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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61376-03
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33.4 サマリー列と式列の作成

小計額、合計額および支払期日用のサマリー列と式列を作成して、請求書に必要な情報を表示します。

請求書のサマリー列と式列を作成するには:

  1. ツール・パレットの「サマリー列」ツールをクリックし、データ・モデル・ビューの空き領域をクリックしてサマリー列を作成します。

  2. 新しいサマリー列オブジェクトをダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。

    • 一般情報」で、「名前」プロパティを「CS_SUB_TOTAL」に設定します。

    • サマリー」で、「ソース」プロパティを「O_QUANTITY_O_UNIT_PRICE」、「リセット位置」プロパティを「Page」に設定します。

    このサマリーは、請求書の各ページの小計額に使用します。

  3. 「G_ORDER」グループをクリックし、下の境界線のハンドルを下にドラッグして、グループの下部に空白の領域を作成します。

  4. ツール・パレットの「サマリー列」ツールを再度クリックして、「G_ORDER」グループ内の空白の領域をクリックし、2つ目のサマリー列を作成します。

  5. 新しいサマリー列オブジェクトをダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。

    • 一般情報」で、「名前」プロパティを「CS_TOTAL」に設定します。

    • サマリー」で、「ソース」プロパティを「O_QUANTITY_O_UNIT_PRICE」、「リセット位置」プロパティを「G_ORDER」に設定します。

    このサマリーは、各請求書の合計額に使用します。

  6. ツール・パレットの「式列」ツールをクリックし、データ・モデル・ビューの空き領域をクリックして式列を作成します。

  7. 新しい式列オブジェクトをダブルクリックしてプロパティ・インスペクタを表示し、次のプロパティを設定します。

    • 一般情報」で、「名前」プロパティを「CF_DUE_DATE」に設定します。

    • 」で、「データ型」プロパティを「Date」に設定します。

    • プレースホルダ/式」で、「PL/SQL式」プロパティ・フィールドをクリックしてPL/SQLエディタを表示します。

  8. PL/SQLエディタで、テンプレートを使用して次のPL/SQLコードを入力します。

    function CF_DUE_DATEFormula return Date is 
    today date; 
    begin 
     select sysdate into today from dual; 
      return today + 30; 
    end; 
    

    この式は、支払期日(本日から30日後)の計算に使用します。

  9. コンパイル」をクリックします。

  10. 閉じる」をクリックします。

    その結果、データ・モデルは次のようになります。

    図33-3 データ・リンク、サマリー列および式列が表示されたデータ・モデル・ビュー

    図33-3の説明が続きます
    「図33-3 データ・リンク、サマリー列および式列が表示されたデータ・モデル・ビュー」の説明

  11. レポートをinvoice_your_initials.rdfという名前で保存します。