インストレーション・ノート
11g リリース1 (11.1.1.7.1)
E52963-01(原本部品番号:E48576-03)
2014年2月
このドキュメントでは、Oracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナのインストール方法について説明します。内容は、次のとおりです。
Oracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナをインストールするには、既存のOracle Business Intelligence Enterprise Edition環境に必要なパッチをダウンロードして適用します。インストール後のタスクを完了して、お使いの環境でBI Mobileアプリケーション・デザイナのコンポーネントを有効にします。
パッチをインストールまたは削除する前に、次の要件を満たしていることを確認します。パッチをMy Oracle Support(https://support.oracle.com
)からダウンロードします。
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionバージョン11.1.1.7.131017またはそれ以降。
まだOracle Business Intelligence Enterprise Editionバージョン11.1.1.7.131017以降に更新していない場合は、利用可能な最新のパッチを適用してください。現在、これはパッチ17886497 (Oracle Business Intelligence Enterprise Edition Suite Bundle Patch 11.1.1.7.1401114)です。
11.1.1.6.xからアップグレードするお客様、または最新のパッチ・レベルへのインプレース・アップグレードをすでに実行しているお客様は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』のJBIPS機能の有効化に関する項の説明に従って、JBIPS機能を有効化してください。
My Oracle SupportからOracle BI Mobileアプリケーション・デザイナ・パッチ17220944をダウンロードします。
次のタスクを実行して、Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナをインストールします。
次の順序ですべてのコンポーネントを停止します。
BI Systemのコンポーネント。
UNIXの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome/instances/<instance>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./opmnctl stopall
Windowsの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome\instances\<instance>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
opmnctl stopall
WebLogic管理対象サーバー:
UNIXの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./stopManagedWebLogic.sh bi_server1
Windowsの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome\user_projects\domains\<domain_name>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
stopManagedWebLogic.cmd bi_server1
WebLogic管理サーバー
UNIXの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./stopWebLogic.sh
Windowsの場合:
次の場所に移動します。
prod_mwhome\user_projects\domains\<domain_name>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
stopWebLogic.cmd -stop
注意: 標準的なOracle Fusion Middleware (FMW)のお客様は、このパッチを次のパスに適用する必要があります。
|
OPatchを適用する手順は次のとおりです。
パッチzipファイルをOracle BIホーム・ディレクトリに解凍します。
たとえば、次のようになります。
Unixの場合、パッチ17220944を次のパスに抽出します。
prod_mwhome/Oracle_BI1/17220944
Windowsの場合、パッチ17220944を次のパスに抽出します。
c:\prod_mwhome\Oracle_BI1\17220944
現行ディレクトリを、パッチがあるディレクトリに設定します。
次に例を示します。
UNIXの場合: Oracle BIホーム・ディレクトリがprod_mwhome/Oracle_BI1
の場合、次のように入力します。
$ cd prod_mwhome/Oracle_BI1
Windowsの場合: Oracle BIホーム・ディレクトリがC:\prod_mwhome\Oracle_BI1
の場合、次のように入力します。
cd c:\prod_mwhome\Oracle_BI1
コマンド・プロンプトで、ORACLE_HOME、PATHおよびJAVA_HOME環境変数を、オペレーティング・システムに応じて適切に設定します。
次に例を示します。
Unixの場合: Cシェルから派生したコマンド・シェルを使用している場合、次のように入力して環境変数を設定します。
setenv ORACLE_HOME $PWD setenv PATH $ORACLE_HOME/bin:$PATH setenv JAVA_HOME $ORACLE_HOME/jdk setenv PATH $JAVA_HOME/bin:$PATH setenv PATH $ORACLE_HOME/OPatch:$PATH
Windowsの場合: Oracle BIホーム・ディレクトリがC:\prod_mwhome\Oracle_BI1の場合、次のように入力して環境変数を設定します。
