構文
tadm set-token-prop common_options --config=config_name --token=name ([--set-password] | (property_name=property_value)*)
説明
このコマンドを使用して、サーバーのSSLトークンを有効化または無効化します。また、このコマンドを使用して、server.xml
ファイルにトークンPINを保存することで、監視対象外のサーバーを容易に起動できます。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
トークン・プロパティを設定する構成の名前を指定します。
--token|-t
証明書を含むPKCS #11トークンの名前を指定します。
--set-password|-r
このオプションを指定すると、トークンにすでにPIN (個人識別番号)が設定されている場合にのみ、server.xml
ファイルに保存されます。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
オペランド
property-name=property-value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
次のトークン・プロパティを設定できます。
enabled
: サーバーでこのトークンを初期化し、必要に応じて個人識別番号(PIN)の入力を求めるかどうかを指定します。
値: true
、false
。デフォルト: true
。
例
tadm set-token-prop --user=admin --password-file=../admin.pwd --host=admin.example.com --port=8989 --config=www.example.org --token=internal enabled=true
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「get-pkcs11-prop」、「set-pkcs11-prop」、「list-tokens」、「set-token-pin」