセージテキストです。
error_no
はシステムエラー番号です。
Internet_add
は、クライアントホストのアドレスで、符号なし長整数型として表現されます。
port_id
はポート識別子です。
ユーザーの対応: 説明および推奨アクションについては、対応する failure_msg
の説明を参照してください。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1024 N
Cannot send message to NI:discarded
status
Errno =
error_no
Remote Internet Address:
Internet_add
Port:
port_id
.
説明: ACSLS サーバーはクライアントに応答できず、再試行回数の上限に達しました。応答パケットは破棄されます。
変数:
status
は関数の最終ステータスコードです。
error_no
は障害に関連付けられたシステムエラー番号です (ACSLS エラーには意味がない場合があります)。
Internet_add
は応答が送信されるクライアントシステムのアドレスです。
port_id
は応答が送信されるクライアントシステムポートです。
ユーザーの対応: クライアント/サーバー通信とリクエストが影響を受けない場合、アクションは必要ありません。それらの通信/リクエストが悪影響を受ける場合、Oracle では次の手順を実行することをお勧めします。
ネットワーク担当者に、ローカルネットワークまたはそのネットワーク上のトラフィックのいずれに問題の原因があるかを判別してもらいます。
ローカルネットワークに原因がない場合は、クライアントがサーバーから応答パケットを受け入れない理由を判別するため、クライアントシステムのソフトウェアプロバイダに問い合わせてください。
1025 N
Unexpected signal caught, value:
signal.
説明: CSI は予期していないシグナルを受け取りました。
変数: signal
は CSI が受信したシグナル値です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1026 N
Dropping from Queue: Remote Internet Address:
Internet_add
Port
: port_id
ssi_identifier
: ssid
Protocol
: protocol_type
Connect type
: connection_type
説明: ACSLS サーバーはクライアントに応答できず、再試行回数の上限に達しました。応答パケットは破棄されます。
変数:
Internet_add
は応答を送信するクライアントシステムのアドレスです。
port_id
は応答が送信されるクライアントシステムポートです。
ssid
はクライアント側のネットワークインタフェースに関連付けられた識別子です。
protocol_type
は使用するネットワークプロトコルです。
connection_type
はネットワーク接続タイプです。
ユーザーの対応: クライアント/サーバー通信とリクエストが影響を受けない場合、アクションは必要ありません。それらの通信/リクエストが悪影響を受ける場合、Oracle では次の手順を実行することをお勧めします。
ネットワーク担当者に、ローカルネットワークまたはそのネットワーク上のトラフィックのいずれに問題の原因があるかを判別してもらいます。
ローカルネットワークに原因がない場合は、クライアントがサーバーから応答パケットを受け入れない理由を判別するため、クライアントシステムのソフトウェアプロバイダに問い合わせてください。
1052 I
Volume
vol_id
missing, home cell was
cell_id
, drive was
drive_id
, unable to examine
.
説明: このテープカートリッジは、ACSLS が想定する場所で見つかりませんでしたが、ホームセルまたはドライブのいずれかを回復プロセス時に検査できませんでした。ACSLS がカートリッジについて記録されたすべての場所を調べ、それらの場所にないことが判明するまで、ボリュームレコードはデータベース内に残ります。
変数:
vol_id
は欠落しているカートリッジのボリューム識別子です。
cell_id
はデータベースに記録されたこのカートリッジのストレージセルの場所です。
drive_id
は、カートリッジが含まれるテープドライブです (データベースに記録されているとおりにある、またはない)。
ユーザーの対応: 必要なアクションはありません。カートリッジは、ホームセルまたは今のところ検査できないドライブ内に記録されます。ACSLS は、LSM がオンラインになる、またはドライブの準備が整いライブラリとの通信が開始されると、カートリッジを回復しようとします。ACSLS がカートリッジを検出しない場合、ユーザーは ACS の監査を実行して失われたボリュームを探すことができます。
1053 I
Volume
vol_id
was not found and will be deleted.
説明: このテープカートリッジのボリュームレコードはデータベースから削除されます。
変数: vol_id
は欠落しているカートリッジのボリューム識別子です。
ユーザーの対応: 必要なアクションはありません。
1054 I
Volume
vol_id
deleted, home cell was
cell_id
, drive was
drive_id
説明: このテープカートリッジのボリュームレコードはデータベースから削除されます。
変数:
vol_id
は欠落しているカートリッジのボリューム識別子です。
cell_id
はデータベースに記録されたこのカートリッジのストレージセルの場所です。
drive_id
は、このカートリッジが含まれるテープドライブです (データベースに記録されているとおりにある、またはない)。
ユーザーの対応: 必要なアクションはありません。ユーザーは ACS の監査を実行して、失われたボリュームを探すことができます。
1139 W
ACS
: acs_id
port
: port_id
Parity error
.
説明: ACSLS サーバーと LMU 間の通信でパリティエラーが発生しました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
port_id
は ACSLS と LMU 間のポートの識別子です。
ユーザーの対応: なし。このメッセージが頻繁に繰り返し発生する、またはライブラリリクエストの完了に悪影響が出る場合、ACSLS と LMU 間のケーブル接続を確認します。
1141 W
ACS
: acs_id
port
: port_id
Read timed out.
説明: ACSLS サーバーと LMU 間の通信で読み取りがタイムアウトしました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
port_id
は ACSLS と LMU 間のポートの識別子です。
ユーザーの対応: なし。このメッセージが頻繁に繰り返し発生する、またはライブラリリクエストの完了に悪影響が出る場合、ACSLS と LMU 間のケーブル接続を確認します。
1145 W
ACS
: acs_id
No queue entry found.
説明: このメッセージは、応答を LMU からエラーステータスで受け取ったものの、ACSLS が対応するエントリの作業キューを検索した際に、そのキューが見つからなかったことを示しています。この場合、実際の原因を特定できませんが、LMU と ACSLS の間のデータ伝送エラー、場合によっては LMU からの重複リターンメッセージが原因である可能性があります。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: 問題が繰り返される場合は、ハードウェアに問題がないか LMU ログを確認し、必要に応じて LMU トレースを取得して、ハードウェアのサービス担当者が問題を診断する際に活用できるようにします。
1154 I
ACS
: acs_id
Unexpected acknowledge received from the library; ignored
.
説明: ACSLS ライブラリハンドラが予期しない確認応答をライブラリから受け取りました。この余分の確認応答は無視されます。
バックグラウンド: ACSLS がホストライブラリインタフェース (HLI) を使用してライブラリと通信する場合、各伝送に確認応答する必要があります。確認応答が 10 秒で受信されない場合、ACSLS は伝送を再送信します。ACSLS が遅延した確認応答を受け取ると、その確認応答は無視されます。HLI ライブラリには SL8500 と SL3000 が含まれます。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。ACSLS とライブラリは、タイムアウト時間内に確認応答が行われない伝送を自動的に再送信します。
1156 N
Invalid character received, line =
line_number.
説明: LMU から受け取ったデータパケットに無効な文字が含まれています。有効な文字は A - Z および 0 - 9 です。
変数: line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
ユーザーの対応: 問題が持続し、システムが回復しない場合は、LMU と ACSLS サーバーの間のケーブル接続を確認します。
1159 W
ACS:
acs_id
port:
port_id
Failed to connect, line =
line_number
説明: ACSLS サーバーと LMU 間の接続で、通信の確立に失敗しました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
port_id
は ACSLS と LMU 間のポートの識別子です。
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーと LMU の指定したポート間の物理的な接続およびケーブルを確認します。
1178 W
Rp error: Co_4400:Vwrite: ACS
acs_id
: No connection created yet, line =
line_nbr.
説明: ACSLS にライブラリへのアクティブな接続がないときに、ACSLS リクエストプロセスがライブラリにリクエストを送信しようとしました。
変数:
acs_id
は ACSLS がリクエストを送信しようとしたライブラリ (ACS) を識別します。
line_nbr
はメッセージを発行したソースコードの行を識別します。
ユーザーの対応: ライブラリにリクエストを送信する前に、ACSLS とライブラリ間で通信を復元します。
ライブラリの準備ができていることを確認します。
ポートと ACS の両方の状態は、オンラインである必要があります。オンラインでない場合、それらをオンラインに切り替えます。
ACSLS とライブラリ間のネットワーク通信に関するすべての問題を解決します。
1185 N
ACS:
acs_id
port:
port_id
Resetting port, line =
line_number.
説明: ACSLS サーバーと LMU 間の通信エラーが発生しました。通信を再試行するために、ポートはリセットされます。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
port_id
は ACSLS と LMU 間のポートの識別子です。
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
ユーザーの対応: 通信が正常に再確立される場合、何もありません。正常に確立しない場合、ACSLS サーバーと LMU 間の物理的な接続と、ACS 通信ポートの acsss_config
設定を確認します。
1187 N
Invalid or unknown media type found in transaction.Unpack LMU Message Transaction.
説明: LMU は、現在のライブラリ操作のオブジェクトボリュームに関連付けられた不明または無効なメディアタイプを検出しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連するボリュームの物理ラベル上のメディアタイプ文字を確認します。メディアタイプの文字が文字化けしている、または欠落している場合は、新しいラベルをボリュームに付ける必要があります。このエラーの複数のインスタンスが、ロボット視覚システムの問題を指し示している可能性があります。
1292 N
Volume
vol_id
: Found in
cell/CAP/drive/recovery cell_id/CAP_id/drive_id/cell action.
説明: 間違って配置されたテープがライブラリで見つかった場合に、このメッセージが発行されます。
変数:
vol_id
は見つからなかったボリュームの識別子です。
cell/CAP/drive/recovery
はボリュームが検出された場所のタイプです。
cell_id/CAP_id/drive_id/cell
はボリュームが検出された場所の識別子です。プレイグラウンド領域 (回復) で検出されるボリュームの場合、cell_id
ではなく cell の語句のみが出力されます。
action
は、ボリュームレコードが作成された場合は追加され、このボリュームにボリュームレコードがすでにある場合は回復されます。
ユーザーの対応: なし。
1328 N
DBMS error.Return code
sql_code
and message
error_message
.DI_STATUS =
di_status.
説明: ACSLS データベースで無効なトランザクションまたはシステムエラーが検出されました。
変数:
sql_code
は ODBC によって返される SQL エラーコードです。
error_message
は sql_code_code
の説明です。
di_status
はデータベースインタフェースによって返されるステータスです。
ユーザーの対応: エラー条件を解決します。サポートが必要な場合は、上記のとおり必要な情報を収集し、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1392 N
LSM
lsm_id
offline
.
説明: LSM がオフラインであるため、テープカートリッジを挿入できません。挿入処理時にこのメッセージがログに記録された場合、このメッセージは、CAP が挿入に使用されていたときに、LSM が force オプションでオフラインに変更されたことを意味します。
変数: lsm_id
は LSM の識別子です。
ユーザーの対応: LSM をオンラインに変更し、挿入リクエストを再発行をします。
1406 N
Transport failure
drive_id
.
説明: 指定されたトランスポートでハードウェア障害が発生しました。
変数: drive_id
は失敗したトランスポートです。
ユーザーの対応: Oracle Support に連絡します。
1418 N
Server system idle.
説明: ACSLM はオペレータによってアイドル状態にされたため、ライブラリリソースを使用するリクエストには使用できません。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1419 N
Server system running
.
説明: ACSLM は実行状態にされています。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1420 N
CAP
cap_id
: Cartridges detected in CAP
.
説明: オンラインの変更操作中、あるいはライブラリサーバーの起動または回復中に、カートリッジが CAP で検出されました。
変数: cap_id
は CAP の識別子です。
ユーザーの対応: 挿入リクエストを発行し、指定された CAP のロックを解除します。その後、CAP からカートリッジを取り出します。
1421 N
Drive
drive_id
: Clean drive.
説明: 指定されたドライブはクリーンアップする必要があります。
変数: drive_id
はライブラリドライブの識別子です。
ユーザーの対応: 自動クリーニングが FALSE の場合は、指定したドライブにクリーニングカートリッジをマウントします。自動クリーニングが TRUE の場合、このメッセージは情報のみを示します。ドライブの次のマウントの前に、ドライブは自動的にクリーンアップされます。
1422 N
Library configuration error
.
説明: データベースで指定されたライブラリ構成は、LMU で定義されている構成と異なります。または、コンポーネントはデータベースに表示されますが、LMU コマンドへの応答に失敗します。このエラーによって、ライブラリサーバーは終了します。
変数: なし。
ユーザーの対応: acsss_config
を再実行します。次に監査を実行します。acsss_config
および監査の実行については、ACSLS 管理者ガイドのライブラリハードウェアの構成の章を参照してください。
1423 N
Database failure
.
説明: ACSLS プロセスはデータベースにアクセスできません。失敗の原因を示すデータベースエラーコードはイベントログにも書き込まれます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1427 N
Event log is full.
説明: イベントログがライブラリサーバーのインストール時に定義された最大サイズに達しました。メッセージはイベントログに追加され続けますが、ログのサイズが減らされるまで、このメッセージは 1 分間隔でログに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: アーカイブ目的で現在のイベントログのコピーを保持する場合は、別のディレクトリへ移動します。イベントログ出力が次のメッセージをログに記録する際に、新しいファイルが自動的に作成されます。イベントログの管理については、ACSLS 管理者ガイドのレポート作成およびロギングの章を参照してください。
1428 N
Server system idle is pending.
説明: ACSLM はアイドル保留状態のため、ライブラリリソースを使用したリクエストには使用できません。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1429 N
CAP
cap_id
: Place cartridges in CAP
.
説明: 指定された CAP は、挿入操作の一部としてカートリッジを受け取る準備ができています。CAP ドアが開くまで、このメッセージは約 2 分間隔で繰り返されます。
変数: cap_id
は CAP の識別子です。
ユーザーの対応: 指定した CAP のドアを開いてカートリッジを CAP に置きます。
1430 N
IPC failure on socket
socket_id
.
説明: ACSLM または ACSSA は別のライブラリサーバーのソフトウェアコンポーネントと通信できません。
変数: socket_id
は障害が発生したソケットの識別子です。
ユーザーの対応: idle force コマンドを発行しなかったために問題が繰り返し発生する場合は、ライブラリサーバーのソフトウェアを停止してから再起動します。次の手順を使用します。
cmd_proc
ウィンドウからアイドルリクエストを発行し、ライブラリサーバーを静止状態にします。
acsss
ユーザーとしてログインし、kill.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを停止します。
rc.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを再起動します。
問題が持続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1431 N
component component_id
: Library error,
error_type.
説明: ライブラリハードウェアのエラーが ACSLS に報告されました。
変数:
component
はライブラリのコンポーネント (たとえば、ポートまたはドライブ) です。
component_id
はライブラリコンポーネントの識別子です。
error_type
は ACSLS サーバーがライブラリから受信したエラーのタイプ、または ACSLS がライブラリと通信を試みた際に発生したエラーのタイプです
ユーザーの対応 :このメッセージやイベントログのその他のメッセージからエラーの原因が判明しない場合は、Oracle Support にエラーを報告します。Oracle Support では、ライブラリおよび関連するハードウェアコンポーネントを確認し、ライブラリの失敗の原因を判断する必要があります。
1432 N
Server System network interface timeout
.
説明: クライアントの応答が不足しているため、ネットワークデータの処理中にタイムアウトが発生しました。それより前に挿入したリクエストなどのデータやシステム応答が失われた可能性があります。
ユーザーの対応:
サーバーとクライアントの両方のシステムでネットワーク接続を確認します。失われたデータがない場合、エラーはネットワークアクティビティーや一時的な負荷に原因がある可能性があります。
エラーが続く場合は、ネットワーク操作を確認します。
1433 N
component component_id:
Offline
.
説明: 指定されたコンポーネントはオフラインに変更されました。
変数:
component
はライブラリコンポーネント (たとえば、ACS) です。
component_id
はライブラリコンポーネントの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
1434 N
component component_Id
: Online.
説明: 指定されたコンポーネントはオンラインに変更されました。
変数:
component
はライブラリコンポーネント (たとえば、ACS) です。
component_id
はライブラリコンポーネントの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
1435 N
Software process failure.
説明: ライブラリリクエストプロセスが失敗しました。これは、リクエスト処理でのエラー、または予期しないプロセスの終了が原因である可能性があります。idle force
コマンドを発行しただけの場合は、このエラーを無視できます。
変数: なし。
ユーザーの対応: コマンドを再試行し、同じエラーが発生するかどうか確認します。エラーが発生する場合は、次の手順に従って、ACSLS を停止し、再起動します。
コマンドプロセッサのウィンドウから、ライブラリサーバーを静止状態にする idle
リクエストを発行します。
acsss
ユーザーとしてログインし、kill.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを停止します。
rc.acsss
ユーティリティーを使用してライブラリサーバーを再起動します。
監査を実行し、データベースをライブラリの物理コンテンツと一致させることをお勧めします。
1436 N
Server system recovery complete.
説明: ライブラリサーバーの回復は正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1437 N
Server system recovery failed.
説明: ライブラリサーバーの回復が失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: この失敗に関する追加の情報がないか前のイベントログエントリを調べます。関連するエラーメッセージの推奨されるアクションに従います。
1438 N
LSM
lsm_id
: In-transit cartridge recovery incomplete
説明: ライブラリサーバーの回復中に、指定された LSM で移動中のカートリッジをすべて回復することに失敗しました。
変数: lsm_id
は移動中のカートリッジが含まれる LSM の識別子です。
ユーザーの対応:
LSM を照会し、LSM に空のセルがあることを確認します。
LSM に空のセルがない場合、カートリッジを取り出し、セル領域を解放します。カートリッジの取り出しについては、ACSLS 管理者ガイドのカートリッジ管理の章を参照してください。
指定された LSM の CAP が空であることを確認します。
LSM をオフラインにしてからオンラインに戻し、移動中のカートリッジ回復を試行します。
この処理で改善されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1439 N
Server system recovery started
.
説明: ライブラリサーバーの回復が開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1440 N
CAP
cap_id
: Remove cartridges from CAP.
説明: 指定された CAP にカートリッジが含まれていて、それらを取り外す操作の準備が整いました。CAP ドアが開くまで、このメッセージは約 2 分間隔で繰り返されます。
変数: cap_id
は CAP の識別子です。
ユーザーの対応: 指定された CAP ドアを開き、カートリッジを取り外します。
1441 N
Server system network interface failure.
説明: CSI で Remote Procedure Call (RPC) エラーが発生しました。それより前に挿入したリクエストなどのデータやシステム応答が失われた可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: この失敗に関する追加の情報がないか前のイベントログエントリを調べます。関連するエラーメッセージの推奨されるアクションに従います。
1442 N
Pool
pool_id
: high water mark warning
.
説明: 指定したスクラッチプール内のボリュームの数がハイウォーターマーク以上になりました。
変数: pool_id
はプール識別子です。
ユーザーの対応: なし。カートリッジがプールから使用された、またはハイウォーターマークのしきい値がリセットされた場合を除き、ボリュームが指定されたスクラッチプールに追加されるたびにこのメッセージが繰り返し表示されます。スクラッチプールの管理については、ACSLS 管理者ガイドのカートリッジ管理の章を参照してください。
1443 N
Pool
pool_id
: low water mark warning.
説明: 指定したスクラッチプール内のボリュームの数がローウォーターマーク以下になりました。
変数: pool_id
はプール識別子です。
ユーザーの対応: スクラッチボリュームが不足する問題が生じないかぎり、スクラッチボリュームの追加に関する自社の手順に従ってください。スクラッチプールの管理については、ACSLS 管理者ガイドのカートリッジ管理の章を参照してください。
1444 N
CAP
cap_id
: No CAP available, waiting
.
説明: 監査処理は完了しましたが、CAP はカートリッジの取り出しに使用できません。
変数: cap_id
は使用できる CAP を持たない ACS を示します。
ユーザーの対応: なし。CAP が使用可能な場合、カートリッジを取り出します。
1445 N
Drive
drive_id
: Cleaned.
説明: 指定されたドライブがクリーンアップされました。
変数: drive_id
はライブラリドライブの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
1446 N
CAP
cap_id
: CAP opened
.
説明: CAP が開かれています。
変数: cap_id
は開かれた CAP の識別子です。
ユーザーの対応: なし。
1447 N
CAP
cap_id
: CAP is uninstalled, inoperative or it is offline
.
説明: CAP がアンインストールされたか、作動不能か、またはオフラインです。
変数: cap_id
はドアが開かれた CAP の識別子です。
ユーザーの対応: CAP がオフラインの場合、オンラインにします。CAP がアンインストールされたか、作動不能な場合は、その他の使用可能な CAP を使用します。
1448 N
filesystem
: Disk usage of
current
% pct exceeds limit of
limit
% pct.
説明: 指定されたファイルシステムで使用可能なディスク容量がもう少しでなくなります。このメッセージは通常、イベントログが定期的にリセットされていないためにディスク容量を使い切ってしまったか、データベースのバックアップが定期的に実行されなかったためにデータベースジャーナルファイルがディスク容量を使い切ってしまったことを示します。
変数:
filesystem
は容量がもう少しでなくなるディスクサブシステムの名前です。
current
はファイルシステムで使用されているディスク容量の現在の割合です。
limit
はこのメッセージが定期的に発行されるディスクのしきい値です。
ユーザーの対応:
イベントログのサイズおよびロールオーバーファイルの管理については、ACSLS 管理者ガイドの付録 B: トラブルシューティングにある ACSLS イベントログを参照してください。
データベースのバックアップおよびデータベース REDO ログファイルの管理については、ACSLS 管理者ガイドのデータベースのバックアップおよび復元の章を参照してください。
1450 N
Volume identifie
r vol_id
deleted.
説明: 指定されたボリューム識別子は ACSLS データベースから削除されました。これは通常、ボリュームがライブラリから取り出されたときに発生します。また指定されたボリュームがあるべき場所に見つからない場合 (たとえば、ライブラリから手動で削除されたため) にも発生する可能性があります。
変数: vol_id
は削除されたボリュームのボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。ただし、エラーでボリュームが削除されたと思われる場合は Oracle Support にエラーを報告してください。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。
1453 N
CAP
cap_id
: Enter operation
status.
説明: このメッセージは、進行中であるか完了した挿入操作のステータスを示します。
変数:
cap_id
は CAP の識別子です。
status
は挿入操作およびメッセージに示された CAP の現在のステータスです。
ユーザーの対応: なし。
1458 N
Server system terminated.
説明: このメッセージは ACSLS サーバーが停止中であり、これ以上リクエストまたはコマンドを受け入れないことを示しています。
変数: なし。
ユーザーの対応: サーバーの停止が完了するのを待ってから、ACSLS サーバーを再起動します。
1459 N
lib_cmpnt cmpnt_id
configuration changed.
説明: cmpnt_id
(LSM 0,0
など) によって識別されるライブラリコンポーネントの構成が変更されました。
変数:
lib_cmpnt
はライブラリコンポーネントのタイプ (LSM、ACS、または CAP) です。
cmpnt_id
はライブラリコンポーネントの識別子 (0,0 (lsm_id
) など) です。
ユーザーの対応: なし。
1460 N
lib_cmpnt cmpnt_id
port configuration changed
.
説明: acs_id
によって識別される ACS のポート接続が変更されました。
変数:
lib_cmpnt
は ACS などのライブラリコンポーネントです。
cmpnt_id
は ACS を識別します。これは acs_id
(0 など) です。
ユーザーの対応: なし。
1463 N
Unknown media type detected.Not Entered.
Validate volumes placed in CAP
.
説明: CAP 内に見つかったボリュームのメディアタイプが ACSLS に認識されず、そのボリュームはライブラリに挿入されません。
変数: なし。
ユーザーの対応: CAP からカートリッジを取り外し、ラベルのメディアタイプ文字を確認します。ラベルが読み取り可能であり、ライブラリに接続された有効なテープデバイスに関連付けられていることを確認します。このエラーの複数のインスタンスが、ロボット視覚システムの問題を指し示している可能性があります。
1571 I
Backing up ACSLS control files
.
説明: ACSLS 制御ファイルのバックアップが開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1572 E
Error backing up ACSLS control files
control_file
.
説明: ACSLS 制御ファイル control_file
のバックアップ中にエラーが発生しました。
変数: control_file
は $ACS_HOME/data
または $ACS_HOME/data/external
のファイルです。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因の手掛かりとなる関連するエラーメッセージを監視します。
1573 I
ACSLS control files
control_files
successfully backed up to device.
説明: バックアップデバイスへの ACSLS 制御ファイルのバックアップが成功しました。
変数: control_files
はテープデバイスのデバイス $ACS_HOME/data
または $ACS_HOME/data/external
のファイル、またはユーザーがバックアップを取ろうとしているファイルです。
ユーザーの対応: なし。
1575 I
Restoring ACSLS control files.
説明: ACSLS 制御ファイルの復元が開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1577 I
ACSLS control files
control_files
have been restored.
説明: ACSLS 制御ファイルの復元が正常に完了しました。
変数: control_files
は $ACS_HOME/data
または $ACS_HOME/data/external
のファイルです。
ユーザーの対応: なし。
1578 E
Cannot extract ACSLS control files from
restore_file
.
説明: restore_file
からの ACSLS 制御ファイルの抽出中にエラーが発生しました。
変数: restore_file
は ACSLS の復元に使用されるファイルです。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因の手掛かりとなる関連するエラーメッセージを監視します。
1580 E
Cannot rename
source_file
to
destination_file
.
説明: source_file
の destination_file
への移動中にエラーが発生しました。
変数:
source_file
は移動するファイルです。
destination_file
はターゲットの場所です。
ユーザーの対応: 操作を実行するユーザーに必要な権限があるかどうかを確認します。
1597 E
Exiting Library configuration program because ACSSS services are currently running.To modify the library configuration, first 'idle' the library server and then run the command,'acsss disable'.
説明: acsss_config
ルーチンは、ACSLS が実行中であることを検出しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: acsss_config
を実行する前に ACSSS サービスを停止する必要があります。停止するには、acsss disable
を実行します。
1616 W
ACSLS control files export failed.Database export was successful though.
説明: ACSLS 制御ファイルのエクスポート中にエラーが発生しました。ただし、ACSLS データベースのエクスポートは正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因に関する手掛かりとなる関連するイベントログのメッセージを監視します。
1617 W
An export file of the ACSLS control files matching the exported database table data in import_file is not found.If ACSLS has been newly installed (or re-installed), this import will not be able to restore any previous product customization, such as access control or scratch preferences.
説明: ACSLS 5.2 プレリリースからエクスポートを実行した場合、ACSLS 制御ファイルは import_file
の一部ではなくなります。
ユーザーの対応: なし。
1619 W
ACSLS control files import failed.Database import was successful though.
