| Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス 12c (12.1.2) E48005-01 |
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エンティティで@CacheInterceptorを使用して、イベントを通じてキャッシュ操作に応答するかわりに、エンティティに対するすべてのEclipseLinkのキャッシュ・アクセスをインターセプトします。
注釈要素
表2-7は、この注釈の要素を示しています。
使用方法
一度設定すると、指定されたクラスがすべてのキャッシュ・コールを受信します。既存のEclipseLinkのキャッシュ設定は引き続き使用され、EclipseLinkキャッシュに対して継続できるすべてのコールは構成されたキャッシュに対して実行されます。
継承でエンティティとともに使用する場合、継承階層のルートに@CacheInterceptorを定義する必要があります。
例
例2-16に、外部キャッシュをEclipseLinkと統合する方法を示します。
例2-16 Using @CacheInterceptor注釈の使用
この例では、Employeeクラスが、EclipseLinkの内部キャッシュに対するすべてのOracle TopLinkコールをインターセプトし、Oracle Coherence Gridのキャッシュ(CoherenceInterceptor)にリダイレクトします。
import oracle.eclipselink.coherence.integrated.cache.CoherenceInterceptor;
import org.eclipse.persistence.annotations.Customizer;
@Entity
@CacheInterceptor(value = CoherenceInterceptor.class)
public class Employee {
...
}
例2-17に、eclipselink-orm.xmlファイルの<cache-interceptor> XML要素の使用例を示します。
例2-17 <cache-interceptor> XMLの使用
<entity class="Employee">
<cache-interceptor class="CoherenceInterceptor"/>
...
</entity>
関連項目
詳細は、次を参照してください。
『Oracle TopLinkの理解』
Oracle Coherence Oracle ToplinkおよびCoherence Grid統合ガイド