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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesプロパティ・ファイル・リファレンス
11gリリース1 (11.1.1.8.0)
E49671-02
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3 batch.ini

batch.iniファイルには、様々な理由(パブリッシュなど)でWebCenter Sitesによってバックグラウンドで使用されるバッチ処理の構成情報が用意されています。

batch.iniのプロパティは、プロパティ・エディタの次のタブに機能別に編成されています。

3.1 「構成」タブ

「構成」タブには、バッチ処理で使用されるスレッドの設定の構成に使用されるプロパティがあります。

表3-1 batch.iniのプロパティ: 「構成」タブ

プロパティ 説明

thread.count

プールで割当てと管理を行うディスパッチャ・スレッドの数を指定します。

デフォルト値: 32

thread.growcache

追加のディスパッチャ・スレッド(thread.countで指定する数を超えるスレッド)が必要な場合に、そのスレッドをプールに割り当てることができるかどうかを指定します。

可能な値: true | false

デフォルト値: false

thread.idle

thread.growcachetrueに設定する場合のみ適用されます。

ディスパッチャ・スレッドがプールで解放されるまでのアイドル状態を保持できる秒数を指定します。

デフォルト値: 10

thread.wait

thread.growcachefalseに設定する場合のみ適用されます。

バッチ・プロセスが空きディスパッチャ・スレッドを待機する秒数を指定します。この秒数を経過すると、タスクを実行できないことに起因してエラーがレポートされます。

デフォルト値: 15


3.2 「デバッグ」タブ

表3-2 batch.iniのプロパティ: 「デバッグ」タブ

プロパティ 説明

debug

バッチ・プロセスのデバッグを有効または無効に指定します。この値をtrueに設定する場合、バッチ処理のステータスに関するメッセージがWebCenter Sitesのログ・ファイルに書き込まれます。

デフォルト値: false


3.3 「結果」タブ

表3-3 batch.iniのプロパティ: 「結果」タブ

プロパティ 説明

request.folder

バッチ・プロセスの結果に関する情報を格納するファイルの場所を指定します。たとえば、WebCenter Sitesパブリッシュ・システムでは、このディレクトリを使用して、パブリッシュのログ・ファイルを保持します。

デフォルト値: /dispatcher/


3.4 「セキュリティ」タブ

表3-4 batch.iniのプロパティ: 「セキュリティ」タブ

プロパティ 説明

security.class

セキュリティ・チェックに使用されるクラス・ファイルの名前を指定します。デフォルトは参照目的の場合のみ提供されます。

com.openmarket.Batch.DefaultSecurity

このプロパティの値を変更しないでください


3.5 「ユーザー定義」タブ

表3-5 batch.iniのプロパティ: 「ユーザー定義」タブ

プロパティ 説明

このタブには、デフォルトでプロパティはありません。

該当なし