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Oracle® Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート
12c (12.1.2)
E47975-01
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5 Platform Security Services

この章では、Oracle Platform Security ServicesとOracle Security Developer Toolsに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

5.1 構成に関する問題と回避策

報告すべき構成の問題はありません。

5.2 ドキュメントの訂正箇所

この項では、次のドキュメントの誤りに対する修正情報を示します。

5.2.1 WSLTインフラストラクチャ・セキュリティ・コマンドに関する修正情報

この項は、『インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンス』(E48020-01)のセキュリティ・コマンドに関するいくつかの修正点について説明します。

  • 2.1.1.34項の最初の文、「ポリシーおよび資格証明ストアをLDAPリポジトリに移行するオンライン・コマンド」は誤りで、正しくは「既存のOPSSセキュリティ・ストアからターゲットOPSSセキュリティ・ストアに、ポリシー、資格証明、監査メタデータおよび鍵を移行するオンライン・コマンド」です。

  • 2.1.1.40.1項の文、「再起動は必要ありません」は、コマンドがオフラインであるため、無視できます。

  • 2.1.1.40.3項の最初の文は誤りで、正しくは「次の起動は暗号化鍵をロール・オーバーします」です。

  • 2.1.1.41.1項の文、「ドメイン資格証明ストア内の、指定したマップ名およびキー名を持つ資格証明のタイプ、ユーザー名、パスワード、URLおよびポート番号が変更されます」は誤りで、正しくは「パスワード資格証明のみが更新されます」です。

  • 2.1.2.2.1項のgetAuditPolicyの説明から、「および最大ログ・ディレクトリ・サイズ」という句を削除します。また、2.1.2.2.3項の最初の例を変更して次のように読み替えます。

    wls:/mydomain/serverConfig> getAuditPolicy()
    Location changed to domainRuntime tree. This is a read-only tree with DomainMBean as the root.
    For more help, use help(domainRuntime)
     
    FilterPreset:All
    Max Log File Size:104857600
    
  • 2.1.2.5.2項のsetAuditRepositoryコマンドの構文の説明で、追加引数timezoneが省略されています。構文を変更して次のように読み替えます。

    setAuditRepository([switchToDB],[dataSourceName],[interval], [timezone])
    

    また、引数の表に次の内容を追加します。

    timezone: 監査ローダーが監査イベントのタイムスタンプを記録するタイムゾーン。有効な値は、「utc」および「local」です。

    例:

    wls:/mydomain/serverConfig> setAuditRepository(switchToDB="true",dataSourceName="jdbc/AuditAppendDataSource",interval="14",timezone="utc")
    
  • 2.1.2.5.3項のsetAuditRepositoryの2つの例で、データソースのjndi名を、デフォルト監査データソースjndi名のjdbc/AuditAppendDataSourceに変更します。

  • 2.1.2.9.1項のcreateAuditDBViewコマンドで、最初の文を変更して次のように読み替えます。

    「このコマンドは、データベース・ビューを作成し、指定されたコンポーネントの監査ログ・レコードをデータベースから問い合せるために使用できるSQLスクリプトを生成します。」