この章では、Oracle Fusion Middlewareの起動と停止の手順(管理サーバー、管理対象サーバーおよびコンポーネントを含む)について説明します。
次の項目が含まれます。
Oracle Fusion Middlewareは、使用者の要件に応じて、様々な方法で起動および停止できる柔軟性のある製品です。多くの場合、Fusion Middleware Control、Oracle WebLogic Server管理コンソール、WLSTまたはOPMNコマンドを使用してOracle Fusion Middlewareコンポーネントを起動または停止できます。
これらのツールは完全に互換性があり、ほとんどの場合、相互に使用できます。たとえば、WLSTを使用してJ2EEコンポーネントを起動し、Fusion Middleware Controlを使用して停止できます。
注意: IBM WebSphereでサーバーを起動および停止する方法の詳細は、Oracle Fusion Middlewareサード・パーティ・アプリケーション・サーバー・ガイドのIBM WebSphereでのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。 |
Oracle WebLogic Server管理サーバーは、WLSTコマンドラインを使用して起動できます。管理対象サーバーは、スクリプト、WLSTコマンドライン、WebLogic Server管理コンソールまたはFusion Middleware Controlを使用して起動または停止できます。次の項では、WLSTコマンドライン、Fusion Middleware Control、またはその両方を使用してWebLogic Serverを起動および停止する方法について説明します。
Oracle SOA Suite、Oracle WebCenter Portal、Oracle JRFなどの他のOracle Fusion Middleware製品が管理対象サーバーにインストールされている場合は、正しいクラスパスとパラメータが設定されるように管理対象サーバーの環境を構成する必要があります。この環境情報は、startWebLogicやsetDomainEnvなどの起動スクリプトにより渡されます。これらは、次のディレクトリにあります。
DOMAIN_HOME/bin
管理対象サーバーがノード・マネージャによって起動される場合(サーバーがOracle WebLogic Server管理コンソールまたはFusion Middleware Controlによって起動される場合と同様)、サーバー環境が正しく構成されるようにこれらの起動スクリプトを使用するように管理対象サーバーを設定する必要があります。特に、ノード・マネージャは、プロパティStartScriptEnabled=true
を指定して起動する必要があります。
このプロパティを有効にしてノード・マネージャを起動する方法はいくつかあります。Oracle Fusion Middlewareでは便宜上、次のスクリプトを提供しています。このスクリプトではプロパティStartScriptEnabled=true
をnodemanager.propertiesファイルに追加しています。
(UNIX) ORACLE_COMMON_HOME/common/bin/setNMProps.sh. (Windows) ORACLE_COMMON_HOME\common\bin\setNMProps.cmd
たとえば、Linux上でsetNMPropsスクリプトを実行してノード・マネージャを起動します。
ORACLE_COMMON_HOME/common/bin/setNMProps.sh MW_HOME/wlserver_n/server/bin/startNodeManager.sh
ノード・マネージャを起動すると、nodemanager.propertiesファイルのStartScriptEnabled=true
プロパティが読み取られ、それ以降に管理対象サーバーを起動するときに起動スクリプトが使用されます。setNMPropsスクリプトは1回のみ実行する必要があります。
また、StartScriptEnableプロパティがtrueに設定されていると、ノード・マネージャによりstartWebLogicスクリプトを読み取り、続いてsetDomainEnvスクリプトを読み取ります。その結果、setDomainEnvスクリプトを編集することでチューニング変更を行う必要があります。ノード・マネージャによりサーバーが起動されると、コマンドラインや管理コンソールを使用して行われた変更は実装されません。たとえば、管理コンソールを使用してサーバー起動引数を変更すると、これらの変更はconfig.xmlに書き込まれますが、ノード・マネージャではこれらの設定は無視され、これらをsetDomainEnvで使用します。
関連項目: ノード・マネージャの構成および起動の他の方法については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』のノード・マネージャの使用に関する項を参照してください。 |
Oracle WebLogic Server管理サーバーは、WLSTコマンドラインまたはスクリプトを使用して起動および停止できます。管理サーバーを起動または停止する場合、管理サーバーで稼働しているWebLogic Server管理コンソールやFusion Middleware Controlなどのプロセスも起動または停止します。
たとえば、管理サーバーを起動するには、次のスクリプトを使用します。
DOMAIN_HOME/bin/startWebLogic.sh -Dweblogic.management.username=weblogic -Dweblogic.management.password=password -Dweblogic.system.StoreBootIdentity=true
管理サーバーを停止するには、次のスクリプトを使用します。
DOMAIN_HOME/bin/bin/stopWebLogic.sh username password [admin_url]
次の各項で説明するように、Fusion Middleware ControlまたはWLSTコマンドおよびスクリプトを使用して、管理対象サーバーを起動および停止できます。
Fusion Middleware ControlおよびOracle WebLogic Server管理コンソールでは、ノード・マネージャを使用して管理対象サーバーを起動します。Oracle WebLogic Server以外のOracle Fusion Middleware製品が含まれない管理対象サーバーを起動する場合、この項の手順を使用してサーバーを起動できます。
