Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.1.2) E48008-01 |
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Oracle WebLogic Server管理ドメインとは、Oracle WebLogic Serverリソースの論理的に関連したグループです。ドメインには管理サーバーという特別なOracle WebLogic Serverインスタンスが含まれており、ドメイン内のすべてのリソースがそこで一元的に構成および管理されます。通常、ドメインは、管理対象サーバーというOracle WebLogic Serverインスタンスも含めるように構成します。Webアプリケーション、EJB、Webサービスおよびその他のリソースは管理対象サーバーに配置し、アプリケーション・サーバーは構成および管理にのみ使用します。WebLogic Serverドメインの詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』を参照してください。
この章では、ドメインを監視および制御するために実行するタスクについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
この項では、ドメインを監視する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。
ドメインのヘルスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「ヘルス」を選択します。
「ヘルス・サマリー」ページでは、ドメインとそのサブシステムのヘルス情報を監視できます。「サブシステム状態」表には、現在のドメインに構成されているサーバー・インスタンスおよびサブシステムのヘルスに関する次のような情報が表示されます。
サーバー名
サーバー・ステータス
サーバーの状態
サーバー・ヘルス
サブシステム名
サブシステム状態
サブシステム・タイプ
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
サーバーとは、独自のJava仮想マシン(JVM)を実行し、独自の構成を持つWebLogic Serverのインスタンスです。
ドメインに構成されているすべてのサーバー・インスタンスの実行時ステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「サーバー」を選択します。
「サーバー」表には、現在のドメインで構成された管理サーバーと管理対象サーバーに関する次のような情報が表示されます。
名前
ステータス
クラスタ
マシン
状態
ヘルス
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
表で、サーバーのデフォルト・ネットワーク通信などの構成情報を表示するサーバー・インスタンスの名前を選択します。
ドメイン内で構成されているすべてのクラスタの実行時ステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。
クラスタ名
ステータス
サーバー
クラスタ・アドレス
クラスタ・メッセージング・モード
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
表で、クラスタのデフォルト・ネットワーク通信などの構成情報を表示するクラスタの名前を選択します。
ドメイン内のすべての移行リクエストのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「移行」を選択します。
「移行」表には、すべての移行リクエストのステータスに関する次のような情報が表示されます。
開始時間
終了時間
ステータス
サーバー
試行されたマシン
移行元のマシン
移行先のマシン
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
ドメイン内のすべてのデプロイメントのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「デプロイメント」を選択します。
「デプロイメント(監視)のサマリー」ページが表示されます。
詳細は、構成オプションを参照してください。
ドメインにデプロイされている特定のデプロイメントを監視するには、適切なページを選択します。
Webアプリケーション: Webアプリケーションを監視します。これには、Webアプリケーションがデプロイされているマシンとサーバー・インスタンスなどの情報、Webアプリケーションに関連付けられているサーブレットとセッションの数に関する統計が含まれます
リソース・アダプタ: リソース・アダプタ用のメッセージ・リスナー・エンドポイントおよびアウトバウンド接続プールの現在の状態のステータスを監視します
EJB: ステートレス、ステートフル、シングルトン、エンティティおよびメッセージドリブンの各EJBに関する統計を監視します
Webサービス: このドメインにデプロイされているすべてのWebサービスを監視します
Webサービス・クライアント: このドメイン内のすべてのWebサービス・クライアントを監視します
JAX-RSアプリケーション: このドメインで実行されているJAX-RSアプリケーションを監視します
ワークロード: このドメイン内のアプリケーション・デプロイメント用に構成されているワーク・マネージャ、制約およびポリシーの統計を表示します
クラスタ・デプロイメントの監視: クラスタ内のすべてのデプロイメントを監視します
必要に応じて、任意のページで「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
