この章では、構成移行ユーティリティをアーカイバ・ユーティリティとともに使用して、コンテンツを移行し、構成とカスタマイズのメタデータをエクスポートする方法について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
構成移行ユーティリティをアーカイバとともに使用して、コンテンツ・サーバー・インスタンス構成を別のコンテンツ・サーバー・インスタンスにエクスポートします。アーカイバによりコンテンツが移行され、構成移行ユーティリティによりコンテンツ・サーバー・インスタンスの構成およびカスタマイズがエクスポートされます。
この項では、構成移行ユーティリティの構造と、このユーティリティでテンプレートおよびバンドルがどのように使用されるかについて説明します。このユーティリティの概要および他のアーカイブ・ツールとの違いについては、第23.1項を参照してください。
バンドルとは、1つのzipファイルにパッケージされて、別のコンテンツ・サーバー・インスタンスにエクスポートできる状態になった一連の構成情報のことです。
情報は、DomainHome
/ucm/cs/cmu/
instance
/
ディレクトリに格納されます。
bundlesサブディレクトリには、特定のバンドルおよび関連する情報が含まれます。templatesサブディレクトリには、新規のエクスポート・ファイルに使用できる構成テンプレートが含まれます。
情報は、DomainHome
/ucm/cs/cmu/
instance
/bundles/
ディレクトリに格納されます。
各構成バンドルは個別のサブディレクトリ内にあり、そのバンドルのエクスポートに必要なすべての関連ファイルが含まれています。
情報は、DomainHome
/ucm/cs/cmu/
instance
/bundles/UserBundle/
ディレクトリに格納されます。
特定のディレクトリ内では、そのエクスポートのインスタンスに固有のカスタマイズ(カスタマイズ済のメタデータ・フィールドやスキーマなど)が個別のサブディレクトリに含まれています。
情報は、DomainHome
/ucm/cs/cmu/
instance
/bundles/UserBundle/usermetadef/
ディレクトリに格納されます。
これらの各サブディレクトリには、次のファイルが含まれています。
ファイルまたはディレクトリ | 説明 |
---|---|
bundleディレクトリ |
|
templatesディレクトリ |
バンドルから作成されたエクスポート・ルールが含まれます。構成エクスポートが作成されて保存されると、そのエクスポートに名前が付けられ、構成がテンプレートとしてtemplatesディレクトリに保存されます。 |
hdaファイル |
カスタマイズの定義と詳細、およびエクスポートされるインスタンスの他の要素が含まれます。エクスポートがどのように定義されたかによって、情報は1つまたは複数のHDAファイルにバンドルされます。 |
移行テンプレートとは、エクスポートされるコンテンツ・サーバー・アイテムを指定する一連の構成オプションです。たとえば、FullCSExportというテンプレートにすべてのコンテンツ・サーバー・アイテム(スキーマ、カスタム・メタデータ、ワークフローなど)を含め、UserCSExportという別のテンプレートに、ユーザーに直接関連するオプション(セキュリティ・グループ、ロールなど)を含めることができます。
これらのテンプレートは、構成バンドルを作成するために使用されます。バンドルはテンプレートを使用して、エクスポートする内容を決定し、コンテンツ・サーバー・アイテムとともにエクスポートされる必要な定義ファイルを作成します。バンドル名は、インポートまたはエクスポートの最終結果を識別するために使用されます。バンドルされた情報はzipファイルに格納されます。これには、すべての必要な定義ファイルが含まれます。
移行では、移行テンプレートの作成、移行バンドルの作成、構成のエクスポートまたはインポートといったタスクを行います。
構成移行テンプレートを作成する手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「構成テンプレート」を選択します。
「構成テンプレート」ページで、「アクション」メニューから「新規テンプレートの作成」を選択します。
「構成の移行管理」ページで、「アクションのオプション」リストからエクスポートに対するアイテムを1つ選択します。
エラーが発生してもエクスポート・プロセスを続行するエクスポート・テンプレートを作成するには、「エラー発生時に続行」を選択します。
エクスポートは続行されますが、エラーが「アクションの履歴」ページにレポートされます。
エクスポートを開始したユーザーに電子メールを送信するには、「電子メールの結果」を選択します。
