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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.2)
E48005-01
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@Array

@Arrayを使用して、OracleのVARRAY型やPostgreSQL JDBCのArray型など、特定のデータベースによってサポートされるオブジェクト・リレーショナル・データ・タイプを定義します。

注釈要素

表2-2は、この注釈の要素を示しています。

表2-2 @Arrayの注釈要素

注釈要素 説明 デフォルト

databaseType

(必須)データベースの配列の構造型の名前


targetClass

(Javaの汎用型を使用してコレクション・フィールドまたはプロパティが定義される場合のみオプション、それ以外の場合は必須)コレクションの要素タイプであるクラス(基本または埋込み可能)

コレクションのパラメータ化型


使用方法

@Arrayは、Array型に永続化されるコレクション属性に対して使用します。コレクションは、基本タイプまたはStructを使用してマップされる埋込み可能クラスにできます。

例2-5に、Oracle VARRAY型とともにこの注釈を使用する方法を示します。

例2-5 @ArrayとOracle VARRAYの使用

VARRAY DDL:
CREATE TYPE TASKS_TYPE AS VARRAY(10) OF VARCHAR(100)
@Struct
@Entity
public class Employee {
    @Id
    private long id;
    @Array(databaseType="TASKS_TYPE")
    private List<String> tasks;
}

例2-6に、PostgreSQL Struct型とともにこの注釈を使用する方法を示します。

例2-6 @ArrayとPostgreSQL Structの使用

DDL:
CREATE TABLE EMPLOYEE (ID BIGINT, TASKS TEXT[])
@Struct
@Entity
public class Employee {
    @Id
    private long id;
    @Array(databaseType="TEXT[]")
    private List<String> tasks;
}

関連項目

詳細は、次を参照してください。