ドメインに作成されているすべてのJDBCデータソースのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「JDBCデータソース」を選択します。
「JDBCデータソース」表には、ドメインに作成されたJDBCデータソースが表示され、次のような関連したステータス情報が表示されます。
名前
タイプ
サーバー名
状態
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
データソースをテストするには、次の手順を実行します。
「JDBCデータソース」表で、テストするJDBCデータソース・インスタンスの行を選択します。「データソースのテスト」オプションは、表の上に表示されます。
「データソースのテスト」をクリックします。
ドメインに作成されたJMSサーバーのステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「メッセージング」を選択します。
「JMSサーバー」表には、ドメイン内のすべてのJMSサーバーのステータスに関する次のような情報が表示されます。
JMSサーバー名
ヘルス
ヘルスの理由
永続ストア
ターゲット
現在のサーバー
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
次のドメイン・メッセージング・リソースまたはモジュールを監視するには、適切なページを選択します。
ストア・アンド・フォワード・エージェント: SAFエージェントの統計を監視し、エージェントへの受信リクエストの休止などのメッセージ管理操作を実行します
JMSリソース: すべてのJMSシステム・モジュール用に作成されたすべてのJMSリソースを監視します。これには、キューとトピック宛先、コネクション・ファクトリ、JMSテンプレート、宛先ソート・キー、宛先割当て、分散宛先、外部サーバー、ストア・アンド・フォワード・パラメータがあります
JMSモジュール: このドメインに作成されたJMSモジュールを監視します
メッセージング・ブリッジ: このドメイン内のアクティブなサーバー・インスタンスに構成されたすべてのメッセージング・ブリッジのステータスを監視します
ドメイン内のすべてのタスクの完了ステータスを監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「非同期タスク」を選択します。
「非同期タスク」表には、ドメイン内のすべてのタスクの完了ステータスに関する次のような情報が表示されます。
説明
タイプ
ステータス
開始時間
終了時間
ターゲット
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
表で、追加ステータス情報を表示するタスクの説明を選択します。
特定のタスクのステータス情報を表示するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「非同期タスク」を選択します。
「非同期タスク」表で、追加ステータス情報を表示するタスクの説明を選択します。
「タスクの結果」ページには、タスクに関連した次のようなステータス情報が表示されます。
説明
ステータス
開始時間
終了時間
「デプロイメント・タスク」を選択した場合、次のような追加ステータス情報を表示するには、「ターゲット」を選択します。
ターゲット名
ターゲット・タイプ
ステータス
例外
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
ドメインのポートの使用状況を監視するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「ポートの使用状況」を選択します。
「ポートの使用状況」表には、次の情報が表示されます。
使用中のポート
IPアドレス
コンポーネント
チャネル
プロトコル
ドメイン内の1つの特定サーバー・インスタンスに関するポートの使用状況情報のみを監視するには、「表示」メニューからサーバー・インスタンスを選択します。
この項には、次の項目が含まれます。
始める前に:
管理対象サーバーで制御操作を行うには、ノード・マネージャを起動する必要があります。管理対象サーバーをSTANDBY
モードで起動するには、ドメイン全体の管理ポートが必要です。
ドメインに構成されているサーバー・インスタンスの起動、再開、中断または停止ができます。サーバー・インスタンスがSTANDBY
またはADMIN
からRUNNING
状態に移行する方法の詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の「サーバーのライフ・サイクルの理解」を参照してください。
ドメイン内のサーバー・インスタンスの状態を変更するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「制御」を選択し、「サーバー」を選択します。
「サーバー」表には、現在のドメインに構成されたサーバー・インスタンスに関する情報が表示されます。
表で、制御するサーバー・インスタンスの名前を含んでいる行を選択します。制御オプションは表の上に表示されます。
次のいずれかのサーバー制御オプションを選択します。
起動: サーバー・インスタンスをSHUTDOWN
状態からRUNNING
に移行します。
再開: サーバー・インスタンスをSTANDBY
またはADMIN
状態からRUNNING
に移行します。
一時停止: サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行するオプションを選択します。