電子メールは、エクスポート・テンプレートの作成者ではなくエクスポートの実行者に送信されます。
既知の依存関係をエクスポート・バンドルまたはインポート・バンドルに追加するには、「依存関係の追加」オプションを選択したままにしておきます。
これを選択解除した場合、依存関係はチェックされてエラー・フラグとともにログ・ファイルに記録されますが、バンドル・アクションは続行されます。
エクスポートまたはインポート中にすべての依存関係を無視するには、「依存関係の無視」を選択します。依存関係を無視すると、エクスポート・プロセス中にエラーは発生しなくても、インポートの完了時にエラーが発生することがあります。
コンテンツ・サーバー・インスタンス内にすべての必要なフィールドが存在することがわかっている場合は、「依存関係の追加」を選択解除し、「依存関係の無視」を選択して、依存関係を追加せずにフィールドをインポートできます。
このバンドルにカスタム名を作成できます。名前の競合が起きないように、カスタム名は慎重に使用する必要があります。カスタム名を選択しない場合、システムにより、テンプレートの保存時に指定したバンドル名に基づいて名前が作成されます。カスタム名に空白や特殊文字(#、$、%など)を含めることはできません。
「Content Serverセクション」リストから、使用するコンテンツ・サーバーのセクションを1つ以上選択します。
すべてのセクションを使用するには、ページの「アクション」メニューで「すべて選択」を選択します。
注意: 一部のコンテンツ・サーバー・セクションは表示されません。これは、すべてのセクションがコンテンツ・サーバーの全バージョンでサポートされているわけではなく、正常に移行できないセクションもあるためです。 |
特定のコンテンツ・サーバー・アイテムのみを使用するには、「Content Serverセクション」をクリックして、使用する個々のセクション名をクリックします。
そのセクション内のすべてのアイテムを含めるには、ページの「アクション」メニューで「すべて選択」を選択します。
セクション内のサブセットのみを使用するには、そのアイテムの行の選択ボックスを選択して、個々のアイテムを選択します。固有のアクション・オプションを持つセクションもあります。セクションのオプションを選択するには、選択ボックスをチェックします。
ヒント: メタデータの大部分を使用する場合は、「すべて選択」メニュー・オプションを選択してから、使用しない個々のセクションをクリックします。 |
ページの「アクション」メニューから「プレビュー」を選択して、選択した内容をプレビューします。
「プレビュー」ページで、ページの「アクション」メニューから「編集」を選択して、選択内容の編集と追加を続行します。
「プレビュー」をクリックして、変更を確認します。
テンプレートが完成したら、ページの「アクション」メニューから「保存」を選択します。
注意: テンプレートを保存するように選択しないと、構成の変更内容は失われます。 |
「エクスポート・ルールの編集」ページで、テンプレート名を入力します。名前には、空白や特殊文字(#、$、%など)を含めることはできません。エクスポートの日付の詳細を示す名前(Nov10FullExportなど)や、内容を説明する名前(FullExportNoDependenciesなど)にしたり、用途に適したわかりやすい名前を付けることができます。
名前を入力し終わったら、「保存」をクリックします。
「構成の移行管理」ページが再度開いたら、次の手順を実行します。
現在のテンプレートを使用して別のテンプレートを作成するには、ページの「アクション」メニューから「別名保存」を選択します。
「エクスポート・ルールの編集」ウィンドウが再度表示されたら、そこで新しい名前を作成できます。
エクスポートの選択内容を変更するには、変更を行った後、ページの「アクション」メニューから「保存」を選択して、選択内容を変更し、手順9で入力した名前をそのまま使用するか、またはページの「アクション」メニューから「別名保存」を選択して、「エクスポート・ルールの編集」画面で新しい名前を付けます。
構成をエクスポートするには、ページの「アクション」メニューから「エクスポート」を選択します。詳細は、第24.2.5項を参照してください。
構成を作成した後は、別のシステムで使用できるように、構成をエクスポートし、バンドルを作成できます。詳細は、第24.2.5項を参照してください。
構成テンプレートを編集するには:
「管理」→「構成の移行管理」→「構成テンプレート」を選択します。
編集するテンプレートを選択します。次のいずれかの方法を使用して、「構成テンプレート」ページからテンプレートを選択します。
テンプレート名を選択します。
個々のテンプレートの「アクション」メニューから「編集」を選択します。
