A Oracle WebCenter PortalでのDiscovererワークシートの公開

Oracle WebCenter Portalは、ソーシャル・ネットワーク、コミュニケーション、コラボレーションおよび個人生産性の向上のためのテクノロジを提供します。Oracle WebCenter Portalでは、統合されたサービスとアプリケーションにより、他人との情報交換、ユーザーの個人的タスクや仕事上のタスクの管理、重要なアプリケーションとの相互対話、およびプロジェクトや関心分野への集中を可能にするために、必要な環境が用意されています。

Oracle WebCenter Portalでは、Discovererポートレット・コンテンツを公開できるため、正確な決断に必要な情報がすぐに引き出せます。

この付録では、Oracle BI DiscovererポートレットとOracle WebCenter Portal: Spacesの統合について説明します。

Oracle WebCenter Portal: SpacesへのDiscovererポートレットの追加

Discovererポートレットは標準PDK-JavaポートレットまたはJSR 168準拠のポートレットであり、Oracle WebCenter Portalでサポートされています。

Oracle WebCenter PortalにDiscovererポートレットを公開するには、まず、Oracle WebCenter PortalにDiscoverer Portlet Providerを登録する必要があり、その後に必要なDiscovererポートレットを追加します。

Discoverer PDK-Java Portlet Providerの登録の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドのOracle PDK-Java Producerの登録に関する項を参照してください。

注意: Discoverer PDK-Java Portlet Providerの登録URLは、http://host:port/discoverer/portletproviderです。

Discoverer WSRP Portlet Providerの登録の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドのWSRP Producerの登録に関する項を参照してください。

注意: Discoverer WSRP Portlet Providerの登録URLは、http://host:port/discoverer/portlets/wsrp2?WSDLです。

Discoverer Portlet Providerを登録すると、DiscovererポートレットをOracle WebCenter Portal: Spaces内のページに追加できるようになります。DiscovererポートレットのOracle WebCenter Portalへの追加の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのページへのポートレットの追加の章を参照してください。

注意: Oracle WebCenter PortalでDiscovererポートレットを使用する場合、両方のコンポーネントが同じOracle Internet Directoryに関連付けられている必要があります。

Oracle WebCenter PortalでのDiscovererポートレットのカスタマイズ

Discovererポートレットを編集し、ポートレットのDiscoverer接続を定義するには、ポートレットに表示される「処理」メニューの「カスタマイズ」オプションを使用します。