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@VirtualAccessMethods

@VirtualAccessMethodsを使用して、特定のクラスに仮想メソッドが含まれることを指定します。

注釈要素

表2-79は、この注釈の要素を示しています。

表2-79 @VirtualAccessMethodsの注釈要素

注釈要素	説明	デフォルト
get	(オプション)仮想プロパティに使用するgetterメソッドの名前。このメソッドは単一のjava.lang.Stringパラメータを取り、java.lang.Objectを戻す必要があります。 getが指定されている場合、setも指定する必要があります。	get
set	(オプション)仮想プロパティに使用するsetterメソッドの名前。このメソッドはjava.lang.Stringパラメータおよびjava.lang.Objectパラメータを取る必要があります。 setが指定されている場合、getも指定する必要があります。	set

使用方法

@VirtualAccessMethods注釈を使用して、accessType=VIRTUALでマッピングのアクセス・メソッドを定義します。

例

表2-79に、プロパティ・アクセスを使用するエンティティを示します。

例2-126 @VirtualAccessMethods注釈の使用

@Entity
  @VirtualAccessMethods
  public class Customer{
 
    @Id
    private int id;
...
 
    @Transient
    private Map<String, Object> extensions;
 
    public <T> T get(String name) {
        return (T) extensions.get(name);
    }
 
    public Object set(String name, Object value) {
        return extensions.put(name, value);
    }

@VirtualAccessMethods注釈の使用に加えて、例2-127に示すとおり、eclipselink-orm.xmlファイルの<access>および<access-method>要素も使用できます。

例2-127 <access>および<access-methods> XMLの使用

<access>VIRTUAL</access><access-methods get-method="get" set-method="set"/>@Entity

関連項目

詳細は、次を参照してください。

• 『Oracle TopLinkソリューション・ガイド』のJPAエンティティとJAXB Beanを拡張可能にする方法に関する項