説明: ACSLS 制御ファイルのインポート中にエラーが発生しました。ただし、ACSLS データベースのインポートは正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: この状況の考えられる原因に関する手掛かりとなる関連するイベントログのメッセージを監視します。
1626 I
Please place the ACSLS export cartridge in the tape drive.
説明: テープデバイスを使用する操作が開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: エクスポートされた ACSLS データベースファイルを含む適切なテープをテープドライブに配置します。
1627 W
Check Tape Device
tape_device
: Problems with the ACSLS export tape.
説明: テープデバイスを使用する操作が開始されました。
変数: tape_device
は ACSLS データのエクスポートに使用するテープデバイスです。
ユーザーの対応: テープドライブで確認される問題を修正します。
1651 I
Beginning database export phase.
説明: ACSLS データベースのエクスポートが開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1656 W
ACSLS must not be running to facilitate database imports and exports.Execute the ACSLS server shutdown script (kill.acsss).
説明: ACSLS の実行中にデータベースを停止しようとすると、このエラーがログに記録されます。アプリケーションがそのデータベースとかなりの頻度で通信するため、この操作は許可されません。データベースを停止する前に、ACSLS アプリケーションを停止する必要があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: コマンド idle
および kill.acsss
を実行して ACSLS を停止します。db_command stop
を使用してデータベースサーバーを停止します。
1657 I
Beginning database import phase.
説明: ACSLS データベースのエクスポートが開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1662 W
ACSSS services must not be running while managing database imports and exports.Bring down non-database services with acsss disable.
説明: インポートまたはエクスポートユーティリティーは ACSSS
サービスが実行されていることを検出しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 最初に ACSSS
サービスを停止してから、ACSLS データベースをインポートまたはエクスポートする必要があります。停止するには、acsss
disable
を使用します。
1663 I
Extracting ACSLS control files.
説明: ACSLS 制御ファイルの抽出が開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1698 E
Unable
to start ACSLS database
.
説明: ACSLS データベースの起動中にエラーが発生しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS データベースのログファイルを確認します。サポートが必要な場合は、上記のとおり必要な情報を収集し、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1726 I
ACSLS database recovery started.
説明: このメッセージは ACSLS データベースの回復が開始されるときにログに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1727 I
ACSLS recovery successfully completed.
説明: ACSLS の復元が正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1732 I
ACSLS database recovery successfully completed.Database has been restored to the point of the last backup plus any subsequent transactions recorded on the current disk.
説明: このメッセージは、実行した回復が完了したことを示します。メッセージの 2 つ目の部分は、次の状況でなければ、すべてのトランザクションが回復されたことを意味します。
プライマリディスクのみで 2 つ目のディスクがない。
プライマリディスクが破損し、回復を実行した。
これらの状況では、回復を実行した後にすべてのトランザクションファイルが回復されていない可能性があります。復元が必要とされた問題と同じ問題で redo
ログが破損したため、そのログが適用されなかった可能性があります。
2 番目のディスクがある、またはプライマリディスクしかないものの失敗していない場合は、すべてのトランザクションが復元された可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
1765 E
The backup media (in
device
) does not appear to have been generated by ACSLS database export.Please check and retry the operation with a valid tape or file.
説明: 間違った入力ファイルまたは tape_device
が指定されたため、ACSLS データベースのインポートは失敗しました。
変数: device
はユーザーがインポートしようとしたテープデバイスまたはファイルです。
ユーザーの対応: 正しいファイルまたは tape_device
を使用します。
1775 E
Failed to add necessary CRON entry for PostGres log management.
説明: PostgreSQL ログ管理の cron
エントリの追加中にエラーが発生しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: cron
エントリを追加するために必要な権限がユーザーにあるかどうかを確認します。
1820 E
Unable to kill scsilh.im, PID
PID
.
説明: 製品を起動したときに、scsilh
プロセス (scsilh.im
) が実行されていました。製品を起動する前に、scsilh.im
プロセスを終了する必要があります。
変数: PID
は実行中の scsilh.im
イメージのプロセス ID です。
ユーザーの対応:
acsss
として stopSCSILH.sh
を実行し、scsilh.im
を終了します。
acsss
として実行したときに stopSCSILH.sh
が機能しない場合、root
として stopSCSILH.sh
を実行します。
root として実行した場合に stopSCSILH.sh
が失敗する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1822 E
Killing SCSILH
process
PID
with SIGTERM failed on
error_desc
, errno= error_no.
説明: 製品を起動または停止したときに scsilh.im
が実行されていました。製品を起動する前に、scsilh.im
プロセスを終了する必要があります。
変数:
process
はエラーが検出されたプロセスです。
PID
は終了するプロセスのプロセス ID です。
error_desc
は kill によって返される error_no
に関連付けられた UNIX エラーの説明です。
error_no
は UNIX システムのエラー番号の値です。
ユーザーの対応:
acsss
として stopSCSILH.sh
を実行し、scsilh.im
を終了します。
acsss
として実行したときに stopSCSILH.sh
が機能しない場合、root
として stopSCSILH.sh
を実行します。
root として実行した場合に stopSCSILH.sh
が失敗する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1824 E
Invalid driver_state
state
for Connect/Vary request
ACS ACS_id
port_name
.
説明: このエラーメッセージは ACSLS ソフトウェアエラーを示します。
変数:
state
はドライバの状態で STATE_<NAME_OF_STATE> という形式になります。
acs_id
は、リクエストを受信した ACS の識別子です。
port_name
は接続/変更リクエストでのポートの名前です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1826 E
Cleanup of SCSILH failed, rerun stopSCSILH.sh manually, errno
error_desc
説明: 製品を起動または停止したときに scsilh
プロセスが実行されていました。製品を起動する前に、この scsilh
プロセスを終了する必要があります。
変数: error_desc
は、UNIX、システムコール、システムによって返される errno
に関連付けられた UNIX エラーの説明です。
ユーザーの対応:
acsss
として stopSCSILH.sh
を実行し、scsilh
を終了します。
acsss
として実行したときに stopSCSILH.sh
が機能しない場合、root
として stopSCSILH.sh
を実行します。
root
として実行したときに stopSCSILH.sh
が失敗する場合、Oracle Support に連絡します。
1827 E
Cleanup of SCSILH failed, rerun stopSCSILH.sh manually, return code
return_code
.
説明: 製品を起動または停止したときに scsilh
プロセスが実行されていました。製品を起動する前に、この scsilh
プロセスを終了する必要があります。
変数: return_code
は ACSLS シェルスクリプト stopSCSILH.sh
からのリターンコードです。
ユーザーの対応:
acsss
として stopSCSILH.sh
を実行し、scsilh
を終了します。
acsss
として実行したときに stopSCSILH.sh
が機能しない場合、root
として stopSCSILH.sh
を実行します。
root
として実行したときに stopSCSILH.sh
が失敗する場合、関連データを収集して Oracle Support に連絡します。
1828 E
ACS
acs_id
: fork of SCSILH failed errno
(error_no
) error_desc
説明: UNIX システムコールフォークでエラーが発生しました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
error_no
は UNIX フォークシステムコールによって返される UNIX システムのエラー番号の値です。
error_desc
は、UNIX、システムコール、フォークによって返されるエラー番号に関連付けられた UNIX エラーの説明です。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動しても問題が続く場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1829 E
execl (
program
) failed, errno
=error_desc
説明: UNIX システムコール execl はプログラムの実行に失敗しました。
変数:
program
は execl が実行を試行したプログラムです。
error_desc
は UNIX execl システムコールによって返される errno
に関連付けられた UNIX エラーの説明です。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動しても問題が続く場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1830 E
SCSILH did not start, acslh exiting.
説明: このメッセージは ACSLS、SCSILH、または UNIX システムのいずれかで発生した回復不能なエラーを示します。製品はこのメッセージの一部として停止します。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動しても問題が続く場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1831 E
return code (
return_code
) terminated scsilh.im.
説明: SCSILH はシグナルを出さずに終了しました。このメッセージが ACSLS の停止中に発生した場合は、情報のみを示します。それ以外の場合は、次の必要なアクションを参照してください。
変数: return_code
は SCSILH によって返されるコードです。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動します。3 回試行しても ACSLS が再起動しない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。リターンコードを使用できるようにします。
1880 E
Drive
drive_id
: Unable to position on the drive, status: loaded
.
説明: ドライブがロードされました。ロボットはドライブをターゲットにできませんでした。
変数: drive_id
はドライブの識別子です。
ユーザーの対応: ドライブが問題を報告します。これは、ドライブまたはロボットに原因がある可能性があります。次を実行します。
スタックテープのドライブを確認します。
ドライブに問題がない場合は、詳細について LMU および LSM のエラーログを確認します。
1907 E
Unable to create
filename
file.
説明: ACSLS ユーティリティーは必要なファイルを作成できませんでした。
変数: filename
は作成するファイルの名前です。
ユーザーの対応: /tmp
ディレクトリにすべてのユーザーの書き込み権限があることを確認し、バックアップを再実行します。
1908 E
Unable to read files from backup device,
dev
.
説明: rdb.acsss
ユーティリティーは指定されたバックアップデバイスからバックアップファイルを読み取れません。
変数: dev
は指定したバックアップデバイスです。
ユーザーの対応: bdb.acsss
ユーティリティーによって作成された有効なバックアップファイルとともに有効なデバイスを指定して、復元操作を再実行します。
1909 E
The backup device
dev
is not a good bdb backup from ACSLS
release
.Please try again specifying a valid bdb backup
説明: rdb.acsss
ユーティリティーは、指定されたバックアップファイルが有効であることを確認できません。
変数:
dev
は指定したバックアップデバイスです。
release
は実行中の ACSLS リリースです。
ユーザーの対応: 実行している同じバージョンの ACSLS (release) から bdb.acsss
ユーティリティーによって作成されたバックアップでデータベースを復元する必要があります。bdb.acsss
ユーティリティーのリリースバージョンによって作成された有効なバックアップファイルとともに有効なデバイスを指定して、復元操作を再実行します。
1918 N
Too many processes.With the current settings specified through acsss_config, ACSLS requires
no_req_pro
processes to be running simultaneously.Currently, your system limit allows only
sys_limit_no_pro_user
processes per user.Either lower the number of mount processes, persistent query processes or transient processes, or else raise this system limit.
説明: メッセージに記載のとおりです。
変数:
no_req_pro
は必要なプロセスの数です。
sys_limit_no_pro_user
はユーザーごとのプロセス数に関するシステム制限です。
ユーザーの対応: 次の 1 つ以上を実行します。
acsss_config
を使用して持続照会プロセスの数を少なくします。
acsss_config
を使用してマウントプロセスの数を少なくします。
acsss_config
を使用して一時プロセスの最大数を少なくします。
ユーザーごとの許容可能なプロセスの最大数を増やします。(これはシステムに依存します。)
1951 W
<this_mem>
is insufficient memory.
<recommended_mem>
is recommended.
説明: 十分なメモリー領域があるかのチェックは ACSLS のインストール時に実行されます。サーバーに十分なメモリーが不足している場合、このメッセージには実際の (インストール済み) 値と物理メモリーの推奨値が表示されます。
変数:
this_mem
はインストールされている実際の物理メモリーです。
recommended_mem
は ACSLS のこのバージョンに対して推奨されるメモリーの量です。
ユーザーの対応: 動作が遅くなることや ACSLS に関するその他の操作上の問題を回避するには、物理メモリーの推奨される最小量を使用してシステムを装備する必要があります。
1952 W
<current_swap>
is insufficient swap.
<min_swap>
is recommended.
説明: 十分なスワップ領域があるかのチェックは ACSLS のインストール時に実行されます。サーバーに十分なスワップが不足している場合、このメッセージには現在構成されている値とスワップ領域の推奨値が表示されます。
変数:
current_swap
は現在構成されているスワップ領域の量です。
min_swap
は ACSLS のこのバージョンに対して推奨されるスワップ領域の量です。
ユーザーの対応: 動作が遅くなることや ACSLS に関するさまざまな操作上の問題を回避するには、スワップ領域の推奨される量を使用してシステムを構成する必要があります。
1970 W
RPtimeout value for
keyword
is not numeric.
説明: $ACS_HOME/data/internal/RPtimeout
ファイルの keyword
の値で、すべてが数値データではありませんでした。このメッセージには、メッセージ 1974 が続きます。
変数: keyword
は対応するタイムアウト値を持つ操作を表します。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1971 W
RPtimeout value for
keyword
is not in range
.
説明: $ACS_HOME/data/internal/RPtimeout
ファイルの keyword の値が 1 秒から 24 時間の範囲ではありませんでした。このメッセージには、メッセージ 1974 が続きます。keyword
のデフォルト値が使用されます。
変数: keyword
は対応するタイムアウト値を持つ操作を表します。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1972 W
Unable to find
keyword
in RPtimeout file.
説明: ACSLS はファイル内に keyword
を見つけられませんでした。このメッセージには、keyword
を指定するメッセージ 1974 が続きます。
変数: keyword
は対応するタイムアウト値を持つ操作を表します。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1973 W
Unable to open RPtimeout file.
説明: ACSLS は $ACS_HOME/data/internal/RPtimeout
を開こうとしましたが、開けませんでした。デフォルト値が使用されます。このメッセージには、keyword
を指定するメッセージ 1974 が続きます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
1974 W
Using default timeout value for keyword.
説明: このメッセージは、メッセージ 1970、1971、1972、または 1973 の後に続き、デフォルトのタイムアウト値が LH リクエストタイプ keyword
に使用されたことを通知します。
変数: keyword
は対応するタイムアウト値を持つ操作を表します。
ユーザーの対応: なし。アクションはこのメッセージの前に表示されるメッセージに適用されます。
2000 E
Failed to get queue member.
説明: 削除用のメッセージキューからメッセージを取得できませんでした。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2001 E
Do not have read permission.
説明: CSI に csi_ip_switch.dat
ファイルの読み取り権限がありません。
変数: なし。
ユーザーの対応: chmod
を使用して、ユーザーの読み取りおよび書き込みアクセスについて csc_ip_switch.dat
ファイルに権限を設定します。
2002 E
Cannot open file errno=
error_no.
説明: タイプ errno
の失敗は、csi_ip_switch.dat
ファイルを開こうとしたときに発生しました。
変数: error_no
はこのファイルのオープンに関連付けられたシステムエラー番号です。
ユーザーの対応: ファイル csc_ip_switch.dat
が存在していること、また適切な場所 ($ACSLS_HOME/data/internal/client_config/
) に配置されていることを確認します。これら両方の条件が満たされているのに問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。デュアル LAN クライアント構成の管理についての詳細は、ACSLS 管理者ガイドのライブラリ管理の章にあるデュアル LAN クライアント構成の管理を参照してください。
2003 E
Invalid entry
displayed_line
- line ignored.
説明: 表示されている行は無効なエントリで、行は無視されます。
変数: displayed_line
は修正する必要がある無効な行です。
ユーザーの対応: 表示されている行を修正して、ACSLS を再起動します。
2004 E
Duplicate addresses
displayed_line
- line ignored.
説明: csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入された重複するプライマリおよびセカンダリのアドレス。
変数: displayed_line
は修正する必要がある無効な行です。
ユーザーの対応: 表示されている行を修正して、ACSLS を再起動します。
2005 E
Max number of (
max_no_allowed
) dual clients exceeded.
説明: 許容可能な最大数より多くのデュアルクライアントが csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入されました。最大数のデュアルクライアントのみが許可されます。
変数: max_no_allowed
は csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入できる許容可能なデュアルクライアントの最大数です。
ユーザーの対応: csc_ip_switch.dat
ファイルで許容可能なデュアルクライアントの最大数を超えないようにします。より多くのクライアントが必要な場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2006 E
Bad primary addr - bad conversion:
displayed_addr
.
説明: csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入したプライマリアドレスは IP アドレスの形式ではありません。
変数: displayed_addr
は誤って表示されたプライマリアドレスです。
ユーザーの対応: csc_ip_switch.dat
ファイルに表示されているアドレスを修正し、ACSLS を再起動します。
2007 E
Bad primary addr - not digital:
displayed_addr.
説明: csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入したプライマリアドレスは IP アドレスの形式ではありません。
変数: displayed_addr
は誤って表示されたプライマリアドレスです。
ユーザーの対応: csc_ip_switch.dat
ファイルに表示されているアドレスを修正し、ACSLS を再起動します。
2008 E
Bad secondary addr - bad conversion:
displayed_addr
.
説明: csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入したセカンダリアドレスは IP アドレスの形式ではありません。
変数: displayed_addr
は誤って表示されたセカンダリアドレスです。
ユーザーの対応: csc_ip_switch.dat
ファイルに表示されているアドレスを修正し、ACSLS を再起動します。
2009 E
Bad secondary addr - not digital:
displayed_addr
.
説明: csc_ip_switch.dat
ファイルに挿入したセカンダリアドレスは IP アドレスの形式ではありません。アドレスが数値ではありません。
変数: displayed_addr
は誤って表示されたセカンダリアドレスです。
ユーザーの対応: csc_ip_switch.dat
ファイルに表示されているアドレスを修正し、ACSLS を再起動します。
2010 I
path
opened - DUAL PATH OPTION ACTIVATED.
説明: ファイル (csc_ip_switch.dat
) を開き、読み取りに成功しました。デュアルパス機能がアクティブになりました。
変数: path
は、csc_ip_switch.dat
ファイルへのフルパスです。
ユーザーの対応: なし。
2011 E
path
opened - Dual Option Process Failure.
説明: プライマリアドレスのパケットをキューから出そうとしたときに、メジャープロセス障害が発生しました。
変数: path
は、csc_ip_switch.dat
ファイルへのフルパスです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2012 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid value found in transmission, value =
character
.
説明: ACSLS (ライブラリハンドラプロセス) が LMU から受け取った伝送内で無効な文字を検出しました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
character
は伝送内で検出された無効な文字です。
ユーザーの対応: リクエストが失敗した場合は、リクエストを再発行します。
2014 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid lmu_mode
lmu_mode
.
説明: ACSLS (ライブラリハンドラプロセス) が LMU から受信した応答パケットの lmu_mode
に、認識できない LMU コードが指定されています。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
lmu_mode
は、応答を受信した LMU モードです。このモードは、active、standby、standalone のいずれかです。
ユーザーの対応: なし。
2018 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid compatibility level
compat_level
line =
line_number
.
説明: 無効な LMU 互換レベルが検出されました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
compat_level
は検出された無効な互換レベルです。
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
ユーザーの対応: なし。
2027 N
ACS:
acs_id
Library Recovery Complete.
説明: ACSLH (ライブラリハンドラプロセス) が LMU の切り替えまたはライブラリの IPL に起因するライブラリリクエストの処理を完了したか、ライブラリとの失われた通信を再確立するときのライブラリリクエストの処理を完了しました。
変数: acs_id
は ACS を識別します。
ユーザーの対応: なし。このメッセージは情報のみを示します。
2028 N
ACS:
acs_id
New Active LMU.
説明: ACSLS (ライブラリハンドラプロセス) は新しいアクティブ LMU の存在を示す要求外メッセージを LMU から受信しました。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2029 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid lmu_name
lmu_name
.
説明: ACSLS (ライブラリハンドラプロセス) が LMU から受信したパケットの lmu_name
の部分に、認識できない LMU 名が指定されています。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
lmu_name
はパケットを受信した LMU の名前で、A、B、standalone のいずれかです。
ユーザーの対応: なし。
2030 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid standby_status
standby_status
.
説明: query lmu
リクエストに対する応答で、スタンバイ LMU の予期しないステータスが返されました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
standby_status
は受信した予期しない値です。
ユーザーの対応: 指定の ACS のスタンバイ LMU と通信するときに ACSLS が使用する、ポートのステータスを確認します。vary port
コマンドで LMU のステータスを修正できる場合があります。エラーが存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2031 N
ACS:
acs_id
Standby LMU now communicating.
説明: スタンバイ LMU は指定の ACS と通信しています。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2032 N
ACS:
acs_id
Standby LMU not communicating
.
説明: ACSLH (ライブラリハンドラプロセス) はスタンバイ LMU が ACSLS サーバーと通信していないことを示す要求外メッセージを LMU から受信しました。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2034 N
ACSLH: Request Recoverer:
message.
説明: このメッセージが表示されるのは通常、デュアル LMU のスイッチオーバー回復の実行中またはスタンドアロン LMU の IPL 後の回復期間中にソフトウェアエラーが発生した場合です。
変数: message
はエラーの詳細な説明です。
ユーザーの対応: メッセージ内のエラーの説明を提供できるように準備し、関連する ACSLS データを収集します (Oracle Support の診断情報の収集を参照)。Oracle Support に問い合わせてください。
2035 N
status =
port_status
: Cannot vary last Active port offline, leaving port online.
説明: アクティブな最後のオンラインポートに対する vary port offline
コマンドの発行が許可されませんでした。
変数: port_status
はポートのステータスです。
ユーザーの対応: なし。
2036 N
Standalone LMU, cannot initiate switch.
説明: スタンドアロン LMU に対する LMU 切り替えコマンドの発行が許可されませんでした。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2037 N
Standby LMU not communicating, cannot initiate switch.
説明: スタンバイ LMU が通信していないときには、LMU 切り替えコマンドの発行は許可されません。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2038 N
ACS
acs_id
has no LSMs configured; you may want to verify hardware configuration.
説明: このメッセージは次のいずれかの状態のときに表示されることがあります。
実際は別の ACS に接続されているポートを使用してこの ACS が構成された場合
デュアル LMU 構成で acsss_config
中にスイッチオーバーが発生した場合、acsss_config
中のいずれかの LMU の IPL 時にこのメッセージが表示されることがあります。
変数: acs_id
は LSM が構成されていない ACS です。
ユーザーの対応:
製品の構成時にこのメッセージが表示される場合は、すべてのハードウェア構成とすべてのハードウェア接続を確認します。この接続には、サーバーとの接続、LMU から LSM への接続、デュアル LMU 構成の場合は LMU 間の接続が含まれます。
すべてのハードウェア接続が正しく、その状態でも acsss_config
で空の ACS が検出される場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
このメッセージが acsss_config
中の LMU スイッチオーバーで発生する場合は、acsss_config
を再実行します。
2041 W
Could not find
text
text
in file
filename
.
説明: 指定のファイル内で予期していた一部のテキストが見つかりませんでした。ファイルが破損している可能性があります。
変数:
text
はファイルに含まれていることを予期していたテキストです。
filename
はファイルです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2050 W
Error processing command:
command - error
.
説明: ACSLS 内で受信したコマンドの処理中にエラーが発生した場合、このメッセージが表示されます。
変数:
command
はエラーの原因となったコマンドです。
error
は発生した特定のエラーです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2051 W
Ipc error reading command:
error
.
説明: 処理するコマンドの読み取り中に内部通信エラーが発生しました。
変数: IPC 中に error
が発生しました。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2052 W
Unable to get value for TRACE_VOLUME dynamic variable
.
説明: TRACE_VOLUME
動的変数の値の取得中にエラーが発生しました。これによりボリュームのトレース動作に一貫性がなくなる可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2053 W
Error trying to create volume statistics entry.
error_desc
.
説明: LIB_VOL_STSTS
ファイル内でエントリの作成中に問題が発生しました。
変数: error_desc
は問題を説明する詳細なエラーメッセージです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2054 W
Move to
cell_id
failed cartridge recovery needed.Volume
vol_id
may be stuck
intransit.
説明: LSM 内の元の場所と宛先の場所の間のどこかでボリュームが動かなくなっています。
変数:
cell_id
は宛先セルのアドレスです。
vol_id
は動かなくなっているボリュームのボリューム識別子です。
ユーザーの対応: 次のいずれかを実行します。
LSM からテープを手動で取り出し、セルを監査してからテープを挿入します。
ボリュームのある LSM に vary
offline force を実行したあと、LSM をオンラインに変更し、移動中回復を強制します。
2055 W
Error updating cel
l cell_id
state to full.
説明: セルの状態をフルに設定するときにエラーが発生しました。これにより、ACSLS データベースの整合性が失われた可能性があります。
変数: cell_id
はエラーが発生したセルのアドレスです。
ユーザーの対応: 指定のセルのサブパネル監査を実行し、データベースを整合させます。
2056 W
Error updating cell
cell_id
state to empty.
説明: セルの状態を空に設定するときにエラーが発生しました。これにより、ACSLS データベースの整合性が失われた可能性があります。
変数: cell_id
はエラーが発生したセルのアドレスです。
ユーザーの対応: 指定のセルのサブパネル監査を実行し、データベースを整合させます。
2057 W
Error updating cell
cell_id
state to reserved.
説明: セルの状態を予約済みに設定するときにエラーが発生しました。これにより、ACSLS データベースの整合性が失われた可能性があります。
変数: cell_id
はエラーが発生したセルのアドレスです。
ユーザーの対応: 指定のセルのサブパネル監査を実行し、データベースを整合させます。
2058 W
Idle command failed
information
.
説明: ACSLS サーバーを部分的にアイドルにしようとしましたが、失敗しました。
変数: information
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: サーバーは機能し続けますが、大きな問題の兆候を示している場合もあるので、この問題を報告する必要があります。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2059 W
Failed to close accept socket.Error:
error
.
説明: 内部 ACSLS 通信メカニズムを閉じようとしたときにエラーが発生しました。
変数: error
は障害の原因になった特定のエラーです。
ユーザーの対応: このエラーは単発的な異常を示している場合と、根本的な大きな問題の兆候を示している場合があります。このメッセージがほかのメッセージを伴わずに一度だけ発生した場合、このエラーは無視できます。このメッセージが複数回発生したり、ほかのエラーメッセージを伴って表示される場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2060 W
Database Error:
error
.
説明: ACSLS が使用するデータベースでトランザクションを処理しているときにエラーが発生しました。
変数: error
はデータベースで発生した特定のエラーです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2061 W
Invalid data found in command:
information.
説明: ACSLS が内部コマンド構造内で無効なデータを検出しました。
変数: information
は無効なデータの詳細な説明です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2062 W
Unexpected ACSLH result received by move:
information
.
説明: ACSLS コンポーネント間の通信で内部エラーが発生しました。
変数: information
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2063 E
Internal error in processing the move command:
information.
説明: 移動リクエストの処理中に内部エラーが発生しました。
変数: information
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2064 E
Error getting LIB_VOL_STATS value:
explanation
.
説明: ACSLS は LIB_VOL_STATS
動的変数の値を読み取れませんでした。これにより、ボリューム統計エントリを記録できないことがあります。
変数: explanation
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: acsss_config
を再実行して LIB_VOL_STATS
をオンにしてから、リクエストを再試行します。エラーが存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2065 E
Error creating record for Volume
vol_id
: information
.
