1 Oracle WebLogic SIP Containerベース・プラットフォームのインストール

この章では、Oracle WebLogic Server SIP Containerのインストール方法を説明し、次の項からなります。

• 1.1項「Oracle WebLogic Server SIP Containerのインストール」

ここでのインストール手順はUNIX構文を使用して作成されており、bashシェルを想定しています。これらをUNIX上の使用シェルに合わせることも、Microsoft Windowsにインストールする場合には対応するMicrosoft Windowsコマンドおよび構文を使用することもできます。

1.1 Oracle WebLogic Server SIP Containerのインストール

次の手順を実行してOracle WebLogic Server SIP Containerをインストールします。

1. インストーラ・ファイルに実行可能許可を与えます(必要な場合)。

2. オペレーティング・システムに応じて次のコマンドのいずれかを実行します。例:

   • Linuxの場合: ./owlcs103_linux32.bin

   • Windowsの場合: owlcs103_win32.exe

   インストール・ファイルが抽出されて「ようこそ」画面が表示されます。

3. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」が表示されます。

   
   

   注意: ミドルウェア・ホーム・ディレクトリはOWLSCベース・プラットフォームのインストールのルート・ディレクトリです。ミドルウェア・ホーム・ディレクトリはこのガイドではMW_HOMEと呼ばれます。MW_HOMEまたは$MW_HOMEは、使用しているミドルウェア・ホーム・ディレクトリへの絶対パスを意味します。

   
   

4. 「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面で、「新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択します(既存のミドルウェア・ホーム・ディレクトリにインストールしないでください)。

5. ミドルウェア・ホームの絶対パスを入力します。

6. 「次へ」をクリックします。「セキュリティ更新のための登録」画面が表示されます。

7. 「セキュリティ更新のための登録」画面で、オプションで次の項目を入力できます。

   • セキュリティの問題の更新を受信する電子メールアドレス(推奨)。

   • My Oracle Support経由でセキュリティの更新を受信するために、チェックボックスを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。詳細は、http://www.oracle.com/support/policies.htmlを参照してください。

8. 「次へ」をクリックします。「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。

9. 「インストール・タイプの選択」画面で「標準」を選択します。「次へ」をクリックします。「製品インストール・ディレクトリの選択」画面が表示されます。

10. 場所を変更することはできますが、可能ならばデフォルトの場所を使用することをお薦めします。「次へ」をクリックします。

11. Windowsオペレーティング・システムでは、「ショートカットの場所の選択」画面が表示されます。その場合、「All Users」の「スタート・メニュー」フォルダを選択し、「次へ」をクリックします。「インストールの概要」画面が表示されます。

12. 「インストールの概要」画面で、 「次へ」をクリックします。

13. 「インストール完了」画面で「次へ」をクリックします。

    インストールが完了します。