「構成の移行管理」ページで、第24.2.1項で説明されている手順に従って、変更したテンプレートに使用するアイテムを選択します。
テンプレートに対して「アクションのオプション」のいずれかを選択します。
画面の「Content Serverセクション」から、使用するセクションを選択します。
ページの「アクション」メニューから「プレビュー」を選択して、選択した内容をプレビューします。
「プレビュー」ページで、ページの「アクション」メニューから「編集」を選択して、選択内容の編集と追加を続行します。
「プレビュー」をクリックして、選択内容を確認します。
テンプレートが完成したら、ページの「アクション」メニューから「保存」を選択して、テンプレートを現在の名前で保存するか、「別名保存」を選択してテンプレートに新しい名前を付けます。
注意: テンプレートの保存を選択しないと、構成の変更内容は失われます。 |
「エクスポート・ルールの編集」ページで新しいテンプレート名を入力します。
テンプレートを現在のインスタンスで使用するために別のシステムからインポートする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「アップロード・バンドル」を選択します。
「構成のバンドルのアップロード」ページで、「参照」ボタンを使用して、使用するテンプレートが含まれているバンドルを検索します。
「エクスポート・テンプレートの作成」を選択します。
「アップロード」をクリックします。
バンドルが「構成のバンドル」ページに表示されます。そのバンドルに関連付けられたテンプレートを使用するには、第24.2.2項を参照してください。
エクスポートに使用するテンプレートをインポートするが、インポート側のシステムに同じメタデータ・フィールドがない場合、そのテンプレートをエクスポートに使用する前に、テンプレートをアップロードし、構成をインポートする必要があります。テンプレートをインポートしたシステムにメタデータ・フィールドがない場合、そのテンプレートをエクスポートには使用できません。
エクスポート・テンプレートを作成し、即時にコンテンツ・サーバー構成をエクスポートする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「構成テンプレート」を選択します。
「構成テンプレート」ページで、ページの「アクション」メニューから「新規テンプレートの作成」を選択します。
「構成の移行管理」ページで、第24.2.1項で説明されている手順に従って、構成に使用するアイテムを選択します。
「アクションのオプション」のいずれかを選択します。
画面の「Content Serverセクション」から、使用するセクションを選択します。
ページの「アクション」メニューから「プレビュー」を選択して、選択した内容をプレビューします。
「プレビュー」ページで、ページの「アクション」メニューから「編集」を選択して、選択内容の編集と追加を続行します。
「プレビュー」をクリックして、変更を確認します。
テンプレートが完成したら、ページの「アクション」メニューから「エクスポート」を選択します。
構成が即時にエクスポートされ、「最新のアクション」ページに、エクスポートされたバンドルの名前が次のような一意の識別子とともに表示されます。
bundle-idcm1-25-20131110T135912
名前の最初の部分(bundle-idcm1
)は、デフォルトのバンドル名(bundle
)とインスタンス名(idcm
)を表しています。次の部分は、順序番号(25
)を表しています。その後に日付(2013年11月11日を表す20131110
)が続きます。最後に、エクスポートされたバンドルを識別する一意の管理番号が使用されます。
構成をエクスポートする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「構成テンプレート」を選択します。
次のいずれかの方法を使用して、「構成テンプレート」ページからエクスポート構成テンプレートを選択します。
構成名をクリックします。
エクスポートされるアイテムを確認する場合は、それぞれの「アクション」メニューから「プレビュー」を選択します。
「プレビュー」ページで、ページの「アクション」メニューから「エクスポート」を選択します。
最初にバンドルをプレビューせずに「エクスポート」を選択した場合、エクスポートの実行を確認するプロンプトが表示されます。
「最新のアクション」ページは自動的にリフレッシュされて、最新のアクティビティおよびそのステータスが表示されます。
移行アクションの詳細を表示するには、「ステータス」列のメッセージをクリックします。詳細は、第24.2.9項を参照してください。