説明: 指定の vol_id
の ACSLS 内部データベースレコードの更新中に内部エラーが発生しました。
変数:
vol_id
は作成できなかったボリュームのボリューム識別子です。
information
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: ボリュームを予期していた場所を監査します。これに失敗した場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2066 E
Unable to update status for Volume
vol_id: information
.
説明: 指定の vol_id
の ACSLS 内部データベースレコードを更新しようとしたときに内部エラーが発生しました。
変数:
vol_id
は作成できなかったボリュームのボリューム識別子です。
information
はエラーに関する詳細情報です。
ユーザーの対応: ボリュームを予期していた場所を監査します。これに失敗した場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2068 N
move: volume
(vol_id
) not found in cell
(cell_id
), deleted
.
説明: ボリュームを移動しようとしましたが、そのホームセル内でボリュームが見つかりませんでした。ボリュームレコードがデータベースから削除されました。
変数:
vol_id
は見つからなかったボリュームのボリューム識別子です。
cell_id
はセルの場所です。
ユーザーの対応: LSM を監査して、ACSLS データベースを LSM の内容と整合させます。
2069 N
cl_vol_write failed:
vol_id.
説明: データベース内のボリュームレコードを更新するプロセスに失敗しました。
変数: vol_id
はデータベースで更新できなかったボリュームレコードのボリューム ID です。
ユーザーの対応: ボリュームを表示します。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2077 N
Attempting to log an invalid message
(message_number
) from a client thread.
説明: CSI クライアントスレッドが、サポートされていないメッセージ番号をメイン CSI スレッドに返しました。メッセージは無視されます。
変数: message_number
はサポートされていないメッセージ番号です。
ユーザーの対応: なし。CSI の処理は問題なく続行されます。必要であれば、このメッセージを Oracle Support に報告します。
2078 E
XDR translation failed.
説明: 応答の XDR 変換に失敗しました。これより前に発生したメッセージから問題を特定できる可能性があります。CSI はこの応答をネットワーククライアントに返すことができません。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連するログ、特に acsss_event.log
を収集し、この問題を Oracle Support に報告します
2079 I
Sending first response to client
ip_address
.
説明: このメッセージは最初の応答がネットワーククライアントに送信されたときに表示されます。
変数: ip_address
はネットワーククライアントの IP アドレスです。
ユーザーの対応: なし。
2080 E
Unable to allocate shared queue for client
ip_address
.
説明: 指定のネットワーククライアントに対する応答に対し、CSI は共有キューを割り当てることができませんでした。この問題が解決されるまで、このクライアントに応答は返されません。
変数: ip_address
はネットワーククライアントの IP アドレスです。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーのメモリーが不足していないか確認します。vmstat
または vmstat –s
を使用して、スワップアウトされたページがないか確認します。ACSLS サーバーのメモリーが足りている場合は、診断情報を収集し、Oracle Support に連絡します。
2081 I
Unable to add entry to shared queue for client
ip_address
.
説明: CSI は指定のネットワーククライアントへの応答を共有キューに追加できませんでした。この応答は削除されます。
変数: ip_address
はネットワーククライアントの IP アドレスです。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーのメモリーが不足していないか確認します。vmstat
または vmstat –s
を使用して、スワップアウトされたページがないか確認します。ACSLS サーバーのメモリーが足りている場合は、診断情報を収集し、Oracle Support に連絡します。
2082 E
Unable to create thread for client
ip_address
.
説明: CSI は指定のネットワーククライアントへの応答を送信するためのスレッドを作成できませんでした。問題が解決されるまで、このクライアントに応答は返りません。
変数: ip_address
はネットワーククライアントの IP アドレスです。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーのメモリーが不足していないか確認します。vmstat
または vmstat –s
を使用して、スワップアウトされたページがないか確認します。ACSLS サーバーのメモリーが足りている場合は、診断情報を収集し、Oracle Support に連絡します。
2083 E
Unable to create clients queue.
説明: CSI は全ネットワーククライアントのリストを作成できませんでした。このリストを作成できるようになるまでは、クライアントに応答を返せません。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーのメモリーが不足していないか確認します。vmstat
または vmstat –s
を使用して、スワップアウトされたページがないか確認します。ACSLS サーバーのメモリーが足りている場合は、診断情報を収集し、Oracle Support に連絡します。
2084 E
Unable to create response queue.
説明: CSI はクライアントスレッドからメイン CSI スレッドへの応答に使用するキューを作成できませんでした。応答キューを作成できるようになるまで、クライアントに応答を返すときに CSI で問題が発生する可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS サーバーのメモリーが不足していないか確認します。vmstat
または vmstat –s
を使用して、スワップアウトされたページがないか確認します。ACSLS サーバーのメモリーが足りている場合は、診断情報を収集し、Oracle Support に連絡します。
2085 N
Discarding packet for client
ip_address
with SSI identifier of
request_id
.
説明: ネットワーククライアントからのリクエストに対する応答が破棄されました。応答はクライアントからのリクエストに対する確認応答、またはリクエストに対する応答のいずれかでした。ネットワーク問題により、または ACSLS が停止していたため、送信されなかった可能性があります。ACSLS が停止していない場合は、CSI はほかの応答を引き続き返そうと試みます。
変数:
ip_address
はネットワーククライアントの IP アドレスです。
request_id
は、SSI (ネットワーククライアント上) によって割り当てられた、このリクエストを一意に識別します。
ユーザーの対応: 詳細は関連するメッセージを参照してください。ACSLS が停止していない場合は、クライアントと ACSLS サーバー間でネットワーク問題が発生しているかどうかを確認します。
2086 E
Pthread function failed with return code
return_code
.
説明: 指定のスレッド関数が指定のリターンコードで失敗しました。ACSLS CSI が正常に動作していません。
変数: return_code
は割り当てられたリクエストを一意に識別します。
ユーザーの対応: 関連するログ、特に acsss_event.log
を収集し、この問題を Oracle Support に報告します。
2087 N
Resetting bad RPC file descriptor
rpc_fd
.
説明: このメッセージは RPC エラーからの回復を記録したものです。CSI は自動的に RPC ファイル記述子をリセットし、処理を続行します。
変数: rpc_fd
はリセットされた RPC ファイル記述子です。
ユーザーの対応: なし。CSI は自動的に RPC ファイル記述子をリセットし、処理を続行します。
2088 E
Unable to shift transaction log file on secondary disk.
説明: セカンダリディスクマネージャーはセカンダリディスクにトランザクションログファイルを作成できません。これはデータベースエラーです。
ユーザーの対応: セカンダリディスクマネージャー (sd_mgr.sh
) を再実行します。
2107 N
Cannot allocate environment handle.
説明: 環境ハンドルを割り当てる ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションを再起動する必要があります。システム管理者に連絡します。
2108 N
Cannot allocate database handle.
説明: データベースハンドルを割り当てる ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションを再起動する必要があります。システム管理者に連絡します。
2109 N
Cannot allocate statement handle.
説明: SQL 文ハンドルを割り当てる ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションを再起動する必要があります。システム管理者に連絡します。
2111 N
Cannot free connection handle.
説明: データベース接続ハンドルを解放する ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2112 N
Cannot free environment handle
説明: 環境ハンドルを解放する ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2113 N
Cannot fetch.Return code
return_code
説明: クエリー結果セットから行をフェッチする ODBC コールに失敗しました。
変数: return_code
は ODBC から返されたエラーコード番号です。
ユーザーの対応: アプリケーションを再実行する必要があります。システム管理者に連絡します。
2114 N
Error in preparing statement
.
説明: 実行する SQL 文を準備する ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションを再実行する必要があります。システム管理者に連絡します。
2115 N
Cannot reset auto commit option
.
説明: すべてのデータベーストランザクションに自動コミットオプションを設定、またはリセットする ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションを再実行する必要があります。システム管理者に連絡します。
2116 N
Attempt to database recovery was aborted by the user
.
説明: データベースの回復中、警告メッセージによってユーザーは現在のデータベースを上書きすることを促されます。いったん開始したデータベース回復は中断できません。このメッセージが表示された場合、ユーザーはデータベース回復プロセスの中止を選択しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2118 E
Could not create the
filename
file
.
説明: ファイル作成コマンドに失敗しました。このメッセージはインストールプログラムが odbc.ini
ファイルを作成できない場合に記録されます。次の環境変数がすべて設定されていないと、インストールプログラムはこのファイルの作成に失敗します: $ACS_HOME
、$INFORMIXDIR
、$HW_PLATFORM
変数: filename
は odbc.ini
ファイルです。
ユーザーの対応: 上記の変数が設定されていることを確認します。これらが設定されていない場合は、ACSLS を再インストールします。
2125 E
ACSLS database gentle shutdown did not succeed.
説明: データベースの安全な停止に失敗しました。このエラーはコマンドが 10 回再試行されたときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応:
このエラーが最初のインストール中に発生した場合は、製品を再インストールして再試行します。
既存のデータベースが破損している場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2126 E
ACSLS database forced shutdown did not succeed
.
説明: 強制停止に失敗しました。
ユーザーの対応:
このエラーが最初のインストール中に発生した場合は、製品を再インストールして再試行します。
既存のデータベースが破損している場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2128 E
ACSLS database fast shutdown did not succeed
.
説明: 高速停止に失敗しました。
ユーザーの対応:
このエラーが初期インストール中に発生した場合は、製品を再インストールして再試行します。
既存のデータベースが破損している場合、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2130 N
There remains only
%
MB of free space for ACSLS database space.
説明: ACSLS データベースの容量が不足しています。
変数: %
は空き容量のパーセンテージです。
ユーザーの対応: Oracle Support に連絡します。
2131 N
ACS
: acs_id
Standby LMU now communicating with active.
説明: 指定の ACS のスタンバイ LMU が同 ACS のアクティブ LMU との内部接続をとおした通信を再開しました。ACSLS とスタンバイ LMU の通信ステータスは別に追跡され、これは query lmu
コマンドを使用して表示できます。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。このメッセージは情報のみを示すもので、メッセージ番号 2031 の代わりとなるものです。
2132 N
ACS:
acs_id
Standby LMU not communicating with active.
説明: 指定の ACS のスタンバイ LMU が同 ACS のアクティブ LMU との内部接続をとおした通信を停止しました。ACSLS とスタンバイ LMU の通信ステータスは別に追跡され、これは query lmu
コマンドを使用して表示できます。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: ACSLS に対するアクションは不要です。アクティブ LMU との通信が続行されます。このメッセージは情報のみを示すもので、メッセージ番号 2032 の代わりとなるものです。このメッセージは通常スタンバイ LMU の IPL が実行されたときに表示されます。IPL が完了すると、LMU 間の内部通信が再開されたことを示すメッセージ 2131 が表示されます。そうでない場合、問題が発生している可能性があります。両方の LMU を確認し、両方が動作できる状態で LAN ケーブルで相互に正しく接続されていることを確認します。
2133 N
LMU error: ACS:
acs_id
Invalid
active_status
active_status
.
説明: query lmu
リクエストに対する応答で、アクティブ LMU の予期しないステータスが返されました。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
active_status
は受信した予期しない値です。
ユーザーの対応:
指定の ACS のアクティブ LMU と通信するときに ACSLS が使用する、ポートのステータスを確認します。vary port
コマンドで LMU のステータスを修正できる場合があります。
エラーが存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2134 I
Module
: Selecting another volume because scratch or cleaning volume
vol_id
may be in use.
説明: スクラッチのマウントリクエストまたは自動クリーニングリクエストに応じて ACSLS がカートリッジを選択し、データベースを更新しようとしました。しかし、カートリッジのホームセルがすでに予約されていました。ACSLS はカートリッジ回復をコールしてセルとボリュームを調査し、別のスクラッチカートリッジまたはクリーニングカートリッジを選択しようとします。
変数:
Module
はこのメッセージを表示した ACSLS モジュールです。
vol_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2135 E
Cannot cancel automatic enter at CAP
cap_id
説明: 自動挿入リクエストを取り消そうとしましたが、許可されませんでした。
変数: 自動挿入の取り消しができなかった CAP の cap_id
識別子。
ユーザーの対応: なし。
2136 E
Cannot cancel this request type:
request_type
説明: リクエストタイプ request_type
を取り消そうとしましたが、許可されませんでした。
変数: request_type
は許可されなかったリクエストタイプです。
ユーザーの対応: なし。
2137 E
CAP
proc_id
: CAP
cap_id
is in a partitioned library, but the CAP is not dedicated to this partition.Therefore, it cannot be set to automatic mode
説明: CAP cap_id
を自動モードに設定しようとしましたが、CAP がこのパーティション専用になっている場合を除き、パーティション分割されたライブラリで自動モードは許可されません。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
cap_id
は CAP を識別します。
ユーザーの対応: なし。
2138 E
CAP
cap_id
is already reserved in partition
partition_num
by host
host_id
.
説明: CAP cap_id
の使用を試みましたが、別のパーティションが先に CAP を予約していたため失敗しました。
変数:
cap_id
は使用を試みた CAP です。
partition_num
は現在 CAP を保持しているパーティションです。
host_id
は CAP を予約しているパーティションを使用しているホストの識別子です。
ユーザーの対応: CAP 操作を完了させるには、CAP を使用可能にする必要があります。これを行うには、現在 CAP を使用しているホストの処理を終了します。これができない場合は、ライブラリの手順を参照し、CAP 予約をオーバーライドします。
2139 E
CAP
cap_id
received an unexpected CAP door opened message; ignoring.
説明: CAP ドアの開扉イベントに関する予期しないメッセージを ACSLM が受信しました。
変数: cap_id
は使用を試みた CAP です。
ユーザーの対応: なし。
2140 E
CAP
cap_id
received an unexpected CAP door closed message; ignoring.
説明: CAP ドアの閉扉イベントに関する予期しないメッセージを ACSLM が受信しました。
変数: cap_id
は使用を試みた CAP です。
ユーザーの対応: なし。
2141 I
CAP
cap_id
has been set to manual mode because the CAP is now shared; it is no longer dedicated to this partition.
説明: CAP はこのパーティション専用ではなくなったため、自動モードにすることはできません。CAP を共有する場合は手動モードにする必要があります。
変数: cap_id
は CAP を識別します。
ユーザーの対応: なし。
2142 W
CAP
cap_id
is in a partitioned library, and the CAP is dedicated to another partition.Please run Dynamic Config or acsss_config to remove the CAP from the configuration for this ACS.The CAP will be varied offline.
説明: このパーティションからこの CAP にアクセスできなくなりました。この CAP を構成から削除する必要があります。
変数: cap_id
は CAP を識別します。
ユーザーの対応: 動的構成ユーティリティーを実行して ACS の構成を更新するか (config acs
acs_id
)、ACSLS を停止し acsss_config
を実行して ACS を再構成します。
2143 W
The library reports CAP
cap_id
as not installed.Please run Dynamic Config or acsss_config to remove the CAP from the configuration.The CAP will be varied offline.
説明: CAP はライブラリ内にもう取り付けられていないため、構成から削除する必要があります。
変数: cap_id
は CAP を識別します。
ユーザーの対応: 動的構成ユーティリティーを実行して ACS の構成を更新するか (config acs
acs_id
)、ACSLS を停止し acsss_config
を実行して ACS を再構成します。
2144 I
Intermediate dismount response not received when dismounting volume
vol_id
from drive
drive_id
.
説明: マウント解除時に ACSLS が情報提供のみの応答をライブラリから受信しませんでした。
変数:
vol_id
はボリュームを識別します。
drive_id
はドライブを識別します。
ユーザーの対応: なし。
2145 E
proc_id
: Maintenance required for
component component_id
.
説明: 指定のコンポーネントについてライブラリが問題を報告しました。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
component
はコンポーネントタイプを識別します (ボリュームまたはドライブ)。
component_id
はコンポーネントを識別します。
ユーザーの対応: Oracle Support に連絡し、コンポーネントを点検してもらいます。
2146 I
Fault Symptom Code (FSC)
fsc
reported when dismounting volume
vol_id
from drive
drive_id
.
説明: マウント解除時にドライブが障害症状コード (FSC) を報告しました。
変数:
fsc
は 4 桁の障害症状コードです。
vol_id
はボリュームを識別します。
drive_id
はドライブを識別します。
ユーザーの対応: なし。このメッセージは情報のみを示します。ドライブまたはカートリッジで引き続き問題が発生する場合は、この FSC を Oracle Support に提供し、問題の診断に役立てます。
2147 E
Duplicate label
vol_id
, with media domain and type
media_domain_type
, reported
in the library in
component component_id
.
説明: 同じラベルのカートリッジが複数含まれていることをライブラリが報告しました。
変数:
vol_id
は重複するボリュームラベルを識別します。
media_domain_type
はメディアドメインで、直後にメディアタイプが続きます。
component
はコンポーネントタイプを識別します (ACS、CAP、セル、またはドライブ)。
component_id
はコンポーネントを識別します。
ユーザーの対応: メッセージ 2148 を参照してください。
2148 E
Please eject the duplicate volumes with label
vol_id
via SLConsole and re-enter the correct volume
.
説明: 同じラベルのカートリッジが複数含まれていることをライブラリが報告しました。ACSLS では一意のラベル (ボリュームのシリアル番号) しかサポートされないため、重複するものは取り出す必要があります。
変数: vol_id
は重複するボリュームラベルを識別します。
ユーザーの対応: SLConsole の回復移動機能を使用して、メッセージ 2147 で報告されたすべてのボリュームを取り出します。点検後、正しいボリュームを再挿入します。
2149 E
proc_id
: The configuration for ACS
acs_id
is
out of date.The current configuration does not include
component component_id
with volume
vol_id
.Please update the configuration using Dynamic Config or acsss_config.
説明: ACS の構成が古く、すでに構成から外されているコンポーネント内にボリュームがあるため、アクセスできません。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
acs_id
は ACS を識別します。
component
はコンポーネントタイプを識別します (セルまたはドライブ)。
component_id
はコンポーネントを識別します。
vol_id
はボリュームを識別します。
ユーザーの対応: 動的構成ユーティリティーを実行して ACS の構成を更新するか (config acs
acs_id
)、ACSLS を停止し acsss_config
を実行して ACS を再構成します。
2150 E
Lh error
: proc_id
: ACS
acs_id
configured to ACSLS with partition ID =
partition_id
, but the library is NOT partitioned.
説明: ACS がパーティション分割されたライブラリに接続しようとしましたが、ライブラリはパーティション分割されていません。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
acs_id
は ACS を識別します。
partition_id
は ACS が構成されているパーティションです。
ユーザーの対応: パーティションが無効化されている可能性がある場合は、acsss_config
を実行し ACS をパーティション分割されていないライブラリに再構成するか、ACS を削除します。または、定義されているパーティション partition_id
を使用してライブラリでパーティション分割を有効にし、再接続します。
2151 E
Lh error:
proc_id
: ACS
acs_id
configured to ACSLS as NOT partitioned, but the library reports that this ACS is partitioned.
説明: ACS がパーティション分割されていないライブラリに接続しようとしましたが、ライブラリはパーティション分割されています。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
acs_id
は ACS を識別します。
ユーザーの対応: パーティションが有効化されている可能性がある場合は、acsss_config
を実行し、定義されているパーティションに ACS を再構成するか、ACS を削除します。または、ライブラリのパーティション分割を無効化し、再接続します。
2152 E
Lh error:
proc_id
: ACS
acs_id
configured to ACSLS with partition ID =
partition_id
, but the library reports that this partition is not defined.
説明: ACS のパーティション ID は、ライブラリに定義されているパーティション ID ではありません。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
acs_id
は ACS を識別します。
partition_id
は ACS が構成されているパーティションです。
ユーザーの対応: パーティション分割が有効になっていて、ライブラリにパーティション ID が定義されていることを確認します。パーティションが有効で、パーティション ID が定義されていない場合は、acsss_config
を実行し ACS を正しいパーティションに再構成します。
2153 E
Lh error:
proc_id
: HLI Transmission header invalid for host/library compatibility level =
compat_level
.
説明: ACSLS サーバーとライブラリ間の通信エラーが発生しました。ACSLS が Host/Library Interface (HLI) を介してライブラリと通信する場合、伝送の互換レベルが一致している必要があります。HLI ライブラリには Sl3000 と SL8500 が含まれます。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
compat_level
は伝送の HLI 互換レベルです。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動します。エラーが再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2154 E
Lh error:
proc_id
: ACS
acs_id
already defined to partition
defined_id
; attempt to connect to partition
new_id
rejected
.
説明: ACSLS ライブラリハンドラは、ACS にすでに定義されているパーティション ID とは異なるパーティション ID との接続リクエストを受信しました。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
acs_id
は ACS を識別します。
defined_id
は ACS との接続用にすでに定義されているパーティション ID です。
new_id
は、ACS の却下された新しいパーティション ID です。
ユーザーの対応: 問題の影響が大きい場合は、次を実行します。
ACS をオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートをオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートを再度オンラインに戻します。
ACS をオンラインに変更します。
それでも問題が続く場合は、ACSLS を再起動します。
問題が再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2155 E
Lh error:
proc_id
: Port
port_id
already defined with port-name
defined_name
; attempt to connect to port-name
new_name
rejected
.
説明: ACSLS ライブラリハンドラは、ポートにすでに定義されているポート名とは異なるポート名との接続リクエストを受信しました。
変数:
proc_id
はエラーメッセージを発行したプロシージャー名です。
port_id
はポートを識別します。
defined_name
はポートにすでに定義されているポート名です。
new_name
は、ポートの却下された新しいポート名です。
ユーザーの対応:
ACS をオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートをオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートを再度オンラインに戻します。
ACS をオンラインに変更します。
それでも問題が続く場合は、ACSLS を再起動します。
それでも問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2156
The reservation on CAP
cap_id
was overridden by the librarys’ CLI or SLConsole.
説明: パーティション分割されたライブラリの CAP について、ACSLS が保持していた CAP 予約をオペレータがオーバーライドしたことを、ライブラリが ACSLS に通知しました。
変数: cap_id
は CAP を識別します。
ユーザーの対応: CAP 予約がオーバーライドされたため、実行中の挿入または取り出しは終了されました。CAP にまだカートリッジが残っている場合は、それらを取り出し、ほかのパーティションがその CAP を使用できるようにする必要があります。これらのカートリッジに、挿入または取り出し操作が行われていたパーティションのラベルを付けておきます。
2157 I
ACS
acs_id
is affected by a configuration, capacity, or partition change.Please run dynamic config to update the configuration of this ACS, and audit it.
説明: この ACS が構成、容量、またはパーティションの変更の影響を受けることを、ライブラリが ACSLS に通知しました。
変数:
acs_id
は ACS を識別します。
lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応:
動的構成ユーティリティーを実行して、構成を更新します。
ライブラリの構成または容量が変更された場合は、ACS (config acs
acs_id
) または LSM (config
lsm_id
) の構成を更新します。
影響を受けた ACS を監査します。
メディア検証プールに対してテープドライブの追加または削除を行なった場合は、config drive
<panel_id
> を使用してドライブ構成を更新します。
2158 I
Re-trying the mount of volume
vol_id
on drive
drive_id
using the volumes’ new home cell.
説明: ボリュームがホームセルになかったため、元のボリュームのマウントは失敗しました。しかし ACSLS が別のセル内でボリュームを発見できたため、マウントを再試行しています。
変数:
vol_id
はボリュームを識別します。
drive_id
はドライブを識別します。
ユーザーの対応: なし。
2159 I
ACS
acs_id
: Library Recovery Started.
説明: ACSLH (ライブラリハンドラプロセス) が LMU の切り替えまたはライブラリの IPL に起因するライブラリリクエストの処理を開始したか、ライブラリとの失われた通信を再確立するときのライブラリリクエストの処理を開始しました。
変数: acs_id
は ACS を識別します。
ユーザーの対応: なし。
2160 W
Port
port_id
lost communication with the library and has been varied offline.If communication is reestablished, the port will automatically be varied online
.
説明: ACSLS はポートを介してライブラリと正常に通信できません。ポートは継続して通信の再確立を試み、成功するとポートはオンラインに戻ります。
変数: port_id
はポートを識別します。
ユーザーの対応:
ポートで使用されているすべてのケーブルが正しく接続され、動作していることを確認します。
ハブ、スイッチ、ルータなど、ポートで使用されているものすべてが動作していることを確認します。
ACSLS とライブラリの両方で物理デバイスが動作していることを確認します。
これらすべてを確認してもポートが自動的にオンラインに戻らない場合は、ポートをオフラインにしてからオンラインに戻します。
それでもポートがオンラインにならない場合:
ACS をオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートをオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートを再度オンラインに戻します。
ACS をオンラインに戻します。
ポートがオフラインのままの場合は、ACSLS を再起動します。
ポートがオンラインにならない場合は、ライブラリを再起動します。
問題が再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2161 W
ACS
acs_id
lost control of the library and has been varied offline.If control is reestablished, the ACS will automatically be varied to its previous state
(previous_state
).
説明: ACSLS でライブラリを制御できなくなりました。ライブラリを制御できるすべてのポート (スタンバイでないポート) がオフラインに変更されたか、ライブラリとの通信を失いました。制御ポートがオンラインに変更されるか通信が再確立されると、ACS は自動的に以前の状態に戻ります。デュアル LMU 構成の場合、スタンバイポートがまだオンラインで通信を続けている場合があります。ただし、スタンバイポートはライブラリを制御できないため、ACS はオフラインに変更されました。
変数:
acs_id
は ACS を識別します。
previous_state
は、制御を失う前の ACS の適切な状態です。
ユーザーの対応: 制御ポートがオフラインに変更された場合、ポートをオンラインに変更します。すべての制御ポートを再接続する場合は、メッセージ 2160 の必要なアクションのセクションに従ってポートを再接続します。制御ポートをオンラインにしたあとに、ACS が自動的に元の状態に戻らない場合:
ACS をオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートをオフラインに変更します。
ACS 用のすべてのポートを再度オンラインに戻します。
ACS をオンラインまたは診断に変更します。
ACS がオフラインのままの場合は、ACSLS を再起動します。
ACS がオンラインにならない場合は、ライブラリを再起動します。
問題が再度発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2162 I
Port
port_id
has reestablished communication with the library and has been varied online
.
説明: ACSLS がポートを介してライブラリとの通信を正常に再確立しました。ポートは現在オンラインで動作しています。
変数: port_id
はポートを識別します。
ユーザーの対応: なし。
2163 I
ACS
acs_id
has reestablished control of the library and has been varied to its previous state
(previous_state
).
説明: ACSLS がライブラリの制御を再確立し、ACS は制御を失う前の適切な状態に戻りました。これは、ライブラリを制御できるポート (スタンバイでないポート) がライブラリとの通信の再確立に成功したか、ポートがオンラインに変更されたために発生します。
変数:
acs_id
は ACS を識別します。
previous_state
は、制御を失う前の ACS の適切な状態です。
ユーザーの対応: なし。
2164 E
Port
port_id
cannot be varied offline because the desired state for ACS
acs_id
is
acs_state
.Please vary ACS
acs_id
offline first
.
