構文
tadm set-cache-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+
説明
このコマンドを使用して、構成のキャッシュ・プロパティを定義または変更します。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
キャッシュ・プロパティを設定する構成の名前を指定します。
オペランド
property-name=property-value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
次のキャッシュ・プロパティを設定できます。
enabled
: サーバーでキャッシュ・プロパティを変更するかどうかを指定します。
値: true
、false
。デフォルト: true
。
max-entries
: コンテンツをキャッシュするオブジェクトの最大数を指定します。
値: 1 - 1073741824。デフォルト: 1024。
replacement
: キャッシュ置換のアルゴリズムを指定します。
値: lru
、lfu
およびfalse
。デフォルト: lru
。
max-heap-object-size
: キャッシュするオブジェクトの最大サイズを指定します。指定したサイズより大きいオブジェクトはキャッシュされません。
値: 0 - 214783647。デフォルト: 512 KB。
max-heap-space
: レスポンス・オブジェクトのキャッシュに使用するヒープの最大数(バイト単位)を指定します。値: 0 - 1099511627776。デフォルト: 10 MB。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-cache-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.pwd --port=8989 --prompt=false --config=www.example.org max-heap-object-size=1237 max-entries=1293
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目