ただし、管理対象サーバーにOracle SOA Suite、Oracle WebCenter Portal、Oracle JRFなどの別のOracle Fusion Middleware製品が含まれている場合、第4.2.1項で説明されているように、まずノード・マネージャを構成する必要があります。
Fusion Middleware Controlを使用してWebLogic Server管理対象サーバーを起動および停止するには:
ナビゲーション・ペインで、ファームを開いてから、「WebLogicドメイン」を開き、そのドメインを開きます。
管理対象サーバーを選択します。
「WebLogic Server」メニューから、「コントロール」を選択してから、「起動」または「停止」を選択します。
また、サーバーを右クリックして、「コントロール」を選択してから、「起動」または「停止」も選択できます。
スクリプトまたはWLSTを使用して、WebLogic Server管理対象サーバーを起動および停止できます。
たとえば、WebLogic Server管理対象サーバーを起動するには、次のスクリプトを使用します。
(UNIX) DOMAIN_HOME/bin/startManagedWebLogic.sh managed_server_name admin_url (Windows) DOMAIN_HOME\bin\startManagedWebLogic.cmd managed_server_name admin_url
プロンプトが表示されたらユーザー名とパスワードを入力します。
WebLogic Server管理対象サーバーを停止するには、次のスクリプトを使用します。
(UNIX) DOMAIN_HOME/bin/stopManagedWebLogic.sh managed_server_name admin_url username password (Windows) DOMAIN_HOME\bin\stopManagedWebLogic.cmd managed_server_name admin_url username password
管理者のユーザー名とパスワードの入力を求められることなく、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動できます。
管理サーバーの場合、boot.propertiesファイルを作成します。
次のディレクトリを作成します。
MW_HOME/user_ projects/domains/domain_name/servers/AdminServer/security
テキスト・エディタを使用して、前の手順で作成したセキュリティ・ディレクトリにboot.propertiesというファイルを作成し、そのファイルに次の行を入力します。
username=adminuser password=password
各管理対象サーバーの場合は、次のとおりです。
次のディレクトリを作成します。
MW_HOME/user_ projects/domains/domain_name/servers/server_name/security
管理サーバー用に作成したboot.propertiesファイルを前の手順で作成したセキュリティ・ディレクトリにコピーします。
注意: 管理サーバーまたは管理対象サーバーの起動時には、このファイルのユーザー名とパスワードのエントリは暗号化されています。 セキュリティ上の理由から、ファイルのエントリが暗号化されていない状態の時間は最小限に抑えてください。ファイルの編集後は、速やかにサーバーを起動してエントリを暗号化します。 |
関連項目: 詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の起動時アイデンティティ・ファイルに関する項を参照してください。 |
Windowsホスト・コンピュータの起動時にWebLogic Serverインスタンスを自動的に起動する場合、サーバーをWindowsサービスとして設定できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のWindowsサービスとしてのWebLogic Serverインスタンスの起動に関する項を参照してください。
ただし、その章ではスタンドアロンOracle WebLogic Serverインストールのプロセスについて説明しています。Oracle WebLogic ServerがOracle Fusion Middleware環境の一部の場合、環境を設定してORACLE_COMMONへの参照を含める必要があります。これを行うためには、作成するスクリプトは、"サーバーをWindowsサービスとして設定するためのスクリプト例に関する項のスクリプトとは若干異なります。次に、正しいスクリプトを示します。
echo off SETLOCAL set DOMAIN_NAME=myWLSdomain set USERDOMAIN_HOME=d:\Oracle\config\domains\myWLSdomain set SERVER_NAME=myWLSserver set PRODUCTION_MODE=true set JAVA_OPTIONS=-Dweblogic.Stdout="d:\Oracle\config\domains\myWLSdomain\ stdout.txt" -Dweblogic.Stderr="d:\Oracle\config\domains\myWLSdomain\stderr.txt" set ADMIN_URL=http://adminserver:7501 set MEM_ARGS=-Xms40m -Xmx250m call %USERDOMAIN_HOME%\bin\setDomainEnv.cmd call "d:\Oracle\Middleware\wlserver_10.3\server\bin\installSvc.cmd" ENDLOCAL
コンポーネントを起動および停止するには、そのコンポーネントに応じて、コマンドライン、WebLogic Server管理コンソール、またはFusion Middleware Controlを使用します。次の各項では、Fusion Middleware Controlおよびコマンドラインを使用してコンポーネントを起動および停止する方法について説明します。
コンポーネントを起動または停止するには:
ナビゲーション・ペインで、ファームを開いてから、コンポーネントにナビゲートします。