作業完了時: サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行し、進行中の作業が正常に処理されるようにします。SUSPENDING
状態のときに、ワーク・マネージャは、アプリケーション・スレッドで保留されている処理中の作業を完了します。
ただちに強制停止: 進行中の作業を正常に処理せずに、サーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態にただちに移行します。
停止: サーバー・インスタンスを停止するオプションを選択します。
作業完了時: ドメイン内のサーバー・インスタンスを正常に停止します。新しいリクエストは拒否されますが、処理中のリクエストはサーバーの停止前に完了します。
ただちに強制中断: ドメイン内のサーバー・インスタンスをただちに停止します。処理中のリクエストは削除され、新しいリクエストはすべて拒否されて、サーバーはただちに停止します。
SSLの再起動: SSLリスニング・ソケットを再起動してキーストアの変更を有効にします。
詳細は、構成オプションを参照してください。
ドメイン内のクラスタの状態を変更するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「制御」を選択し、「クラスタ」を選択します。
「クラスタ」表には、現在のドメインで構成されたクラスタに関する情報が表示されます。
表で、制御するクラスタの名前を含んでいる行を選択します。
制御オプションは表の上に表示されます。
次のいずれかのクラスタ制御オプションを選択します。
起動: クラスタ内のサーバー・インスタンスをSHUTDOWN
状態からRUNNING
に移行します。
停止: クラスタ内のサーバー・インスタンスを停止するオプションを選択します。
作業完了時: クラスタ内のサーバー・インスタンスを正常に停止します。新しいリクエストは拒否されますが、処理中のリクエストはクラスタの停止前に完了します。
ただちに強制中断: クラスタ内のサーバー・インスタンスをただちに停止します。処理中のリクエストは削除され、新しいリクエストはすべて拒否されて、クラスタはただちに停止します。
再起動: クラスタ内のサーバー・インスタンスを再起動します。
一時停止: クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行するオプションを選択します。
作業完了時: クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態に移行し、進行中の作業が正常に処理されるようにします。SUSPENDING
状態のときに、ワーク・マネージャは、アプリケーション・スレッドで保留されている処理中の作業を完了します。
ただちに強制中断: 進行中の作業を正常に処理せずに、クラスタ内のサーバー・インスタンスをRUNNING
状態からADMIN
状態にただちに移行します。
再開: クラスタ内のサーバー・インスタンスをSTANDBY
またはADMIN
状態からRUNNING
に移行します。
詳細は、構成オプションを参照してください。
この項では、ドメインを構成する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。
ドメインの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「一般設定」を選択します。
「一般設定」ページでは、現在のドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスに適用される次のような管理オプションを構成できます。
管理ポートの有効化(「ドメイン全体の管理ポートの構成」を参照)
管理ポート
本番モード
Exalogic最適化
クラスタの制約
内部アプリケーションのオンデマンド使用
Oracle Guardian Agent
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのドメインの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
始める前に:
管理ポートが受け入れるのは、サーバー管理者による認証が必要なポートを経由したセキュアなSSLトラフィックおよびすべての接続のみです。こうした特徴があるため、管理ポートを有効にするとドメインには次のような制限が課せられます。
ドメイン内の管理サーバーとすべての管理対象サーバーについて、SSLプロトコルをサポートするように構成する必要があります。
管理サーバーを含むドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスで、同時に管理ポートを有効化または無効化します。
注意: 管理ポートを、管理対象サーバー上で動的に有効化することはできません。各管理対象サーバーを停止し、管理ポートを有効化し、その後、再起動する必要があります。 |
WebLogic Serverは、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスで使用するSSL管理ポートを有効化するオプションを備えています。管理ポートを使用することをお薦めします。管理ポートには次の3つの機能があります。
通信ではSSLが使用されるため、管理トラフィック(管理者パスワードなどが含まれる)の安全性が高くなります。
これにより、STANDBY
状態のサーバー・インスタンスを起動できます。
ドメイン内でアプリケーションのトラフィックから管理トラフィックを分離できるようになります。
ドメインの管理ポートを有効にするには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「一般設定」を選択します。
