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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.2)
E48005-01
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@UnionPartitioning

@UnionPartitioningを使用して、問合せをすべての接続プールに送信し、結果を統合します。これは、パーティション・リレーションシップ間のManyToManyなど、パーティション化を使用する際にパーティションに及ぶ問合せまたはリレーションシップに使用できます。

注釈要素

表2-75は、この注釈の要素を示しています。

表2-75 @UnionPartitioningの注釈要素

注釈要素 説明 デフォルト

name

パーティション・ポリシーの名前。名前は、永続性ユニットに一意である必要があります。


connectionPools

ロード・バランシングする接続プール名のリスト。

デフォルトでServerSessionのすべての定義済プールに設定されます。

replicateWrite

書込み問合せをレプリケートするかどうかを定義します。

統合時に書込みは通常レプリケートされませんが、結合表をレプリケートする必要がある場合は、ManyToManyリレーションシップのために統合できます。

false


使用方法

エンティティ、リレーションシップ、問合せまたはセッション/永続性ユニットでパーティション化を有効にできます。パーティション・ポリシーは、再利用できるようにグローバルに名付けられ、@Partitioned注釈を使用して設定される必要もあります。

永続性ユニット・プロパティは、読取り/書込み/シーケンスの既存の構成に加えて、名前付き接続プールの追加をサポートします。名前付き接続プールは、データベース・クラスタの各ノードに対して定義される必要があります。

トランザクションによって複数のパーティションからのデータが変更される場合、JTAを使用してデータの適切な2フェーズ・コミットを確認する必要があります。1つのトランザクションに1つのノードのみが使用されるように、EntityManagerで排他接続を構成することもできます。

Oracle TopLinkを使用したパーティション化の例は、「パーティション化の使用」を参照してください。

関連項目

詳細は、次を参照してください。