説明: このポートが最後のオンラインポート、または適切なオンライン状態の最後のポートであり、ACS をオンラインまたは診断 (以前の acs_state
) にしておく必要があるという理由から、ポートをオフラインに変更できませんでした。ACS のオンライン状態または診断状態を維持しなければならないときに、ACS の全ポートをオフラインに変更することはできません。
変数:
port_id
はポートを識別します。
acs_id
は ACS を識別します。
acs_state
は ACS の適切な状態です。
ユーザーの対応: ポートをオフラインに変更するには、ACS のほかのポートをオンラインに変更するか、ACS をオフラインに変更します。
2165 E
Cannot vary ACS
acs_id
new_state
because no ports for this ACS have a desired state of online.Please vary a port for AC
S
acs_id
online first.
説明: オンライン状態になっているポートが ACS にないため、ACS をオンラインまたは診断に変更できません。オンライン状態のポートがない場合、ACS をオンラインまたは診断に変更できません。
変数:
acs_id
は ACS を識別します。
new_state
はリクエストされた ACS の状態です。
ユーザーの対応: ACS をオンラインまたは診断に変更するには、ACS のポートをオンラインに変更します。
2166 I
Desired state for component
component_id
set to
new_state
.
説明: コンポーネントの適切な状態が正常に更新され、データベース内で new_state
に設定されました。
変数:
component
はコンポーネントタイプ (ACS またはポート) を識別します。
component_id
はコンポーネントを識別します。
new_state
はコンポーネントの適切な状態です。
ユーザーの対応: なし。
2167 I
Module
: CAP
cap_id
is an Access Expansion Module (AEM) and should not be used for small enters and ejects.Therefore maximum CAP priority is one.
説明: AEM に 1 より大きい CAP 優先順位を設定しようとしました。AEM は少数のカートリッジの挿入または取り出しを意図したものではありません。CAP ID がアスタリスクでワイルドカード化されていたり、LSM ID が指定されているときに、AEM が自動的に選択されるのを防ぐため、AEM には 1 より大きな優先順位を設定できないようになっています。
変数:
Module
はこのメッセージを表示した ACSLS モジュールです。
cap_id
は set cap priority
コマンドで指定された AEM です。
ユーザーの対応: AEM の優先順位をゼロまたは 1 に設定します。少数のカートリッジの挿入または取り出しに AEM は使用しないでください。
2168 E
Limit of
max_value variable_name
exceeded
.
説明: 一部のプログラム設定または変数で許可されている最大値を超える値を ACSLS が検出しました。ACSLS の処理は継続します。
変数:
max_value
は許可される最大値です。
variable_name
はプログラムの設定または変数です。
ユーザーの対応: Oracle Support に報告します。(ACSLS の処理は継続しますが、このイベントを報告してください。)
2169 W
operation
of volser on drive
drive_id
failed due to component
status
, and the time of
timeout
minutes was exceeded
.
説明: ライブラリコンポーネント (ACS、LSM、またはドライブ) が使用不能で、自動再試行の制限時間を超えたため、ACSLS はマウントまたはマウント解除操作を実行できませんでした。
変数:
operation
は失敗したリクエストタイプ (マウントまたはマウント解除) です。
drive_id
はドライブ識別子です。
component
はリクエストの失敗の原因となったライブラリコンポーネントです。
status
はライブラリコンポーネントのステータス (現在はオフラインまたは回復中) です。
timeout
は、超過した時間制限 (分単位) です。(MOUNT_RETRY_TIME_LIMIT
動的変数を参照。)
ユーザーの対応: なし。操作を再試行するには、オフラインのライブラリコンポーネント (ACS、LSM、およびドライブ) を準備し使用可能な状態にして、オンラインにします。
2170 W
Volume
vol_id
, not in drive
drive_id
.ACSLS will recover cartridge automatically.
説明: ボリュームをマウント解除しようとしましたが、ボリュームがドライブにありませんでした。ACSLS は自動的にライブラリ内でカートリッジを探します。
変数:
vol_id
はボリュームのボリューム識別子です。
drive_id
はドライブ識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2171 W
switch lmu for ACS
acs_id
not allowed because more than one SL8500 in ACS.
説明: ACS に対して switch lmu
コマンドが発行されました。ただし、ACS にはパススルーポートで接続された SL8500 ライブラリが複数あります。SL8500 ライブラリの場合、switch lmu
コマンドがサポートされるのは単一のスタンドアロン SL8500 のみです。
変数: acs_id
は、switch lmu
コマンドの発行先の ACS です。
ユーザーの対応: なし。
2172 W
switch lmu for ACS
acs_id
not allowed because ACS is partitioned.
説明: ACSLS と同じようにホストからの switch lmu
リクエストは、パーティション分割されたライブラリではサポートされません。切り替えにより、ほかのパーティションから使用できなくなってしまうためです。
変数: acs_id
は、switch lmu
コマンドの発行先の ACS です。
ユーザーの対応: ライブラリを切り替える必要がある場合は、SLConsole を使用します。
2173 E
More than max of
max_drives_in_acsls
drives in database, cannot re-configure.
説明: acsss_config
を使用してライブラリのハードウェア構成を定義または変更しようとしたとき、この ACSLS システムが管理しているすべての ACS の合計のテープドライブ数が最大数を超えていました。これだけ多くのテープドライブはサポートできないため、acsss_config
は終了します。
変数: max_drives_in_acsls
は acsss_config
でサポートされる最大テープドライブ数です。
ユーザーの対応: このハードウェア構成は次のいずれかの方法でサポートできます。
別の ACSLS サーバーを使用する ACS (ライブラリコンプレックス) を別途管理します。max_drives_in_acsls
は少なくとも 1500 台 (20 台を超える SL8500 ライブラリに取り付け可能な数を上回る) のテープドライブをサポートします。
config acs new
ユーティリティーを使用して新しい ACS を構成し、config acs
acs_id
を使用して ACS を再構成します。
max_drives_in_acsls
の制限値を引き上げるため、この問題を Oracle Support に報告します。
2174 I
Restarting auto-enter for CAP
cap_id
.
説明: 指定の CAP の自動挿入が再開されました。
変数: cap_id
は自動挿入が再開された CAP です。
ユーザーの対応: この CAP を使用した自動挿入モードでのカートリッジ挿入を実行できます。
2175 W
Volume
vol_id
too long for Volume Access Control.
説明: ボリュームがボリュームアクセス制御の下でクライアントに所有されているかどうかを ACSLS が確認しようとしました。しかし、指定のボリュームのボリューム ID は長さが 6 文字を超えています。ボリュームアクセス制御でサポートされるのは 6 文字の vol_ids
のみです。
変数: vol_id
は 6 文字を超えるボリューム ID を持つボリュームです。
ユーザーの対応: 診断情報を収集し、これを Oracle Support に報告します。
2176 W
CAP
cap_id
: Not reserved for automatic enter.
説明: CAP を閉じたあと、その CAP が自動挿入用に予約されていないことが判明しました。自動挿入リクエストは終了しました。
変数: cap_id
は自動挿入が開始された CAP です。
ユーザーの対応: CAP を offline force
に変更し、オンラインに戻してから、set cap mode automatic
を使用して CAP のモードとステータスをクリーンアップします。
2177 W
CAP
cap_id
: cap_size
db_cap_size
invalid for automatic enter.
説明: CAP を閉じたあと、データベースに記録されている CAP のサイズが無効であることが判明しました。自動挿入リクエストは終了しました。
変数:
cap_id
は自動挿入が開始された CAP です。
db_cap_size
はデータベースに記録されている CAP のサイズです。これがゼロ以下、または最大 CAP よりも大きい値でした。
ユーザーの対応: データベースで CAP の構成を更新し、CAP のサイズをリセットします。
すべてのライブラリコンポーネントの準備が完了し、オンラインになっていることを確認します。
ACSLS が稼働しているときに動的 config
ユーティリティーを使用するか、ACSLS を停止してから acsss_config
を使用します。
dynamic config
を使用する場合、SL8500 の再構成には config acs
acs_id
を、SL3000 または 9310 の再構成には config lsm
lsm_id
を使用します。
2180 E
ACS
acs_id
: Called for circuit to standby or unknown LC.
説明: スタンバイ LC (ライブラリコントローラ) または不明な LC に接続されている回路に、アクティブ LC に対するリクエストを選択しようとしました。
変数: acs_id
は関連する ACS を識別します。
ユーザーの対応: これは発生してはならない内部エラーです。診断データを収集し、これを Oracle Support に報告します。
2181 E
Delete of current Xmit_active_q queue member failed.
説明: ライブラリに送信するリクエストを選択したあとに、アクティブリクエストのキューからそのリクエストを削除することはできません。
変数: なし。
ユーザーの対応: これは発生してはならない内部エラーです。診断データを収集し、これを Oracle Support に報告します。
2182 E
Get of Xmit_active_q queue member_id
queue_member_id
failed
.
説明: アクティブリクエストのキューからアクティブ LC (ライブラリコントローラ) 宛てのリクエストを取得しようとしましたが、キューからこのキューメンバーを取得できませんでした。
変数: queue_member_id
は内部キューメンバー ID を識別します。
ユーザーの対応: これは発生してはならない内部エラーです。診断データを収集し、これを Oracle Support に報告します。
2183 E
Delete of Xmit_active_q queue member_id
queue_member_id
failed
.
説明: アクティブリクエストのキューからアクティブ LC (ライブラリコントローラ) 宛てのリクエストを削除しようとしましたが、キューからこのキューメンバーを削除できませんでした。
変数: queue_member_id
は内部キューメンバー ID を識別します。
ユーザーの対応: これは発生してはならない内部エラーです。診断データを収集し、これを Oracle Support に報告します。
2185 E
Module: Selected
vol_type
volume
vol_id
is an incompatible media type for drive
drive_id
.
説明: 選択したクリーニングボリュームまたはスクラッチボリュームにはテープドライブとの互換性がないことを、ライブラリが報告しました。これは発生してはいけません。ACSLS は自動的に別のクリーニングまたはスクラッチのカートリッジを選択してマウントを試みます。
変数:
vol_type
はクリーニングまたはスクラッチです。
vol_id
はボリュームのボリューム識別子です。
drive_id
はドライブ識別子です。
ユーザーの対応: メッセージで報告されたカートリッジを取り出し、問題がないかどうか点検します。これにはカートリッジのラベルとバーコードの点検も含まれます。ライブラリファームウェアがメディアとテープドライブをサポートしていることを確認します。
2200E
Cannot create group acsdb.
説明: このエラーは AIX オペレーティングシステムに製品をインストールしているときにのみ発生します。インストールプログラムによって acsdb
という名前の UNIX グループが作成されます。これは UNIX コマンド mkgroup
をコールしてグループを作成します。このエラーは mkgroup
コマンドが失敗した場合に記録されます。グループ ID # 106 を使用できるようにする必要があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: 問題を解決したあとに、ACSLS を再インストールします。
2202 E
Cannot create acsdb user.
説明: このエラーは AIX オペレーティングシステムに製品をインストールしているときにのみ発生します。インストールプログラムによって acsdb という名前の UNIX ユーザーが作成されます。これは UNIX コマンド mkuser
をコールしてグループを作成します。このエラーは mkuser
コマンドが失敗した場合に記録されます。ユーザー ID # 11 を使用できるようにする必要があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: 問題を解決したあとに、ACSLS を再インストールします。
2205 E
Group file update (acsdb) failed: updates discarded.
説明: このエラーは Oracle の Solaris オペレーティングシステムに製品をインストールしているときにのみ発生します。インストールプログラムによって acsdb
という名前の UNIX グループが作成されます。グループ名がすでに存在する場合は、エントリの更新が試行されます。このエラーは更新に失敗した場合に記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 問題を解決したあとに、ACSLS を再インストールします。
2206 E
Group file move (acsdb) failed: updates discarded.
説明: このエラーは Solaris オペレーティングシステムに製品をインストールしているときにのみ発生します。インストールプログラムによって acsdb
という名前の UNIX グループが作成されます。以前のバージョンのグループファイルの移動が試行されます。このエラーは移動に失敗した場合に記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 問題を解決したあとに、ACSLS を再インストールします。
2207 E
Insufficient disk space available in
disk
.Need
needed_space
KB.Have
available_space
KB.You must make at least
needed_space
KB available in disk before installing ACSLS database.
説明: インストールプログラムはインストールの開始前に使用可能なディスク領域を確認します。このメッセージは、ACSLS ディスクのインストール先に ACSLS データベースソフトウェアをインストールできる十分な領域がない場合に記録されます。
変数:
disk
は ACSLS 製品のインストール先です。
needed_space
は ACSLS データベースのインストールに必要なディスク領域です。
available_space
はディスク上の使用可能領域です。
ユーザーの対応: 選択したディレクトリ内のファイルを削除して領域を確保します。より大きなディスク領域のある別のディレクトリを選択して ACSLS を再インストールするか、より大きなディスクをインストールします。
2208 E
ACSLS database installation failed.
説明: このエラーは、ACSLS データベースソフトウェアのインストールに失敗した場合に記録されます。これは、次の 1 つまたはいくつかが原因で発生します。
acsdb のインストール先として選択されたディレクトリが書き込み不能です。
指定されたバックアップ用ディスクに十分な領域がありません。
共有メモリーの初期化に失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応:
ACSLS データベースのインストール先として選択されたディレクトリが書き込み不能です。書き込みアクセスできるディレクトリを選択し、ACSLS を再インストールします。
テープを使用してインストールを実行している場合、テープが不良で抽出に失敗しました。メディアを交換し、ACSLS を再インストールします。
指定されたバックアップ用ディスクに十分な領域がない場合は、ディスクの使用可能領域を増やして ACSLS を再インストールします。
共有メモリーの初期化に失敗した場合は、ACSLS を再インストールします。
変数: dev
はバックアップデバイスとして登録されるバックアップディレクトリです。
ユーザーの対応: ディレクトリが存在するかどうかを確認します。存在しない場合は、同じ名前を使用して作成し、インストールを再試行します。存在する場合は、権限が 664 である必要があります。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2217 E
Error in labeling
dev
.
説明: インストール中、インストールプログラムによってバックアップボリュームが作成されます。このプロセスに失敗すると、このメッセージが記録されます。これは同じ名前のボリュームが存在する場合に発生することがあります。
変数: dev
はバックアップボリュームに関連付けられているバックアップディレクトリです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2218 E
Error in mounting
dev
.
説明: インストール中、インストールプログラムによってバックアップボリュームが作成され、マウントされます。バックアップデバイスのマウントに失敗すると、このメッセージが記録されます。これは、デバイスが存在しない、またはデバイスに関連付けられているバックアップボリュームが存在しないなどの理由で発生することがあります。
変数: dev
はマウントされるディレクトリです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2220 E
Error in creating new devices.
説明: 2 台目のディスクのインストール中、バックアップディレクトリが 2 台目のディスクのディレクトリに移ります。このプロセスに失敗すると、このメッセージが記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: sd_event.log
で、このエラー番号より前に記録されたエラーメッセージ番号を参照し、障害の正確な理由を確認します。次のエラーのいずれかが障害の原因になっている場合があります。詳細は、次のエラー番号を参照してください。1581、1516、1569、2227、2229、2230、2216、2217、2218。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2221 I
Secondary disk already installed
.
説明: このメッセージは、セカンダリディスクがすでにインストールされている状態で 2 台目のディスクのインストールを実行したときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: このエラーが発生した場合 2 台目のディスクはすでにインストールされているため、必要なアクションはありません。
2222 I
ACSLS control files backup successfully completed.
説明: ACSLS 制御ファイルのバックアップに成功しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2225 E
Error in turning mirror off for rootdbs.
説明: このメッセージは 2 台目のディスクをアンインストールするときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: システム管理者に連絡するか、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2226 I
Second disk de-installation completed successfully.
説明: このメッセージは、2 台目のディスクのアンインストールが正常に終了したときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: このメッセージはインストールに失敗した場合は表示されません。
2227 E
Error in unmounting
dev
.
説明: このメッセージは、2 台目のディスクのインストールまたはアンインストール中にエラーが発生したときに記録されます。また、バックアップまたは復元セッションでバックアップデバイスが使用されている場合もマウント解除に失敗します。
変数: dev
はマウント解除されるディレクトリです。
ユーザーの対応:
実行中のバックアッププロセスがないことを確認します。ある場合は、バックアップが完了するまで待ちます。
2 台目のディスクオプションのインストール中にエラーが発生した場合、sd_mgr.sh
を再インストールします。
2 台目のディスクオプションのアンインストール中にエラーが発生した場合、sd_mgr.sh
を再インストールします。
2228 E
Unable to mirror dbspace on Secondary disk.
説明: 2 台目のディスクのインストールで ACSLS は、2 台目のディスクにデータベースをミラー化することでデータの耐障害性を高めます。このメッセージは、ミラー化のプロセスに失敗した場合に記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 指定した 2 台目のディスクへのパスが有効なパスであることを確認します。2 台目のディスクのミラー dbspace
に適切な権限 (667) が設定されていることを確認します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2230 E
Unable to remove the device
dev
.
説明: 2 台目のディスクのインストール中、バックアップディレクトリが 2 台目のディスクのディレクトリに移ります。このプロセスでは、プライマリディスクで使用されていたデバイスが削除されます。このプロセスに失敗すると、このメッセージが記録されます。
変数: dev
は削除されるディレクトリです。
ユーザーの対応:
実行中のバックアッププロセスがないことを確認します。ある場合は、バックアップが完了するまで待ちます。
2 台目のディスクオプションのインストール中にエラーが発生した場合、sd_mgr.sh
を再インストールします。
2 台目のディスクオプションのアンインストール中にエラーが発生した場合、sd_mgr.sh
を再インストールします。
2233 N
program
: Cannot set ODBC driver version.Status code
(error_code
).
説明: ACSLS がデータベースに接続しようとしたときに内部エラーが発生しました。
変数:
program
はエラーが発生したソースファイルの名前です。
error_code
は SQLSetEnvAttr
ODBC 関数から戻ったときにアプリケーションで発生したエラーコードです。
ユーザーの対応: サーバーを再起動し、再試行します (メモリーに問題があることを想定)。
2234 I
ACSLS database backup started.
説明: データベースのバックアッププロセスが開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2236 I
ACSLS database backup successfully completed.
説明: データベースのバックアップが正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2237 E
EXEC SQL delete from audittable.
説明: 監査表からの行の削除に失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2240 E
Unable to configure volume backup
data_volume
.
説明: 手動バックアップの一環で、バックアップファイルは tar ファイルにアーカイブされす。このプロセスの実行中、アーカイブが終わるまでの間バックアップが行われないようバックアップデバイスが構成されます。このメッセージは、バックアップデバイスの構成中にエラーが発生した場合に記録されます。
変数: バックアップ data_volume
は、構成できなかったバックアップボリュームです。接尾辞 pri_
の付いたボリューム名は、そのボリュームがプライマリディスクボリュームであることを示しています。同様に、接尾辞 sec_
の付いたボリューム名は、そのボリュームがセカンダリディスクボリュームであることを示しています。
ユーザーの対応: ログアウトしてから acsss
としてログインし、2 台目のディスクのインストールまたはアンインストールを再試行します。
2243 E
Cannot remove the directory
directory
.
説明: アクセス権限の問題でディレクトリの削除に失敗した可能性があります。
変数: directory
は削除されるディレクトリです。
ユーザーの対応: このユーティリティーを実行できる適切なユーザーとしてログインしていることを確認します。ディレクトリの access
権限を確認します。
2246 E
Failed to add necessary CRON entry for automatic backup
.
説明: 自動バックアップ構成スクリプトはオペレーティングシステムスケジューラに定期的なバックアップイベントを登録します。このエラーは登録に失敗したときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: システム管理者に連絡するか、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2250 I
ACSLS database recovery successfully completed.Database has been restored to the point of the specified backup.
説明: このメッセージは、以前のローカルディスクバックアップからの復元が正常に終了したあとに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2255 I
ACSLS control files backup failed.
説明: ACSLS 制御ファイルのバックアップに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2256 I
Disk is
percentage
full, please decrease the database backup retention period to free disk space.
説明: バックアップに使用するディスクの領域不足です。期限切れボリュームを除去しないと、バックアップディスクがオーバーフローする可能性があります。その結果、自動バックアップでデータをバックアップできないことがあります。
変数: percentage
は使用中のディスク容量を示すパーセンテージです。
ユーザーの対応:
acsss_config
スクリプトを実行し、オプション「5: Set automatic backup parameters」を選択します。
「Would you like to modify the automatic backup settings? (y or n):
」というプロンプトが表示されたら n
と応答します。
次のプロンプトで、保持期間に小さい値を設定します。この設定は期限切れのバックアップを自動的に削除することで、ロックされているディスク領域を解放します。
2257 E
Unexpected error occurred in automatic configuration settings.
説明: 自動バックアップのパラメータを構成するためのスクリプトが失敗しました。失敗の原因として、次の理由が考えられます。
変数 $ACS_HOME
が間違ったディレクトリを指しています。
このスクリプトが別のスクリプトである $ACS_HOME/.acsss_env
に依存しています。このスクリプトがありません。
スクリプト fix_autobkup_cron.sh
が見つかりませんでした。
構成プログラムは自動バックアップの設定をオペレーティングシステムスケジューラに登録します。このプロセスが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: セッションからログアウトして、再度ログインします。ACSLS がすべての変数をリロードします。環境変数が誤って変更されたことが原因でエラーが発生した場合、リロードによって変数が正しく設定されます。製品ファイルが欠落している場合は、ACSLS を再インストールします。スクリプト acsss_config
を実行し、自動バックアップパラメータを構成します。
2258 E
Expired backup files could not be removed.
説明: バックアップディスクがいっぱいになるのを避けるため、ACSLS は期限切れのバックアップファイルをバックアップを開始する前に削除します。このメッセージは期限切れファイルのリサイクルが正常に完了しなかったことを示しています。
これは、次の場合に発生します。
環境ファイル $ACS_HOME/.acsss_env
が見つかりません。
環境変数 RETENTION_PERIOD
が設定されていません。
変数 $ACSDB_BACKUP_DIR
が変更されたか削除されました。
変数 $ACSDB_BACKUP_DIR
が間違ったディレクトリを指しています。
$ACSDB_BACKUP_DIR
が指すディレクトリ内のファイルを削除する権限がありません。
ユーザーの対応:
セッションからログアウトし、正しいユーザー ID で再度ログインします。ACSLS がすべての変数をリロードします。環境変数が誤って変更されたことが原因でエラーが発生した場合、リロードによって変数が正しく設定されます。
製品ファイルが欠落している場合は、ACSLS を再インストールします。
システム管理者に連絡するか、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2259 I
Recycle of expired files completed.
説明: バックアップディスクがいっぱいになるのを避けるため、ACSLS は期限切れバックアップファイルをバックアップを開始する前に削除します。このメッセージは期限切れファイルのリサイクルが正常に完了したことを示しています。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2260 I
ACSLS backup completed successfully.
説明: ACSLS のバックアップが正常に完了しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2261 I
ACSLS control files backup started.
説明: ACSLS 製品で使用される制御ファイルのバックアップが開始されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2262 W
Failed to recycle expired files.
説明: 期限切れバックアップファイルのリサイクル中に内部エラーが発生しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2264 I
Writing ACSLS backup file to target location.
説明: バックアップする最終の tar を作成しています。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2270 E
Cartridge stuck in the in-transit cell.Please vary LSM
lsm_id
offline and back online again to recover the cartridge.
説明: 識別子 lsm_id
の LSM の移動中セル内でカートリッジが動かなくなっています。
変数: lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応: メッセージで指摘された LSM をオフラインに変更し、オンラインに戻してカートリッジを回復します。
2271 E
LSM
lsm_id
in maintenance mode.
説明: 指定の lsm_id
の LSM は保守モードです。
変数: lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応: ライブラリに表示されたステータス情報をすべて記録します。LSM の IPL を実行します。ACSLS で LSM をオンラインに変更します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2272 I
Micro-code had been changed in LSM
lsm_id
.
説明: LSM (識別子 lsm_id
) のマイクロコードレベルが変更されました。
変数: lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2273 E
Pass-thru port inoperative in LSM
lsm_id
.
説明: 識別子 lsm_id
の LSM のパススルーポートが動作していません。
変数: lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応: ライブラリに表示されたステータス情報をすべて記録します。LSM の IPL を実行します。ACSLS で LSM をオンラインに変更します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2274 E
LSM
lsm_id
Not Ready.Manual Intervention Required.
説明: 識別子 lsm_id
の LSM の準備ができていません。ドアが開いている、カートリッジが LSM ハンドで動かなくなっているなどの理由が考えられます。
変数: lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応: LSM ハンドを確認し、カートリッジを手動で取り出します。LSM のドアが閉じていることを確認します。
2275 E
Cartridge stuck in pass-thru port.Please vary any LSM in ACS
acs_id
offline and back online again to recover the cartridge.
説明: カートリッジが ACS acs_id
のパススルーポートで動かなくなっています。メッセージで指摘された ACS の LSM をオフラインに変更し、オンラインに戻してカートリッジを回復します。
変数: acs_id
は ACS 識別子です。
ユーザーの対応: メッセージで指定された ACS の LSM をオフラインに変更し、オンラインに戻してカートリッジを回復します。
2276 W
LSM
lsm_id
could not recover volume
vol_id
.
説明: LSM の 1 つがカートリッジを回復できませんでした。
変数:
lsm_id
は LSM 識別子です。
vol_id
はカートリッジのボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。オンラインに戻るときに L700e ペアのもう一方の LSM によって、カートリッジを回復できる可能性があります。
2777 I
LSM
lsm_id
received Unit Attention Sense
: sense_code
(sense_desc
).
説明: SCSI デバイスが LSM lsm_id
に対してセンスコードを返しました。
変数:
lsm_id
は LSM 識別子です。
sense_code
は SCSI デバイスから返されたセンスコードです。
sense_desc
は返されたセンスコードの簡単な説明です。
ユーザーの対応: なし。
2278 W
LSM
lsm_id
received Sense
: sense_code
(sense_desc
).
説明: SCSI デバイスが LSM lsm_id
に対してセンスコードを返しました。
変数:
lsm_id
は LSM 識別子です。
sense_code
は SCSI デバイスから返されたセンスコードです。
sense_desc
は返されたセンスコードの簡単な説明です。
ユーザーの対応: ライブラリに表示されたステータス情報をすべて記録します。LSM の IPL を実行します。ACSLS で LSM をオンラインに変更します。問題が存続する場合は、Oracle Support に連絡します
2280 E
DB status
[err_num
] detected on delete from clienttable
.
