9 Oracle HTTP Server

この章では、Oracle HTTP Serverに関連する問題およびリリース固有のユーザー情報について説明します。次の記述が含まれます。

• 9.1項「再導入されたmod_security」

• 9.2項「WLS 12gとともにOHS 11.1.1.7をインストール」

9.1 再導入されたmod_security

mod_securityプラグインは、以前のバージョンのOracle HTTP Serverで削除されましたが、バージョン11.1.1.7に再導入されています。このバージョンはオープン・ソースのmod_security 2.6.2で定められた推奨およびプラクティスに従っています。オープン・ソースのApache mod_security 2.6.2に適用可能なドキュメントのみが、モジュールのOracle HTTP Server実装にも適用できます。

9.2 WLS 12gとともにOHS 11.1.1.7をインストール

次を実行すると、Oracle HTTP Server 11.1.17と、Oracle WebLogic Server 12c JRF/ADFの組合せをインストールできます。

• 2つのコンポーネントを個別に最初からインストールし、正しいバージョン(Oracle HTTP Server 11.1.17 with Oracle WebLogic Server 12c JRF/ADF)を選択します。

• OHS 11gのインストール時に、WebLogicドメインに関連するコンポーネントの選択を解除します。