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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61376-03
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29.3 JSPレポートのWebソースの変更

ペーパー・レポートのレイアウトが作成されたので、同じレポートを使用して、ペーパー・レポートと同じように表示されるJSPベースのWebレポートを生成する方法を学習します。

JSPベースのWebレポートを変更するには:

  1. レポート・エディタで、ツールバーの「Webソース」ボタンをクリックして、Webソース・ビューを表示します。

    Webソース・ビューで、Oracle Reports Builderによって作成されたダミーのJSPコードを変更します。

  2. Webソース・ビューで、次のテキストを検索します。

    <rw:dataArea id="yourDataArea">
       <!-- Report Wizard inserts the default jsp here -->
    </rw:dataArea>
    

    ヒント:

    「編集」→「検索と置換」を選択し、「検索文字列」テキスト・ボックスにdataAreaと入力します。


  3. <rw:dataArea>の開始タグと終了タグの間にカーソルを置き、「挿入」→「枠」を選択します。これによって、Webソース・ビューに次のコードが挿入されます。

    <rw:include id="include" src="..."> </rw:include>
    

    注意:

    rw:includeタグを使用すると、ペーパー・レイアウトの外枠を、JSPコードとしてWebソース・ビューに挿入できます。rw:dataAreaタグにrw:includeタグを追加することで、既存のペーパー・レイアウトをWebレイアウトに挿入して再利用できます。


  4. オブジェクト・ナビゲータで、ペーパー・レイアウトのトップ・レベルのレイアウト・オブジェクト枠を調べます。その名前をrw:includeタグのsrc属性に指定します。行は次のようになります。

    <rw:dataArea id="yourDataArea">
       <!-- Report Wizard inserts the default jsp here -->
    <rw:include id="mypaperreport_id" src="M_G_EMPLOYEE_ID_GRPFR">
    </rw:include>
    </rw:dataArea>
    
  5. ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリックして、ブラウザに新しいJSPベースのWebレポートを表示します。レポートは次のように表示されます。

    図29-3 Webデザインでの出力

    図29-3の説明が続きます
    「図29-3 Webデザインでの出力」の説明

    レポートに指定した従業員データがWeb形式で表示されます。ここでは、名前、電子メール、雇用日、給与、所属部門、勤務場所などの従業員データの詳細を参照できます。

  6. レポートをmyexcelreport_your_initials.jspという名前で保存します。