23.1 グローバリゼーション・サポート・アーキテクチャ
グローバリゼーション・サポート・アーキテクチャは、次の2つの部分で構成されます。
23.1.1 言語に依存しない機能
言語に依存しない機能では、実行時にオペレータが使用する言語および地域に応じて、適切にデータが処理されます。データは、各国の日付および時刻の表記規則に従って、自動的に書式設定されます。
23.1.2 言語依存データ
言語依存データを使用すると、データを分離できます。これによって、作成したアプリケーションで、そのアプリケーション固有の文字列の翻訳を処理できるようになります。
言語依存データはコードから分離されているため、グローバリゼーション・サポート機能の動作は実行時に提供されるデータによって制御されます。新規言語を追加するとき、および言語別のアプリケーションの特性を変更するときに、コードを変更する必要はありません。このアーキテクチャでは、セッションごとに言語依存機能を指定することもできます。