OBIEEへのXMLデータ・ソースとしてSPARQL Gatewayを使用

この項では、SPARQL GatewayをブリッジにしてOBIEEとRDFを統合することによって、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition (OBIEE)で使用するXMLデータ・ソースを作成する方法について説明します。(具体的な手順と説明は、Oracle BI Administration Toolバージョン11.1.1.3.0.100806.0408.000に基づいています。)

  1. Oracle BI Administration Toolを起動します。

  2. 「ファイル」、「メタデータのインポート」の順にクリックします。次の図に示すように、「メタデータのインポート」ウィザードの最初のページが表示されます。

    データソースの選択

    「接続タイプ」: 「XML」を選択します。

    「URL」: アプリケーションがSPARQL Gatewayと対話するときに必要なURLです。「RDFデータに対するSPARQL Gatewayの使用」を参照してください。タイムアウトとベスト・エフォートのオプションも追加できます。

    「ユーザー名」「パスワード」のフィールドは無視します。

  3. 「次」をクリックします。次の図に示すように、「メタデータのインポート」ウィザードの2ページ目が表示されます。

    メタデータ・タイプの選択

    インポートする目的のメタデータ・タイプを選択します。選択したタイプに、Tablesが含まれていることを確認してください。

  4. 「次」をクリックします。次の図に示すように、「メタデータのインポート」ウィザードの3ページ目が表示されます。

    XSLT管理ページ

    データ・ソース・ビューで、表のアイコンが付いているノードを開いて列名(SPARQL SELECT文で定義されている投影変数からマップされている)を選択し、右矢印(>)ボタンをクリックして選択した列をリポジトリ・ビューに移動します。

  5. 「終了」をクリックします。

  6. 通常のOBIEEのビジネス・モデル作業と、マッピングおよび表示の定義作業について残りの手順を完了します。これはSPARQL GatewayやRDFデータに固有ではありません。