Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.1.2) E48008-01 |
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Oracle Coherenceは、頻繁に使用されるデータへの高速かつ信頼性の高いアクセスを提供することにより、企業がミッションクリティカルなアプリケーションを計画的に拡張することを可能にするOracle Fusion Middlewareのコンポーネントです。Oracle Coherenceでは、複数のサーバー間でメモリーのデータを自動的かつ動的にパーティション化することにより、サーバーの障害時にも継続的なデータの可用性およびトランザクションの整合性が確保されます。Oracle Coherenceは、共有インフラストラクチャとして、データの場所とローカル処理能力を結合し、リアルタイム・データ分析、インメモリ・グリッド計算、トランザクションおよびイベントの並列処理を実行します。Oracle Coherenceには、3つのエディションがあります。
この章では、CoherenceサーバーおよびCoherenceクラスタを監視するために実行するタスクについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Coherenceサーバーのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「Coherenceサーバー」を選択します。
「Coherenceサーバー」表には、現在のドメインで構成されたCoherenceサーバーに関する次のような情報が表示されます。
サーバー名
クラスタ
マシン
ユニキャスト・リスニング・アドレス
ユニキャスト・リスニング・ポート
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
表で、構成情報を表示するCoherenceサーバーの名前を選択します。
Coherenceサーバーを起動または停止するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「Coherenceサーバー」を選択します。
「Coherenceサーバー」表で、起動または停止するCoherenceサーバーを含んでいる行を選択します。
制御オプションは表の上に表示されます。
サーバーを起動するには「起動」をクリックし、サーバーを停止するには「停止」をクリックします。
Coherenceクラスタのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「Coherenceクラスタ」を選択します。
「Coherenceサーバー」表には、現在のドメイン内で構成したCoherenceクラスタに関する次のような情報が表示されます。
クラスタ名
バージョン
ロギング有効
ターゲット
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
表で、構成情報を表示するCoherenceクラスタの名前を選択します。