エクスポート後、「構成のバンドル」にバンドル名が表示され、バンドルが完了したことが示されます。次の例に示すように、日時インジケータが構成名に追加されます。
Nov23Bundle-idcm-1-20131123T122436
名前の最初の部分は、元のバンドル名です。その後は、インスタンス名(idcm
)、日付(2004年11月23日を表す20131123
)、時刻(12:24:36を表す122436
)の順に続きます。この「インポート」ページから、バンドルを新しい場所にダウンロードすると、バンドルを別のシステムにアップロードできるようになります。
元のテンプレート名(Nov23Bundle
)は引き続き「構成テンプレート」ページに表示され、別の機会にこのページから再エクスポートできます。
構成をインポートするには、まず構成をアップロードする必要があります。
別のコンテンツ・サーバー・インスタンスからバンドルをアップロードする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「アップロード・バンドル」を選択します。
「構成のバンドルのアップロード」ページで、「参照」ボタンを使用して、使用するzipされたバンドル・ファイルを検索して選択します。
バンドルに付属のテンプレートを使用する場合は、「エクスポート・テンプレートの作成」を選択します。
既存のコンテンツ・サーバー構成情報を新しいバンドル情報で上書きする場合は、「上書きの強制」を選択します。
「アップロード」をクリックして、バンドルをロードします。
ヒント: バンドルのコンテンツが明確でない場合は、バンドルをアップロードして構成のコンテンツをプレビューするほうが確実です。バンドル構成は、インポートするように選択するまではインポート側のシステムに適用されません。 |
バンドルがアップロードされてインポート側のシステムに配置されると、バンドルを使用するためにインポートできるようになります。
バンドルをインポートする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「構成のバンドル」を選択します。
「構成のバンドル」ページで、「構成の移行管理ページ」または移行画面の上部のメニューから「構成のバンドル」を選択します。
インポートするバンドルの名前を選択します。
「構成の移行管理」ページが表示され、「カスタム名」フィールドの場所に「重複の上書き」が表示されます。このフィールドを選択すると、バンドルのインポートでは重複するフィールドの上書きが許可されます。これを選択しない場合、重複があるとエラーが発生してインポートが停止します。「エラー発生時に続行」が選択されていれば続行されますが、「最新のアクション」画面に「失敗」のステータスが表示されます。
ページの「アクション」メニューからアクションを選択します。
インポート構成をプレビューするには、「プレビュー」をクリックします。
「プレビュー」ページで、ページの「アクション」メニューから「編集」を選択して構成オプションを編集することも、「インポート」を選択して現在の選択内容をそのままインポートすることもできます。
プレビューせずに構成をインポートするには、「構成のバンドル」ページの「アクション」メニューから「インポート」を選択します。
バンドルをプレビューせずに構成をインポートするか確認するプロンプトが表示されます。
重要: コンテンツ・サーバー・セクションの「サーバーの構成」の設定をインポートすることを確認する必要があります。これらの設定によって、使用されるWebサーバーのタイプ、メール・サーバー、その他のシステム固有アイテムなどの構成が決まります。新しいコンテンツ・サーバー・インスタンスには、これらの構成設定をインポートしないほうがよい場合もあります。 |
「プレビュー」ページまたは「構成のバンドル」ページから「インポート」を選択すると、インポートのステータスを示す「最新のアクション」ページが表示されます。
このページは自動的にリフレッシュされて、最新の履歴およびステータスが表示されます。
アクションの詳細を表示するには、「最新のアクション」ページの「ステータス」列でメッセージをクリックします。詳細は、第24.2.9項を参照してください。
バンドルをダウンロードして、他のコンテンツ・サーバー・インスタンスで使用できるようにアクセスしやすい場所に格納できます。
バンドルをダウンロードする手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「構成のバンドル」を選択します。
「構成のバンドル」ページで、ダウンロードするバンドルの「アクション」メニューから、「ダウンロード」を選択します。
バンドルの場所についてのプロンプトが表示されます。
適切なバンドルの場所を入力し、「保存」をクリックします。