説明: データベースからクライアントレコードを削除しようとしましたが失敗しました。
変数: err_num
はエラー番号です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2281 E
Exec SQL lock timeout on delete from clienttable.
説明: ロックされたクライアントレコードをデータベースから削除しようとしましたが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2283 E
Unexpected resource type
rsc_type
and resource status
rsc_status
.
説明: リソースタイプとリソースステータスの予期しない一致を検出しました。
変数:
rsc_type
はリソースタイプの値です。
rsc_status
はリソースステータスの値です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2284 I
Status of
lib_cmpnt
cmpnt_id
is changed to status
.
説明: 0,0 (lsm_id
)、0,0,0 (cap_id
)、0,0,7,1 (drive_id
) などの識別子 cmpnt_id
を持つ LSM、CAP、または DRIVE などのライブラリコンポーネントのステータスが、status
に変更されました。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、0,0 (lsm_id
)、0,0,0 (cap_id
)、0,0,7,1 (drive_id
) などのライブラリコンポーネント識別子です。
status
は新しいステータス値です。
ユーザーの対応: なし。
2285 E
Invalid
lib_cmpnt cmpnt_id
received in a message from module_type; dropping message
.
説明: このメッセージは、無効なコンポーネント識別子を含むメッセージを acsmon
が受信したことを示しています。メッセージは削除され、通常の処理が継続されます。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、0,0 (lsm_id
)、0,0,0 (cap_id
)、0,0,7,1 (drive_id
) などのライブラリコンポーネント識別子です。
module_type
はメッセージを送信したモジュールの名前です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2287 I
Serial number of
lib_cmpnt cmpnt_id
changed to
serial_num
.
説明: このメッセージは、LSM や DRIVE などのライブラリコンポーネントで、0,0 (lsm_id
) や 0,0,7,1 (drive_id
) などの識別子 cmpnt_id
を持つコンポーネントのシリアル番号が変更されたことを示しています。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、0,0 (lsm_id
) や 0,0,7,1 (drive_id
) などのライブラリコンポーネント識別子です。
serial_num
は新しいシリアル番号です。
ユーザーの対応: なし。
2288 E
EXEC SQL failed to create
table_name
, error =
err_num
説明: 表 table_name
を作成する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数:
table_name
は作成される表の名前です。
err_num
は ODBC によって返されたエラー番号です。
ユーザーの対応: データベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合は、システム管理者に連絡します。
2289 E
DB status
[
err_num
]
detected on delete for client id
client_id
説明: データベースからクライアントレコードを削除しようとしましたが失敗しました。
変数:
err_num
はエラー番号です。
client_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。それでも問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2290 E
EXEC SQL lock timeout on delete from clienttable where client_id =
clnt_id
説明: clienttable からクライアントレコードを削除する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。それでも問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2291 E
EXEC SQL delete from clienttable failed, where client_id =
clnt_id
説明: ロックされているクライアントレコードを clienttable から削除しようとしましたが、失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。それでも問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2292 E
EXEC SQL select client_id
clnt_id
from clienttable failed
.
説明: clienttable
からクライアントレコードを選択する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。それでも問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2293 E
EXEC SQL failed to open
cursor
.
説明: カーソルをオープンする SQL 文を準備する ODBC コールに失敗しました。
変数: cursor
は SQL 文を実行するためのデータベースハンドルです。
ユーザーの対応: アプリケーションを再起動する必要があります。システム管理者に連絡します。
2295 I
Starting automatic backup to local disk.
説明: rdb.acsss
の終了時にバックアップをテープに作成しないことを選択した場合、このメッセージが表示されます。この場合、ローカルディスクへの自動バックアップがトリガーされます。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2297 I
ACSSS services are running.To restore the database you must first shutdown ACSLS by running 'acsss db'.
説明: ACSSS
サービスが実行中であることをデータベース復元ユーティリティーが発見しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS データベースを復元する前に、acsdb
を除くすべての ACSLS サービスを終了する必要があります。これを行うには、acsss db
を実行します。
2298 W
ACSLS is running.To stop the database, ACSLS must first be shutdown using 'idle' and 'kill.acsss'.Exiting.
説明: ACSLS の実行中にデータベースを停止しようとすると、このエラーがログに記録されます。アプリケーションがそのデータベースとかなりの頻度で通信するため、この操作は許可されません。データベースを停止する前に、ACSLS アプリケーションを停止する必要があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: コマンド idle
および kill.acsss
を実行して ACSLS を停止します。db_command stop
を使用してデータベースサーバーを停止します。
2299 W
ACSLS is running.To run rdb.acsss, ACSLS must first be shutdown using 'idle' and 'kill.acsss'.Exiting.
説明: このメッセージは、ACSLS アプリケーションの実行中に rdb.acsss
を使用してデータベースを回復しようとしたときに記録されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: コマンド idle
および kill.acsss
を実行して ACSLS を停止します。db_command stop
を使用してデータベースサーバーを停止します。
2303 E
getenv failed for \"LSPID_FILE\" in
mod_id
at line
line_number
.
説明: 環境変数 LSPID_FILE (ACSLS が実行中であることを示す) の取得に失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2304 E
stat failed for ${LSPID_FILE} in
mod_id
at line
line_number
. errno
is
error_no
: error
説明: /tmp/acsss.pid
ファイルを見つけようとしましたが、失敗しました。このプロセスがないと ACSLS は正常に実行できません。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
line_number
はエラーが検出された ACSLS コード内の場所です。
error_no
は /tmp/acsss.pid
ファイルが存在しない場合に返されるエラー番号です。
error
は error_no
のエラーメッセージのテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2305 I
ACSLS must be running to execute
command
説明: 入力したコマンドは、アクティブな ACSLS セッションがないと実行できません。
変数: command
はユーザーが入力したコマンドです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2306 I
Volume found in the library.Unable to delete, use EJECT.
説明: 削除対象のボリュームはカートリッジ回復コンポーネントで見つかったボリュームであるため、手動のボリューム削除リクエストは失敗しました。アクティブ LSM 内の検証可能なボリュームを削除するのに、手動のボリューム削除は使用できません。このような場合は、EJECT を使用して LSM からテープを取り出します。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2307 W
Cartridge Recovery could not examine all recorded locations for this volume.
説明: カートリッジ回復コンポーネントは、リクエストされたボリュームがあるライブラリの場所のカタログを作成できませんでした。オフラインの LSM または通信していないドライブが原因である可能性があります。これらのボリュームを削除するにはユーザーの確認が必要になります。このメッセージは次の MSG 2308 とともに発行されます。元の手動ボリューム削除メッセージに -n
(no_confirm
フラグ) が含まれていた場合、このメッセージは抑制され確認されたものと見なされます。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2308 I
Do you really want to delete volume
vol_id
from the database? [yes|no]
説明: ボリュームが存在する可能性のあるすべてのライブラリの場所をカートリッジ回復コンポーネントが確認できない場合、ユーザーの確認を求めるリクエストが発行されます (MSG 2307 を参照)。元の手動ボリューム削除メッセージに -n
(no confirm フラグ) が含まれていた場合、このメッセージは抑制され確認されたものと見なされます。
変数: vol_id
は削除がリクエストされたボリュームのシリアル番号です。
ユーザーの対応: なし。
2309 E
md_proc_init
failure: status =
status.
説明: エラーロギングのためにこのプロセスを登録する関数が失敗しました。
変数:
mod_proc_init
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_ipc_create()
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2310 E
mod_id
: atexit failure: errno =
error_no: error_msg
.
説明: 手動ボリューム削除プロセスの終了時にデータベースの切断関数または ipc 破棄ラッパー関数を実行するための登録に失敗すると、このメッセージが発行されます。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
error_no
は /tmp/acsss.pid
ファイルが存在しない場合に返されるエラー番号です。
error_msg
は error_no
に対応するエラーメッセージのテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2311 E
mod_id
: cl_db_connect failure: status =
status.
説明: プログラムがデータベースの接続に失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_db_connect()
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2312 E
mod_id
: cl_vol_read failure: status =
status
説明: データベースからボリュームレコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_vol_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2313 E
mod_id
: cl_cel_read failure: status =
status
.
説明: データベースからセルレコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_cel_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2314 E
mod_id
: cl_lsm_read failure: status =
status
説明: データベースから LSM レコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_lsm_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2315 E
mod_id
: cl_drv_read failure: status =
status
.
説明: データベースからドライブレコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_drv_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2316 E
mod_id
: cl_loc_read failure: status =
status.
説明: データベースからロックレコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_loc_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2317 E
mod_id
: cl_vac_read failure: status =
status.
説明: データベースからボリュームアクセス制御レコードを読み取ろうとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_vac_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2318 E
mod_id
: cl_cel_destroy failure: status =
status.
説明: データベースからボリュームレコードを削除しようとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_cel_destroy
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2319 E
mod_id
: cl_cel_write failure: status =
status.
説明: データベース上のセルレコードを更新しようとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_cel_write
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2320 E
mod_id
: cl_db_disconnect failure: status =
status.
説明: データベースから切断しようとしましたが失敗しました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_db_disconnect
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2321 E
mod_id
: Cartridge Recovery failure: status =
status
説明: カートリッジ回復 (ACSCR) コンポーネントからエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
はカートリッジ回復コンポーネント (ACSCR) から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2322 E
mod_id
: cl_ipc_write failure: status =
status.
説明: cl_ipc_write
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_ipc_write
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2323 E
mod_id
: cl_ipc_read failure: status =
status.
説明: cl_ipc_read
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_ipc_read
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2324 E
mod_id
: cl_ipc_destroy failure: status =
status.
説明: cl_ipc_destroy
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_ipc_destroy
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2325 E
mod_id
: cl_qm_init failure: status =
status.
説明: cl_qm_init
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
status
は cl_qm_init
から返されたステータス値のテキストです。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2326 E
mod_id
: cl_qm_qcreate failure:
queue =
queue_name
説明: cl_qm_create
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
queue_name
は障害が発生した内部キューの名前です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2327 E
mod_id
: cl_qm_mcreate failure:
queue =
queue_name
説明: cl_qm_mcreate
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
queue_name
は障害が発生した内部キューの名前です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2328 E
mod_id
: cl_qm_maccess failure:
member =
member_id
説明: cl_qm_maccess
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
member_id
は障害が発生したキューメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2329 E
mod_id
: cl_qm_mlocate failure:
member =
member_id
説明: cl_qm_mlocate
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
member_id
は障害が発生したキューメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2330 E
mod_id
: cl_qm_mdelete failure:
member =
member_id
.
説明: cl_qm_delete
関数からエラーが返されました。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
member_id
は障害が発生したキューメンバーの識別子です。
ユーザーの対応: なし。メッセージの発行後プログラムは終了します。
2331 I
Unreadable label found in
location_type location_id
: logged as
vol_id
説明: カートリッジ回復の実行中に、ラベルを読み取れないカートリッジが見つかりました。仮想ラベルを使用するカートリッジはこの場所で記録されませんでした。
変数:
location_type
は読み取れないラベルが検出された場所のタイプ (セル、ドライブ) です。
location_id
は場所固有の識別子 (cell_id
または drive_id
) です。
vol_id
は UL@nnn
という形式で生成されるボリューム識別子で、nnn
はカートリッジ回復の初期化時に 001 に設定され、読み取れないカートリッジを報告するたびインクリメントされます。場所がドライブの場合、このボリューム識別子がドライブレコードに記録されます。
ユーザーの対応: 読み取れないカートリッジはカートリッジ回復では取り出せません。この場所がドライブの場合、マウント解除時にカートリッジが処理されます。この場所がセルの場合、読み取れないカートリッジの物理的な取り出しが必要になります。監査を使用してセルを確認し、取り出しを完了できることがあります。
2332 I
Duplicate label found in
location_type location_id
: label=
vol_id
logged as
dup_id
説明: カートリッジ回復の実行中に、重複が疑われるカートリッジが見つかりました。ほかのカートリッジを見つけているときに予期せずそのカートリッジが見つかり、その予期していなかったカートリッジの記録上のホームセルを確認すると、元のカートリッジと思われるカートリッジが含まれていました。
変数:
location_type
は読み取れないラベルが検出された場所のタイプ (セル、ドライブ) です。
location_id
は場所固有の識別子 (cell_id
または drive_id
) です。
vol_id
は重複が見つかったカートリッジのボリューム識別子です。見つかったラベルを読み取れない場合、これは仮想ラベルであることがあります。
dup_id
は DL@nnn
という形式で生成されるボリューム識別子で、nnn
はカートリッジ回復の初期化時に 001 に設定され、重複するカートリッジを報告するたびインクリメントされます。場所がドライブの場合、このボリューム識別子がドライブレコードに記録されます。
ユーザーの対応: 重複するカートリッジはカートリッジ回復では取り出せません。この場所がドライブの場合、マウント解除時にカートリッジが処理されます。この場所がセルの場合、重複するカートリッジの物理的な取り出しが必要になります。
メモ: このカートリッジの取り出しにeject コマンドは使用できません。このコマンドでは重複するカートリッジではなく本来のカートリッジが取り出されてしまい、生成されたボリューム識別子のレコードは存在しないからです。 |
2334 I
Found volume
vol_id
in
location
will check
home_cell_id
when lsm
lsm_id
comes online.
説明: カートリッジ回復の実行中に、ストレージセルで予期しないカートリッジが見つかりました。そのカートリッジの記録上のホームセルを確認しようとしたところ、ホーム LSM がオフラインであるかアクセスできない状態であることが判明しました。このカートリッジは重複の可能性がありますが、重複であるかどうかは現時点では判定できません。記録されているホームセルは予約済みになっているため、LSM がオンラインになったときにチェックされます。ボリュームレコードはそのボリュームが見つかった新しい場所を反映して更新されます。
変数:
vol_id
はカートリッジのボリューム識別子です。
location
はカートリッジが見つかった場所です。
home_cell_id
はそのカートリッジの記録上のホームセルです。
lsm_id
は記録上のホームセルが含まれている LSM の識別子です。
ユーザーの対応: なし。古いホームセルが含まれている LSM がオンラインになると、セルがチェックされてステータスが修正されます。
2335 I
Volume
vol_id
missing, home cell was
cell_id
, drive was
drive_id
, unable to examine
location
説明: このテープカートリッジは、ACSLS が想定する場所で見つかりませんでしたが、ホームセルまたはドライブのいずれかを回復プロセス時に検査できませんでした。ACSLS が記録されているすべての場所の検査を終えるまで、このボリュームはステータスのない状態でデータベースに残されます。
変数:
vol_id
は欠落しているカートリッジのボリューム識別子です。
cell_id
は記録されているカートリッジのホームセルです。
drive_id
は記録されているカートリッジのドライブです。
location
は ACSLS が検査できなかった場所 (セル、ドライブ、またはセルとドライブ) です。
ユーザーの対応: 少なくとも 1 つの記録されている場所を検査できませんでした。LSM がオンラインになったときに、ACSLS はカートリッジの回復を自動的に試行します。次の場合、ステータスのない状態は解決されます。
カートリッジ回復によって、記録されている場所の 1 つでカートリッジが発見された場合。ボリュームレコードはカートリッジの場所を反映して更新されます。
記録されているすべての場所をカートリッジ回復でチェックでき、カートリッジが見つからなかった場合。この場合は、ボリュームレコードが削除されます。
手動ボリューム削除では、データベースからボリュームレコードが削除されます。
2336 I
Volume
vol_id
was not found and will be deleted.
説明: このテープカートリッジは、ACSLS によって記録されたいずれの場所でも見つかりませんでした。ボリュームレコードはデータベースから削除されます。このメッセージのあとに 1054 I メッセージが表示され、記録されているこのボリュームのホームセルとドライブ ID が示されます。
変数: vol_id
は削除されるカートリッジのボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2338 E
mod_id
: Invalid volume id
vol_id
説明: このメッセージは無効なボリューム ID が入力されたときに発行されます。
変数:
mod_id
はエラーメッセージを発行したモジュールの名前です。
vol_id
は見つからなかったボリュームの識別子です。
ユーザーの対応: 正しいボリューム ID を使用してコマンドを再入力します。
2339 E
Volume
vol_id
: Media type mismatch, recorded as
media_type
, read as
media_type
.
説明: 指定のボリュームのメディアタイプが、ボリュームの場所の物理カタログから返されたタイプとは異なるタイプでデータベースに記録されています。これはラベルの剥離を示唆している場合があります。
変数:
vol_id
はカートリッジ回復で見つかったボリュームのシリアル番号です。
media_type
はボリュームのメディアタイプの指示子です。
ユーザーの対応: カートリッジラベルの貼り直しが必要になる場合があります。オペレータの介入が必要になる場合があります。
2340 E
surr_main (PID
#####
): Unable to set SO_REUSEADDR on SURROGATE LISTENER socke
t NNNNN
説明: サロゲートメインルーチンは、setsockopt()
システムコールを使用して SO_REUSEADDR
オプションを設定できませんでした。これは指定のポート番号上にあるソケットを再利用 (存在する場合) できるようにするオプションで、ACSLS を停止後すぐに再起動する場合などに使用できます。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートがオプションを設定しようとしているポート番号です。
ユーザーの対応:
setsockopt
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、追加の「ゾンビ」ACSLS プロセス ( a ps | grep acs
を使用) を強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2341 E
surr_main (PID
#####
): Unable to bind SURROGATE LISTENER socke
t NNNNN
説明: サロゲートメインルーチンは、ゲートウェイからのリクエストを受け入れるために使用するメインリスナーソケットを bind()
システムコールを使用してバインドできませんでした。各サロゲートには、バインドを実行しようとしている一意のポート番号があります。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが bind() を実行しようとしているポート番号です。
ユーザーの対応:
bind()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、追加の「ゾンビ」ACSLS プロセス ( a ps | grep acs
を使用) を強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2342 E
surr_main
(PID
#####
): Listen error on SURROGATE LISTENER socket
NNNNN
説明: サロゲートメインルーチンは、ゲートウェイからのリクエストを受け入れるために使用するメインリスナーソケットでの listen() システムコールを完了できませんでした。各サロゲートには、listen() を実行しようとしている一意のポート番号があります。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが listen()
を実行しようとしているポート番号です。
ユーザーの対応:
listen()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、追加の「ゾンビ」ACSLS プロセス ( a ps | grep acs
を使用) を強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2343 I
PID
#####
surr_main (PID
#####
): Surrogate listening on port
NNNNN
SURROGATE_QUEUE_AGE is set to
NN
minutes SURROGATE_TIMEOUT is set to
NNN
seconds TRACING is <ON/OFF> QUEUE currently has
NN
active requests
.
説明: このメッセージは、ライブラリ管理ゲートウェイシステムから ACSLS リクエストを受信するためにサロゲートが待機しているソケットポートを示します。これはサロゲートが開始して、正常に作成され、バインドされ、ソケット上でアクティブに待機しているときに発行されます。また、SURROGATE_QUEUE_AGE
および SURROGATE_TIMEOUT
にプログラムが使用している現在の値が示されます。これら 2 つの変数および SURROGATE_PORT
は、acsss_config
プログラムで設定される動的な環境変数です。プログラムトレースが「on」と「off」のどちらに設定されているのかも表示されます。最後に、現在キューにあるリクエストの数が表示されます。このメッセージは、プログラムが SIGHUP
信号 (kill -hup #####
など) を受信するときにも表示されます。サロゲートは実行を続行します。
変数:
#####
は、メッセージを発行するサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが待機しているポート番号です。
NN
は、SURROGATE_QUEUE_AGE
が設定された分数です。
NNN
は、SURROGATE_TIMEOUT
が有効になるまでの秒数です。
NN
は、QUEUE
内のアクティブなリクエスト数です
ユーザーの対応: なし。
2344 E
surr_main (PID
#####
): Socket initialization failed for SURROGATE LISTENER socket
NNNNN
; rc=
XX
説明: サロゲートメインルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイからのリクエストを受け入れるために使用するメインリスナーソケットでの listen() システムコールを完了できませんでした。各サロゲートには、listen() を実行しようとしている一意のポート番号があります。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが待機しようとしているポート番号です。
XX
は、listen()
コールからのリターンコードです。
ユーザーの対応: これは、ハードワークまたはネットワークの障害の可能性があります。
listen()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、追加の「ゾンビ」ACSLS プロセス ( a ps | grep acs
を使用) を強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2345 W
surr_handler (PID
#####
): Due to above error, packet is dropped & GATEWAY CONNECTED socket (
NNNNN
) closed.
説明: サロゲートハンドラルーチンで先にエラーが発生したため、現在の ACSLS リクエストの実行を完了できませんでした。したがって、サロゲートは特定のリクエストパケットを強制的に終了して、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットと通信するために使用していたソケット (GATEWAY CONNECTED
ソケット) を閉じます。このエラーはサロゲートに対する回復不能なエラーであるとはみなされません。PC サロゲートはソケットを閉じ、キューエントリを削除し、稼働し続けます。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが閉じたソケット番号です。
ユーザーの対応:
このエラーメッセージに先行する、パケットが破棄されてソケットが閉じる原因となったエラーメッセージを探します。
ゲートウェイ、アダプタ、およびクライアントシステムでその他の関連するエラーを探します。
元のクライアントシステムから送信された ACSLS コマンドの特定を試みます。
可能な場合は、サロゲート、ゲートウェイ、およびアダプタのトレースをオンにした状態で、違反しているコマンドを再度送信します。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2346 E
surr_handler (PID
#####
): Write of ipc data to GATEWAY CONNECTED socket
NNNNN
failed
..
説明: ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットに接続されているソケット (GATEWAY CONNECTED
ソケット) にデータを書き込もうとして、サロゲートハンドラルーチンでエラーが発生しました。write()
システムコールが失敗しました。これは、すべてのデータが書き込まれる前にソケットが途中で閉じたために発生した可能性があります。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが書き込もうとしているソケット番号です。
ユーザーの対応: これは、ハードワークまたはネットワークの障害の可能性があります。
このエラーメッセージに先行する、原因を示している可能性のある関連エラーメッセージを探します。
ゲートウェイ、アダプタ、およびクライアントシステムでその他の関連するエラーを探します。
元のクライアントシステムから送信された ACSLS コマンドの特定を試みます。
可能な場合は、サロゲート、ゲートウェイ、およびアダプタのトレースをオンにした状態で、違反しているコマンドを再度送信します。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2347 E
surr_handler (PID
#####
): Wrote
XX
rather than
YY
bytes of data to GATEWAY CONNECTED socket
NNNNN
.
説明: ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットに接続されているソケット (GATEWAY CONNECTED
ソケット) にデータを書き込もうとして、サロゲートハンドラルーチンでエラーが発生しました。write()
システムコールは、予定バイト数をソケットに書き込めませんでした。これは、ソケットが途中で閉じたことが原因である可能性があります。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
XX
は、write()
システムコールによって返されたバイト数です。
YY
は、サロゲートプログラムがソケットに書き込もうとしたバイト数です。
NNNNN
は、サロゲートが書き込もうとしているソケット番号です。
ユーザーの対応:
このエラーメッセージに先行する、原因を示している可能性のある関連エラーメッセージを探します。
ゲートウェイ、アダプタ、およびクライアントシステムでその他の関連するエラーを探します。
元のクライアントシステムから送信された ACSLS コマンドの特定を試みます。
可能な場合は、サロゲート、ゲートウェイ、およびアダプタのトレースをオンにした状態で、違反しているコマンドを再度送信します。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2348 E
surr_handler (PID
#####
): Unable to create a GATEWAY CONNECTED socket via ACCEPT (SURROGATE LISTENER
NNNNN).
説明: サロゲートハンドラルーチンは、ゲートウェイサーブレットからのリクエストを受け入れるために使用するメインリスナーソケットでの accept()
システムコールを完了できませんでした。各サロゲートには、listen() を実行しようとしている一意のポート番号があります。GATEWAY CONNECTED
ソケットと呼ばれる accept()
コールが成功したため、ゲートウェイサーブレットの新しいソケット接続が作成されました。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが待機しようとしているポート番号です。
ユーザーの対応: これは、ハードワークまたはネットワークの障害の可能性があります。
accept()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、その他の「ゾンビ」 ACSLS プロセス (ps | grep acs
を使用) を、kill -9
で適切な ID を指定して強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2349 E
surr_read_socket (PID
#####
): Read failed on GATEWAY CONNECTED socket
NNNNN
説明: サロゲート読み取りソケットルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットからのリクエストを受け入れるために使用するソケットでの read()
システムコールを完了できませんでした。各サロゲートには、listen()
を実行しようとしている一意のポート番号があります。GATEWAY CONNECTED
ソケットと呼ばれる accept()
コールが成功したため、ゲートウェイサーブレットの新しいソケット接続が作成されました。GATEWAY CONNECTED ソケットは閉じられ、IPC サロゲートは稼働し続けます。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが読み取ろうとしているポート番号です。
ユーザーの対応:
read()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、その他の「ゾンビ」 ACSLS プロセス (ps | grep acs
を使用) を、kill -9
で適切な ID を指定して強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。これはコマンドのタイムアウトの結果である可能性があり、ネットワークタイムアウトパラメータを増加すると、条件が緩和されます。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2350 E
surr_read_socket (PID
#####
): Read
X
bytes from GATEWAY CONNECTED socket
(NNNNN)
but expected
Y
説明: サロゲート読み取りソケットルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットからのリクエストを受け入れるために使用するソケットでの read()
システムコールを完了できませんでした。各サロゲートには、listen()
を実行しようとしている一意のポート番号があります。GATEWAY CONNECTED
ソケットと呼ばれる accept()
コールが成功したため、ゲートウェイサーブレットの新しいソケット接続が作成されました。Y
バイトを読み取ろうとしましたが、X
バイトしか読み取れませんでした。サロゲートは実行を続行します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートが読み取ろうとしているポート番号です。
X
は、正常に読み取られたバイト数です。
Y
は、読み取ろうとしていたバイト数です。
ユーザーの対応:
read()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
次に、その他の「ゾンビ」 ACSLS プロセス (ps | grep acs
を使用) を、kill -9
で適切な ID を指定して強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。これはコマンドのタイムアウトの結果である可能性があり、ネットワークタイムアウトパラメータを増加すると、条件が緩和されます。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2351 E
surr_read_socket (PID
#####
): select() call failed
GATEWAY CONNECTED socket
(NNNNN)
説明: サロゲートハンドラルーチンは、select()
システムコールで失敗しました。このルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットからのリクエストを受け入れるために使用するソケット上、および acslm
プロセスと通信するために使用するソケット上でブロックします。各サロゲートには、listen()
を実行しようとしている一意のポート番号があります。GATEWAY CONNECTED
ソケットと呼ばれる accept()
コールが成功したため、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットの新しいソケット接続が作成されました。IPC サロゲートは終了します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NNNNN
は、サロゲートに接続された、サロゲートのポート番号です。
ユーザーの対応:
select()
コールが失敗した理由を示している可能性のある関連エラーを探します。
acslm
プロセスが失敗したかどうかを確認します。
netstat -a | grep
NNNNN
を使用して、ゲートウェイポートを確認します。
kill.acsss
コマンドを使用して ACSLS システムを強制終了します。
その他の「ゾンビ」 ACSLS プロセス (ps | grep acs
を使用) を、kill -9
で適切な ID を指定して強制終了します。
ソケットが別のプロセスによって使用されていないかを netstat -a | grep
NNNNN
を使用して確認します。 NNNNN
はエラーメッセージに表示されたソケット番号です。
ソケットが使用中である場合は、数分待ち、ソケットがタイムアウトになることを確認します。次に、rc.acsss
コマンドを使用して ACSLS を再起動します。ACSLS ホストを再起動してハングしているソケットを解放する必要がある場合があります。
ソケット、ファイル記述子、またはその他のネットワークリソースで、超えている UNIX システム制限を探します。
これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2352 W
surr_handler (PID
#####
):
COMMAND
(ACK | INTERMEDIATE | FINAL) response discarded because original socket connection is no longer on the queue.Advise increasing
SURROGATE_QUEUE_AGE
.
