ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解
12c (12.1.2)
E48059-01
  目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 概要とロードマップ

このドキュメントでは、Oracle WebLogic Serverドメインとその構成方法について説明します。ドメインとは、Oracle WebLogic Serverの基本的な管理単位です。1つまたは複数のOracle WebLogic Serverインスタンス(および、それに関連付けられたリソース)で構成され、1つの管理サーバーで管理されます。

次の節では、このガイド『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』の内容と構成について説明します。

ドキュメントの内容と対象読者

このドキュメントは主に、1つまたは複数のOracle WebLogic ServerドメインでWebベース・アプリケーションを開発またはデプロイするJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)のシステム設計者、アプリケーション開発者、およびシステム管理者を対象としています。

このドキュメントのトピックでは、ソフトウェア・プロジェクトの設計および開発段階に関連する情報を提供します。このドキュメントでは、プロダクション段階での管理、モニター、パフォーマンス・チューニングについては扱いません。これらのトピックに関するOracle WebLogic Serverのマニュアルとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。

このドキュメントでは、Java EE、XMLの基本概念、一般的なネットワークやアプリケーション管理の概念について理解していることを前提としています。

このドキュメントの手引き

関連ドキュメント

システム管理のタスクや、使用できる各種ツールの詳細は、次を参照してください。

Oracle WebLogic Serverドメインの作成と構成に使用できるツールの詳細は、次を参照してください:

サンプルとチュートリアル

このドキュメントに加えて、ドメインの構成と管理に関連するサンプル・コードが用意されています。

このリリースでの新機能と変更点

このリリースでは、サーバー・テンプレートが導入されました。サーバー・テンプレートを使用すると、様々なサーバー・インスタンスに適用できる共通の非デフォルト属性を定義できます。サーバー・テンプレートには共通の属性が含まれているため、1箇所で属性の変更を行えば、その変更がサーバー・テンプレートを使用するすべてのサーバー・インスタンスに反映されます。詳細は、第5章「サーバー・テンプレート」を参照してください。サーバー・テンプレートは、主に、動的クラスタの作成に使用されます。『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』の動的クラスタの作成に関する項を参照してください。

このリリースで導入されたOracle WebLogic Serverの総合的な新機能リストは、「Oracle WebLogic Serverの新機能」を参照してください。