Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-04 |
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次の表は、Oracle Application Server 10gインスタンスからOracle Fusion Middleware 11g リリース1 (11.1.1)インスタンスへのOracle Reportsのアップグレード・プロセスの手順をまとめたものです。
表4-1 アップグレード・プロセスの概要
手順 | 説明 |
---|---|
『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』におけるアップグレードの概念の確認に関する項 |
『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』では、互換性に関する情報、使用するミドルウェア・コンポーネントをサポートするデータベースのアップグレード方法など、Oracle Application Server環境全体をOracle Fusion Middlewareにアップグレードする方法を示す高度な概要が記載されています。 |
アップグレードの開始ポイントについて |
アップグレードの計画前に、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererのアップグレードでサポートされる開始ポイントを十分に理解しておく必要があります。 |
Oracle Reportsトポロジの決定 |
Oracle WebLogic Serverの導入により、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererのトポロジに若干の変更がありました。アップグレードの開始前に、Oracle Fusion Middleware 11gの基本的なトポロジを十分に理解しておく必要があります。 |
新しい11g中間層のインストール |
Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererのインストーラを使用して新しいOracle Fusion Middlewareの中間層をインストールします。 |
各中間層でのアップグレード・アシスタントの実行 |
Oracle Fusion Middlewareアップグレード・アシスタントでは、既存のOracle Application Serverの中間層から新たにインストールされたOracle Fusion Middlewareの中間層に構成データがコピーされます。 |
各中間層に対するアップグレード後に必要な手動手順の実行 |
アップグレード・アシスタントでは、アップグレード・タスクの多くが自動化されていますが、場合によってはアップグレード・アシスタントの実行後に構成設定を手動で変更する必要があります。 |
アップグレード・アシスタントによるアップグレード後の環境の検証 |
アップグレード・アシスタントには、アップグレード後の環境を検証して特定のコンポーネントおよびURLが機能することを確認する機能があります。 |
アップグレード・アシスタントによるOracle Reportsのアップグレードでは、次の手順を実行する必要があります。
中間層インスタンスのアップグレード、メタデータ・リポジトリのアップグレード、インスタンスの検証などの操作を指定します。デフォルトでは「中間層インスタンスのアップグレード」オプションが選択されています。
ソース・ホームを指定します。
接続先インスタンスを指定します。
WebLogic Serverの詳細を指定します。
アップグレードのオプションを指定します。デフォルトでは「アップグレード前にソース・コンポーネントを停止」オプションが選択されています。
コンポーネントを調べます。アップグレード・アシスタント・ツールには、すでに調査済みでアップグレードの準備ができているコンポーネントのリストが表示されます。
アップグレードを続行する前に設定と選択内容を確認します。アップグレード・アシスタント・ツールの「アップグレード・サマリー」画面に、実行される中間層アップグレードの概要が表示されます。
「アップグレード・サマリー」画面の「アップグレード」ボタンをクリックすると、アップグレード・プロセスが完了します。
注意: アップグレード・アシスタントによるOracle Reportsのアップグレードの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererに関するアップグレード・ガイドでアップグレード・アシスタントを使用した必要なスキーマおよび中間層のアップグレードのタスクに関する項を参照してください。 |