ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesインストレーション・ガイド
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49672-02
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

19 サンプル・ガジェットの追加

この章の内容は、次のとおりです。

19.1 サンプル・ガジェットをインストールするための前提条件

WebCenter Sitesには、次のサンプル・ガジェットが同梱されています(図19-1)。

ListGadgetRSSGadgetThumbListGadgetおよび SlideshowGadget

図19-1 WebCenter Sitesのガジェット

図19-1の説明が続きます
「図19-1 WebCenter Sitesのガジェット」の説明

サンプル・ガジェットは、FirstSite IIサンプル・サイトにインストールする必要があります。そのサイトは、デモ・データを格納可能になっている必要があります。管理WebCenter SitesシステムにFirstSite IIがない場合は、次のように実行します。

図19-2に示すように、デモ・データの格納を有効化したFirstSite IIを実行するWebCenter Sitesシステムを準備します。

図19-2 FirstSite IIサンプル・サイト

図19-2の説明が続きます
「図19-2 FirstSite IIサンプル・サイト」の説明

新しく準備したWebCenter Sitesシステムにサンプル・ガジェットをインストールしたら(第19.2項「サンプル・ガジェットのインストール」を参照)、FirstSite IIをWebCenter Sites管理システムにパブリッシュします。

19.2 サンプル・ガジェットのインストール

サンプル・ガジェットをインストールすると、次のコンポーネントがインストールされます。

サンプル・ガジェットをインストールする手順は、次のとおりです。

  1. 第19.1項「サンプル・ガジェットをインストールするための前提条件」の前提条件が満たされていることを確認します。

  2. WCS_GadgetServer_Samples.zipという名前のインストール・ファイルをホスト・マシンに抽出します。このzipファイルを抽出すると、gadgets_samplesという名前のサブディレクトリが作成されます。


    注意:

    このサブディレクトリとそれのサブディレクトリのいずれの名前も変更しないでください。アーカイブされたディレクトリ構造を、必ず保持してください。そのようにしない場合、インストーラが失敗します。


  3. 次のガジェット・アプリケーション統合インストーラ・スクリプトを実行します。

    • Windows: gsInstall.bat

    • UNIX: gsInstall.sh

  4. 初期画面(図19-3)で、「次へ」をクリックします。

    図19-3 ガジェット・サーバーのサンプル・ガジェット

    図19-3の説明が続きます
    「図19-3 ガジェット・サーバーのサンプル・ガジェット」の説明

  5. Sitesインストール・ディレクトリ画面(図19-4)に、本番WebCenter Sitesインストール・ディレクトリのパスを入力します。


    注意:

    管理WebCenter Sitesインストール・ディレクトリのパスを入力することもできます。ただし、管理WebCenter Sitesインスタンスにインストールされているサンプル・ガジェットに、本番コミュニティ-ガジェット・インスタンスがアクセスできるようにしておく必要があります。


    図19-4 Sitesインストール・ディレクトリ

    図19-4の説明が続きます
    「図19-4 Sitesインストール・ディレクトリ」の説明

  6. インストールする製品の選択画面で、サンプル・ガジェットを選択します(図19-5)。

    図19-5 インストールする製品

    図19-5の説明が続きます
    「図19-5 インストールする製品」の説明

    次のコンポーネントがインストールされます。

    • FW_CSGadgetアセット・タイプ(ガジェットの作成に使用される)

    • サンプル・ガジェット(タイプFW_CSGadgetのアセット)

    • ガジェットをレンダリングするためのテンプレート

    • サンプル・ガジェットにコンテンツを提供するアセット。これらのアセットは、FirstSite IIアセット・タイプのインスタンスです。

  7. 「クラスタリング」画面(図19-6)で、単一サーバーとセカンダリ・クラスタ・メンバーのうちのどちらにサンプル・ガジェットをインストールするのかを指定します。「次へ」をクリックします。

    図19-6 クラスタリング

    図19-6の説明が続きます
    「図19-6 クラスタリング」の説明

  8. 設定のサマリー画面で、「次へ」をクリックします(図19-7)。

    図19-7 設定のサマリー

    図19-7の説明が続きます
    「図19-7 設定のサマリー」の説明

  9. 「インストールの進行状況」画面で、「インストール」をクリックし、インストールを開始します(図19-8)。

    図19-8 インストールの進行状況

    図19-8の説明が続きます
    「図19-8 インストールの進行状況」の説明

  10. 「インストール・アクション」ダイアログ・ボックスが開いたら、WebCenter Sitesインストールを起動し、「テスト」をクリックして、WebCenter Sitesインストールをテストします(図19-9)。「OK」をクリックします。

    図19-9 インストール・アクション

    図19-9の説明が続きます
    「図19-9 インストール・アクション」の説明

  11. インストールが完了したら(図19-10)、「OK」をクリックします。

    図19-10 インストールが成功しました。

    図19-10の説明が続きます
    「図19-10 インストールが成功しました。」の説明

  12. サンプル・ガジェットを、ガジェット・アプリケーションのグローバル・ガジェット・カタログまたはサイト・ガジェット・カタログのいずれかに登録します。手順は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』のガジェットの登録に関する項を参照してください。


    注意:

    ガジェットを登録するには、ガジェットの記述子URLを入力する必要があります。URLを入手するには、次の手順に従います。


    サンプル・ガジェットの記述子URLを入手する手順は、次のとおりです。

    1. 一般管理者の資格証明(たとえば、fwadmin /xceladmin)を使用してWebCenter Sitesにログインします。FirstSite IIサンプル・サイトを選択し、「コントリビュータ」インタフェースのアイコンを選択します。

    2. 「検索」フィールドで、下矢印をクリックし、「検索タイプ」メニューを開きます。

    3. 「検索タイプ」メニューでCSベースのガジェットの検索を選択します。

    4. 「検索」フィールドで、拡大鏡ボタンをクリックします。

    5. 検索結果リストで、サンプル・ガジェットのいずれかを右クリックし、「プレビュー」を選択します。

    6. プレビュー・テンプレートの選択ダイアログ・ボックスで、ListSiteGadgetsを選択し、ガジェット記述子URLのリストを表示します。(図19-11)。

      図19-11 ガジェット記述子URLのリスト

      図19-11の説明が続きます
      「図19-11 ガジェット記述子URLのリスト」の説明

    7. サンプル・ガジェットが正常に登録されると、それらは、それらのガジェットを登録した方法に応じて、グローバル・ガジェット・カタログまたはサイト・ガジェット・カタログにサムネイルとして表示されます。たとえば、図19-12を参照してください。

    図19-12 サンプル・ガジェット・サムネイルが表示されているガジェット・インタフェース

    図19-12の説明が続きます
    「図19-12 サンプル・ガジェット・サムネイルが表示されているガジェット・インタフェース」の説明

サンプル・ガジェットおよびカスタム・ガジェットの作成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』の「ガジェットの開発」を参照してください。