説明: ACSLS ライブラリマネージャーは、示されている COMMAND
についてサロゲートハンドラルーチンに応答を返しましたが、サロゲートはキューで未処理のリクエストおよびソケット接続を見つけることができませんでした。唯一の代替方法は、問題を報告し、ライブラリマネージャーからの応答を破棄 (無視)することでした。これは、ライブラリがコマンドを実行する時間が長すぎるために起こることがあります。たとえば、ハードウェアエラー、ドライブがマウント前にクリーニングされた、カートリッジがリクエストされたドライブから遠すぎる (別の LSM など) といった条件のため、マウントまたはマウント解除にかかる時間が長すぎる可能性があります。数分の経過後 (SURROGATE_QUEUE_AGE
)、キュー上のリクエストは失効していると見なされ、キューから削除されます。最終的に、ライブラリがテープをマウントまたはマウント解除すると、ライブラリマネージャーからの FINAL 応答パケットをキューで見つけてクライアントに転送することができなくなります。サロゲートは実行を続行します。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
COMMAND
は、サロゲートが未処理のリクエストおよびソケット接続を見つけることができなかったときの ACS コマンドです。
SURROGATE_QUEUE_AGE
は、サロゲートがキューでリクエストを保持する時間を制御する動的な環境変数です。
ユーザーの対応:
ACS コマンドが遅延する原因となった可能性のある異常な条件を探します (上記の説明を参照)。
ハードウェアが正常に動作していないのか正しく構成されていないのかを判断します。
サロゲートがキューでリクエストを保持する時間を増加するには、acsss_config
プログラムで SURROGATE_QUEUE_AGE
動的環境変数を増加します。
サロゲートを再起動して、変更を有効にします。
2353 E
surr_query_server (PID
#####
): Surrogate process unable to issue query server (
NN
seconds)
説明: サロゲートは、実行を開始してライブラリマネージャーがリクエストを受信できるようになってから、サロゲートがライブラリ管理ゲートウェイソケットからのリクエストの受け入れを開始する前に、query server
リクエストをライブラリマネージャーに発行します。サロゲートは、サーバーが RUN
または RECOVERY
モードであることを期待しています。示されている秒数の待機後に、サロゲートは query server
が完了できなかったと判断して放棄しました。サロゲートは異常終了し、acsss_daemon
によって自動的に再起動します (最大 10 回)。
変数:
#####
はエラーを発行したサロゲートのプロセス ID です。
NN
は、秒数です。
ユーザーの対応:
acsss_event.log
で、query server
リクエストを完了できない理由を説明している可能性のあるエラーを探します。
cmd_proc
で query server
リクエストを試行します。
2354 W
surr_query_server (PID
#####
): Surrogate waiting for ACSLS to come up
説明: サロゲートは、実行を開始してライブラリマネージャーがリクエストを受信できるようになってから、サロゲートがライブラリ管理ゲートウェイの待機ソケットを開いてリクエストの受け入れを開始する前に、query server
リクエストをライブラリマネージャーに発行します。サロゲートは、サーバーが RUN
または RECOVERY
モードであることを期待しています。サロゲートは、クエリーサーバーが RUN
または RECOVERY
モードであることを返すまで、30 秒ごとにこのメッセージを発行します (最大 10 分間)。RUN
または RECOVERY
モードになると、サロゲートは起動し続けます。10 分が経過すると、サロゲートはエラー 2353 で異常終了します。これは、システムが IDLE
モードで開始すると発生することがあります。
変数: #####
は、エラーを発行するサロゲートのプロセス ID です。
ユーザーの対応:
acsss_event.log
で、query server
が RUN
または RECOVERY
モードではない理由を説明している可能性のあるエラーを探します。
cmd_proc
で query server
リクエストを試行します。
acsss_config
プログラムを使用して ACSLS が IDLE モードで自動的に起動するように設定されているかどうかを検証します。
システムが IDLE
モードである場合は、START
コマンドを発行します。
2355 E
ss_main: Too many SURROGATE processes specified through acsss_config.The maximum is 10
SURROGATE_Processes
.
説明: acsss_daemon
は、SURROGATE_PROCESSES
動的環境変数を読み取って、起動するサロゲートプロセスの数を確認します。この数が 10 (最大許容数) を超えています。ACSLS は終了します。
変数: SURROGATE_PROCESSES
は、実行するサロゲートプロセスの数を制御する動的な環境変数です。
ユーザーの対応: 動的な環境変数 SURROGATE_PROCESSES
の範囲が、サロゲートプログラムで現在サポートしているよりも大きく設定されています。acsss_config
プログラムを使用して、SURROGATE_PROCESSES
変数を 10 未満の数値に定義します。
2356 W
surr_handler (PID
#####
):
NN
surrogate requests (open socket) being processed; cannot accept more until some finish.Advise reducing
SURROGATE_QUEUE_AGE
.
説明: サロゲートハンドラルーチンは、ライブラリ管理ゲートウェイサーブレットからのリクエストを受け入れるために使用するメインリスナーソケットでの accept() システムコールを完了できませんでした。各 SURROGATE
には、listen()
を実行しようとしている一意のポート番号があります。成功した accept()
コール (GATEWAY CONNECTED
ソケットと呼ばれる) によって、ゲートウェイサーブレットの新しいソケット接続が作成されます。accept()
システムコールによって返されるエラーコード (errno) およびメッセージは、24 - TOO MANY OPEN FILES
です。
SURROGATE
は、ライブラリ管理ゲートウェイによるサーブレットから SURROGATE
ソケットへの接続試行を無視します。リクエストが完了して、オープンソケット接続が閉じられると、今後の接続試行は正常に完了します。SURROGATE
は、このエラーで終了しません。ライブラリ管理ゲートウェイは接続試行を続けることができる (そして acsss_event.log
が満杯になる) ため、このエラーメッセージは 5 分未満の頻度で acsss_event.log
に表示されます。SURROGATE
は実行を継続します。
変数:
#####
は、エラーを発行する SURROGATE
のプロセス ID です。
NN
は、オープンソケットの数です。
SURROGATE_QUEUE_AGE
は、リクエストがキューに残っている時間を制御する動的な環境変数です。
ユーザーの対応: 一般にこの問題は、ライブラリ管理ゲートウェイが ACSLS システムの処理できるより多くのリクエストを送信した (または送信が高速すぎた) ということ、または ACSLS ライブラリシステムによるリクエストの処理が低速すぎるということです。そのため、SURROGATE
は、オープンファイル数 (ソケット数) の最大制限に達しました。
acsss_event.log
で、ハードウェアまたは構成エラーを示している可能性のあるエラーを探します。
cmd_proc
で query request all
コマンドを試行して、ACSLS が未処理であるリクエスト数を確認します。
クライアントソフトウェアで多くのマウントまたはマウント解除リクエストが送信されているかどうかを確認します。
SURROGATE
が未処理のリクエストをキューに保持する時間を削減する必要もある可能性があります。acsss_config
プログラムで SURROGATE_QUEUE_AGE
動的環境変数を小さくします。
SURROGATE
を再起動して、変更を有効にします。
2361 N
Volume
vol_id
: Media type incompatible with L5500.Not entered.
説明: このメッセージは、L5500 LSM のみに関係します。これは、L5500 CAP に互換性のないカートリッジを挿入しようとしたことを示します。LTO および 9840/9940 カートリッジのみが L5500 LSM と互換性があります。互換性のないメディアを挿入するリクエストは拒否されます。
変数: vol_id
は、CAP に挿入されたボリュームです。
ユーザーの対応: カートリッジを CAP から取り出します。LTO または 9840/9940 カートリッジを置き換えます。
2362 N
Cell
cell_id
contains incompatible media: must be manually removed.
説明: このメッセージは、L5500 LSM のみに関係します。メッセージは、監査によって L5500 パネルで LTO カートリッジでも StorageTek 9840 または 9940 カートリッジでもないカートリッジが見つかったことを示します。LTO および 9840/9940 カートリッジのみが L5500 LSM と互換性があります。(これは、誰かが LSM を物理的に挿入し、パネル内にカートリッジを手動で配置したために発生した可能性があります。)
変数: cell_id
は、L5500 内で互換性のないカートリッジが含まれるセルです。
ユーザーの対応: L5500 を手動で挿入し、互換性のないカートリッジを手動で取り除きます。
2377 N
ACS:
acs_id
; LMU error: Co_4400:st_parse_error: Request:
request_type
Error:
error_code
- error_explanation
説明: カートリッジ移動リクエストが関係しない ACSLS リクエストが失敗したとき、このメッセージは元のリクエストと失敗した理由の両方を説明します。このメッセージは、HLI 接続ライブラリ (SL8500、SL3000、9310 など) でのリクエストが失敗したときのみ報告します。頻繁に失敗する可能性のあるリクエストでイベントログが満杯になるのを回避するため、このメッセージでは次の障害が報告されません。
0310
- 解放リクエスト時に挿入を取り消しできない
0416
- リクエストが取り消された (処理中のリクエストが取り消されたとき)
変数:
acs_id
は、エラーが発生した ACS です
request_type
は、移動以外のリクエストのタイプです
error_code
は、内部の 4 桁のエラーコードです (2 桁のエラーカテゴリに続いて 2 桁のエラーコード)。
error_explanation
は、エラーを説明します。
ユーザーの対応: ACSLS は失敗したリクエストから自動的に回復します。そうでない場合、障害がクライアントアプリケーションに返されることがあります。このメッセージは、発生した内容、および問題の対処方法を理解するのに役立ちます。ライブラリアクションをリクエストした ACSLS コンポーネントは、障害応答を受信したときに、このメッセージに続いて関連メッセージを発行することがあります。
例:
次の Catalog (監査) 障害:
ACS:1
試行されたリクエスト: Catalog Cell - Catalog は、特定の場所 (セル、ドライブ、または CAP セル) を調べるためにライブラリに送信されるリクエストです。
2012-05-03 21:43:35 ACSLH[0]: 2377 N Co_ProcessResponses.C 1 609 ACS: 1; LMU error: Co_4400:st_parse_error: Request: Catalog Cell Error: 0401 - General procedure error: LSM is not ready
2378 N
ACS:
acs_id
; LMU error: Co_4400:st_parse_error: Error:
error_code
- error_explanation
Request:
request_type
volser;
vol_id
, media domain:
media_domain, media_type: media_type
source:
source_type source_location destination:destination_type destination_location
stuck in location:
stuck_location
.
説明: ACSLS カートリッジ移動リクエストが失敗したとき、このメッセージは元のリクエストと失敗した理由の両方を説明します。ACSLS カートリッジ移動リクエストには、マウント、マウント解除、移動、挿入、取り出しが含まれます。このメッセージは、HLI 接続ライブラリ (SL8500、SL3000、9310 など) での移動リクエストが失敗したときのみ報告します。頻繁に失敗する可能性のあるリクエストでイベントログが満杯になるのを回避するため、このメッセージでは次の障害が報告されません。
0416 - リクエストが取り消された (処理中のリクエストが取り消されたとき)
0424 - ドライブが空である (マウント解除時)
0426 - ドライブが巻き戻されない (マウント解除時に返される。カートリッジをマウント解除するには、force
オプションを指定します。)
変数:
acs_id
は、エラーが発生した ACS です。
error_code
は、内部の 4 桁のエラーコードです (2 桁のエラーカテゴリに続いて 2 桁のエラーコード)。
error_explanation
は、エラーを説明します。
request_type
は、移動リクエストのタイプです (マウント、マウント解除、移動、挿入、または取り出し)。
vol_id
は、移動するカートリッジのボリューム ID です。
media_domain
は、カートリッジのメディアドメインです (T10000 データの場合は T、LTO データカートリッジの場合は L など)。
media_type
は、カートリッジのメディアタイプです (T10000 データの場合は 1、LTO Gen 4 データカートリッジの場合は 4 など)。
source_type
は、移動の開始位置です。ソースタイプはセル、ドライブ、または CAP です。
source_location
は、移動のソース位置です。ソースの位置は、cell
(acs,lsm,panel,row,column
)、drive
(acs,lsm,panel,drive
)、または CAP cell
(acs,lsm,cap,row,column
) です。
destination_type
は、移動の終了位置です。宛先タイプはセル、ドライブ、または CAP です。
destination_location
は、移動の宛先位置です。宛先の位置は、cell
(acs,lsm,panel,row,column
)、drive
(acs,lsm,panel,drive)
、drive w
書き込み保護 (acs,lsm,panel,drive
)、CAP cell
(acs,lsm,cap,row,column)
です。
stuck_location
で、失敗した移動のあとでカートリッジがソースに戻らなかった場合、stuck in location:
行が存在します。通常、ライブラリは、カートリッジをソースの位置に戻すことができます。次のようなスタック位置が表示されることがあります: LSM
(acs,lsm
) Hand
hand_nbr
、LSM
(acs,lsm
) PTP Panel
panel_nbr
、または drive
(acs,lsm,panel,drive
)。
ユーザーの対応: ACSLS は失敗した移動リクエストから自動的に回復します。そうでない場合、障害がクライアントアプリケーションに返されることがあります。このメッセージは、発生した内容、および問題の対処方法を理解するのに役立ちます。カートリッジ移動をリクエストした ACSLS コンポーネントは、障害応答を受信したときに、このメッセージに続いて関連メッセージを発行することがあります。
例: 以下のカートリッジ移動障害:
ACS: 0
エラー: マウント解除時 (次の行)、ドライブをアンロードできません。
試行した移動: dismount、force (force は、rewind および unload コマンドがドライブに送信されたという意味)。
関連するカートリッジ (LA9922)、メディアドメインおよびタイプ
ソースの位置 (試行した移動の開始) - ドライブ 0,0,1,8。
試行した移動の宛先 - セル 0,0,2,30,0
カートリッジは、ドライブ内でスタックしたままです (ドライブがカートリッジをアンロードできなかったため)。
2378 N Co_ProcessResponses.C 1 1389
ACS: 0; LMU error: Co_4400:st_parse_error:
Error: 0977 - LSM logical error: Unable to unload drive
Request: Dismount, forced rewind and unload
Volser: LA9922, media domain: 0, media type: P
Source: Drive 0,0,1,8
Destination: Cell 0,0,2,30,0
Stuck in location: Drive 0,0,1,8
2380 E
Error
di_status
on SQL select * from logical_acs_table where logical_acs =
logical_acs_id
.
説明: 指定された logical_acs
を読み取ろうとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
di_status
は、logical_acs_table
での SQL select から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
logical_acs_id
は、SQL select が失敗した logical_acs
です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2381 E
Error
di_status
on SQL select * from logical_drive_table where physical drive =
drive_id.
説明: 指定された物理ドライブと関連付けられている logical_drive
を読み取ろうとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
di_status
は、logical_acs_table
での SQL select から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
drive_id
は、SQL select が失敗した logical_drive
と関連付けられている物理ドライブ ID です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2382 E
Error
di_status
on SQL select * from logical_drive_table where vol_id =
vol_id
.
説明: 指定された論理ボリュームを読み取ろうとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
di_status
は、logical_acs_table
での SQL select から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
vol_id
は、SQL select が失敗したボリューム ID です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2383 E
Unexpected di_status:
di_status
received on update of logical_volume_table for volume
vol_id
説明: 指定された論理ボリュームを更新しようとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
di_status
は、logical_acs_table
での SQL select から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
vol_id
は、SQL select が失敗したボリューム ID です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2384 W
EXEC SQL Lock timeout on update of logical_volume_table * where volid =
vol_id
説明: データベースレコードのロック取得のタイムアウトにより、指定された論理ボリュームを更新しようとして失敗しました。
変数: vol_id
は、SQL update が失敗したボリューム ID です。
ユーザーの対応: 操作を再試行します。データベースレコードのロックが解放されます。
2385 E
Error
di_status
on SQL update of logical_volume_table where vol_id =
vol_id
.
説明: 指定された論理ボリュームを更新しようとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
di_status
は、logical_acs_table
での SQL select から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
vol_id
は、SQL select が失敗したボリューム ID です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2386 W
No unassigned home cell locations in logical library
logical_acs_id
.
説明: この論理ライブラリで未割り当てのホームアドレスはありません。容量が増加されるか、またはその他の論理ボリュームが未割り当てになるか取り出されるまで、追加のボリュームは論理ライブラリに割り当てできません。論理ライブラリに割り当てられていて取り出されていたボリュームが物理 ACS に再度挿入される場合、容量が増加されるか、またはその他の論理ボリュームが取り出されるか未割り当てになるまで、そのボリュームは利用できません。
変数: logical_acs_id
は、未割り当てのホームセル位置がない logical_acs
です。
ユーザーの対応: 論理ライブラリを編集して論理ライブラリのセル容量を増加することで、論理ライブラリの容量を増加できます。論理ボリュームを論理ライブラリや物理ライブラリから取り出すことによって、またはボリュームを論理ライブラリから割り当て解除することによって、論理ボリュームのホームアドレスを解放できます。
2387 E
SQL select generate series for unassigned home address in logical_volume_table for logical library
logical_acs_id
, failed with
di_status
= di_status
説明: 指定された論理ライブラリ内の論理ボリュームで未割り当てのホームアドレスを決定しようとして、予期しないエラーコードとともに失敗しました。
変数:
logical_acs_id
は、未割り当てのホームアドレスを決定しようとして失敗した logical_acs
です。
di_status
は、SQL 文から返されたデータベースインタフェースのエラーステータスです。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2400 E
EXEC SQL select failed on table
table_name
.
説明: テーブル table_name
からレコードを選択する SQL 文を準備する ODBC コールに失敗しました。
変数: table_name
は、レコードが選択されることになっていたテーブルの名前です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します。それでも問題が続く場合は、システム管理者に連絡します。
2401 E
XML Error (
error_message
) with error code
(code).
説明: XML 例外が発生しました。
変数:
error_message
は、XML 例外メッセージです
code
は、XML 例外からのエラーコードです。
ユーザーの対応: リクエスト内の XML の妥当性を確認します。
2402 E
XML Parsing Error (error_message
).
説明: XML の解析中に SAX 例外が発生しました。
変数: error_message
は、SAX 例外メッセージです。
ユーザーの対応: リクエスト内の XML の妥当性を確認します。
2403 E
Invalid DISPLAY type detected.
説明: 表示応答パケット内のタイプが無効です。
変数: なし。
ユーザーの対応: リクエスト XML、および表示プロセッサからの応答を保持します。問題が続く場合は、Oracle のサポートに連絡してください。
2404 I
Display tables could not be loaded.
説明: 構成中に表示参照テーブルをデータベースにロードできませんでした。
変数: なし。
ユーザーの対応: データベースを再起動します。問題が続く場合は、システム管理者に連絡します。
2405 E
EXEC SQL Cannot create database handle.
説明: データベースからレコードを格納するための変数を指定する ODBC コールが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します。問題が続く場合は、システム管理者に連絡します。
2406 E
EXEC SQL Cannot register variables
説明: データベースからレコードを格納するための変数を指定する ODBC コールが失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動します。
問題が続く場合は、データベースを再起動します。
それでも問題が続く場合は、システム管理者に連絡します。
2407 E
Unexpected XML parsing error occurred.
説明: XML4c API で予期しない解析エラーが発生しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。それでも問題が続く場合は、システム管理者に連絡します。問題が持続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2408 I
acsdisp failed, database query string too long.
説明: データベースにクエリーするにはデータベースクエリが長すぎるため、ODBC 経由で渡せません。
変数: なし。
ユーザーの対応: より短いクエリーを入力します。
2409 E
Error while loading Module
module_name
.
説明: デバイスの使用中に install_scsi_Linux.sh
スクリプトを実行しようとしました。
変数: module_name
は、モジュールの名前です。
ユーザーの対応:
すべてのデバイスの操作が完了するまで待機します。
cmd_proc
から ACSLS サーバーをアイドル状態にします。
kill.acsss
を使用して ACSLS サーバーを強制終了します。
install_scsi_Linux.sh
を実行します。
2410 I
Module
module_name
successfully loaded.
説明: モジュールがロードされ、デバイスを接続する準備が整いました。
変数: module_name
は、モジュールの名前です。
ユーザーの対応: なし。
2411 I
No SCSI medium changers are attached.
説明: これの考えられる理由は、次のとおりです。
SCSI デバイスがサーバーに接続されていません。
SCSI デバイスは接続されていて、モジュールはロードされていますが、メディアチェンジャーデバイスを検出していません。
変数: なし。
ユーザーの対応: SCSI メディアチェンジャーを接続する場合:
サーバーの電源を切ります。
SCSI メディアチェンジャーを接続してから、サーバーを起動します。
install_scsi_Linux.sh
スクリプトを実行します。
2412 E
Could not generate major number for SCSI device.
説明: GNU/Linux には、256 個のメジャー番号 (0 - 255) という制限があります。これらはすべて、ほかのデバイスドライバによって使用されています。
変数: なし。
ユーザーの対応: rmmod
を使用して、不要なデバイスドライバモジュールを削除します。install_scsi_Linux.sh
を実行します。
2413 I
Node
node_name
assigned for Model-
model_name
Channel-
channel_num
Id-
id_num
.
説明: この情報メッセージは、ハードウェアが GNU/Linux OS ファイルシステムにマップされる方法を説明します。指定された channel_num
および id_num
でサーバーに接続された SCSI メディアチェンジャーに割り当てられた、ファイルシステム上のノード名が表示されます。acsss_config
を介して、この情報を使用して SCSI ライブラリを構成できます。
変数:
node_name
は、ファイルシステム上のノードの名前です。
model_name
は、サーバーに接続されている SCSI デバイスの名前です。
channel_num
は、SCSI バスに接続されたチャネルを識別します。
id_num
は、SCSI デバイスに割り当てられた識別子を表します。
ユーザーの対応: なし。
2414 E
Failed to create the
node_name
.
説明: スクリプトは SCSI デバイス用の特殊ファイルの作成に失敗しました。
変数: module_name
は、モジュールの名前です。
ユーザーの対応:
rm
を使用して不要なノードを削除します。
install_scsi_Linux.sh
を実行します
2415 E
Failed to remove the Module module_name
.
説明: デバイスの使用中にスクリプトはモジュールを削除しようとしました。
変数: module_name
は、モジュールの名前です。
ユーザーの対応:
すべてのデバイスの操作が完了するまで待機します。
cmd_proc
から ACSLS サーバーをアイドル状態にします。
kill.acsss
を使用して ACSLS サーバーを強制終了します。
install_scsi_Linux.sh
を実行します。
2416 E
Device information file
module_info_file
not found.
説明: モジュールのロード中に module_info_file
が見つからなかったか削除されました。
変数: module_info_file
は、サーバーに接続された SCSI デバイスに関する情報が含まれているファイルの名前です。
ユーザーの対応:
install_scsi_Linux.sh
を再度実行します。
サーバーを再起動します。
2420 E
EXEC SQL failed to fetch from
cursor
.
説明: cursor
を使用してデータベースから行をフェッチする SQL 文を準備するための ODBC コールが失敗しました。
変数: cursor
は SQL 文を実行するためのデータベースハンドルです。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動する必要があります。システム管理者に連絡します。
2421 W
DB status
[err_num
] detected on update for client id
client_id.
説明: データベース内のクライアントレコードを更新しようとしましたが失敗しました。
変数:
err_num
はエラー番号です。
client_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2422 W
DB status
[err_num
] detected on insert for client id
clnt_id.
説明: データベースにクライアントレコードを挿入しようとしましたが失敗しました。
変数:
err_num
はエラー番号です。
clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します
2423 E
EXEC SQL failed to insert
client_id
clnt_id
into clienttable.
説明: データベースにクライアントレコードを挿入する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2424 E
EXEC SQL lock timeout on update of clienttable where client_id =
clnt_id
説明: ロックされているクライアントレコードを clienttable から更新しようとしましたが、失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応:
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2425 E
EXEC SQL failed to update clienttable where client_id =
clnt_id
説明: クライアントレコードを更新する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: clnt_id
は削除されるクライアントの識別子です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2426 E
DB status [
err_num
] detected on operation for
lib_cmpnt cmpnt_id
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0(lmu_id
)、0,0,0 (panel_id
または ptp_id
)、0,0,0,0 (hand_id
) など) のライブラリコンポーネント lib_cmpnt
(LMU、PTP、HAND、PANEL など) の挿入、削除、更新などのデータベース操作を実行しようとして失敗しました。
変数:
err_num
はエラー番号です。
lib_cmpnt
は、LMU、PTP、HAND、PANEL などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、0,0,0,0(hand_id
) など)。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2427 E
EXEC SQL lock timeout on delete from
table_name
where
lib_cmpnt = cmpnt_id
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
) または 0,0,0,0(hand_id
) など) のライブラリコンポーネント lib_cmpnt
(LMU、PTP、または HAND) について、table_name
(lmutable、ptptable、または handtable) からロックされたレコードを削除しようとして失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
lib_cmpnt
は、LMU、PTP、HAND などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
) など)。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2428 E
EXEC SQL delete from
table_name
failed, where
lib_cmpnt = cmpnt_id
説明: 識別子 cmpnt_id (0,0(lmu_id)、0,0,0(ptp_id)、0,0,0,0(hand_id) など) のライブラリコンポーネント (LMU、PTP、HAND など) について、table_name
(lmutable、ptptable、handtable など) からレコードを削除する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
lib_cmpnt
は、LMU、PTP、HAND などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2429 E
EXEC SQL select from
table_name
failed, where
lib_cmpnt
= cmpnt_id
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
) など) のライブラリコンポーネント (LMU、PTP、または HAND) について、table_name
(lmutable、ptptable、handtable など) からレコードを選択する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: table_name
は、アクセス制御一時データベーステーブルの名前です。
オプションは次のとおりです。
clientinfo.temp
: これは、IP アドレスをクライアントユーザー名にマップします。これは、internet.addresses ファイルからロードされます。
lib_cmpnt
は、LMU、PTP、HAND などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
) など)。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2430 E
Table
table_name
loading failed
.
