35 Oracle Authentication Services for Operating Systems

この章では、Oracle製品に関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

• 35.1項「Oracle Authentication Services for Operating Systems 11.1.1.3の新機能」

• 第35.2項「一般的な問題および回避策」

35.1 Oracle Authentication Services for Operating Systems 11.1.1.3の新機能

Oracle Fusion Middlewareリリース11g R1パッチセット2 (11.1.1.3)は、Oracle Authentication Services for Operating Systemsを含む最初の11g リリースです。この製品は、http://www.oracle.com/technology/からダウンロードして入手することもできます。

Oracle Authentication Services for Operating Systemsのリリース10g以降に追加された機能は、次のとおりです。

• Fusion Middleware Release 11g R1パッチセット2 (11.1.1.3)との完全統合。FMW 11g R1またはFMW 11g R1パッチセット1では、OAS4OSを使用できませんでした。

• 拡張されたクライアント・プラットフォームのサポート。完全なリストは、http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.htmlを参照してください。

• 高度なセキュリティのためにOracle Internet DirectoryへのPAMプロキシ・ユーザーベース・アクセスを有効化する新規構成スクリプト。

• Oracle Internet Directory SSLの簡易構成。この構成では、本番デプロイメント用に顧客が指定した証明書を使用したり、OID SSL接続のテストに自己署名証明書を使用します。

• IPアドレスに基づくクライアント・アクセスの制限。

• テストをサポートするためのクライアント構成の簡易リセット。

35.2 一般的な問題および回避策

製品の不具合および更新版の最新情報は、ノート1064891.1: Oracle Authentication Services for Operating Systemsドキュメントの補遺(11.1.1.3)を参照してください。このドキュメントは、https://support.oracle.com/にあるMy Oracle Supportから入手できます。