set ORACLE_HOME=C:\prod_mwhome\Oracle_BI1 set PATH=%ORACLE_HOME%\bin;%PATH% set JAVA_HOME=%ORACLE_HOME%\jdk set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH% set PATH=%ORACLE_HOME%\OPatch;%PATH%
コマンド・プロンプトで、ディレクトリを、抽出されたパッチのディレクトリに変更します。
次に例を示します。
Unixの場合: パッチ17220944を次のパスに抽出した場合
prod_mwhome/Oracle_BI1/17220944
この場合、次のように入力します。
$ cd prod_mwhome/Oracle_BI1/17220944
Windowsの場合: パッチ17220944を次のパスに抽出した場合
C:\prod_mwhome\Oracle_BI1\17220944
この場合、次のように入力します。
cd C:\prod_mwhome\Oracle_BI1\17220944
パッチを適用します。
次のコマンドを使用して、パッチをORACLE_HOMEに適用します。
opatch apply
OPatchが起動すると、パッチを検証して、ORACLE_HOMEにすでにインストールされているソフトウェアとの競合がないことを確認します。
OPatchでは、競合を次の2種類に分類します。
ORACLE_HOMEにすでに適用されているパッチとの競合。
この場合、パッチのインストールを中止して、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。
ORACLE_HOMEにすでに適用されているサブセット・パッチとの競合。
この場合、新しいパッチにはORACLE_HOMEの既存のパッチの修正がすべて含まれているので、インストールを続行してください。
OPatchの適用後、次の手順を実行します。
WebLogic構成アシスタントを実行して、Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナをデプロイします。この手順は、初めてパッチをインストールするときにのみ必要です。
次のようにオペレーティング・システムに基づいて、ORACLE_HOME
(デフォルト・フォルダ名はOracle_BI1)のbinディレクトリからOracle Business Intelligence構成アシスタントを起動します。
例:
Unixの場合: prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin
に移動して、
次のコマンドを実行します
./config.sh
Windowsの場合: prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin
に移動して、
次のコマンドを実行します
config.cmd
構成アシスタント画面に対して次のように入力します。
注意: bimad Webアプリケーションは、分析Webアプリケーションのターゲットと同じターゲットにデプロイする必要があります。デフォルトのターゲットは「bi_cluster」です。 |
「ようこそ」画面で、次の操作を行います。
「既存のWebLogicドメインの拡張」を選択します。
「WebLogicドメイン・ディレクトリの選択」画面で、次の操作を行います。
拡張するドメイン(bifoundation_domainなど)を選択します。
「拡張ソースの選択」画面で、次の操作を行います。
「既存の拡張テンプレートを使用してドメインを拡張する」を選択します。
「参照」をクリックし、<mw_home>/Oracle_BI1/common/templates/applications/oracle.bimad_template_11.1.1.jar
を探して選択することにより、
「テンプレートの場所」を指定します。
「JDBCデータ・ソースの構成」画面で、次の操作を行います。
「次へ」をクリックします。
「JDBCデータ・ソースのテスト」画面で、次の操作を行います。
「次へ」をクリックします。
「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面で、次の操作を行います。
「次へ」をクリックします。
「JDBCコンポーネント・スキーマのテスト」画面で、次の操作を行います。
「次へ」をクリックします。
「オプションの構成を選択」画面で、次の操作を行います。
「次へ」をクリックします。
「構成のサマリー」画面で、次の操作を行います。
「拡張」をクリックします。
「ドメインの拡張中」画面で、進捗状況が100%の場合、次の操作を行います。
「完了」をクリックして終了します。
この手順では、Pythonスクリプトを実行し、BI Mobileアプリケーション・デザイナに必要なセキュリティ権限を使用してシステムJAZNファイル(system-jazn-data.xml)を更新します。この手順は、初めてパッチを適用するときにのみ必要です。
WebLogic管理サーバーを起動します。
UNIXの場合:
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
に移動します。
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./startWebLogic.sh
Windowsの場合:
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
に移動します。
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
startWebLogic.cmd -start
WLSTスクリプトを実行して、Oracle Fusion Middlewareとの統合を有効化します。
Unixの場合: ディレクトリを、インストール・ディレクトリに変更します。
cd prod_mwhome/Oracle_BI1/bifoundation/install
さらに、次のように入力します。
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh addMADCodeGrants.py t3://<hostname>:7001 <WebLogic administrator name>
例:
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh addMADCodeGrants.py t3://myserver1:7001 weblogic
Windowsの場合: ディレクトリを、インストール・ディレクトリに変更します。
cd c:\prod_mwhome\Oracle_BI1\bifoundation\install
