このドキュメントでは、Oracle Virtual Assembly Builderの概念、トポロジおよび構成について説明します。ここでは、次のトピックについて説明します。
このドキュメントは、組織でOracle Virtual Assembly Builderを使用するシステム管理者を対象としています。
このリリースのOracle Virtual Assembly Builderには、次の新機能または製品拡張機能があります。
最新バージョンのイントロスペクション・プラグインがそれぞれのOracle Fusion Middlewareコンポーネントに同梱され、これらのコンポーネントのOracleホームにインストール時にインストールされます。Oracle Virtual Assembly Builderではこれらのプラグインを検出して、Oracle Virtual Assembly Builderインストールにインストールし、イントロスペクションで使用できます。
イントロスペクション・プラグインをカスタマイズできる機能。たとえば、特定のパラメータを遅延バインドとして公開したり、カスタム・スクリプトを再構成で実行できます。汎用アプライアンス機能とカスタム再構成スクリプト用のスクリプトをサポートするスクリプトAPIに対する変更。再構成スクリプトに影響するデプロイヤのライフサイクル機能強化。
カスタム・アプライアンス・プロパティ: カスタム・プロパティをアプライアンスに追加する機能。このカスタム・プロパティは、アセンブリの編集中にアプライアンスの事前定義されたプロパティとともに、またデプロイメント・プランの一部として編集できます。この機能により、アプライアンス内のOracle製品とともにデプロイされるカスタム製品またはコンポーネントを構成、操作できます。
論理ボリューム(論理ボリューム管理)のあるアプライアンスの作成に使用するベースOSイメージの構成のサポート。
汎用アプライアンスの接続のサポート: 汎用アプライアンスの接続を行い、アセンブリで他のアプライアンスと接続したり、外部リソースと接続して、接続されているアプライアンス間でプロパティを交換できます。
新しいabctl
コマンドラインとWebサービス・インタフェースと同様、Oracle Virtual Assembly Builder Studioにおける強化機能と新機能。
使用可能なリソースに対してアセンブリ要件をチェックするコマンド。
Oracle Virtual Assembly Builder Deployerへの接続を管理するためのデプロイヤ接続マネージャ。
新しいタスク・ビューアにより長時間実行操作を追跡して、操作の取消しができます。
クラスタ化サービスとしてのデプロイヤ: デプロイヤは複数の管理対象サーバーのあるOracle WebLogic Serverクラスタで実行して、クラスタ化を利用して複数のサーバーで負荷を分散することで、シングル・ポイント障害を予防できます。
オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
またはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
(聴覚障害者向け)を参照してください。
詳細は、ドキュメント・セットに含まれる次のドキュメントを参照してください。
Oracle Virtual Assembly Builderのインストール
Oracle Virtual Assembly Builderアプリケーションおよびイントロスペクション・プラグインの開発
Oracle Virtual Assembly Builderリリース・ノート
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
|
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |