ここでは、『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点を示します。
Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.2)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。
このリリースの新機能は次のとおりです。
Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System
Hiveの小数データ型をサポートします。
Oracle Loader for Hadoop
Hive 0.10.0のサポート
Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.0)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。
Oracle Big Data Connectorsは、Apache Hadoopバージョン4 (CDH4)を含むClouderaのディストリビューションをサポートしています。他のサポート対象プラットフォームについては、第1章のそれぞれのコネクタを参照してください。
Oracle Direct Connector for Hadoop Distributed File Systemの名称は、Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File Systemに変更されました。
Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System
Hive表、データ・ポンプ・ファイルまたはデリミタ付きテキスト・ファイルからのOracle Database外部表の自動作成
場所ファイルの管理
第2章を参照してください。
Oracle Loader for Hadoop
ダイレクト・パス・ロードに関するSockets Direct Protocol (SDP)のサポート
ユーザー指定の列に対する2番目のソートのサポート
正規表現およびOracle NoSQL Databaseの新しい入力形式。AvroレコードInputFormatは、サンプル・コードのかわりにサポートされるコードです。
簡略化された日付形式の指定
拒否制限の新しいしきい値
ジョブのレポート作成および診断の改良
第3章を参照してください。
Oracle R Connector for Hadoop
いくつかの分析アルゴリズムを使用できるようになりました。具体的には、線形回帰、予測用ニューラル・ネットワーク、低ランクの行列因数分解を使用した行列補完、クラスタリング、非負行列因子分解を使用できます。
Oracle R Connector for Hadoopは、HDFSファイルの他にHiveデータソースをサポートします。
Oracle R Connector for Hadoopは、HDFSとOracle Database間でデータを移動できます。Oracle R Enterpriseは、データのこの基本転送には必要ありません。
このリリースの新機能は次のとおりです。
as.ore.* hadoop.jobs hdfs.head hdfs.tail is.ore.* orch.connected orch.dbg.lasterr orch.evaluate orch.export.fit orch.lm orch.lmf orch.neural orch.nmf orch.nmf.NMFalgo orch.temp.path ore.* predict.orch.lm print.summary.orch.lm summary.orch.lm
第5章を参照してください。
次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。
Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System
場所ファイル形式(バージョン1): Oracle Direct Connector for HDFSバージョン1を使用して内容が公開される既存の外部表は、場所ファイル形式の変更に互換性がないため、Oracle SQL Connector for HDFSバージョン2を使用して公開する必要があります。
Oracle SQL Connector for HDFSで新しい場所ファイルが作成される場合、古い場所ファイルは削除されません。
第2章を参照してください。
oracle.hadoop.hdfs.exttab
ネームスペース(バージョン1): Oracle SQL Connector for HDFSでは、すべての構成プロパティに対して次の新しいネームスペースが使用されます。
oracle.hadoop.connection
: Oracle Database接続およびWalletのプロパティ
oracle.hadoop.exttab
: その他すべてのプロパティ
第2章を参照してください。
HDFS_BIN_PATHディレクトリ: プリプロセッサのディレクトリ名はOSCH_BIN_PATHになりました。
「Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File Systemの設定」を参照してください。
Oracle R Connector for Hadoop
keyval
: キーと値のペアの生成にorch.keyval
を使用します。
orch.reconnect
: orch.dbcon
によって返される接続オブジェクトを使用する再接続にorch.connect
を使用します。
次の機能はOracleでサポート対象外になりました。
Oracle Loader for Hadoop
oracle.hadoop.loader.configuredCounters
第3章を参照してください。
このリリースでは、次の変更が追加されています。
Oracle Loader for Hadoop
インストール用のzipアーカイブには、次の2つのキットが含まれています。
CDH4向けoraloader-2.0.0-2.x86_64.zip
Apache Hadoop 0.20.2およびCDH3向けoraloader-2.0.0-1.x86_64.zip
「Oracle Loader for Hadoopの設定」を参照してください。