Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-04 |
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Oracle Reports 11g リリース1 (11.1.1)では新しいフォント・メカニズムを使用して、UNIXでTTF/TTCフォントを使用してUnicodeレポートが実行されます。これによって、通常は両方のプラットフォームで同じ外観のレポート出力が生成されます。
WindowsでUnicodeのサンプル・レポートを実行するには:
Oracle Enterprise Managerで、「レポート」→「管理」→「Forms/Reportsの共通構成」を選択して、「Forms Reports共通コンポーネント構成」ページを表示します。
[PDF:Subsetting]セクションに次のエントリを追加します。
"Arial Unicode MS"="ARIALUNI.TTF"
[Global]セクションにArialのエイリアシングが定義されていないことを確認します。定義されている場合はコメント・アウトします。
#Arial=Helvetica
フォントのARIALUNI.TTF
をREPORTS_PATH
に追加します。
WindowsレジストリでNLS_LANG
をAMERICAN_AMERICA.UTF8
に設定します。
Reports Builderでサンプル・レポートを開きます。
「ファイル」→「ファイルへ出力」→「PDF」を選択します。
レポート出力を保存します。
UNIXで同じUnicodeのレポートを実行するには:
レポートで使用されているUnicodeフォントがUNIXサーバー・マシンの$ORACLE_INSTANCE/reports/fonts
およびREPORTS_PATH
(ARIALUNI.TTF
など)で使用できることを確認します。それが使用できない場合、Windowsマシンから($ORACLE_INSTANCE/reports/fonts
)へコピーします。
reports.sh
でNLS_LANG
をAMERICAN_AMERICA.UTF8
に設定します。
次のコマンドラインを使用してレポートを実行します。
http://host:port/report=report_name.rdf&destype=cache&desformat=pdf&userid=user/password@db
例:
http://host:port/report=Unicode.rdf&destype=cache&desformat=pdf&P_LANG_ID=JA&userid=oe/oe@mydb
UNIXにおける出力とWindowにおける出力とを比較して、両方が同じであることを確認します。