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Oracle® Fusion Middleware Oracle Event Processing Visualizerユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61655-06
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25 SSLの管理

この章では、Oracle Event Processing Visualizerを使用してOracle Event ProcessingサーバーのSSL構成を表示および編集する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

詳細は、20.3項「SSL管理」を参照してください。

25.1 SSL構成の表示

Oracle Event Processing Visualizerを使用して、Oracle Event ProcessingサーバーのSSL構成を表示できます。

25.1.1 Oracle Event ProcessingサーバーのSSL構成の表示方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle Event ProcessingサーバーのSSL構成を表示できます。

Oracle Event ProcessingサーバーのSSL構成を表示するには:

  1. 左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。

  2. 右ペインで、「SSL」タブをクリックします。

  3. 左の表で、図25-1で示すように、表示するSSL構成をクリックします。

    図25-1 「SSL」タブ

    図25-1の説明が続きます
    「図25-1「SSL」タブ」の説明

    デフォルトの構成名はsslConfigです。

  4. 右の表にSSL構成オプションが表示されます。

    表25-1では、SSL構成オプションのリストを示しています。

    表25-1 「SSL」オプション

    オプション 説明

    「名前」

    選択したSSL構成名です。

    「キー・ストア」

    ファイル・パスおよびキーストアの証明書ファイルには、自己署名証明書が含まれます。

    ファイル・パスは、ORACLE_CEP_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_DIR/servernameディレクトリに関連します。ここで、ORACLE_CEP_HOMEはOracle Event Processingインストール・ディレクトリ(d:/oracle_cepなど)を示し、DOMAIN_DIRはドメイン・ディレクトリ(my_domainなど)を示し、servernameはサーバー・インスタンス・ディレクトリ(server1など)を示します。

    「キー・ストアのパス」

    キーストアのパスワード。

    「キー・ストア別名」

    キーストアの別名。

    「キー・ストア・タイプ」

    キーストアのタイプ。

    「キー・マネージャのアルゴリズム」

    キー・マネージャのアルゴリズム。

    「SSLプロトコル」

    SSLプロトコル。

    「信頼ストア」

    ファイル・パスおよびキーストアの証明書ファイルには、自己署名証明書が含まれます。

    ファイル・パスは、ORACLE_CEP_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_DIR/servernameディレクトリに関連します。ここで、ORACLE_CEP_HOMEはOracle Event Processingインストール・ディレクトリ(d:/oracle_cepなど)を示し、DOMAIN_DIRはドメイン・ディレクトリ(my_domainなど)を示し、servernameはサーバー・インスタンス・ディレクトリ(server1など)を示します。

    「信頼ストアのパス」

    信頼ストアのパスワード。

    「信頼ストア別名」

    信頼ストアの別名。

    「信頼ストアのタイプ」

    信頼ストアのタイプ。

    「トラスト・マネージャのアルゴリズム」

    信頼ストアのアルゴリズム。

    「FIPS強制」

    Oracle Event ProcessingサーバーによるSSLのFederal Information Processing Standards (FIPS)認証済の擬似乱数ジェネレータの使用の有無。

    詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing管理者ガイド』のFIPSに関する項を参照してください。

    「クライアント認証が必要」

    Oracle Event Processingサーバーによるクライアント認証の使用の有無。

    「セキュア・ランダム・アルゴリズム」

    FIPS186PRNGなどのFIPSセキュア・ランダム・アルゴリズム。

    「セキュア・ランダム・プロバイダ」

    com.rsa.jsafe.provider.JsafeJCEなどのFIPSセキュア・ランダム・プロバイダ。

    「暗号」

    SSL暗号。


25.2 SSL構成の編集

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle Event ProcessingサーバーのSSL構成の表示のみを行えます。構成を変更するには、サーバーのconfig.xmlファイルを手動で更新する必要があります。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing管理者ガイド』の、ネットワーク・トラフィックを保護するためのSSLの構成に関する項を参照してください。