インポートまたはエクスポートのアクションのステータス情報を表示する手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「最新のアクション」を選択します。
「最新のアクション」ページが開き、アクションの時間、セクション、メッセージについての情報が表示されます。
「ページのリフレッシュ(秒数)」メニューを使用して、リフレッシュに対して様々な秒数(5秒から300秒)を選択できます。
注意: エクスポートまたはインポートが完了すると、「アクションの履歴」画面が自動的に表示されます。 |
移行アクションの履歴を表示する手順は、次のとおりです。
「管理」→「構成の移行管理」→「アクションの履歴」を選択します。
「アクションの履歴」ページで、各アクションの名前、ソース、アクション、開始時間、およびステータスを表示できます。
「アクション」メニューを使用して、特定のアクションの履歴を選択するか、またはアクションの履歴をクリアできます。
移行で行われるのは、コンテンツ・サーバー・インスタンスに関する情報のバンドル化とコピーであることに注意する必要があります。コンテンツ・サーバー・インスタンス内の実際のコンテンツは移行されません。コンテンツをエクスポートするには、アーカイバ・ユーティリティを使用します。特定のコンテンツをアーカイブして、それを別のシステムにエクスポートする場合は、構成移行ユーティリティを使用すると、そのコンテンツのメタデータ情報も移行されることに注意してください。
コンテンツ・サーバー・インスタンス間で情報を移行する際に、情報のマージは行われません。移行は追加的なプロセスです。メタデータ情報のエクスポート側の構成バンドルが、インポート側のコンテンツ・サーバー・インスタンスに存在するメタデータに追加されます。インポート中に「上書きの強制」ルールを選択した場合は、インポートされるメタデータと一致するメタデータ情報が存在すると、重複するバンドルが置換されます。「上書きの強制」オプションの詳細は、第24.2.6項を参照してください。
構成移行の管理タスクは、クラスタの特定のノードを使用して実行する必要があります。アクションに割り当てられたジョブ番号は、そのアクションを開始したノードにしか認識されないため、特定のノードを使用しないと、エラーが発生する可能性があります。
バージョン6.2のコンテンツ・サーバー・インスタンスに構成をインポートすることはできません。バージョン6.2のコンテンツ・サーバー・インスタンスでは、「構成のバンドル」ページのバンドルのオプションに、「編集」、「プレビュー」および「履歴」オプションが表示されません。
別のコンテンツ・サーバー・インスタンス上で使用するテンプレートをインポートした場合、インポート側のシステムに同じメタデータ・フィールドがないと、後でそのテンプレートをエクスポートに使用できません。テンプレートをアップロードし、構成をインポートしてから、テンプレートをエクスポートに使用する必要があります。インポート・プロセスの詳細は、第24.2.3項を参照してください。
構成移行ユーティリティを使用する際は、次の制限事項に注意してください。
ワークフロー構成情報をエクスポートすると、ワークフロー定義のみがエクスポートされます。ワークフローの状態はエクスポートされません。
ワークフローをインポートして既存のワークフローを上書きする場合は、各ワークフローのステップ名が同じであることを確認してください。
ワークフローを新しいコンテンツ・サーバー・インスタンスにインポートすると、エクスポート側のコンテンツ・サーバー・インスタンスと同じ状態情報がワークフローに保持されません。このため、アクティブなワークフローのエクスポートは計画しないでください。
このユーティリティではクローニングは行われません。情報が別のシステムと同期されることはありません。情報は、コピーされて移動されるのみです。
このユーティリティを、自動移行を行うように設定することはできません。
前のバージョンのコンテンツ・サーバー・インスタンスからdocmeta情報を移行する際に、後のバージョンのコンテンツ・サーバー・インスタンスでスキーマが使用されていると、エラーが発生することがあります。
アーカイバの制限事項により、バージョン6.2または7.0のコンテンツ・サーバーから上位のバージョンにユーザーをインポートすることはできません。
config.cfg
ファイルを移行する際、安全上の理由で一部の値(IDC_Name
など)が移行されず、エラーが発生することがあります。他の値(AutoNumberPrefix
の値など)は移行されます。
プリファレンスのプロンプト(FoldersやRMAなど)やデータベース表を移行できないために、コンポーネントの移行が困難になることがあります。
コンポーネント内のバンドルにはサポートが提供されません。