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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.2)
E48005-01
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logging.level

eclipselink.logging.levelを使用して、特定のロギング・レベルを指定し、TopLinkによってログに書き込まれる量と詳細を制御します。

表5-55は、この永続性プロパティの値を説明しています。

表5-55 logging.levelの有効値

Value 説明

OFF

ロギングを無効化します。

ロギングのオーバーヘッドを回避するために、本番中にOFFを使用する場合があります。

SEVERE

TopLinkが続行できないことを示す例外、およびログイン時に生成されたすべての例外を記録します。これにはスタック・トレースが含まれます。

WARNING

SEVEREレベルで記録されないすべての例外など、TopLinkを強制的に停止しない例外を記録します。これにはスタック・トレースは含まれません。

INFO

(デフォルト)ユーザー名など、サーバー・セッションごとのログイン/ログアウトを記録します。セッションを取得すると、詳細情報が記録されます。

CONFIG

ログイン、JDBC接続およびデータベース情報のみを記録します。このログ・レベルは、デプロイメント時に使用する場合があります。

FINE

すべてのSQLを記録します。このログ・レベルは、デバッグおよびテスト時に使用する場合がありますが、本番では使用しません。

FINER

WARNINGと同様ですが、スタック・トレースが含まれます。このログ・レベルは、デバッグおよびテスト時に使用する場合がありますが、本番では使用しません。

FINEST

FINERと同様ですが、これにはその他の低レベル情報が含まれます。このログ・レベルは、デバッグおよびテスト時に使用する場合がありますが、本番では使用しません。

ALL

FINESTと同じレベルで記録します。


使用方法

例5-49に、peristence.xmlファイルでこのプロパティを使用する方法を示します。

例5-49 persistence.xmlファイルでのlogging.levelの使用

<property name="eclipselink.logging.level" value="OFF" />

例5-50に、プロパティ・マップでこのプロパティを使用する方法を示します。

例5-50 プロパティ・マップでのlogging.levelの使用

import java.util.logging.Level;
import org.eclipse.persistence.config.PersistenceUnitProperties;
propertiesMap.put(PersistenceUnitProperties.LOGGING_LEVEL, Level.OFF);

関連項目

詳細は、次を参照してください。