次のトピックでは、Oracle Fusion Middleware 12c (12.1.2)でのWebLogic Java API for XML Web Services (JAX-WS) Webサービスの新機能と変更された機能を説明し、追加情報の参照先を示しています。
12c (12.1.2)では、Oracle Fusion Middlewareリリース11gて提供されていた次のガイドの内容が、1つのドキュメントにまとめられています。
Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービス・スタート・ガイド
Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの高度な機能のプログラミング
このドキュメントにおける、Oracle Fusion Middleware 12c (12.1.2)の新機能と変更された機能は次のとおりです。
Fast Infoset。圧縮されたバイナリ・エンコーディング・フォーマットで、テキストベースのXMLフォーマットより効率的にシリアライズできます。Fast Infosetでは、ドキュメント・サイズと処理パフォーマンスの両方が最適化されます。第16章「Fast Infosetを使用したXML転送の最適化」を参照してください。
接続プロトコル・オプションとしてのSOAP over Java Messaging Service (JMS)トランスポート。これによりWebサービスおよびクライアントは、HTTP接続ではなくJMS宛先を使用して通信できるようになります。第17章「SOAP Over JMSトランスポートの使用」を参照してください。
新しいスタンドアロンWebサービス・クライアントJARファイル。基本的なJAX-WSクライアント側機能およびOracle Web Services Manager (OWSM)セキュリティ・ポリシー・サポートがサポートされます。「スタンドアロンのJava SEクライアントからのWebサービスの呼出し」を参照してください。
Webサービスの高度な機能をテストするため、拡張されたWebサービス・テスト・クライアント。「Webサービスのテスト」を参照してください。
注意: WebLogic Server 12.1.2 JAX-WS WS-ReliableMessaging実装は、一般的に本番環境用にはお薦めしません。これはデフォルトで無効となっています。評価目的でWebLogic Server 12.1.2でJAX-WS WS-ReliableMessagingを使用するお客様、または本番環境でJAX-WS WS-ReliableMessaging機能を使用する必要があるお客様は、Oracleカスタマ・サポートにご連絡ください。第14章「Webサービスの信頼性のあるメッセージングの使用」を参照してください。 |