さらに、次のように入力します。
prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin\wlst.cmd addMADCodeGrants.py t3://<hostname>:7001 <WebLogic administrator name>
例:
prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin\wlst.cmd addMADCodeGrants.py t3://myserver1:7001 weblogic
BIプレゼンテーション・サービスのユーザー・インタフェースで、BIプレゼンテーション・サービスのinstanceconfig.xmlファイルを更新して、BI Mobileアプリケーション・デザイナを有効化します。
構成ファイルのinstanceconfig.xmlを開いて編集します。instanceconfig.xmlは次の場所にあります。
ORACLE_INSTANCE\config\OracleBIPresentationServicesComponent\coreapplication_obipsn
例:
\instances\instance1\config\OracleBIPresentationServicesComponent\coreapplication_obips1
次の例に示すように、<EnableMAD>要素をファイルに追加します。
<ServerInstance> ..... <AdvancedReporting> <EnableMAD>true</EnableMAD> ... </AdvancedReporting> </ServerInstance>
instanceconfig.xmlファイルを保存します。
管理対象サーバーおよびBIコンポーネントを起動します。
管理対象サーバーを起動します。
Unixの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./startManagedWebLogic.sh bi_server1
Windowsの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome\user_projects\domains\<domain_name>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
startManagedWebLogic.cmd bi_server1
次のアクションを実行して、BIシステム・コンポーネントを起動します。
Unixの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome/instances/<instance>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./opmnctl startall
Windowsの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome\instances\<instance>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
opmnctl startall
アプリケーション・ライブラリは、ユーザーが公開されているアプリケーションを自分のモバイル・デバイスから表示、管理およびサブスクライブする場所です。管理者の観点からすると、アプリケーション・ライブラリは、ライブラリとして動作するように構成されたカタログ内のフォルダです。
Mobileアプリケーション・デザイナは、リモート・インスタンス上の構成済アプリケーション・ライブラリに対するアプリケーションの公開もサポートしています。リモートのアプリケーション・ライブラリの設定手順を含む、アプリケーション・ライブラリの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナ・ユーザーズ・ガイド』の管理者の参照に関する項を参照してください。
次の手順を実行して、ローカル・インスタンス上のアプリケーション・ライブラリを設定します。
カタログ内で共有フォルダの下に、アプリケーション・ライブラリのターゲット・フォルダとなるフォルダを作成します。
カタログ内でフォルダを作成する手順は次のとおりです。
Oracle Business Intelligenceにログインします。
「カタログ」ページで、「共有フォルダ」を選択します。
カタログ・ツールバーで、「新規」をクリックし、「フォルダ」を選択します。
図1に示すように、フォルダ名を入力して「OK」をクリックします。
アプリケーション・ライブラリ・フォルダに対する権限を設定します。アプリケーションをフォルダに公開するアプリケーション・デザイナは、書込み権限を持っている必要があります。ライブラリのアプリケーションを表示するアプリケーション・コンシューマは、読込み権限を持っている必要があります。
カタログ内にアプリケーション・ライブラリとして動作するフォルダを登録するには、プロパティ・エントリをxmlp-server-config.xml
構成ファイルに追加します。
構成ファイルを設定する手順は次のとおりです。
xmlp-server-config.xml
ファイルを開きます。これは、<DOMAIN_HOME>/config/bipublisher/repository/Admin/Configuration
の下にあります。
次のプロパティをxmlp-server-config.xml
に追加します。
プロパティ: APPS_LIBRARY_FOLDER_LOCAL
説明: カタログ内でアプリケーション・ライブラリとして動作するフォルダを指定します。前の手順で作成した共有フォルダの下にあるフォルダへのパスを入力します(パスに「共有ファルダ」を含めないでください)。
サンプル構成ファイルのエントリ:
<property name="APPS_LIBRARY_FOLDER_LOCAL" value="/Apps Library"/>
WebLogic Server管理コンソールからbimad
(BI Mobileアプリケーション・デザイナ)アプリケーションを起動します。
インストールを検証するには、Oracle Business Intelligence (http://<hostname>:<port_number>/analytics)にログインします。
ホーム・ページで、「モバイル・アプリケーション」が「作成」メニューのオプションであることを確認します。
「モバイル・アプリケーション」オプションが表示されない場合は、「トラブルシューティング」を参照してください。
