この章では、イベント処理言語(EPL)を処理するためのJava APIについて説明します。EPLは非推奨になったことに注意してください。新たな開発ではOracle Continuous Query Language (Oracle CQL)を使用する必要があります。
この章には次の項が含まれます:
EPLへのJavaプログラミング・インタフェースのルートはcom.bea.wlevs.ede.api.Processor
インタフェースです。このインタフェースには、EPL文をロード、コンパイル、開始、終了、および取得するメソッドが用意されています。
EPL文は、以下のメソッドを通じて個別にロードおよびコンパイルされます。
Statement createStatement(String query) throws StatementException;
問合せのコンパイルが失敗するとStatementException
がスローされます。また、以下のメソッドを使用すると、複数の文がURLからロードされます。
List<Statement> loadStatements (URL location) throws MultiStatementException;
問合せのコンパイルが失敗するとMultiStatementException
がスローされます。ルール・ファイルの構造は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing for Eclipse開発者ガイド』のEPLプロセッサの構成に関する項で説明しています。createStatement
を通じてコンパイルされた個々の問合せは永続化されず、URLの場所に置かれたルール・ファイルが影響を受けることはありません。
com.bea.wlevs.ede.api.Statement
インタフェースでは、次のメソッドを使用してEPL文にイベント・シンクをアタッチできます。
void addEventSink (EventSink listener);
文の実行結果としてイベントが出力ウィンドウに追加された場合、エンジンによってccom.bea.wlevs.ede.api.EventSink
インタフェースに対し、次のメソッドが呼び出されます。
void onEvent (List newEvents);
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing Java APIリファレンスを参照してください。