「SoaInfra」などのコンポーネントを選択します。
動的ターゲット・メニューから、「コントロール」を選択してから、「起動」または「停止」を選択します。
注意: OPMNが起動されていないと、Fusion Middleware Controlを使用して、Oracle HTTP ServerやOracle Internet Directoryなどのシステム・コンポーネントを起動できません。OPMNを起動するには、次のコマンドを使用します。 opmnctl start |
コンポーネントがJavaコンポーネントの場合、WLSTコマンドを使用してコンポーネントを起動および停止します。コンポーネントがシステム・コンポーネントの場合、opmnctl
コマンドを使用してコンポーネントを起動および停止します。
Javaコンポーネントを起動および停止するには、WLSTのstartApplication
およびstopApplication
コマンドを使用します。
startApplication(appName, [options]) stopApplication(appName, [options])
たとえば、Oracle Directory Integration Platformを起動するには、次のコマンドを使用します。
startApplication("DIP")
システム・コンポーネントを起動および停止するには、opmnctl
コマンドライン・ツールを使用します。これは次のディレクトリにあります。
(UNIX) ORACLE_INSTANCE/bin (Windows) ORACLE_INSTANCE\bin
OPMNおよびOracle HTTP Serverなどのすべてのシステム・プロセスを起動または停止するには、次のコマンドを実行します。
opmnctl startall opmnctl stopall
コンポーネントを起動、停止または再起動する場合のopmnctlコマンドは次のとおりです。
opmnctl startproc ias-component=component_name opmnctl stopproc ias-component=component_name opmnctl restartproc ias-component=component_name
たとえば、Oracle HTTP Serverのohs1を起動するには、次のコマンドを使用します。
opmnctl startproc ias-component=ohs1
コンポーネントのサブプロセスを起動、停止または再起動するコマンドは次のとおりです。
opmnctl stopproc process-type=process opmnctl startproc process-type=process opmnctl restartproc process-type=process
ドメインでFusion Middleware Controlが構成されていると、第4.2.2項で説明されているように、Oracle WebLogic Server管理サーバーを起動または停止するときに自動的に起動または停止されます。
Oracle Management Agentは、特に特定のOracle Fusion Middlewareコンポーネントを監視するために設計されています。
Oracle Management Agentを起動するには、次のコマンドを使用します。
opmnctl startproc ias-component=EMAGENT
Oracle Management Agentを停止するには、次のコマンドを使用します。
opmnctl stopproc ias-component=EMAGENT
アプリケーションは、Fusion Middleware Control、WebLogic Server管理コンソール、またはWLSTコマンドラインを使用して起動および停止できます。次の各項では、Fusion Middleware Controlおよびコマンドラインを使用してアプリケーションを起動および停止する方法について説明します。
Fusion Middleware Controlを使用してJava EEアプリケーションを起動および停止するには:
ナビゲーション・ペインで、「アプリケーションのデプロイ」を開きます。
アプリケーションを選択します。
「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「コントロール」を選択してから、「起動」または「停止」を選択します。
Fusion Middleware Controlを使用してSOAコンポジット・アプリケーションを起動および停止するには:
ナビゲーション・ペインで、ファームを開いてから、「SOA」を開いて「SOAインフラ」を開きます。
アプリケーションを選択します。
「SOAコンポジット」ページで、「起動」または「停止」をクリックします。
WLSTコマンドラインを使用してJava EEアプリケーションを起動および停止するには、次のコマンドを使用します。
startApplication(appName, [options]) stopApplication(appName, [options])
アプリケーションは、ドメイン内で完全に構成されて使用可能である必要があります。startApplication
コマンドは、WLSTProgressオブジェクトを返します。このオブジェクトにアクセスすると、コマンドのステータスを確認できます。エラーが発生した場合、コマンドはWLSTExceptionを返します。WLSTProgressオブジェクトの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool』のWLSTProgressオブジェクトに関する項を参照してください。
この項では、Oracle Fusion Middleware環境を起動および停止する手順について説明します。環境は、Oracle WebLogic Serverドメイン、管理サーバー、複数の管理対象サーバー、Javaコンポーネント、アイデンティティ管理コンポーネントなどのシステム・コンポーネント、およびメタデータのリポジトリに使用されるデータベースで構成できます。これらのコンポーネントは相互に依存する場合があります。したがって、正しい順序で起動および停止することが重要です。
Oracle Fusion Middleware環境を完全に停止する必要がある場合は、次の手順を使用できます。環境を完全にバックアップする場合や、パッチを適用する場合などは、この手順を使用します。