このパッチのインストール後に問題が発生した場合は、次のようにパッチを削除します。
前提条件: パッチのアンイストール時と同じ前提条件に従うようにしてください。これには、環境変数(ORACLE_HOMEなど)の設定やアンイストール前のOUIインベントリの検証が含まれます。
Mobileアプリケーション・デザイナ・アプリケーションを削除する手順は次のとおりです。
ブラウザで、WebLogic管理コンソールに移動します。
「チェンジ・センター」で「ロックして編集」をクリックします。
「ドメイン構造」の左ペインで「デプロイメント」をクリックします。
「デプロイメント」表で、bimadアプリケーションを選択します。
表の上部にある「削除」をクリックします。
「チェンジ・センター」で、「構成の解放」をクリックします。
更新をシステムJAZNファイル(system-jazn-data.xml)にバックアウトする手順は次のとおりです。
WebLogic管理サーバーを起動します。
UNIXの場合:
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
に移動します。
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./startWebLogic.sh
Windowsの場合: prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin
に移動して、
次のコマンドを実行します
config.cmd
WLSTスクリプトを実行して、Mobileアプリケーション・デザイナ用に追加された権限をバックアウトします。
UNIXの場合:
ディレクトリを、インストール・ディレクトリに変更します。
cd prod_mwhome/Oracle_BI1/bifoundation/install
さらに、次のように入力します。
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh removeMADCodeGrants.py t3://<hostname>:7001 <WebLogic administrator name>
例:
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh removeMADCodeGrants.py t3://myserver1:7001 weblogic
Windowsの場合:
Windowsの場合: ディレクトリを、インストール・ディレクトリに変更します。
cd c:\prod_mwhome\Oracle_BI1\bifoundation\install
さらに、次のように入力します。
prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin\wlst.cmd removeMADCodeGrants.py t3://<hostname>:7001 <WebLogic administrator name>
例:
prod_mwhome\Oracle_BI1\common\bin\wlst.cmd removeMADCodeGrants.py t3://myserver1:7001 weblogic
管理対象サーバーを起動します。
Unixの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./startManagedWebLogic.sh bi_server1
Windowsの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome\user_projects\domains\<domain_name>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
startManagedWebLogic.cmd bi_server1
次のアクションを実行して、BIシステム・コンポーネントを起動します。
Unixの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome/instances/<instance>/bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./opmnctl startall
Windowsの場合、次の場所に移動します。
prod_mwhome\instances\<instance>\bin
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
opmnctl startall
OPatchコマンドを使用して、Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナ・パッチをアンイストールします。
パッチを解凍したディレクトリに変更します。
次のOPatchコマンドを実行します。
opatch rollback -id 17220944
Oracle Business Intelligenceホーム・ページからMobileアプリケーション・デザイナのオプションを利用できない
BIEEバンドル・パッチへのアップグレード後にBIホーム・ページからMobileアプリケーション・デザイナのオプションが表示されなくなる
インストールおよびデプロイメントの後にbimadアプリケーションの起動に失敗する原因として、次の2つが考えられます。
bimad Webアプリケーションは、分析Webアプリケーションのターゲットと同じターゲットにデプロイする必要があります。デフォルトのターゲットは「bi_cluster」です。
bimadアプリケーションを分析Webアプリケーションと同じターゲットにデプロイしなかった場合、次のようにデプロイメントを変更します。
ブラウザで、WebLogic管理コンソールに移動します。
「チェンジ・センター」で「ロックして編集」をクリックします。
「ドメイン構造」の左ペインで「デプロイメント」をクリックします。
「デプロイメント」表で、bimadアプリケーションを選択します。
「ターゲット」タブを選択します。
「ターゲットの変更」をクリックして、ターゲット・サーバーを更新します。
「チェンジ・センター」で、「構成の解放」をクリックします。
bimadアプリケーションが起動しない場合、次のエラーが表示されます。
[Extension-Name: oracle.bi.jbips.commons, exact-match: false], [Extension-Name: oracle.bi.jbips.soap, exact-match: false]
Oracle BI JBIPS 11.1.1.7.0をデプロイする必要があります。