説明: ACSLS は、アクセス制御データベーステーブルを再構築する前に、アクセス制御データファイルを一時データベーステーブルにロードします。アクセス制御データファイルを指定された一時アクセス制御データベーステーブルにロードしようとして失敗しました。
変数: table_name
は、アクセス制御一時データベーステーブルの名前です。
オプションは次のとおりです。
clientinfo.temp
: これは、IP アドレスをクライアントユーザー名にマップします。これは、internet.addresses ファイルからロードされます。
cmdaccess.temp
:コマンドアクセス制御の場合、これはユーザーにコマンドへのアクセスを付与します。これは、command.COMMAND.allow
および command.COMMAND.disallow
ファイルからロードされます。
volaccess.temp
: ボリュームアクセス制御の場合、これはあるユーザーのボリュームへのほかのユーザーによるアクセスを制御します。これは、users.COMMAND.allow
ファイルからロードされます。
volownership.temp
: これは、ボリューム所有権を設定するためのポリシーを定義します。これは、ownership.assignments
ファイルからロードされます。
ユーザーの対応:
ACSLS が実行中の場合、acsss_config
をユーザー acsss
として実行し、アクセス制御テーブルを再構築するためのオプションを選択します。
ACSLS が実行中でない場合、acsss
enable を user acsss
として実行します。
問題が続く場合は、ロードしようとしているアクセス制御テーブルの重複するキーがある可能性があります。重複しているキーは、常に 2 つのフィールドの複合キーです。重複したキーを検索するには:
特定のロード障害を識別するメッセージを /tmp/ac_err.log
で探します。
影響を受けるファイル内で重複しているキーを検索します。
• clientinfo.temp
: 複合キーは、internet.addresses
ファイル内の IP アドレスとユーザー名 (ID) で構成されます。重複する IP アドレスとクライアント名は、internet_addresses
ファイルをデータベースにロードするための準備でこのファイルを処理するときに識別されている必要があります。
• clientinfo.temp:
複合キーは、internet.addresses
ファイル内の IP アドレスとユーザー名 (ID) で構成されます。重複する IP アドレスとクライアント名は、internet_addresses
ファイルをデータベースにロードするための準備でこのファイルを処理するときに識別されている必要があります。
• cmdaccess.temp
: 複合キーは、command.ALL.allow
、command.ALL.disallow
、command.COMMAND.allow
、および command.COMMAND.disallow
ファイルの各行からのコマンド名およびユーザー ID で構成されます
メモ: allow および disallow は属性であり、キーの一部ではありません。allow と disallow の両方のファイル内に同じコマンドとユーザーの組み合わせがあると、重複しているキーが発生します。 |
• volaccess.temp
: 複合キーは、users.ALL.allow
、users.ALL.allow
、users.COMMAND.allow
、および users.COMMAND.disallow
ファイルからの所有者 ID と各ユーザー ID で構成されます。
メモ: allow および disallow は属性であり、キーの一部ではありません。allow と disallow の両方のファイル内に同じ所有者とユーザーの組み合わせがあると、重複しているキーの原因となります。重複しているキーは、1 人の所有者に対して同じユーザーが 2 回指定されているときも発生します。 |
• volownership.temp
: ownership.assignments
ファイル内で行が繰り返されている可能性があります。ファイルをデータベースにロードするための準備でこのファイルを処理するときに、問題が捕捉されている必要があります。
重複しているキーを識別できない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
acsss_config
を使用して AC_CMD_ACCESS
および AC_VOL_ACCESS
を FALSE に設定することで、アクセス制御を一時的に無効にできます。これにより、問題を診断している最中に ACSLS を有効にできます。
2431 E
Table
table_name
rebuilding failed
.
説明: アクセス制御データベーステーブルが再構築される間にロックされるようにするため、ACSLS は、アクセス制御データファイルを一時データベーステーブルにロードし、この一時テーブルを使用してアクセス制御データベーステーブルを再構築します。このメッセージは、指定されたアクセス制御データベーステーブルを再構築する試行が失敗したことを示します。
変数: table_name
は、ACSLS が再構築に失敗したアクセス制御一時データベーステーブルの名前です。
ユーザーの対応:
ACSLS が実行中の場合、acsss_config
をユーザー acsss
として実行し、アクセス制御テーブルを再構築するためのオプションを選択します。
問題が続く場合は、問題を解決する方法の詳細についてメッセージ 2430 の情報を参照してください。
これでも問題を解決できない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2432 I
Access Control tables have been rebuilt
.
説明: ACSLS は、アクセス制御テーブルの再構築に成功しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2440 E
EXEC SQL lock timeout: on insert into
table_name
, where
identifier
=
id.
説明: identifier
識別子 (client_id、lmu_id、ptp_id、panel_id
または hand_id
) が client1 (client_id
)、0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、または 0,0,0,0(hand_id
) である (id の値) ロックされたテーブル table_name
(clienttable、lmutable、ptptable、paneltable、handtable
など) にレコードを挿入しようとして失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
identifier
は、client_id、lmu_id、ptp_id、panel_id
、hand_id
などの識別子です。
id
は、client1(client_id
)、0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、0,0,0,0(hand_id
) などの識別子の値です。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2441 E
EXEC SQL failed lock to insert into
table_name,
where
identifier
=
id
.
説明: identifier
識別子 (lmu_id、ptp_id、panel_id
、または hand_id
) が値 id
(0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、または 0,0,0,0(hand_id
)) であるテーブル table_name
(lmutable、ptptable、paneltable
、handtable
など) にレコードを挿入する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
identifier
は識別子です (ptp_id、panel_id
、または hand_id
)。
id
は、識別子の値です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、0,0,0,0(hand_id
))。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2442 E
EXEC SQL lock timeout: on update
table_name
, where
identifier
=
id
.
説明: identifier
識別子
(Imu_id、ptp_id、panel_id、または hand_id) の値が id (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、または 0,0,0,0(hand_id
)) であるロックされたテーブル table_name
(Imutable、ptptable、paneltable
、または handtable
) について、データベース内のレコードを更新しようとして失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
identifier
は、lmu_id、ptp_id、panel_id
、hand_id
などの識別子です。
id
は、識別子の値です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、0,0,0,0(hand_id
))。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2443 E
EXEC SQL update of
table_name
failed, where
identifier
=
id
.
説明: identifier
識別子 lmu_id、ptp_id、panel_id
、または hand_id
が値 id (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、または 0,0,0,0(hand_id
)) であるテーブル table_name
(lmutable、ptptable、paneltable
、handtable
など) について、データベース内のレコードを更新する SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数:
table_name
は、行が削除される必要のあるデータベーステーブルの名前です。
identifier
は識別子です (lmu_id、ptp_id、panel_id
、または hand_id
)。
id
は、識別子の値です (0,0(lmu_id
)、0,0,0(ptp_id
または panel_id
)、0,0,0,0(hand_id
))。
ユーザーの対応:
アプリケーションサーバーを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合はデータベースを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2444 E
EXEC SQL fetch fro
m handtable
failed
.
説明: handtable
からレコードをフェッチする SQL 文を準備するための ODBC コールに失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応:
アプリケーションを再起動し、問題が存続するかどうかを確認します。
存続する場合は、データベースを再起動します。
問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集します。Oracle Support に問い合わせてください。
2445 E
PTP
ptp_id
, configuration failed to verify
説明: ACSLS は、回復中にハードウェアとデータベースの間で不一致を検出しました。PTP 情報は、データベースに追加またはデータベースから削除される必要があります。
変数: PTP 識別子は、ptp_id
です。
ユーザーの対応: 回復処理が終了したあと、ライブラリサーバー acsss_config
プログラムを再実行して、データベース内のライブラリ構成を再定義します (使用しているプラットフォーム用の管理者ガイドを参照)。
2446 E
Hand
hand_id
, configuration failed to verify
説明: ACSLS は、回復中にハードウェアとデータベースの間で不一致を検出しました。ハンド情報は、データベースに追加またはデータベースから削除される必要があります。
変数: HAND 識別子は、hand_id
です。
ユーザーの対応: 回復処理が終了したあと、ライブラリサーバー acsss_config
プログラムを再実行して、データベース内のライブラリ構成を再定義します (使用しているプラットフォーム用の管理者ガイドを参照)。
2447 I
lib_cmpnt cmpnt_id
is operative
.
変数:
lib_cmpnt
は、PTP、HAND、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
)、0,0,0(cap_id
)、0,0,7,1(drive_id
) など)。
ユーザーの対応: なし。
2448 W
lib_cmpnt cmpnt_id
is inoperative.
説明: このメッセージは、識別子 cmpnt_id
が 0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
)、0,0,0(cap_id
)、または 0,0,7,1(drive_id
) であるライブラリコンポーネント lib_cmpnt
(PTP、HAND、DRIVE、CAP など) が動作不能になったときに発行されます。
変数:
lib_cmpnt
は、PTP、HAND、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (0,0,0(ptp_id
)、0,0,0,0(hand_id
)、0,0,0(cap_id
)、0,0,7,1(drive_id
) など)。
ユーザーの対応: なし。
2449 I
CAP
CAP_id
: CAP closed
.
説明: 値 CAP_id
の CAP が閉じられました。
変数: CAP_id
は閉じられた CAP です。
ユーザーの対応: なし。
2450 I
lib_cmpnt cmpnt_id
serial number changed.
説明: このメッセージは、識別子 cmpnt_id
(0,0(lsm_id
)、0,0,7,1(drive_id
) など) のライブラリコンポーネント (LSM または DRIVE) のシリアル番号に変更があったことを示します。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、0,0 (lsm_id
) や 0,0,7,1 (drive_id
) などのライブラリコンポーネント識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2451 I
Drive
drive_id
type changed
.
説明: 値 drive_id
の DRIVE 識別子のタイプが変更されました。
変数: drive_id
は、DRIVE 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2452 I
LMU
lmu_id
type changed.
説明: 値 lmu_id
の LMU 識別子のタイプが変更されました。
変数: lmu_id
は、LMU 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2453 I
LSM
lsm_id
type changed
.
説明: 値 lsm_id
の LSM 識別子のタイプが変更されました。
変数: lsm_id
は LSM 識別子の値です
ユーザーの対応: なし。
2454 I
lib_cmpnt cmpnt_id
added
.
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0,7,1(drive_id
) など) のライブラリコンポーネント (DRIVE など) がデータベースに追加されました。
変数:
lib_cmpnt
は、DRIVE などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
はライブラリコンポーネントの識別子 (0,0,7,1(drive_id
) など) です。
ユーザーの対応: なし。
2455 I
lib_cmpnt cmpnt_id
removed.
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0,7,1(drive_id
) など) のライブラリコンポーネント (DRIVE など) が削除されました。
変数:
lib_cmpnt
は、DRIVE などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
はライブラリコンポーネントの識別子 (0,0,7,1(drive_id
) など) です。
ユーザーの対応: なし。
2456 W
lib_cmpnt cmpnt_id
maintenance required.
説明: 識別子 cmpnt_id
(0,0(lsm_id
) など) のライブラリコンポーネント (LSM など) が保守モードになっています。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
はライブラリコンポーネントの識別子 (0,0 (lsm_id
) など) です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、サポートに連絡します。
2457 I
lib_cmpnt cmpnt_id
HLI Compatibility Level changed.
説明: 識別子 cmpnt_id
(0(acs_id)、0,0(lmu_id) など) のライブラリコンポーネント (ACS、LMU など) の HLI 互換性レベルが変更されました。
変数:
lib_cmpnt
は、ACS、LMU などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、acs_id
や lmu_id
などのライブラリコンポーネント識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2458 I
LMU
lmu_id
is now standalone
.
説明: 値が lmu_id
の LMU のステータスは、スタンドアロン LMU のステータスです。
変数: lmu_id
は、LMU 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2459 I
LMU
lmu_id
is now active.
説明: 値が lmu_id
の LMU のステータスは、アクティブ LMU のステータスです。
変数: lmu_id
は、LMU 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2460 I
LMU
lmu_id
is now standby
.
説明: 値が lmu_id
の LMU のステータスは、スタンバイ LMU のステータスです。
変数: lmu_id
は、LMU 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2461 I
Server system
configuration changed.
説明: このメッセージは、サーバーシステム構成が変更されたときに発行されます。
ユーザーの対応: なし。
2462 I
Volume
vol_id
entered
.
説明: このメッセージは、値 vol_id
のボリュームがライブラリに挿入されたときに発行されます。
変数: vol_id
は、ボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2463 I
Volume
vol_id
reactivated
.
説明: このメッセージは、存在しなかった値 vol_id
のボリュームが再アクティブ化されたときに発行されます。
変数: vol_id
は、ボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2464 I
Volume
vol_id
ejected
.
説明: このメッセージは、値 vol_id
のボリュームがライブラリから取り出されたときに発行されます。
変数: vol_id
は、ボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2465 I
Volume
vol_id
absent
.
説明: このメッセージは、値 vol_id
のボリュームが存在しないとマークされたときに発行されます。
変数: vol_id
は、ボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2466 W
Cleaning cartridge
vol_id
usage limit exceeded.
説明: 値 vol_id
のクリーニングカートリッジは、最大使用上限を超えました。
変数: vol_id
は、ボリューム識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2467 I
Cleaning cartridge
vol_id
is spent
.
説明: 値 vol_id
のクリーニングカートリッジのクリーニング容量が消費されました (使い果たされました)。クリーニングカートリッジの使用状況は、その最大使用を超えて更新され、消費済みクリーニングカートリッジとしてマークされます。
変数: vol_id
はクリーニングカートリッジの識別子です。
ユーザーの対応: クリーニングカートリッジを取り出します。
2468 E
lib_cmpnt cmpnt_id
reported a Unit Attention.
説明: ライブラリコンポーネントのエラーが報告されました。このメッセージは、イベント通知コンポーネントからのものです。問題の詳細は、先行するメッセージを参照してください。ライブラリコンポーネントは Unit Attention Status が報告されたあとも引き続き動作しますが、機能低下モードになることがあります。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (lsm_id
、cap_id
、drive_id
など)。
ユーザーの対応: 以前のメッセージで報告された具体的なステータスを確認し、報告された問題に対応します。これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2469 E
lib_cmpnt cmpnt_id
reported a hardware error.
説明: LSM は、ハードウェアエラーを報告しました。このメッセージは、イベント通知コンポーネントからのものです。具体的なハードウェアエラーを報告する、ACSLH scsilh
からの先行するメッセージを探します。ライブラリコンポーネントはハードウェアエラーが報告されたあとも引き続き動作しますが、機能低下モードになることがあります。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (lsm_id
、cap_id
、drive_id
など)。
ユーザーの対応: 以前に報告された具体的なステータスを確認し、報告された問題に対応します。これによって問題が修正されない場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2470 I
LSM
lsm_id
access door closed
..
説明: 値 lsm_id
の LSM のアクセスドアが閉じられました。
変数: lsm_id
は LSM 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2471 I
LSM
lsm_id
access door opened
.
説明: 値 lsm_id
の LSM のアクセスドアが開きました。
変数: lsm_id
は LSM 識別子の値です。
ユーザーの対応: なし。
2473 E
Failed to add
lib_cmpnt cmpnt_id
into
the examine list.
説明: ACSLS は、ライブラリコンポーネント (LSM、CAP、DRIVE など) を検査するときに内部エラーを検出しました。再帰的な検査を回避するために、検査される各コンポーネントはリストに追加されます。このエラーは、メモリー割り当ての障害によってコンポーネントをリストに追加できないときに報告されます。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (lsm_id
、cap_id
、drive_id
など)。
ユーザーの対応:
ACSLS を再起動します - エラーの報告が持続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2474 E
Failed to delete
lib_cmpnt cmpnt_id
from the examine list.
説明: ACSLS は、ライブラリコンポーネント (LSM、CAP、DRIVE など) を検査するときに内部エラーを検出しました。コンポーネントは、検査が完了したときに検査リストから削除されます。このエラーメッセージは、コンポーネントがリストから削除されていないことを示します。
変数:
lib_cmpnt
は、LSM、DRIVE、CAP などのライブラリコンポーネントタイプです。
cmpnt_id
は、ライブラリコンポーネントの識別子です (lsm_id
、cap_id
、drive_id
など)。
ユーザーの対応: 示されているコンポーネントをチェックして、vary
が問題を修正できるかどうかを確認します。エラーが存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2475 I
Volume
vol_id
found in
location_type
location_id
, reactivated with type
=vol_type
access_count
=access_count
pool=
pool_id
owner
=owner_id
.
説明: 指定されたボリュームはデータベースで存在しないまたは取り出し済みとしてマークされていましたが、ACSLS はそれをライブラリ内で見つけました。ボリュームは再アクティブ化され、重要な情報は保持されています。
変数:
vol_id
は、存在しないまたは取り出し済みのボリュームです。
location_type
は、カートリッジが見つかった場所タイプ (ドライブまたはセル) です。
location_id
は、ACSLS がカートリッジを見つけた具体的な drive_id
または cell_id
です。
vol_type
は、ボリュームタイプ (データ、スクラッチ、またはクリーニング) です。
access_count
は、ボリュームが存在しないとマークされる前のアクセス数です。
pool_id
は、ボリュームが存在しないとマークされる前に属していた pool_id
です。
owner_id
は、ボリュームが存在しないとマークされる前の所有者です。
ユーザーの対応: なし。
2476 W
Volume
vol_id
, not found in
location_type
location_id
and was marked absent
.
説明: 各ボリュームにはホームセルがあり、ACSLS はそれをドライブにマウント済みであると記録できます。ACSLS は、指定されたボリュームを記録された場所で見つけることができず、重要な情報を保持するためにデータベースで存在しないとマークしました。
変数:
vol_id
は、存在しないボリュームです。
location_type
は、ボリュームが記録されたのに ACSLS が見つけることができなかった場所タイプ (ドライブまたはセル) です。
location_id
は、ボリュームが記録されたのに見つけられなかった具体的な drive_id
または cell_id
です。
ユーザーの対応: なし。ACS または LSM の監査によって存在しないボリュームが見つかることがあります。
2477 W
LSM
lsm_id
is full; volume
vol_id
cannot be recovered and is marked absent
.
説明: ACSLS は LSM の回復中にプレイグラウンド/移動中のセルまたは PCP セルでこのボリュームを検出しました。この LSM 内の新しいホームセルにボリュームを移動することによってボリュームを回復しようとしました。ただし、LSM が満杯であったためボリュームは回復できず、このボリュームはデータベースで存在しないとしてマークされました。
変数:
lsm_id
は回復している LSM を識別します。
vol_id
は、存在しないボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
LSM からボリュームを取り出します。
LSM をオフラインにしてからオンラインに戻し、ボリュームを回復します。
2478 W
LSM Misplaced cartridge detected, volume
vol_id
cannot be recovered and is marked absent.
説明: ACSLS は LSM の回復中にプレイグラウンド/移動中のセルまたは PCP セルでこのボリュームを検出しました。この LSM 内の新しいホームセルにボリュームを移動することによってボリュームを回復しようとしました。しかし、宛先セルにカートリッジが含まれていたため移動は失敗しました。ボリュームは回復されず、データベースで存在しないとしてマークされています
変数: vol_id
は存在しないボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
問題が間違って配置されたカートリッジではないことを確認します。
そうでない場合は、LSM を監査して ACSLS データベースを更新し、ライブラリの実際の内容を表示します。
LSM をオフラインにしてからオンラインに戻し、ボリュームを回復します。
2479 I
Volume
identifer
vol_id
already found absent.
説明: 手動ボリューム削除ユーティリティー (del_vol
) はデータベースで存在しないとしてすでにマークされているボリュームに対して実行されましたが、削除オプション (-d
) が指定されませんでした。ボリュームは存在しないステータスのままです。
変数: vol_id
は存在しないボリュームを識別します。
ユーザーの対応: なし。
2480 E
EXEC SQL Unable to mark volume
vol_id
as absent because of a database error
.
説明: ACSLS はライブラリのボリュームを検出できませんでした。存在しないとしてマークを付けようとしましたが、ACSLS データベースインタフェースは volumetable 更新に異常ステータスを返しました。データベースの更新に失敗しました。
変数: vol_id
は存在しないボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
ACSLS を停止します (kill.acsss
)。
データベースを停止します (db_command stop
)。
ハングしている ACSLS プロセスを停止します。
ACSLS を再起動します (1 回)。
問題が解決しない場合は、テーブル volumetable
が存在し、acsss
ユーザーにそのテーブルを更新するための適切な権限があることを確認する必要があります。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2481 E
EXEC SQL Unable to mark volume
vol_id
as ejected because of a database error
.
説明: ACSLS はボリュームを取り出し、「取り出し済み」としてマークしようとしました。ACSLS データベースインタフェースは、volumetable
更新に対して異常ステータスを返しました。データベースの更新に失敗しました。
変数: vol_id
は取り出し済みボリュームを識別します。
ユーザーの対応:
ACSLS を停止します (kill.acsss
)。
データベースを停止します (db_command stop
)。
ハングしている ACSLS プロセスを停止します。
ACSLS を再起動します (1 回)。
問題が解決しない場合は、テーブル volumetable
が存在し、acsss
ユーザーにそのテーブルを更新するための適切な権限があることを確認する必要があります。関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
2482 E
Volume
vol_id
was not found and will be marked
absent
.
説明: ACSLS は、指定されたボリュームをホームセルで見つけませんでした。ボリュームがドライブにマウント済みであると記録された場合、ACSLS はそれをドライブで見つけませんでした。ボリュームは、データベースで存在しないとマークされます。ACS または LSM の監査によって存在しないボリュームが見つかることがあります。
変数: vol_id
は、ACSLS が見つけなかったボリュームを識別します。
ユーザーの対応: なし。
2483 I
program: Will attempt to dismount volume vol_id from drive drive_id.
説明: このメッセージは、失敗したマウントリクエスト中にカートリッジがドライブ内でスタックしている可能性のある状態が発生したときに発行されます。マウント解除は、カートリッジおよびドライブの回復を試みます。
変数:
program
は、メッセージを発行したプログラムです。
vol_id
は、このマウントリクエストにおけるボリュームの識別子です。
drive_id
は、このマウントリクエストにおけるドライブの識別子です。
ユーザーの対応: なし。ドライブを回復するために、マウント解除の強制実行リクエストが自動的に生成されます。
2488 E
EXEC SQL lock timeout on delete from
table
.
説明: データベースからロックされたレコードを削除しようとしましたが失敗しました。
変数: table
は、ロックされたテーブルの名前です
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します。
2489 E
EXEC SQL delete from
table
failed.
説明: table
からレコードを削除しようとして失敗しました。
変数: table
は、テーブルの名前です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します - 問題が存続する場合は、データベースを再起動します。
2490 E
EXEC SQL select count(
col_name
) from
table
failed
.
説明: table
からのレコード数を数えようとして失敗しました。
変数:
col_name
は、テーブル内のいずれかの列の名前です。
table
は、テーブルの名前です。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します
2500 E
Illegal value
illegal_port_number
.Must be numeric.
説明: ポート番号に入力した番号が非数値です。
変数: illegal_port_number
は、インバウンド ACSLS クライアントリクエスト用の固定ポートとして使用するために入力された、無効なポート番号です (acsss_config
内)。
ユーザーの対応: 有効な数値の番号を入力します。
2501 E
Out-of-bounds value
illegal_port_number
:CSI_or SSI_INET_PORT
.
説明: ACSLS CSI または SSI ネットワーキングコンポーネント用の正規のポート範囲外にある値を入力しました。
変数: illegal_port_number
は、インバウンド ACSLS クライアントリクエスト用の固定ポートとして使用するために入力された、無効なポート番号です (acsss_config
内)。
ユーザーの対応: 1024 - 65535 の値を入力します。
2502 E
Unable to allocate socket for RPC TCP service
.
説明: ACSLS は、ネットワーク通信用のソケットを割り当てできませんでした。原因は、一般にシステムリソース関連です (開いている記述子が多すぎるなど)。
変数: なし。
ユーザーの対応: システム管理者に問い合わせてください。
2503 E
Unable to set SO_REUSEADDR on socket
.
説明: ACSLS は、ソケットを通信用に再利用できるようにするクリティカルフラグをソケットで変更できませんでした。これは、通常は、システムリソースの詳細に関連しています。
変数: なし。
ユーザーの対応: システム管理者に問い合わせてください
2504 E
Unable to bind socket to port
port_number
.
説明: これは、ポートがソケットにバインドされていなかったことを示します。主な原因は、ポートがすでに使用されていることが考えられます。
変数: port_number
は、インバウンド ACSLS クライアントリクエスト用の固定ポートとして使用するために入力されたポート番号です (acsss_config
内)。
ユーザーの対応: ACSLS でネットワーク通信用に使用されるポート番号を別の (未使用の) ポートに変更してみます。システム管理者に問い合わせてください。
2505 E
Failed on attempt to get socket name.
説明: ACSLS は、ネットワーク通信用に使用されるソケットの名前を取得できませんでした。主な原因は、内部のシステム障害が考えられます。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動します。
2522 E
ACSLS database backup
area unavailable
.
説明: リクエストされたバックアップディレクトリは使用できません。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2550 W
For volume vol_id, the home cell cell_id has an inconsistent cell status cell_status.ACSLS will recover the cartridge automatically.
説明: 指定されたボリュームをマウントしようとしましたが、ホームセルのステータスは整合性がありませんでした。ACSLS は、カートリッジを自動的に回復します。
変数:
vol_id
は、マウントしようとしたボリュームを識別します。
cell_id
は、ボリュームのホームセルを識別します。
ユーザーの対応: なし。ACSLS はボリュームおよびホームセルを自動的に回復しようとします
2551 I
Checking for LSM
lsm_id
status
.
説明: このメッセージは、ACSLS の起動処理、または ACS、LSM、またはドライブをオンラインにする一環として、ライブラリハンドラが LSM ステータスリクエストをライブラリに送信するときに報告されます。
変数: lsm_id
は、ライブラリからステータスがリクエストされた LSM を識別します。
ユーザーの対応: なし。このメッセージにより、顧客は ACSLS の起動またはライブラリのオンライン化の進行状況を追跡できます。
2552 I
LSM
lsm_id
lsm_ready_status
lsm_state
access_door_status
hand_n
operative_status
, full_empty_status
.
