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Oracle® Fusion Middlewareディザスタ・リカバリ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B61394-05
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A Oracleインベントリの管理

この付録では、本番サイトおよびスタンバイ・サイトでの、Oracle Fusion Middleware障害時リカバリ・トポロジにおけるOracleインベントリの管理方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

A.1 Oracleインベントリの更新

本番サイトのホストでOracleインベントリを更新するときには(新しいOracleソフトウェアのインストール、既存のOracleソフトウェアへのOracleパッチ・セットまたはパッチの適用など)、スタンバイ・サイトのピア・ホストでも同じようにソフトウェアを更新する必要があります。そのためには、次のスクリプトを実行してスタンバイ・サイトのピア・ホストでOracleインベントリを更新する必要があります。

ORACLE_HOME/oui/bin/attachHome.sh

また、beahomelistファイルを更新して、Middlewareホームの場所を編集する必要があります。次のファイルを編集して、ミドルウェア・ホームの情報を更新します。

user_home/bea/beahomelist

(Windows) C:\bea\beahomelist

A.2 Windowsレジストリの更新

本番サイトのWindowsホストでOracleインベントリを更新するときは(新しいOracleソフトウェアのインストール、既存のOracleソフトウェアへのOracleパッチ・セットまたはパッチの適用など)、本番サイトのホストで次のWindowsレジストリ・キーをエクスポートし、これをスタンバイ・サイトのピア・ホストにインポートすることによって、同じソフトウェア更新をスタンバイ・サイトのピア・ホストでも実行する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\oracle

また、システム・コンポーネント(Oracle Web Cacheなど)を変更する場合、次のWindowsレジストリ・キーを本番サイトのホストにエクスポートし、これをスタンバイ・サイトのピア・ホストにインポートする必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services

以前エクスポートしたキーをインポートするには、次のコマンドを使用します。

regedit /I FileName

例:

regedit /I C:\oracleregistry.reg

レジストリ・エディタを使用して、キーをインポートすることもできます。詳細は、レジストリ・エディタのヘルプを参照してください。