「管理ポートの有効化」チェック・ボックスを選択して、このドメインのSSL管理ポートを有効にします。
「管理ポート」フィールドに、ドメイン内のサーバー・インスタンスが管理ポートとして使用するSSLポート番号を入力します。個々のサーバー・インスタンスの管理ポート割当ては、「一般設定」ページの「拡張」オプション部分をオーバーライドできます。
「保存」をクリックします。
終了後:
ドメイン内のすべての管理対象サーバー・インスタンスを起動します。管理サーバーを再起動する必要はありません。
保持されるアーカイブ・ファイルの数を構成するには:
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「一般設定」を選択します。
「拡張」を展開し、「構成アーカイブの有効化」チェック・ボックスを選択します。
「アーカイブ構成数」フィールドに、保持するアーカイブ・ファイルの数を入力します。
「保存」をクリックします。
ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスは、開発モードまたは本番モードのいずれかで実行されます。一般的に、本番モードの場合には、より多くのセキュリティ機能を構成する必要があります。
ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスが本番モードで実行されるように構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「一般設定」を選択します。
「本番モード」チェック・ボックスを選択します。
「保存」をクリックします。
現在実行中のサーバー・インスタンスを停止します。
ドメインのstartWebLogic
スクリプトを起動します。管理サーバーが新しいモードで起動されます。
ドメインに管理対象サーバーがある場合は、管理対象サーバーを起動します。
ドメインのJava Transaction API (JTA)を構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「Java Transaction API (JTA)」を選択します。
「JTA」ページでは、ドメインの次のようなJTA構成設定を定義できます。
タイムアウト
破棄タイムアウト
beforeCompletionの反復上限
最大トランザクション数
一意名の最大数
チェックポイント間隔
ヒューリスティックの無視
リソース登録解除の猶予期間
XA呼出しの並列実行
2フェーズ・コミットの有効化
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
必要に応じて、「拡張」を展開してこのドメインの詳細設定を定義します。
「保存」をクリックします。
persistence.xml
ファイルの各永続性エントリで使用するJava永続性API (JPA)永続性プロバイダを指定できます。ただし、永続性プロバイダが指定されていない場合、ドメイン全体のデフォルト・プロバイダが使用されます。
デフォルト・プロバイダを変更しても、すでにデプロイされているアプリケーションには影響しません。サーバー・インスタンスを再起動したとき、またはアプリケーションを手動で再デプロイしたときに、設定は有効になります。
ドメイン内でデフォルトJPAプロバイダを指定するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「Java Persistence API (JPA)」を選択します。
「JPA」ページでは、「デフォルトJPAプロバイダ」メニューからJPAプロバイダを選択することで、ドメインのJPA構成を定義できます。
詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
ドメインでEJBを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「EJB」を選択します。
「EJB」ページでは、ドメイン全体の次のようなEJB構成設定を定義できます。
Javaコンパイラ
Javaコンパイラへの付加オプション(前)
Javaコンパイラへの付加オプション(後)
rmic追加オプション
生成されるEJBCソース・ファイルを保持
生成の強制
一時ディレクトリ
ejbc追加オプション
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。
ドメインでWebアプリケーションを構成するには、次の手順を実行します。
「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「管理」を選択し、「Webアプリケーション」を選択します。
「Webアプリケーション」ページでは、ドメイン全体のWebアプリケーションの次のような構成設定を定義できます。
再ログインの有効化
すべてのロールを許可
ディスパッチされたリクエストのフィルタ
オーバーロード保護の有効化
X-Powered-Byヘッダー
MIMEマッピング・ファイル
オプティミスティックなシリアライゼーション
nameのリクエスト時間値のエラー
クライアント証明書プロキシの有効化
HTTPトレース・サポートの有効化
WebLogicプラグインの有効化
認証Cookieの有効化
認証時にセッションIDを変更
WAPの有効化
POSTタイムアウト
最大POSTタイムアウト
最大POSTサイズ
ワーク・コンテキストの伝播を有効化
P3Pヘッダーの値
JSPコンパイラの下位互換性
アーカイブ化された実際のパスを有効化
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「保存」をクリックします。