この章では、インストールの前から高可用性の構成までの関連ドキュメントのロードマップを示します。
この章の内容は次のとおりです。
図2-1は、Oracle Fusion Middleware Infrastructureの標準インストール・トポロジ(他のFusion Middleware製品に必要な多くのコンポーネントを含む)を高可用性構成にする方法を示します。ドキュメントでは、この標準インストール・トポロジを、高可用性の標準トポロジにするように説明されています。
注意: 示されているトポロジは、定義済の標準インストール・トポロジ(第1.2項を参照)です。ご使用の環境を高可用性にするために追加のタスクやドキュメントなどの追加情報が必要な場合は、必要に応じてそのような情報へのリンクが示されています。 |
表2-1に高可用性に向けてのドキュメント・ロードマップを示します。
表2-2は、インストール前に環境を検証するために実行するタスクについて示しています。
トポロジの最初の部分(Oracle Fusion Middleware Infrastructure)のインストール手順は、『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Infrastructureの標準インストール・トポロジは、1つのドメインと2台の管理対象サーバーで構成され、標準の高可用性構成には、2台以上の管理対象サーバーが必要です。
Oracle Fusion Middleware Infrastructureのドメインを構成した後、高可用性の環境を準備するためのタスクについてドメイン構成後の章を参照してください。
このようなタスクの1つは、ドメインを拡張してOracle HTTP ServerをWebLogic Serverドメインに含めることです。この手順は、『Oracle HTTP Serverのインストールと構成』を参照してください。
Oracle Fusion Middleware InfrastructureとOracle HTTP Serverを適切にインストールして構成したら、それぞれのインストレーション・ガイドのいずれかの手順に従って高可用性構成に移行します。リンク先は『高可用性ガイド』の該当する説明を示しています。
必要なタスクには次のものがあります。
Oracle RACデータベース接続性の追加
ロード・バランサの追加
マシンのスケール・アウト