変数:
lsm_id
は、ライブラリからステータスがリクエストされた LSM を識別します。
lsm_ready_status
は、LSM の Ready または Not Ready ステータスを記述します。
lsm_state
は、LSM のオンラインまたはオフライン状態を記述します。
access_door_status
は、アクセスドアのステータス (開いている、または閉じている) を記述します。
hand_n
は、LSM の各ロボットハンドを識別します。
operative_status
は、ハンドの動作可能または動作不能ステータスを記述します。
empty_full_status
は、ハンドの空またはフル状態を記述します。
ユーザーの対応: なし。このメッセージにより、顧客は ACSLS の起動またはライブラリのオンライン化の進行状況を追跡できます。
2553 E
A drive in LSM
acs_id
,lsm_id
is inoperative.Until this is corrected, the drives in this LSM cannot come online
.
説明: SL8500 は、ACSLS からの「パネル別 LSM トランスポートステータス」リクエストに応答して、「1002」エラー (ドライブ動作不能) を送信することがあります。
変数:
acs_id
は ACS 識別子です。
lsm_id
は LSM 識別子です。
ユーザーの対応:
最新の SL8500 マイクロコードをインストールします。
これで問題が解決しない場合は、「1002」エラーの原因となっているドライブを特定し、そのドライブを取り外すか、動作可能なドライブと交換します。
動作不能ドライブを取り外したり交換したりできない場合は、acs_id, lsm_id
でオフラインであるドライブを使用しないでください。
2554 W
LSM
lsm_id
not found in the configuration.
説明: 指定された LSM が構成で見つかりませんでした。
変数: Module は、このメッセージを表示した ACSLS モジュールです。
lsm_id
は、構成で存在しない LSM です。
ユーザーの対応: なし。
2556 N
Module:
config_command
command canceled
.
説明: 動的構成ユーティリティー config_command
を取り消しました。
変数: 取消しコマンドを処理するモジュール。ここでは cfg_main
です。
config_command
は、取り消した具体的な動的構成リクエストです。次のいずれかが可能です。
config lsm lsm_id
。
config acs new。
config acs acs_id
。
config acs acs_id
delete。
config
ポート acs_id
。
ユーザーの対応: なし。動的構成コマンドをふたたび再入力できます。
2557 1
Module: Volume vol-id re-entered into library to cell
location_id
, reactivated with type=
vol_type
access_count
=access_count
pool=
pool_id
owner=
owner_id
..
説明: 指定されたボリュームはデータベースで存在しないまたは取り出し済みとしてマークされていましたが、ライブラリに再挿入しています。ボリュームは再アクティブ化され、その重要な情報は保持されました。
変数: Module は、このメッセージを表示した ACSLS モジュールです
vol_id
は、存在しないまたは取り出し済みのボリュームです。
module
はメッセージを表示した ACSLS モジュールです。
location_id
は、ACSLS が再挿入されているカートリッジを移動する、新しいホームロケーションです。
vol_type
は、ボリュームタイプ (データ、スクラッチ、またはクリーニング) です。
access_count
は、ボリュームが存在しないとマークされる前のアクセス数です。
pool_id
は、ボリュームが存在しないとマークされる前に属していた pool_id
です。
owner_id
は、ボリュームが存在しないとマークされる前の所有者です。
ユーザーの対応: なし。
2558 N
Modifier: LSM READY received for LSM identifier
lsm_id
, Modifier
modifer_number
.
説明: LSM がオンラインに設定されました。
変数: Modifier は、このメッセージを表示した ACSLS モジュールです。
lsm_id
は、オンラインである LSM の LSM 識別子です。
modifier_number
は、LSM READY 修飾子であり、次の値を取ることができます。
1 は、LSM Ready Normal です。
2 は、LSM Recover Intransit cartridge です。
3 は、LSM Ready with CAP Open です。
ユーザーの対応: なし。
2559 I
New robotic hand
hand_id
detected in LSM
lsm_id
; and added to the database.
説明: ACSLS は、LSM で新しいロボットハンドを検出し、このハンドをデータベースの handtable に追加しました。
メモ: ロボットハンドがライブラリから削除されるときに、これらのハンドによるレコードはデータベースから削除されません。 |
変数: lsm_id
は、LSM 識別子です。hand_id
は、ハンド識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2560 E
DB status [
db_status
] detected on cap mode update
.
説明: ACSLS データベースで cap_mode
を手動に更新しようとして失敗しました。
変数: db_status
は、データベースによって返されたステータスを識別します。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します。
2561 E
EXEC SQL Lock timeout on update captable.
説明: ACSLS データベースで cap_mode
を手動モードに更新しようとして失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: アプリケーションサーバーを再起動します。問題が続く場合は、データベースを再起動します。
2562 W
Additional Connect request received for port
port_id
that is already connected.Request ignored
.
説明: 2 番目の接続リクエストが SCSI ライブラリによって受信されたときに、リクエストが無視され、警告メッセージが製品ログに記録されました。
変数: port_id
は、ACSLS からライブラリへのポートの識別子です。
ユーザーの対応: なし。
2563 E
LSM
lsm_id
type changed from
lsm_type_db
to
lsm_type_lib
; LSM remains offline.
説明: LSM タイプが lsm_type_db
から lsm_type_lib
に変更され、報告された LSM ステータスは NOT READY です。LSM がオフラインとしてマークされます。
変数:
lsm_id
は、タイプが変更された LSM 識別子です。
lsm_type_db
は、データベース内に存在する状態の LSM タイプです。
lsm_type_lib
は、ライブラリによって報告された状態の LSM タイプです。
ユーザーの対応: LSM が準備完了ではない理由を判断し、問題に対処して LSM をオンラインにします。
2564 I
Please update your ACSLS library configuration using Dynamic Config or acsss_config.
説明: ACS acs_id
または LSM lsm_id
のライブラリ構成が変更されました。ACSLS 構成が更新されるまで、関係のある ACS または LSM はオフライン [診断] のままです。
変数: なし。
ユーザーの対応: 動的構成または acsss_config
を使用して、この ACS または LSM の ACSLS 構成を更新します。
2565 E
Invalid ACSLS database version
acsls_db_version
.Must be less than or equal to
max_supported_db_version
.
説明: インポートしている ACSLS データベースのバージョンは、この ACSLS リリースでサポートされていません。
変数:
acsls_db_version
は、ACSLS データベースがエクスポートされたバージョン番号です。
max_supported_db_version
は、この ACSLS リリースにインポートできる最高のデータベースバージョンです。
ユーザーの対応:
この ACSLS リリースでサポートされる形式で以前の ACSLS データベースをエクスポートします。
データベースの互換バージョンをインポートします。
2566 N
cl_ipc_read: Invalid packet parameters, host_id.
説明: 認識できないパラメータのあるパケットを受信しました。パケットは無視されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: 関連メッセージ 2638 に注意してください。不明なインターネットソースがこのポートにトラフィックを送信しようとしている場合は、最寄りのネットワークセキュリティー管理者に問い合わせてください。
2567 N
lm_input: Invalid format of message received.Message ignored
.
説明: このメッセージは、メッセージ 2566 とともに現れることがあります。メッセージは削除されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: メッセージ 2566 を参照してください。
2611 E
%s
Cannot connect to Library manager database.Status code (%d)
.
説明: データベースに接続できません。
変数: %s
は、ファイルの名前です。
ユーザーの対応: なし。
2633 I
ACSLS recovery initiated
.
説明: データベース回復プロセスを開始しています。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2634 I
ACSLS backup started.
説明: ACSLS のバックアップが開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2635 I
ACSLS recovery started.
説明: ACSLS の復元が開始しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2638 N
cl_ipc_read: Message from unknown Internet host ignored.
説明: 承認されていないホストからのパケットが ACSLS によって受信されました。ホスト ID が認識されないため、パケットは無視されます。
変数: なし。
ユーザーの対応: このメッセージが存続する場合は、最寄りのネットワークセキュリティー管理者に問い合わせてください。「snoop
」を使用して割り込みしているパケットに関する詳細情報を抽出できます。「root
」としてコマンド「snoop port 50003
」を実行します。
2649 E
ACSLS recovery failed.
説明: ACSLS の回復に失敗しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2661 I
ACSLS recovery aborted.ACSLS database and control files are not restored
.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。ACSLS データベースまたは制御ファイルを開始する前に、信号が受信されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2662 E
ACSLS recovery aborted.ACSLS database and control files are in an inconsistent state.
ACSLS startup may fail.Perform a fresh recovery to avoid unforeseen errors.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。ACSLS データベースまたは制御ファイルの回復の進行中に、信号が受信されました。ACSLS は使用できないため、新規の回復が必要です。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2663 I
ACSLS database and control files recovery completed
.
説明: データベースおよび制御ファイルの成功した回復。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2664 E
ACSLS recovery aborted.
ACSLS database is not restored.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。ACSLS データベースの回復の開始前に、信号が受信されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2665 E
ACSLS recovery aborted.
ACSLS database is in an inconsistent state.
ACSLS startup may fail.Perform a fresh recovery to avoid unforeseen errors.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。ACSLS データベースの回復の進行中に、信号が受信されました。ACSLS は使用できないため、新規の回復が必要です。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2666 I
ACSLS recovery completed
.
説明: 回復の成功です。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2667 E
ACSLS recovery aborted.ACSLS control files are not restored
.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。制御ファイルの回復の開始前に、信号が受信されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2668 E
ACSLS recovery aborted.ACSLS control files are in an inconsistent state.
ACSLS startup may fail.Perform a fresh recovery to avoid unforeseen errors
.
説明: 信号の干渉が原因による復元の終了です。制御ファイルの回復の進行中に、信号が受信されました。ACSLS は使用できないため、新規の回復が必要です。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2669 E
ACSLS backup aborted.ACSLS database and control files are not backed up
.
説明: 信号の干渉が原因によるバックアップの終了です。制御ファイルまたはデータベースのバックアップの進行中に、信号が受信されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2670 W
ACSLS backup aborted.ACSLS backup tape will not be usable.
説明: 信号の干渉が原因によるテープへのバックアップの終了です。制御ファイルまたはデータベースのバックアップの進行中に、信号が受信されました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
2676 W
A fully qualified host name for hostname is not found in /etc/hosts
.
説明: ルーチンは、システムの /etc/hosts
ファイルを検索して、ローカルホストシステムの名前の完全修飾表現を探しました。完全修飾表現は、somehost.somedomain.com
という形式です。
変数: なし。
ユーザーの対応: PostgreSQL
データベースでは、ローカルシステムの完全修飾ホスト名が /etc/hosts
ファイル内に出現する必要があります。通常、この表現は loghost レコードの 2 番目のフィールドで見つかります。例:
127.65.43.21 myhost.mydomain.com myhost loghost
2700 E
Java version %s is downlevel!Minimum java version version %s is required for ACSLS
.
説明: ACSLS は、現在構成されている Java バージョンと併用できません。
変数: %s
は、Java バージョンレベルです。
ユーザーの対応: 『ACSLS インストールガイド』を参照して、適切な Java バージョンおよびインストール手順を確認します。
2701 W
Java version %s is downlevel!Setting link /usr/java to %s
.
説明: 構成済みの Java バージョンはダウンレベルでしたが、スクリプトはシステムで互換性のあるバージョンを見つけることができました。ACSLS で必要な Java バージョンを示すように /usr/java
リンクが自動的に変更されました。
変数: %s
は、Java バージョンレベルです。
ユーザーの対応: ダウンレベルの Java バージョンを採用するその他のアプリケーションをインストール済みである場合を除き、アクションは必要ありません。そのような場合は、競合するアプリケーションをアップグレードするか、そのアプリケーションで必要な Java バージョンへの別のポインタを設定するか、または競合するアプリケーションをシステムから削除することにより、不一致を解消する必要があります。
5002 E
Received incorrect byte count from input socket
: byte_count.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: byte_count
は、読み取りバイト数です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。
5003 E
Received invalid request type
: req_type
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: req_type
は、無効なリクエストの値です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。
5004 E
Received invalid Sense Code:
sense_code
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: sense_code
は、ハードウェアによって送信された値です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。
5005 E
Received invalid Status request type:
req_type
説明: ハードウェアから予期しない応答が検出されました。
変数: req_type
は、無効なステータスリクエストの値です。
ユーザーの対応: 関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5006 E
Unexpected LH failure.Sense code is
sense_code
.
説明: ハードウェアから予期しない応答が検出されました。
変数: sense_code
は、ハードウェアによって送信された値です。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください。
5007 E
Unexpected LSM failure.Sense code is
sense_code
.
説明: ハードウェアから予期しない応答が検出されました。
変数: sense_code
は、ハードウェアによって送信された値です。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください
5008 E
Received 0 bytes from device:
dev_name.
説明: SCSI デバイスドライバが適切にインストールされていない可能性があります。
変数: dev_name
は、開いているデバイスの名前です (/dev/mchanger4
など)。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください。
5009 E
No data received after forking process
.
説明: scsiLh
は、scsiDP
と通信できませんでした。SCSI デバイスドライバが適切にインストールされていない可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください。
5010 E
Failed to create UNIX process for device:
dev_name.
説明: scsilh_im
は、scsiDP
と通信できませんでした。
変数: dev_name
は、開いているデバイスの名前です (/dev/mchanger4
など)。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動しても問題が続く場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5011 E
Failed to set up read/Wait for process
.
説明: scsiLh
で内部エラーが発生しました。
変数: なし。
ユーザーの対応: ACSLS を再起動しても問題が続く場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します
5012 E
Starting new UNIX process
dev_name
説明: scsiDP
は異常終了したため、scsilh_im
によって再起動されました。
変数: dev_name
は、開いているデバイスの名前です (/dev/mchanger4
など)。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5013 E
Received incorrect byte count from shared memory:
byte_count
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: byte_count
は、読み取りバイト数です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5014 E
Error received from call to smc library:
error_code
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: error_code
は、smc ライブラリから返されたエラーコードです。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5015 E
Failed to write to socket:
socket_name
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: socket_name
は、ソケットの名前です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5016 E
Timed out on request:
req_name
.
説明: ハードウェアの応答が想定よりも長くかかりました。
変数: req_name
は、リクエストの名前です。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5017 E
Received too many (
nnn
) bytes in response to internal command:
req_name
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数:
nnn
は受信したバイト数です。
req_name
は読み取ったバイト数です。
ユーザーの対応: コマンドを再試行します。問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
5018 E
Unexpected startup data received from process:
aString
.
説明: コンポーネント間の内部通信が失敗しました。
変数: aString
はハードウェアから読み取った文字列です。
ユーザーの対応: ハードウェアがオンラインであることを確認します。詳細は LSM のログを確認してください。コマンドを再試行し、問題が存続する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集 を参照) を収集し、サポートに連絡します。
5019 E
Recovering scsiDP:
aString
.
説明: ライブラリと ACSLS 間の通信エラーが発生しました。
変数: aString
は scsiDP
プロセスの説明です。
ユーザーの対応: なし。これらのメッセージが頻繁に表示される場合は、ケーブルに問題が発生している可能性があります。
5020 E
Tried to access drive while cleaning cartridge installed
.
説明: クリーニングカートリッジがドライブのクリーニングを行なっているときに、カートリッジをマウントしようとしました。
メモ: これはテープドライブの清掃を自動的に行う SCSI またはファイバ接続のライブラリで表示されるメッセージです。 |
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。ACSLS はマウントを自動的に再試行します。マウントの再試行回数を超え ACSLS の自動再試行が失敗に終わると、マウントコマンドがふたたび発行されます。
6001 I
Logical ACS
logical_acs_id
(name
) added using physical ACS
acs_id
.
説明: 管理者によって論理ライブラリが作成されました。
変数:
logical_acs_id
は新しい論理ライブラリに割り当てられた論理 ACS 番号です。
name
は論理ライブラリに指定された名前です。
acs_id
は物理ライブラリの ACS 識別子です。
ユーザーの対応: なし。
6002 I
Logical ACS
logical_acs_id
removed
.
説明: 構成から論理ライブラリが削除されたため、クライアントアクセスはできなくなりました。論理ライブラリ内のドライブとボリュームの割り当ては解除されたため、ACSAPI での使用や、別の論理ライブラリへの割り当てでの使用が可能になりました。
変数: logical_acs_id
は削除された論理ライブラリを識別します。
ユーザーの対応: なし。
6021 I
Logical Drive
logical_location
(
serial_number
) added using physical Drive
drive_id
.
説明: ドライブが論理ライブラリに割り当てられました。このドライブに論理的な場所が自動的に割り当てられます。このドライブの ACSAPI での使用や、別の論理ライブラリへの割り当てでの使用ができなくなりました。
変数:
logical_location
はドライブに割り当てられた論理的な場所を識別します。
serial_number
はドライブのシリアル番号 (ある場合) を識別します。
drive_id
は物理ドライブを識別します。
ユーザーの対応: なし。
6022 I
Logical Drive
logical_location
removed
.
説明: ドライブの論理ライブラリへの割り当てが解除されました。これによりドライブスロットが解放されるため、ほかのドライブを割り当てることができます。このドライブの ACSAPI での使用や、別の論理ライブラリへの割り当てでの使用が可能になりました。
変数: logical_location
はドライブに割り当てられていた論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6032 I
Initiator
initiator
removed
.
説明: ACSLS サーバーに接続されていた initiator
(FC クライアントポート) が管理者によってデータベースから削除されました。イニシエータを削除する機能により、もう接続されていないクライアントの古いエントリを削除できます。
変数: initiator
は削除された FC クライアント (WWN およびその別名
で識別) です。
ユーザーの対応: なし。構成済み ACSLS の target
ポートでイニシエーターを発見した場合、ACSLS はこれらを自動的に (再
) 追加します。
6034 I
Target
target
removed
.
説明: ACSLS サーバーで target
モード操作用に構成されていた FC ポートが管理者によってデータベースから削除されました。ターゲットを削除する機能により、もう構成されていない古いエントリを削除できます。
変数: target
は WWN およびその別名によって識別される FC ターゲットポートです。
ユーザーの対応: なし。target
モード操作用のターゲットが構成されている場合、ACSLS は getHba.sh
ユーティリティーを使用して自動的にこれらを (再) 追加します。
6041 I
Mapping added to
logical_acs_id
for
(initiator,target,lun
).
説明: FC クライアントから論理ライブラリを認識できるようにマッピングが作成されました。マッピングではクライアントが論理ライブラリを認識するときの target
ポートと LUN
を定義します。
変数:
logical_acs_id
はマッピングが追加された論理 ACS 番号です。
initiator
は WWN およびその別名で識別される FC クライアントです。
target
は WWN およびその別名で識別される FC ターゲットポートです。
lun
はこのクライアント接続に関連付けられている LUN (論理ユニット番号) です。
ユーザーの対応: なし。クライアントが論理ライブラリを使用できるようになりました (ライブラリを検出するためのクライアントシステム構成が必要になる場合があります)。
6053 I
Logical Volume
vol_id
mounted from logical drive
logical_location
..
説明: ボリュームとドライブ (双方とも論理ライブラリに割り当てられている) を含むマウント操作が FC クライアントによって実行されました。
変数:
vol_id
はマウントされたボリュームを識別します。
logical_location
はドライブの論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6054 I
Logical Volume
vol_id
dismounted from logical drive
logical_location
.
説明: ボリュームとドライブ (双方とも論理ライブラリに割り当てられている) を含むマウント解除操作が FC クライアントによって実行されました。
変数:
vol_id
はマウント解除されたボリュームを識別します。
logical_location
はドライブの論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6055 I
Logical Volume
vol_id
moved to new home location
logical_location
.
説明: FC クライアントの操作によって、論理ライブラリ内のボリュームが新しい保管場所に移動されました。
変数:
vol_id
は移動されたボリュームを識別します。
logical_location
はボリュームの新しい論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6056 I
Logical Volume
vol_id
ejected from logical ACS
logical_acs_id
.
説明: FC クライアントの操作によって、論理ライブラリ内のボリュームがインポートまたはエクスポートの場所に移動されました。ボリュームの論理ステータスがこの操作を反映して更新されるため、クライアントはボリュームにアクセスできなくなります。
メモ: 物理的な取り出し操作は実行されず、ボリュームの論理ライブラリへの割り当ては解除されません。 |
変数:
vol_id
は移動されたボリュームを識別します。
logical_acs_id
はボリュームの割り当て先である論理 ACS 番号です。
ユーザーの対応: なし。必要であればボリュームを物理的に取り出すこともできますが、論理ライブラリへの割り当ては解除されません。その後ボリュームを再挿入すると、クライアントはそのボリュームにアクセスできるようになります。
6070 I
Logical Volume
vol_id
corrected for eject
.
説明: 論理ライブラリに割り当てられているボリュームを含む、物理的な取り外し操作が行われたことを ACSLS が検出しました。この操作を反映するためボリュームの論理ステータスと場所が更新されます。ボリュームの論理ライブラリへの割り当ては解除されませんが、このボリュームにクライアント操作でアクセスすることはできません。
変数: vol_id
は更新されたボリュームを識別します。
ユーザーの対応: なし。ボリュームを再挿入すると、クライアントはそのボリュームにアクセスできるようになります
6071 I
Logical Volume
vol_id
corrected for enter (new location is
logical_location
).
説明: 論理ライブラリに割り当てられているボリュームを含む、物理的な挿入操作が行われたことを ACSLS が検出しました。ボリュームに新しい論理的な場所が割り当てられ、FC クライアント操作に使用できるようになりました。
変数:
vol_id
は更新されたボリュームを識別します。
logical_location
はボリュームの新しい論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6072 I
Logical Volume
vol_id
corrected for mount (new location is
logical_location
)
.
説明: 論理ライブラリに割り当てられているボリュームを含む、物理的なマウント操作が行われたことを ACSLS が検出しました。この操作を反映するためボリュームの論理ステータスと場所が更新されます。
変数:
vol_id
は更新されたボリュームを識別します。
logical_location
はボリュームの新しい論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6073 I
Logical Volume
vol_id
corrected for dismount (new location is
logical_location
)
.
説明: 論理ライブラリに割り当てられているボリュームを含む、物理的なマウント解除操作が行われたことを ACSLS が検出しました。この操作を反映するためボリュームの論理ステータスと場所が更新されます。
変数:
vol_id
は更新されたボリュームを識別します。
logical_location
はボリュームの新しい論理的な場所を識別します。
ユーザーの対応: なし。
6600 E
Response received but packet size too small (
byte_count
should be at least
min_size
); Dropping packet!
説明: ACSLM GUI は ACSLM から小さすぎるメッセージを受け取りました。GUI は、十分な情報が含まれていなかったため、メッセージの解釈を試行しませんでした。これは、ネットワークまたはソフトウェアのいずれかに問題がある可能性があります。
変数:
byte_count
はメッセージのバイト数です。
min_size
は有効な読み取り可能なメッセージの最小サイズです。
ユーザーの対応: ネットワーク障害に起因する問題でないかどうかを確認します。問題がネットワーク障害に起因するものでなければ、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。
6601 E
Response received for unknown sequence number
sequence_num
; Dropping packet!
説明: ACSLS GUI が ACSLS から応答を受信しましたが、既存リクエストに関連付けられていないシーケンス番号でした。この応答は無視されます。
変数: sequence_num
は応答パケットに含まれていたシーケンス番号です。
ユーザーの対応: なし。
6650 I
Communication with ACSLM at
internet_addr: port_num
setup
.
説明: ACSLS GUI と ACSLM プロセスの間に IPC 通信リンクが確立されました。このリンクは GUI オペレータがリクエストしたライブラリ操作を実行します。
変数:
internet_addr
は ACSLM が実行されているサーバーのアドレスです。
port_num
は ACSLM プロセスの識別に使用されるポート番号です。
ユーザーの対応: なし。
7000 I
SMCE startup beginning.
説明: SMCE サブシステムが初期化プロセスを開始しました。このサブシステムによって FC クライアントが発行したコマンドがサポートされます。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
7001 I
SMCE startup complete
.
説明: SMCE サブシステムが初期化プロセスを完了しました。FC クライアントからのコマンドの受け入れが可能になりました。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。
7002 I
SMCE mapping: Initiator:
initiator
, Target
: target
, Lun
: lun
, acsID
: logical_acs_id
.
説明: 開始イベント (Not Ready から Ready への遷移) を通知するため、論理ライブラリにアクセスできるすべての FC クライアントに Unit Attention が報告されました。これは、一定期間使用不能だった論理ライブラリが稼働を開始したことをクライアントに通知するものです。
変数:
initiator
は WWN およびその別名で識別される FC クライアントです。
target
は WWN およびその別名で識別される FC ターゲットポートです。
lun
はこのクライアント接続に関連付けられている LUN
(論理ユニット番号) です。
logical_acs_id
は論理ライブラリの論理 ACS 番号です。
ユーザーの対応: なし。
7100 I
SMCE shutdown requested.
説明: SMCE サブシステムが停止プロセスを開始しました。サブシステムを停止すると、FC クライアントからのコマンドの受け入れができなくなります。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。FC クライアントのサポートを再開するには、acsss
enable コマンドを発行します
7101 I
SMCE shutdown complete.
説明: SMCE サブシステムが停止プロセスを完了しました。サブシステムを停止すると、FC クライアントからのコマンドの受け入れができなくなります。
変数: なし。
ユーザーの対応: なし。FC クライアントのサポートを再開するには、acsss
enable コマンドを発行します。
7900 E
SMCE terminated abnormally
.
説明: SMCE サブシステムの開始または実行中に回復不能なエラーが発生しました。このサブシステムで FC クライアント操作をサポートする必要があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: SMCE サブシステムは Solaris サービス管理機能 (SMF) によって自動的に再起動されます。acsss
status コマンドを使用して、smce
サービスがオンラインであることを確認します。サービスがオンラインになっていない場合、サービスのログファイルでエラーまたは診断情報を確認します。ログファイルの場所は acsss l-status
コマンドで取得できます。
7901 E
SMCE command failed abnormally
.
説明: FC クライアントから受信した SCSI メデイアチェンジャーコマンドの実行中にエラーが発生しました。コマンドが正常に完了しなかったか、完了しても SMCE サブシステムが最終の応答をクライアントに送信できなかった可能性があります。
変数: なし。
ユーザーの対応: 失敗した操作に関する情報をクライアントシステムで確認します。必要であれば失敗した操作をクライアントシステムから再試行します。この問題は、クライアントと ACSLS サーバー間の FC 接続が原因で発生することがあります。クライアントオペレーティングシステムから論理ライブラリデバイスを認識できていることを確認します。クライアントソフトウェアの再構成が必要になる場合があります。
クライアントから論理ライブラリを認識できる状態でもコマンドの実行時に問題が発生する場合は、関連する ACSLS データ (Oracle Support の診断情報の収集を参照) を収集し、Oracle Support に連絡します。