| Oracle® Fusion Middleware Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理 12c (12.1.2) E47994-03 |
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この章では、OWSMを使用したWebサービス・セキュリティとポリシー管理の概要を示します。次の項目について説明します。
Oracle Web Services Manager (OWSM)は、組織全体で一貫してWebサービスを管理および保護するためのポリシー・フレームワークを提供します。OWSMは、開発者が設計時に使用することも、システム管理者が本番環境で使用することも可能です。OWSMの詳細は、『Oracle Web Services Managerの理解』を参照してください。
OWSMフレームワークを使用して、次に示すOracle Webサービスのカテゴリを保護できます。
Oracle Infrastructure Webサービス: ADFサービス
WebLogic (Java EE) Webサービス
RESTful Webサービス
Oracle Fusion Middleware 12gにおける2つのWebサービスのカテゴリおよびWebサービスとクライアントのタイプの詳細は、『Webサービスの理解』を参照してください。
アプリケーション開発者は、Oracle JDeveloperを使用して、OWSMポリシー・フレームワークのセキュリティと管理機能を活用できます。詳細は、Oracle JDeveloperのオンライン・ヘルプにあるWebサービスでの開発に関する項を参照してください。
システム管理者は、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlまたはコマンドライン・インタフェースのWebLogic Scripting Tool (WLST)を使用して、デプロイ後のOWSMを活用できます。
OWSMは、使用環境のWebサービスの保護に使用できる事前定義済ポリシーおよびアサーションのセットを提供します。Oracle Infrastructure WebサービスにOWSMポリシーをアタッチできます。また、OWSMセキュリティ・ポリシーは、WebLogic (Java EE) JAX-WS Webサービスにアタッチして、SOA、ADF、WebCenter Webサービスなどとインタフェースできます。(OWSMポリシーは、JAX-RPC Webサービスにはアタッチできません。)
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注意: WebLogic Serverによって提供されるWebLogic Webサービス・ポリシーを使用して、WebLogic (Java EE) Webサービスを保護することもできます。WebLogic Webサービス・ポリシーは、WebLogic管理コンソールから管理します。WebLogic Webサービス・ポリシーの詳細は、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』を参照してください。 WebLogic Webサービス・ポリシーのサブセットは、OWSMポリシーと相互運用します。詳細は、『Oracle Web Services Manager相互運用性ソリューション・ガイド』のOracle WebLogic Server 11gのWebサービス・セキュリティ環境との相互運用性に関する項を参照してください。 |
