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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61376-03
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24.2 2つの問合せをリンクしたデータ・モデルの作成

この項の手順では、マスター/ディテール・リレーションシップに2つの問合せがある単純なデータ・モデルを作成する方法について説明します。

データ・モデルを作成するには:

  1. イメージのディレクトリ・パスを含むようにREPORTS_PATHを更新したら、Reports Builderを起動します。

  2. 「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択します。

  3. 新規レポートを手動で作成」を選択し、「OK」をクリックします。

  4. 表示されたデータ・モデル・ビューで、ツール・パレットの「SQL問合せ」ツールをクリックし、データ・モデル・ビューの空き領域をクリックして、「SQL問合せ文」ダイアログ・ボックスを表示します。

  5. SQL問合せ文」フィールドに、次のSELECT文を入力します。

    SELECT ALL DEPT.DEPTNO, DEPT.DNAME, PICTURES.PICTURE
    FROM DEPT, PICTURES
    WHERE (DEPT.DEPTNO = PICTURES.DEPTNO)
    ORDER BY DEPT.DEPTNO
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。

    • 提供されているテキスト・ファイルdynamicgraphics_code.txtからコードをコピーして「SQL問合せ文」フィールドに貼り付けます。

    • クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • SQL問合せ文」フィールドにコードを入力します。

    Pictures表がサンプル・スキーマにインストールされていない場合、この問合せを作成できません。


  6. 「OK」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第24.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。


  7. 問合せがデータ・モデル・ビューに表示されたら、問合せ名(Q_1)を右クリックして、ポップアップ・メニューから「プロパティ・インスペクタ」を選択してプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。

    • 一般情報」で、「名前」プロパティを「Q_PICTURES」に設定します。

  8. データ・モデル・ビューで、Q_PICTURES問合せの「picture」列をダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。

    • 」で「ファイルからの読取り」プロパティを「はい」に設定し、「ファイル形式」プロパティを「イメージ」に設定します。

  9. データ・モデル・ビューで、前述の手順に従って、Q_EMPLOYEESという名前のもう1つの問合せを次のコードで作成します。

    SELECT ALL EMP.DEPTNO, EMP.ENAME, EMP.JOB, EMP.HIREDATE
    FROM EMP
    ORDER BY DEPTNO, ENAME
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。

    • 提供されているテキスト・ファイルdynamicgraphics_code.txtからコードをコピーして「SQL問合せ文」フィールドに貼り付けます。

    • クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • SQL問合せ文」フィールドにコードを入力します。


  10. データ・モデル・ビューで、ツール・パレットの「データ・リンク」ツールをクリックします。

  11. Q_PICTURESDEPTNOQ_EMPLOYEESDEPTNO1の間でリンクをドラッグします。作成したデータ・モデルは次のようになります。

    図24-2 動的グラフィック・レポートのデータ・モデル・ビュー

    図24-2の説明が続きます
    「図24-2 動的グラフィック・レポートのデータ・モデル・ビュー」の説明

  12. レポートをdynamicgraphics_your_initials.rdfという名前で保存します。