sessions-xml

図5-1に示すように、eclipselink.sessions-xmlを使用して、(project.xmlファイルを参照する)指定されたネイティブのsessions.xml構成ファイルにより、JPA注釈やTopLink XMLを使用せずに構成およびマッピング情報をロードします。

値

表5-88は、この永続性プロパティの値を説明しています。

表5-88 sessions-xmlの有効値

Value	説明
configuration file	セッションXMLファイルのリソース名。このプロパティに値を指定しない場合、このプロパティは使用されません。

使用方法

注釈およびデプロイメントXMLを使用するかわりに、eclipselink.sessions-xmlプロパティを使用できます。このプロパティを使用すると、EclipseLinkでは、図5-1に示すように、このメタデータに基づいてインメモリーEclipseLinkセッションおよびプロジェクトが構築されます。EclipseLink sessions.xmlのみを使用してすべてのエンティティの定義などを行った後、永続性マネージャを取得して使用できます。

図5-1 eclipselink.sessions-xml永続性プロパティの使用

「図5-1 eclipselink.sessions-xml永続性プロパティの使用」の説明

例

例5-91に、persistence.xmlファイルでこのプロパティを使用する方法を示します。

例5-91 persistence.xmlファイルでのsessions-xmlの使用

<property name="eclipselink.sessions-xml" value="mysession.xml"/>

例5-91に、プロパティ・マップでこのプロパティを使用する方法を示します。

例5-92 プロパティ・マップでのsessions-xmlの使用

import org.eclipse.persistence.config.PersistenceUnitProperties;
propertiesMap.put(PersistenceUnitProperties.SESSIONS_XML, "mysession.xml");