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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61376-03
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38.1 この例の前提条件

この章の例を作成するには、サンプル・ファイルが必要です(前述の「使用例」を参照)。また、Oracle Database付属のOrder Entryサンプル・スキーマに対するアクセス権が必要です。このサンプル・スキーマに対するアクセス権の有無が不明のときは、データベース管理者に問い合せてください。またシステムにAcrobat Readerをインストールする必要があります。


注意:

Oracle Reportsには、UNIX上でのUTF-8キャラクタ・セットとマルチバイト・フォントの使用に関していくつかの制限があるため、このレポートはWindowsでのみ作成することをお薦めします。UNIX上でマルチバイト・レポートをデプロイするには、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』の「クロス・プラットフォームにおける移植の問題の解決」を参照してください。


レポートを実行する前に、次の設定手順を実行します。

  1. WindowsレジストリのORACLEキーのKEY_OHで、NLS_LANGAMERICAN_AMERICA.UTF8に設定します。


    ヒント:

    レジストリ・キーを変更するとシステムが不安定になることがあるため、編集する前にレジストリをバックアップしてください。


  2. uifont.aliファイルを開き、それを編集してTrueTypeフォント・ファイル名を指定します。[PDF:Subset]セクションで、"Arial Unicode MS" = "ARIALUNI.TTF"と入力します。その行を挿入した後は、uifont.aliファイルは次のようになります。

    図38-3 編集してTrueTypeフォント・ファイル名を挿入したuifont.aliファイル

    図38-3の説明が続きます
    「図38-3 編集してTrueTypeフォント・ファイル名を挿入したuifont.aliファイル」の説明


    注意:

    WindowsおよびUNIX上では、uifont.aliファイルはORACLE_INSTANCE\config\
    FRCommonComponent\frcommon\guicommon\tk\admin
    にあります。uifont.aliファイルは、Oracle Reportsによって使用されるフォント・エイリアスを定義し、クロス・プラットフォーム開発に大変便利です。このファイルによって、特定のフォントを使用できない場合にかわりに使用するフォントを定義できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』の「Oracle ReportsでのPDFの使用」でフォント関連の機能に関する項を参照してください。


  3. WindowsレジストリのOracleキーおよびIDS_HOMEで、ARIALUNI.TTF TrueTypeフォント・ファイルの場所をREPORTS_PATHの値に追加します。たとえば、C:\WINNT\Fontsを追加します。


    注意:

    TrueTypeフォント・ファイルARIALUNI.TTFC:\WINNT\Fontsにインストールされていない場合は、インストールします。