「グラフの編集」ダイアログ: 「Y軸」タブ

このダイアログを使用して、グラフのY軸(つまり垂直軸)を設定できます。たとえば、Y軸のタイトルを指定できます。

このダイアログは次の方法でも表示されます。
「グラフの編集」ダイアログ: 「Y軸」ページ
「グラフの編集」ダイアログ: 「Y1軸」ページ(二重Yタイプ・グラフ)
「グラフの編集」ダイアログ: 「Y2軸」ページ(二重Yタイプ・グラフ)

詳細は、次の項目を参照してください。

「Discovererでのグラフの使用」

「Discovererグラフのコンポーネント」

注意: 選択したグラフ・タイプによって、表示されるフィールドが決定します。したがって、このヘルプ・ページにフィールドの説明がない場合があります。

Y1軸タイトルの表示

このチェック・ボックスを使用して、次のボックスで定義されたY軸グラフ・タイトルを表示または非表示にできます。デフォルトでは、タイトルはY軸の右側に表示されます。

<「タイトル」フィールド>

このフィールドを使用して、軸のタイトル・テキストを入力できます。

挿入

このボタンを使用すると、動的な値から生成されたレポート情報(ワークブック名、現在の日付、現在の時刻など)をY軸タイトルに追加できます。動的な値は、グラフを表示、印刷またはエクスポートする際に自動的に更新されます。

Y1軸タイトル・フォント

このボタンを使用すると「グラフの編集」ダイアログ: 「タイトル・フォント」タブが表示され、ここでY軸ラベルのフォント・スタイルを変更できます。

グラフのY1軸上のライン・オプションを選択してください。

線の太さ

このドロップダウン・リストを使用して、Y軸の線の太さを変更できます。
線の色

このカラー・ペインを使用して、Y軸の線の色を変更できます。

この軸で使用するスケールを設定します。

次のフィールドを使用して、Y軸のスケールを変更できます。

最小

このフィールドを使用して、軸のデフォルトの下限を変更できます。最適な範囲を自動的に設定するには、「自動設定」チェック・ボックスを選択します。
最大

このフィールドを使用して、軸のデフォルトの上限を変更できます。最適な範囲を自動的に設定するには、「自動設定」チェック・ボックスを選択します。
増分

このフィールドを使用して、軸範囲のデフォルトの増分またはグラフの粒度を変更できます。最適な範囲を自動的に設定するには、「自動設定」チェック・ボックスを選択します。
ベースライン値

このフィールドを使用して、Y軸の開始値を指定できます。たとえば、月間売上目標が10,000個である場合、各月の総売上と目標の10,000個の比較を強調できます。つまり、縦棒グラフでは次のことを行うことができます。
- ベースラインより上の、10,000より大きい月間売上総計を表示します。
- ベースラインより下の、10,000より小さい月間売上総計を表示します。
このグラフ・レイアウトを実現するには、ベースライン値を10,000に設定します。

注意: 次のタイプのグラフでは、「ベースライン値」フィールドはグレー表示されます。
- バブル・グラフ
- 散布図
- 株価グラフ
- ポーラー・グラフ
- 積上げグラフ(二重Y積上げサブタイプの棒グラフなど)
- パーセント・グラフ(パーセント・サブタイプの棒グラフなど)
注意: Microsoft Excelのグラフをよく理解している場合、ベースライン値の変更はMicrosoft Excelグラフの「項目」値の設定と同様に行うことができます。

対数スケール

このチェック・ボックスを使用して、X軸のデフォルトの線形スケールを対数スケールに変更できます。このチェック・ボックスを選択すると、隣接する「基数」ドロップダウン・リストが有効になり、対数のデフォルトの基数値を変更できます。

広範囲に及ぶ数値データがあり、小さい値の可視性を保持する場合、対数スケールを使用できます。たとえば、10から100,000の範囲の値を持つデータがあり、デフォルトの線形スケールを使用する場合、小さい値はグラフに登録されません。基数10の対数スケールに変更すると、小さい値がグラフに登録されます。

注意: 「基数」ドロップダウン・リストのeの値は、2.71です(自然対数とも呼ばれます)。

参照線

このボタンを使用すると、「参照線」ダイアログが表示され、グラフの特定のデータ値を強調する線を3本までグラフに定義できます。たとえば、目標の売上値を示す参照線を追加して、目標を達成した地域を強調できます。グラフの参照線の例は、「Discovererグラフのコンポーネント」を参照してください。

Y1軸ラベル・フォント

注意:

作成するグラフのタイプによって、使用可能なフィールドは次のように変化します。
- 「最小」、「最大」、「増分」および「対数スケール」の各フィールドは、パーセント・グラフ・タイプ(パーセント・サブタイプの棒グラフなど)でグレー表示されます。
- 「最小」、「最大」および「対数スケール」の各フィールドは、パレート・グラフでグレー表示されます。