ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発
11gリリース1 (11.1.1)
B72427-04
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

19 コンポーネントのインストール

この章では、Oracle WebCenter Content Serverに追加のコンポーネントをインストールする方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

19.1 コンポーネントのインストールについて

コンテンツ・サーバーのサーバー・コンポーネントはデフォルトでインストールされますが、カスタム・コンポーネントおよびOracle Technology Networkからダウンロードされたコンポーネントを使用できるようにするには、それらをインストールして有効にする必要があります。


注意:

インストール済のコンポーネントの有効化または無効化のみが必要な場合は、第13章「コンテンツ・サーバーのコンポーネントの有効化と無効化」を参照してください。


次のいずれかの方法を使用してコンポーネントをインストールできます。

コンポーネントをインストールする前に、まず、そのコンポーネントをインスタンスにダウンロードする必要があります。次の要件を満たさないかぎり、コンポーネントをダウンロードできません。

19.2 インストールするコンポーネントのパッケージ化

コンポーネント・ウィザードを使用して、複数のコンテンツ・サーバー・インスタンス上にインストールするカスタム・コンポーネントをZIPファイルにパッケージ化することができます。

インストールするコンポーネントをパッケージ化する手順は、次のとおりです。

  1. 「管理」トレイまたはメニューで、「管理サーバー」「コンポーネント・マネージャ」を選択します。

    「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。

  2. 「コンポーネント・マネージャ」ページの最初の段落で、「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。

    これで「拡張コンポーネント・マネージャ」ページが表示され、ダウンロードできるコンポーネントのリストが提示されます。

  3. パッケージ化するコンポーネントを、「コンポーネントのダウンロード」リストから選択します。

  4. 「ダウンロード」をクリックし、「ファイルのダウンロード」画面を表示します。

  5. 「このファイルをディスクに保存」を選択して、「OK」をクリックします。

  6. 「別名保存」ダイアログ・ボックスで、ディレクトリに移動して、必要に応じてファイル名を変更し、「保存」をクリックします。

    これによって、コンポーネントのインストールに使用できるコンポーネントZIPファイルが作成されます。

19.3 拡張コンポーネント・マネージャを使用したコンポーネントのインストール

拡張コンポーネント・マネージャを使用してコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 「管理」トレイまたはメニューで、「管理サーバー」「コンポーネント・マネージャ」を選択します。

    「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。

  2. 「コンポーネント・マネージャ」ページで「参照」ボタンをクリックして、ダウンロードおよび保存されたZIPファイルを見つけます。

  3. コンポーネント名を選択し、「開く」をクリックします。

  4. 「インストール」をクリックします。何がインストールされるかを詳細に示すメッセージが表示されます。

  5. 「続行」をクリックしてインストールを続けるか、「取消」をクリックしてインストールを停止します。

  6. 「続行」をクリックした場合、インストールが正常に行われるとメッセージが表示されます。次の2つのオプションのいずれかを選択します。

    • コンポーネントを有効にし、コンテンツ・サーバーを再起動します。

    • コンポーネント・マネージャに戻ります(コンポーネントの追加を続けることができます)。コンポーネントの追加が完了したら、有効にするコンポーネントを選択し、「有効化」をクリックします。コンポーネントの有効化が完了したら、サーバーを再起動します。

19.4 コンポーネント・ウィザードを使用したコンポーネントのインストール

コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. コンポーネント・ウィザードを起動します。

    • (Windowsオペレーティング・システム)「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle WebCenter Content Server」→サーバー名→「ユーティリティ」「コンポーネント・ウィザード」を選択します。

    • (UNIXオペレーティング・システム) DomainHome/ucm/cs/binディレクトリでComponentWizardスクリプトを実行します。

    「コンポーネント・ウィザード」のメイン画面および「コンポーネント・リスト」画面が表示されます。

  2. 「コンポーネント・リスト」画面で、「インストール」をクリックします。

    「インストール」画面が表示されます。

  1. 「選択」をクリックします。

  2. ダウンロードされて保存されたZIPファイルにナビゲートし、それを選択します。

  3. 「開く」をクリックします。

    ZIPファイルのコンテンツが「インストール」画面のリストに追加されます。

  4. 「OK」をクリックします。コンポーネントを有効にするように求められます。

  5. 「はい」をクリックします。そのコンポーネントは、「コンポーネント・リスト」画面で、有効なコンポーネントとして表示されます。

  6. コンポーネント・ウィザードを終了します。

  7. コンテンツ・サーバーを再起動します。

インストールするコンポーネントに応じて、「管理」トレイまたはメニューあるいは「管理アプレット」ページに新しいメニュー・オプションが表示されます。コンポーネントのなかには、単に既存の機能を拡張するだけで、別個の新しいオプションとしては表示されないものがあります。詳細は、コンポーネントのドキュメントを参照してください。

19.5 ComponentToolユーティリティを使用したコンポーネントのインストール

ComponentToolユーティリティを実行し、インストールして有効にするコンポーネントのZIPファイルを指定します。

DomainHome/ucm/cs/bin/ComponentTool path_to_file/component.zip