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Oracle® Fusion Middleware Oracle Event Processing Visualizerユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61655-06
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13 データ・ソースの管理

この章では、Oracle Event Processing Visualizerを使用してOracle Event Processingで使用するデータ・ソース構成を表示、編集および追加する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

詳細は、9.4項「データ・ソースの管理」を参照してください。

13.1 データ・ソースの表示および編集

この項では次の内容について説明します。

13.1.1 データ・ソース構成を表示する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、選択したOracle Event Processingサーバーのデータ・ソース構成を表示できます。

データ・ソースの構成を表示するには:

  1. 左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。

  2. 右ペインで「データソース」タブをクリックします。

    図13-1で示すように「データソース」タブが表示されます。

    図13-1 「データソース」タブ

    図13-1の説明が続きます
    「図13-1「データソース」タブ」の説明

13.1.2 データ・ソース構成を編集する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、選択したOracle Event Processingサーバーのデータ・ソース構成を編集できます。

データ・ソースの構成を編集するには:

  1. 左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。

  2. 右ペインで「データソース」タブをクリックします。

    図13-2で示すように「データソース」タブが表示されます。

    図13-2 「データソース」タブ

    図13-2の説明が続きます
    「図13-2「データソース」タブ」の説明

  3. 「データ・ソース」表で、編集するデータ・ソースの名前をクリックしてデータソースを選択します。

  4. 「編集」をクリックします。

    図13-3で示すように「データソース」ダイアログが表示されます。

  5. 「データ・ソース」タブをクリックします。

    図13-3で示すように「データソース」タブが表示されます。

    図13-3 データソースの編集:「データ・ソース」タブ

    図13-3の説明が続きます
    「図13-3 データソースの編集:「データ・ソース」タブ」の説明

  6. 表13-1の説明に従って「データソース」タブを構成します。

    表13-1 データソースの編集:「データ・ソース」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「名前」

    このデータ・ソース構成の名前。

    「JNDI名」

    このデータ・ソースのバインド先へのJNDIパス。これは、Oracle Event Processingアプリケーションが、JNDI内のデータ・ソースを検索するために使用する名前です。

    「グローバル・トランザクション・プロトコル」

    Oracle Event Processingがグローバル・トランザクションの処理時にトランザクション・ブランチで使用するプロトコルを、次から選択します。

    • OnePhaseCommit (デフォルト)

    • TwoPhaseCommit

    • LoggingLastResource

    • EmulateTwoPhaseCommit

    • 「なし」


  7. 「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブをクリックします。

    図13-4で示すように「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブが表示されます。

    図13-4 データソースの編集:「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブ

    図13-4の説明が続きます
    「図13-4 データソースの編集:「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブ」の説明

  8. 表13-2の説明に従って「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブを構成します。

    表13-2 データソースの編集:「グローバル・トランザクション・プロトコル」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「データベース・タイプ」

    使用するJDBCドライバのタイプを次から選択します。

    • Derby

    • Oracle

    • SQL Server 2005

    • 「その他」

    「URL」

    データベースに適切なデータベース接続URLを指定します。このURLには、データベース名、データベースが稼働しているコンピュータのホストおよびポートなどが含まれます。Oracle Event Processingは、提供するデータベース・タイプのデフォルトURLを移入します。

    「ドライバ名」

    選択したデータベース・タイプのドライバ名を指定します。Oracle Event Processingは、提供するタイプのドライバ名を自動的に移入します。

    「ユーザー名」

    データ・ソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・アカウント名を指定します。

    「パスワード」

    データ・ソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・パスワードを指定します。

    「XAの使用」

    分散トランザクションを使用するかどうかを指定します。

    • 「True」: 分散トランザクションを有効にします。

    • 「False」: 分散トランザクションを無効にします。


  9. 「接続プール」タブをクリックします。

    図13-5で示すように「接続プール」タブが表示されます。

    図13-5 データソースの編集:「接続プール」タブ

    図13-5の説明が続きます
    「図13-5 データソースの編集:「接続プール」タブ」の説明

  10. 表13-3の説明に従って「接続プール」タブを構成します。

    表13-3 データソースの編集:「接続プール」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「初期容量」

    接続プールの作成時に作成する物理接続の数を指定します。

    「最大容量」

    この接続プールに含めることのできる物理接続の最大数を指定します。

    「容量増分」

    接続プール内のすべての接続が使用中の状態で接続プールが新しい接続リクエストを受け取った際に追加する接続の数を指定します。

    「テスト」

    データベース接続をリクエスト側のアプリケーションに渡す前にテストする場合、問合せで使用する小さい表の名前を入力します。標準問合せは、select 1 from table_nameです。接続テストとは異なる問合せを使用する場合は、SQLを入力し、その後にスペースとデータベース接続のテストに使用するSQLコードを入力します。