Oracle Fusion Middleware環境を起動する手順は次のとおりです。
第4.2.2項の説明に従って、Oracle WebLogic Server管理サーバーを起動します。
ノード・マネージャがまだ構成されていない場合は、第4.2.1項の説明に従ってノード・マネージャを構成します。
ノード・マネージャが実行されていることを確認します。ノード・マネージャが実行されていない場合、次のコマンドを実行してこれを起動します。
(UNIX) DOMAIN_HOME/bin/startNodeManager.sh (Windows) DOMAIN_HOME\bin\startNodeManager.sh
Oracle Identity Managementシステム・コンポーネントを起動します。
ORACLE_HOME環境変数をアイデンティティ管理コンポーネントのOracleホームおよびORACLE_INSTANCE環境変数に設定します。
OPMNおよびすべてのシステム・コンポーネントを起動します。
(UNIX) ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl startall (Windows) ORACLE_INSTANCE\bin\opmnctl startall
第4.2.3.2項の説明に従って、Oracle WebLogic Server管理対象サーバーを起動します。サーバーにデプロイされているすべてのアプリケーションも起動されます。
OPMNおよびOracle HTTP Serverなどその他のシステム・コンポーネントを起動します。
ORACLE_HOMEとORACLE_INSTANCEの環境変数をシステム・コンポーネントのOracleホームとOracleインスタンスに設定します。
OPMNとそのOracleインスタンスのすべてのシステム・コンポーネントを起動します。
(UNIX) ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl startall (Windows) ORACLE_INSTANCE\bin\opmnctl startall
環境にOracle Management Agentの監視対象となるコンポーネントが含まれる場合、第4.5項の説明に従ってOracle Management Agentを起動します。
Oracle Fusion Middleware環境を停止する手順は次のとおりです。
Oracle HTTP Serverなどのシステム・コンポーネントを停止します。これらは、任意の順序で停止できます。
ORACLE_HOMEとORACLE_INSTANCEの環境変数をシステム・コンポーネントのOracleホームとOracleインスタンスに設定します。
OPMNとそのOracleインスタンスのすべてのシステム・コンポーネントを停止します。
(UNIX) ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl stopall (Windows) ORACLE_INSTANCE\bin\opmnctl stoptall
環境にOracle Management Agentの監視対象となるコンポーネントが含まれる場合、第4.5項の説明に従ってOracle Management Agentを停止します。
第4.2項の説明に従って、Oracle WebLogic Server管理対象サーバーを停止します。サーバーにデプロイされているすべてのアプリケーションも停止されます。
Oracle Identity Managementコンポーネントを停止します。
ORACLE_HOME環境変数をアイデンティティ管理コンポーネントのOracleホームに設定します。
OPMNおよびすべてのシステム・コンポーネントを停止します。
(UNIX) ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl stopall (Windows) ORACLE_INSTANCE\bin\opmnctl stoptall
第4.2.2項の説明に従って管理サーバーを停止します。
ノード・マネージャを停止するには、killコマンドを使用します。
kill -9 PID
ORACLE_HOME環境変数をデータベースのOracleホームに設定します。
ORACLE_SID環境変数をデータベースのSID(デフォルトはorcl
)に設定します。
データベース・インスタンスを停止します。
ORACLE_HOME/bin/sqlplus /nolog
SQL> connect SYS as SYSDBA
SQL> shutdown
SQL> quit
Netリスナーを停止します。
ORACLE_HOME/bin/lsnrctl stop
この項では、Oracle Fusion Middlewareの起動および停止に関する特殊なトピックについて説明します。この項の項目は次のとおりです。
次に示す高可用性環境では、起動および停止について特別な検討と手順が必要です。
Oracle Fusion Middlewareのコールド・フェイルオーバー・クラスタ
Oracle Application Serverの障害時リカバリ
関連項目: 高可用性環境での起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』を参照してください。 |
Oracle Databaseインスタンスの停止に時間がかかる場合、次のコマンドを使用してただちに強制停止できます。
ORACLE_HOME/bin/sqlplus /nolog
SQL> connect SYS as SYSDBA
SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE;
データベースの即時停止は、次の条件で処理されます。
文が発行されると、新しい接続は許可されず、新しいトランザクションは開始できません。
すべての未コミットのトランザクションは、ロールバックされます。(長くかかる未コミットのトランザクションが存在する場合、この停止方法ではその名前に反して即座に終了しない場合があります。)
現在データベースに接続しているユーザーが切断するのを待つことはありません。アクティブなトランザクションは暗黙的にロールバックして、接続しているすべてのユーザーを切断します。
データベースを次に起動したときに、インスタンスのリカバリ手順を実行する必要はありません。
関連項目: Oracle Database 11gドキュメント・ライブラリの『Oracle Database管理者ガイド』 |