『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』の開始点がリリース11.1.1.6.0である場合のパッチ適用後のタスクに関する項の下に記載されているSmartviewクライアントに対するJBIPS機能の有効化に関する項の手順に従ってください。
Oracle Business Intelligenceホーム・ページにログインして、Mobileアプリケーション・デザイナのオプションが表示されない場合は、インストール後の手順(第4.3項「タスク3: BIプレゼンテーション・サービスでのBI Mobileアプリケーション・デザイナの有効化」)に従っていることを確認してください。
Mobileアプリケーション・デザイナにアクセスしたときにログイン資格証明の入力が求められる場合は、コード権限付与がシステムJAZNファイルに正常に追加されていません。
コード権限付与を検証する手順は次のとおりです。
WebLogic管理サーバーを起動します。
UNIXの場合:
prod_mwhome/user_projects/domains/<domain_name>/bin
に移動します。
コマンド・プロンプトで次のように入力します。
./startWebLogic.sh
WLSTスクリプトを実行して、Mobileアプリケーション・デザイナのコード権限付与を検証します。
cd prod_mwhome/Oracle_BI1/bifoundation/install
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh validateMADApplication.py t3://<hostname>:7001 <WebLogic administrator name>
例:
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin/wlst.sh validateMADApplication.py t3://myserver1:7001 weblogic
検証スクリプトによって、BI Mobileアプリケーション・デザイナのデプロイメントが見つかりません。インストール・プロセスを再確認してください。が返された場合、
「タスク2: Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナのセキュリティ構成の更新」を繰り返してください。
検証スクリプトによって、「BI Mobileアプリケーション・デザイナのデプロイメントが見つかりました」が返された場合、
Oracleサポート・サービスに問い合せてください。
addMADCodeGrants.pyスクリプトが失敗した場合、次のパスの下にあるwlst.sh
を使用していることを確認してください。
prod_mwhome/Oracle_BI1/common/bin
次のパスの下にあるものは使用しないでください。
prod_mwhome/wlserver_10.3/common/bin
Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナを11.1.1.7.1環境にインストールし、次に、それ以降にリリースされたOracle BIEEバンドル・パッチ(11.1.1.7.140114など)にアップグレードする場合、第4.3項「タスク3: BIプレゼンテーション・サービスでのBI Mobileアプリケーション・デザイナの有効化」の説明に従って、instanceconfig.xmlで<EnableMAD>が「true」に設定されていることを確認してください。
適用したパッチが、以前に適用したパッチと競合する場合、OPatchの実行時に次のエラー・メッセージが表示される可能性があります。
パッチ<PreviousPatch#>
が現在インストール中のパッチ(<NewPatch#>
)と競合します。
続行する場合、パッチ<PreviousPatch#>
はロールバックされ、新しいパッチ(<NewPatch#>
)がインストールされます。
新しいパッチ(<NewPatch#>
)と競合するパッチ(<PreviousPatch#>
)のマージが必要な場合、Oracleサポート・サービスに連絡し、マージされたパッチをリクエストしてください。
このエラーは、あるパッチが以前に適用されたファイルを更新しようとすると返されます。この競合が発生した場合、(1) 以前のパッチをロールバックして新しいパッチを使用するか(このアクションは以前のパッチが重要でなかった場合に適切である可能性があります)、(2) 新しいパッチとそれに競合するパッチから構成される「マージされたパッチ」をリクエストすることができます。マージされたパッチをリクエストする場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
この警告は、適用されているパッチが、すでにデプロイメント上にあるパッチのスーパーセットであり、既存のパッチがロールバックされることを意味します。次のスニペットは、この警告のコンテキストを示しています。
The following warnings have occurred during OPatch execution: 1) OUI-67078:Interim patch [77777777] is a superset of the patch(es) [77777777] in OH C:\Oracle\Middleware\EPM_ORACLE_HOME ----------------------------------------------------------------------------------- OPatch Session completed with warnings.
このリリースに関する既知の問題と回避策の最新のリストについては、次のOracle Technology NetworkのOracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナ・リリース・ノートを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-foundation/bi-foundation/release-note-1990156.html
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
)を参照してください。
インストレーション・ノート、11g リリース1 (11.1.1.7.1)
E52963-01
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