  11. 「保存」をクリックします。

    Oracle Event Processingサーバー構成内でデータソースが更新されます。

13.2 データ・ソースの追加

Oracle Event Processing Visualizerを使用してデータ・ソースを追加できます。

13.2.1 データ・ソース構成を追加する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、選択したOracle Event Processingサーバーのデータ・ソース構成を追加できます。

データ・ソースの構成を追加するには:

  1. 左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。

  2. 右ペインで「データソース」タブをクリックします。

    図13-6で示すように「データソース」タブが表示されます。

    図13-6 「データソース」タブ

    図13-6の説明が続きます
    「図13-6 「データソース」タブ」の説明

  3. 「追加」をクリックします。

    図13-7で示すように新規データソースダイアログが表示されます。次の3つのアコーディオン・タブがあります。

    • 「データ・ソース」: このタブは、データ・ソースを識別し、グローバル・トランザクション・プロトコルを使用するかどうかを指定する場合に使用します。

    • 「グローバル・トランザクション・プロトコル」: このタブは、接続のプロパティやXAを使用するかどうかを指定する場合に使用します。

    • 「接続プール」: このタブは、接続プールのプロパティを指定する場合に使用します。

  4. 「データ・ソース」タブをクリックします。

    図13-7で示すように「データソース」タブが表示されます。

    図13-7 新規データソース:「データ・ソース」タブ

    図13-7の説明が続きます
    「図13-7 新規データソース:「データ・ソース」タブ」の説明

  5. 表13-4の説明に従って「データソース」タブを構成します。

    表13-4 新規データソース:「データ・ソース」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「名前」

    このデータ・ソース構成の名前。

    「JNDI名」

    このデータ・ソースのバインド先へのJNDIパス。これは、Oracle Event Processingアプリケーションが、JNDI内のデータ・ソースを検索するために使用する名前です。

    「グローバル・トランザクション・プロトコル」

    Oracle Event Processingがグローバル・トランザクションの処理時にトランザクション・ブランチで使用するプロトコルを、次から選択します。

    • OnePhaseCommit (デフォルト)

    • TwoPhaseCommit

    • LoggingLastResource

    • EmulateTwoPhaseCommit

    • 「なし」


  6. 「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブをクリックします。

    図13-8で示すように「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブが表示されます。

    図13-8 新規データソース:「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブ

    図13-8の説明が続きます
    「図13-8 新規データソース:「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブ」の説明

  7. 表13-5の説明に従って「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブを構成します。

    表13-5 新規データソース:「グローバル・トランザクション・プロトコル」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「データベース・タイプ」

    使用するJDBCドライバのタイプを次から選択します。

    • Derby

    • Oracle

    • SQL Server 2005

    • 「その他」

    「URL」

    データベースに適切なデータベース接続URLを指定します。このURLには、データベース名、データベースが稼働しているコンピュータのホストおよびポートなどが含まれます。Oracle Event Processingは、提供するデータベース・タイプのデフォルトURLを移入します。

    「ドライバ名」

    選択したデータベース・タイプのドライバ名を指定します。Oracle Event Processingは、提供するタイプのドライバ名を自動的に移入します。

    「ユーザー名」

    データ・ソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・アカウント名を指定します。

    「パスワード」

    データ・ソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・パスワードを指定します。

    「XAの使用」

    分散トランザクションを使用するかどうかを指定します。

    • 「True」: 分散トランザクションを有効にします。

    • 「False」: 分散トランザクションを無効にします。


  8. 「接続プール」タブをクリックします。

    図13-9で示すように「接続プール」タブが表示されます。

    図13-9 新規データソース:「接続プール」タブ

    図13-9の説明が続きます
    「図13-9 新規データソース:「接続プール」タブ」の説明

  9. 表13-6の説明に従って「接続プール」タブを構成します。

    表13-6 新規データソース:「接続プール」のパラメータ

    パラメータ 説明

    「初期容量」

    接続プールの作成時に作成する物理接続の数を指定します。

    「最大容量」

    この接続プールに含めることのできる物理接続の最大数を指定します。

    「容量増分」

    接続プール内のすべての接続が使用中の状態で接続プールが新しい接続リクエストを受け取った際に追加する接続の数を指定します。

    「テスト」

    データベース接続をリクエスト側のアプリケーションに渡す前にテストする場合、問合せで使用する小さい表の名前を入力します。標準問合せは、select 1 from table_nameです。接続テストとは異なる問合せを使用する場合は、SQLを入力し、その後にスペースとデータベース接続のテストに使用するSQLコードを入力します。


  10. 「保存」をクリックします。

    新しいデータソースがOracle Event Processingサーバーの構成に追加されます。