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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle Fusion Middlewareの管理
12c (12.1.2)
E48001-02
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5.3 監査ストアの構成

デフォルトでは、セキュリティ監査データはファイルに保存されます。データベース・ストアを使用するよう監査を構成することをお薦めします。これにより、監査データの管理が向上します。また、Oracle Business Intelligence Publisher内の設定済レポートを使用して監査データを表示できるようになります。レポートおよびOracle Business Intelligence Publisherはともに、バンドルに含まれています。

監査ストア用にデータベースを構成するには、次のようにします。

  1. リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用して、データベースに監査スキーマがインストールされているかを検証します。

  2. Oracle Weblogic Server管理コンソールを使用してデータソースを作成します。

  3. ドメインの監査ストア設定を表示します。

  4. 監査ストアとして、データベースを使用するようにドメインを設定します。


注意:

  • この手順で構成されるのは、Javaコンポーネント用の監査ストアのみです。システム・コンポーネント用の監査ストアを構成するには、別の手順が必要です。詳細は、後述の関連項目を参照してください。

  • データベース・ストアが構成済の場合、構成ファイルを使用してファイル・ストレージに戻ることができます。詳細は、後述の関連項目を参照してください。


監査レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 前述の説明に従い、監査ストア用のデータベースを構成します。

  2. 収集した監査データを分析します。


注意:

Javaコンポーネントとシステム・コンポーネントに同じデータベースを使用することで、監査レポートにすべてのコンポーネントの監査レコードを表示できます。


監査ストアの詳細は、次を参照してください。